ショウエイ Z8
ショウエイとは
日本のヘルメット製造メーカー
ショウエイ(SHOEI)はバイク用のヘルメットをメインに航空機用や装甲車用のヘルメットなどを製造販売している日本のメーカーです。国内だけではなく、ヨーロッパやアジア地域など世界各国に展開し高いシェアを持つメーカーになります。
国内では、防衛警察庁用の製品も手掛けている実績と信頼性のあるメーカーです。1959年に企業し、ドイツにはSHOEI (EUROPA) 、タイにはSHOEI(ASIA)などがあります。
ショウエイは安全性の高さが魅力
ショウエイのヘルメットは日本品質の安全性の高さが魅力です。フルフェイスタイプのヘルメットでは、視界がきちんと確保できるかバイザーの光学試験をしたり、紫外線による劣化や変色に対するテストがきちんと行われています。
また、ヘルメット本体では風洞実験、耐衝撃実験に加えプロレーサーによる意見などがきちんとフィードバックされている製品が豊富です。
各種認証マーク付き
ショウエイの製品はモデルにより、SGマークとPSCマークが付いています。SGマークはショウエイと関係がない第三者機関になる製品安全協会が公的に安全性を認めたという意味です。SGマークは製造物賠償の責任を意味し、同じように第三者機関の試験に合格し、不備があると損害賠償をしてくれるという意味なります。
任意の制度のため通常の製品には特定のマークは付つかず、自信がないと第三者に試験してもらうことはしないでしょう。
レース用のモデルはMFJマーク付き
レース用のヘルメットには、財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)認定のマークがついています。レースをするにはMFJ公式のマークが付いているより安全性が高いヘルメットが必要です。
ショウエイの人気ヘルメット「Z8」を紹介
Z8
ショウエイ Z8
ショウエイが発売する人気ヘルメットのZシリーズの最新モデルが本品です。Z8はスポーティーなデザインを持ちながらシンプルなフォルムになっています。デザインはシンプルですが、カラーバリエーションが非常に豊富にあり20色以上のデザインがあるところがポイントです。
コンパクトなフォルムはZシリーズの特徴となりますが、Z8はよりスポーティに進化し、過去作と比べ細かな部分も大きくアップグレードされたモデルになります。
Z8のサイズ感
Z8のサイズは以下のようになります。下記の表はあくまで目安となりJIS(日本産業規格)規格に沿ったサイズ感です。ヘルメットは内装によりフィット感が変わる点に注意しましょう。詳しいサイズやフィッティングに関してはショウエイのHPで細かく紹介されているので参考にして選びましょう。
XXS | XS | S | M | L | XL | XXL |
51cm | 53cm | 55cm | 57cm | 59cm | 61cm | 63cm |
頭のサイズはショウエイの店舗で測れる
ショウエイの正規取扱店ではスタッフが頭部の計測をしてくれるサービスもあります。
ヘルメットは頭部に合ったものを選ぶというのが重要です。さらに正規取扱店では専用パッドを使用してオーダーメイド感覚でジャストフィットする内装を設定できるため初めてヘルメットを選ぶときにはサービスを利用してみましょう。ショウエイのZ8の価格
ショウエイのZ8の価格は5万6100円です。旧モデルと比べると視界の広さや、形状が変わったことで少し価格帯が高くなっています。以前発売されていたショウエイのZ-7よりも約6000円価格が高くなっていますが、モデルチェンジしたことでより使いやすくなったモデルです。
Z8の魅力
1:防曇シートが付属
Z8はフルフェイスヘルメットになっており、標準で付属するバイザーは曇りにくい特殊なバイザーになっています。フルフェイスヘルメットはバイザーが曇ってしまうと視界の確保ができなくなるため、曇らないバイザーは重要です。
また、Z8はバイザーの面積比が10%も広くなったことで視界広くなっています。さらにバイザーを留めるピンなども旧モデルのZ7と比べると、後ろになっていて隅まで見やすいです。
2:軽量なヘルメット
Z8はショウエイのヘルメットの中では、軽量なスポーツライディングできる向けのヘルメットです。ヘルメットの重量が軽いと長距離走行しても疲れにくい効果が期待できます。首が重たいだけで疲労度が大きく異ななり軽いヘルメットほどツーリングで使いやすいです。
ショウエイのZ8はMサイズで1384g、Lサイズ1415gになります。グラフィカルなデザインと一色だけのソリッドカラーでは、重量が少し変わるため注意しましょう。
3:静音性が高い
ショウエイのZ8は静音性の高さも定評があるヘルメットです。ショウエイのZ8は新設計のバイザーに標準装備には特殊な形状の留め具が採用され気流の乱れを抑える効果があります。
Z8は完全に風切り音しないわけではりません。バイクで高速走行すると風切り音が発生しやすいです。特にZ8のようなフルフェイスヘルメットは、バイザーの終端の留め具がちょうど耳の位置にくるため、音を抑える工夫がないと風切り音大きく聞こえやすくなります。
4:通気性が高い
ショウエイのZ8は通気性も高くなっています。後部の通気孔がより大きなっていたり、新たに追加されていてより涼しくなっているモデルです。旧モデルはすでに発売されていないため、装着して調べる事はできませんが、ショウエイでは旧モデルとZ8の通気性の比較検査も実施しており、熱がこもりにくくなったことが証明されています。
Z8の評価・レビュー
軽いと好評
新しいヘルメットを購入しました
— kerokero@NIKEN&Xフォース乗り (@kerokero1122331) September 11, 2021
ショウエイのz8ですね
フルフェイスなのに軽い!
すごくいいですね
ただオデコのSHOEIシールが剥がれてきてしまいます😣
どうしたらいいんだろう#z-8 pic.twitter.com/uIEbtxsrBi
ショウエイのZ8はレビューでも重量が高く評価されているヘルメットです。前述したようにヘルメットが軽いと首や肩の負担がなくなり長距離のツーリングもやりやすくなります。特にフルフェイスヘルメットは重たくなりやすいため特に軽いものが好まれやすいでしょう。
もともとショウエイのZシリーズはツーリング向きのヘルメットになっていて旧モデルも含め軽いものが多いブランドです。
小さいシルエット
ヘルメット新調しました
— トミーのバイク漫遊記【公式】 (@tommyoutdoor) November 12, 2021
SHOEI Z-8を購入しました‼︎
軽くて帽体もコンパクトで、メチャメチャ気に入りました‼︎#SHOEI #ショウエイ#Z8#ヘルメット#バイク乗りと繋がりたい #バイク好きと繋がりたい pic.twitter.com/i5Gd6wm9E4
ショウエイのZ8は同じシリーズの旧モデルとなるZ7と比べると少しスリムに小さくなった帽体をしています。よりすっきりとしたシルエットになっている点、多彩なカラーバリエーションがある点などデザイン性も評価されている人気ヘルメットです。
2022年の4月には新たなグラフィックモデルも登場する予定になっており、受注販売モデルとなります。特殊なデザインのショウエイZ8が気になる方はショウエイのHPを確認しましょう。
旧モデルとの比較
Z8の優れる部分
Z8になったことでより軽く、より強度の高い素材が使われより安全にバイクに乗れるように進化しています。また、形状が変わったことで風の抵抗値が変わり、ヘルメットに対し下から上に吹き上げる力、正面から受ける風が減り走りやすく改善されたモデルです。
視界も広く、静音性も高くなり少し値段が増えましたがメリットが多くなっています。通気性も上昇し夏でも使いやすいモデルです。
値段の注意点
ショウエイのZ8の販売価格に注意しましょう。ショウエイのヘルメットは通販でも購入できますが、メーカー希望小売価格よりも高くなっている場合もあります。ショウエイのHPでメーカー希望小売価格を確認してから購入するようにすると、適正価格がわかるので一度下調べして購入するといいでしょう。
ショウエイのヘルメットはツーリングに便利
Z8のまとめ
ショウエイが発売するZ8は長距離でも装着しやすい工夫が詰まったフルフェイスヘルメットです。通気性が高くなっていて熱がこもりにくく、軽量なため疲れにくく進化しています。また、高速走行中の風切り音が小さく視界が広い構造で、従来品よりもバイクツーリングがより楽しめるモデルです。
購入するときは正規の価格か確認しましょう。ショウエイのHPでは各製品のメーカー希望小売価格がきちんと表記されています。
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