ケルティフレームザック
ソフトザックとは違うフレームザック!
フレームザックとは
フレームザックとは昭和の時代に流行った、フレームを使った登山用のザックのひとつです。形的には今でも登山の荷物運搬に使われる、背負子にザックをプラスしたデザインとなっています。
ソフトザックとは全然違う!フレームザックの特徴
フレームザックはそのフレームのおかげで、現在アウトドアショップで主流となっているソフトザックとは大きく異なった形をしています。形だけでなく収納力の高さも特徴的です。
中の容量によって持ち歩ける道具類が限られるソフトザックと比べて、長いもの・大きなものは外側のフレームにくくりつけられるフレームザック。これによってザック本体の容量以上に運べるだけでなく、大きなもの・長いものを運びやすいのがフレームザックです。
フレームザックはどこで買えるのか
フレームザックは取り扱っているブランドが少ないため、一般的なアウトドアショップでは出回ることは少ないです。
ケルティの公式オンラインショップを利用する・海外のネット通販を利用する・Amazonや楽天などの大手通販サイトに出品されるのを待つなどが、誰でも簡単にできる入手法となります。
フレームザックの背負子感覚での使い方
フレームザックはザックに背負子が付いたイメージ
フレームザックのフレーム部分は背負子と考えるとその使い方もわかりやすいです。ザック部分はこのフレームザックが開発された当時と変わらないシンプルな作りとなっていますので、中は2気室で大きくふたつに分かれているだけ!ある程度アバウトにパッキングしても収まります。
フレームザックの使い方
背負子部分にパッキングするコツ
登山やキャンプ用品の多くは専用の簡単な収納袋が付いているものも多いでしょう。ナイロンなどの簡単な巾着袋が付いている袋です。フレームザックを使う時には、その簡易的な袋はとても役立ちます。
とにかく持っていきたいものを防水性の高い袋に分け収納してください。ベルトなどは付属にないので、自分で用意し背負子のフレームにまずしっかりと取り付けあとは荷物をくくるだけです!
フレームザックは蓋部分も活用できる!
ケルティのフレームザックには長めの雨除けの蓋が付いています。長物の場合はこの蓋を利用してザック部分に外付けで固定することもできるでしょう。
フレームザックの場合は中にどれだけ収納するかではなく、外側にいかに無駄なくしっかりと登山やキャンプギアを固定できるかが上手な荷造りの方法となります。
フレームザックのパッキングは個性が出るのが楽しい!
ペットボトルを入れるのにちょうどよいサイズのサイドポケットや、貴重品などを仕分けするための内側の小さなポケットなど、細かな気配りはフレームザックを使う上では不要です。
ひとつひとつの道具類をそれぞれパッキングして、背負子にどのようにくくりつけるかによって自分だけの使いやすさを追求していくのがフレームザックの使い方であり、個人の個性が出て見ていても使っても楽しいところとなります!
フレームザックのメリットとデメリット
フレームザックの一番のメリットといえば、ほかにはない懐かしさを感じるその登山スタイルにあります!フレームザックのオーナーにはひとめ惚れした・懐かしくて思わず衝動買いしたという意見も少なくありません。
しかし見た目の無骨さ、70-80年代のザ・アウトドア!といった風貌のほかにもフレームザックならではの便利さもあるのです。
フレームザックのメリットは
必要以上に大きなものを買う必要がない
フレームザックのメインの収納場所はザックよりもフレーム部分です。特にはじめて使うという方におすすめしたい使い方として、ザック部分にはいつも持っていく定番の登山道具やキャンプギアを入れるようにしてください。
そのほか日数や季節によって変わる道具類を外側にくくりつけるようにすることで、パッキングの速度が圧倒的にスピードアップして簡単になるのです!このため冬も考えて大容量をといった買い方が不要となります。
たくさんのザックを所持する必要もなくなる
山小屋を拠点としてあちこち足を伸ばしたいという方は、フレーム部分にサブバッグをくくりつけただけで出かけてもよいでしょう。
テントや調理道具をがっつり持っていく方は下にテントや寝袋、フレームサイドに調理用品をぶら下げることも簡単にできます。
フレームをしっかりと背負子のように体に固定し荷物をくくれるフレームザックは、どんな登山やキャンプシーンにもマッチしてたくさんのザックを所持する必要もなくなるのです!
フレームザックのデメリットは
ケルティをはじめとしてフレームザックでは外側にポケットが多少ついているものの、収納のメインとなる部分は背負子であるフレーム部分です。そのため現在のソフトザックによくあるような細かいポケットはありません。
それでも中は2気室と呼ばれる上下2つに分かれる仕切りが入っていて、荷物の分類はできるような形になっています。
中には小さなポケットなど、物を小分けにするスペースがありません。
フレームパックの2気室についての注意点
こちらはデメリットではないですが知らずに買って使い方がわからない・思っていたように使えなかったという方が多い部分を、事前に知っておいてほしくて少しご紹介します。
買う前にここもチェックしたい2気室について!
よくソフトザック感覚で買われて使い方がわからないという方がいるのですが、フレームザックの2気室とは内部で分かれるのではなくふたつのザックが横で接続されている感じです。
上の入れ口は上の気室専用で、下には別にファスナーが付いていてそこから入れるようになっています。当然ファスナーサイズを超える大きな物や長い物は入りません。
フレームザックといえばケルティ
フレームザックを販売するブランドは限られる
現在日本で買えるフレームザックを出しているブランドといえばケルティがあります。1970年代のバックパッカーブームや20世紀の登山スタイルを知っているという方にはエバニューのフレームザックをご存知の方も多いでしょう。
しかし残念ながらエバニューでは現在フレームのみは販売されていても、フレームザックとなると日本のアウトドア市場では見つけることは難しいです。今フレームザックを手に入れるならケルティがおすすめでしょう!
通販で手に入るケルティのフレームザック
ケルティ|MOUNTAINEER FRAME PACK 3
ケルティフレームザック
メイン素材 | ナイロン100%、アルミフレーム |
---|---|
収納容量 | 31-40L |
サイズ | タテ:75 cmX ヨコ:50 cmX マチ:25 cm |
カラー | オリーブ/タン/ネイビー |
手に入りにくいフレームザックで比較的簡単に手に入りやすいのが、ケイティのこちらMOUNTAINEER FRAME PACK 3です。構造的には本体は2気室・サイドに2x2、フロントに1の5つのポケットを有します。
変更可能なショルダー位置で背負い心地も◎
背面ファスナーにはカバー付きで、ショルダーハーネスのピン位置を変更することによって個人差のある背負心地を調整することが可能です。
腰ベルトによって安定感がありますので、左右に振られて歩きがぶれるという心配もないでしょう。本体はナイロン素材となっており雨しみの心配もありません。
まとめ
フレームザックでかっこいい登山やキャンプを楽しもう
登山や電車など公共交通機関を使っておこなうソロキャンプでも活躍してくれる、収納力の自由度・高さが魅力のフレームザックのご紹介でしたがいかがでしたでしょう?
通常のアウトドアショップではなかなか数も少なく複数の中から選ぶというのは難しい商品ですが、オークションやリサイクルショップ・海外通販などでも見つけることができますよ!男前なパッキングが気になる方におすすめのフレームザックでした!
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