mont-bellとガレナパックについて
ガレナパックとはどんなリュック?
ガレナパックとはmont-bellから販売されている登山用リュックのひとつです。値段は同クラスの登山用バックパックの中では比較的安価なことと、本体フロントの大きなポケットやサイドにもたくさんのポケットがあり収納力も高いにも関わらず見た目はスマート!デザイン的にもすっきりとしたデイバッグを好む方に、人気が高い商品となっています。
ガレナパックの特徴は
まずガレナパックの外見からわかる特徴ですが、形的にはやや下が広がった、いわゆるおにぎり型とよばれる登山用パックとなります。この型のバッグの特徴としては荷物をたくさんいれると重心が下にかかる傾向が高いです。
本体フロントの大きなポケットをフル活用すればよりその傾向が高くなるのがわかります。そのためリュックベルトでしっかりと体に固定させることが望ましいのですが、ガレナパックにはこのベルトが付属しており肩の疲れを軽減してくれます。
ガレナパック共通の仕様
メイン素材 | 100デニール・バリスティック®ナイロン |
主な機能 | ワンドポケット、ポールループ、チェストサポート、トレールウォーターパック |
付属品 | パックカバー |
カラー | ブラック、ブルー、オレンジ |
ガレナパックを開発したmont-bellについて
mont-bellというブランド
mont-bellは日本の大阪に本社を置くアウトドアブランドです。設立は1975年となっています。ガレナパックのような登山用品をはじめとしたアウトドア用品全般の開発と製造・販売を行っている企業です。
mont-bell商品の特徴
mont-bellのブランドスローガンは“Light & Fast” と“Function is Beauty”で、直訳すると明るさと速さ・機能こそ美しさという意味となります。簡単に扱える機能性に優れた製品開発をモットーとしているブランドであることは以下の人気商品からもわかるでしょう。
mont-bellのそのほかの人気商品は
mont-bellブランドの商品の特徴があらわれており、人気が高いものにムーンライト(テント)やバロウバッグ(寝袋)シリーズがあります。前者は月明かりの下でも簡単に素早く設営できるテントを、後者は中綿に工夫をこらし軽さとメンテのしやすさを追求したシリーズです。
3つのガレナパックの種類と収納力は
ガレナパック20
ガレナパックの3種類は容量が違うだけでデザインや機能は同じものです。ただし、女性用のものについてはカラーやベルト取り付け位置などが変わってくるので別でご紹介します。
まず最初のガレナパック20は容量が20リットルのバックパックです。20リットルとは登山においては軽装用のバックパックの容量であり、登山だけでなくタウンユースとしても使いやすい大きさとなっています。
ガレナパック20の収納力レビュー
一般的な20リットルのバックパックに入るもの目安としては、食料・飲み物・薄手の防寒具程度のレベルとなります。基本的に中に入るものはどのバックパックでも変わりありません。
さてガレナパックですが、非常にポケットの多いパックとなっています。サイドのワンドポケットとショルダーポケットで収納力がアップ!またトールウォーターパックに対応しているため、飲みものも水であればバックパックの外に付けることが可能です。
ガレナパック25
ガレナパック20と比べて5リットル大きいこちらのバックパックは、見た目こそそれほど20との差はありません。ガレナパックは小さな容量のものであっても、しっかりと登山という目的と快適さを考えられています。
バックパネルの凹凸やショルダーベルトにも透湿性の高い素材を使うことにより、背負う方の不快感をやわらげて長時間の使用にもストレスを感じません。
ガレナパック25の収納力レビュー
20と25、30には外見的なサイズはそれほど違いがありません。畑違いの説明ですが、牛丼屋の並盛・大盛り・特盛のような関係を想像していただくとわかりやすいです。
20を並盛とするとごはん(高さ)を大きくした大盛りが25です。さらに肉(横幅)をプラスすると30の特盛になるといった感じです。そのため、25と30は見た目では変わりません。収納力には違いは少しきつかった荷物が余裕を持って入るくらいと考えるとよいでしょう。
ガレナパック30
my new gear!
— ノブ@ツール・ド・気ままに (@tourdekimamani) December 26, 2021
モンベルのガレナパック30Lです。これまで自転車用のバックパックで登山をしてたので、これからはこのデイパックを使っていきたいと思います。 pic.twitter.com/mTbv6DcGGM
ガレナパックも30になると20と見比べると一回り大きく感じる重量感が出てきます。機能性やデザインではまったく変わりないため、画像では見分けることは難しいでしょう。
たくさんの収納がバックパックの外側にプラスできる、多彩なポケット群は30でも健在です。フロントの大きなポケットと内側の物入れなど、フルに活用した場合筒型のバックパックと比較してデイバッグのようなころんとした形になるガレナパックの特徴が現れやすいといえます。
ガレナパック30の収納力レビュー
30リットルのバッグとなると、1泊程度の登山にも対応できる容量が確保できます。日帰りのハイキングやトレッキングと時々山小屋泊で登山をすることもあるという方にはちょうどよい収納力といえるでしょう。
少しぎゅうぎゅうにはなりますが、長物を差すことができるサイドポケットにポールなどを差し込み徒歩でキャンプ用の小さなテントを持ち歩くことも可能となるのがガレナパック30の収納力です。
ガレナパックWomen'sについて
ガレナパックには女性仕様のシリーズ展開もあります。小さめの登山用バックパックを探している女性は、定番のガレナパックよりもこちらの方が体にフィットして背負いやすい・疲れにくいケースが多くおすすめです。
ガレナパック 25 Women's
男女共用モデルとの違いは肩ベルトの取り付け位置や長さが女性仕様という点です。具体的には背負った時にバッグ本体が下がりすぎない・ウエストのベルトが余らず体さばきの邪魔にならないことがあげられます。
容量はリットルで表示されているものとなりますので、バッグの容量そのものは変わりません。女性用の25リットルではカラーがイエロー、グレー、パープルの3色となっているのも少し違いが見られます。
ガレナパック 30 Women's
男女兼用のガレナパックとの違いは25リットルサイズと同様です。しかしより容量が大きくなりますので、30リットルとなると男女兼用のガレナパックとの違いをより感じる方もでてきます。
容量が大きくなるほど女性専用の仕様であるという恩恵が受けやすいと考えましょう。さらに女性用の30リットルは25であったイエローカラーがなくなり、グレーとパープル・ブルーの3色と細かな点も変わってきます。
まとめ
ガレナパックは重量も軽く背負いやすいバックパック
スマートさを残しながらもかわいらしいフォルムと、本体フロントやサイドにある大きなポケット群で内側の容量以上にたくさんのものを詰め込めるモンベルのガレナパック20・25・30の機能・特徴と収納力や詰め込めるものをレビューしてきましたが、いかがでしたか?
30になると登山だけでなくタウンユースやちょっとし1泊旅行用のバッグとしても活用できる大きさのバックパックです。
モンベルの機能とは美を実践した使いやすいバックパック
ごてごてとした本体フロントのデザインなどはなく、男女や年齢問わず使うことができるバックパックです。
登山やハイキングだけでなく通学・通勤用バッグとしてもその背負いやすさを活かして活用できるので、非常にコスパのよい商品ともいえるでしょう!モンベルショップなどの実店舗でガレナパックを一度試してみて、その背負心地を体験してみてはいかがでしょうか。
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