車中泊と車内のテーブルについて
車中泊の楽しみ方
おはようございます〜。
— JNR-TAMA (@JNRTAMA) April 24, 2021
車がハスラーになって車中泊が快適になってます〜。
リアハッチ付近にに自作テーブルも作ったので食事も取れますっ😊 pic.twitter.com/rU9WKl3YVd
車中泊に興味を持たれる方が増えています。車好きであった人が多いのですが、あまり車での移動が好きでなかったという方も車中泊は別という意見がありその人口は増えています。
車中泊をはじめると車内でより快適に自室のようにいろいろなことをしたいと考えはじめるものです。車内から車中泊の様子をSNS投稿する・静かな場所で映画鑑賞をする・美味しいご飯を作って食べると、電気が使いやすい分キャンプよりも楽しみの幅が広がります。
車中泊で人気のテーブルの種類
昨日車中泊に行ったんですが
— TADIYchannel タディチャンネル (@TadiyC) March 19, 2021
暖かくなってきたから、
引き出し型テーブルが大活躍してます👍
1分でアウトドア車中泊仕様の出来上がりです🍻 pic.twitter.com/eMd4OG8hZA
車内でノートパソコンやバーナーコンロ・炊飯器などを使うには後部座席にサイドテーブルがあると便利です。
それだけでなく車中泊に限らず車をよく利用する方は、移動中にも便利なように助手席側やドリンクホルダーの部分にミニテーブルを自作しています。車のテーブルは大小・置き場所・形など多岐に渡るのが特徴です。
難易度の違う車中泊テーブルの自作解説!
たくさんの方が自分が使いやすい!便利!をコンセプトにさまざまな車内のテーブルDIYをされています。今回は初心者の方でも簡単に作れるというところに焦点を当てて、車中泊用のテーブル自作方法をご紹介・解説していきましょう!
記事の下にいくほど難易度が高くなりますので、初心者の方は小さくて簡単な最初の方にご紹介するテーブルから作り始めるのがおすすめです!
運転席助手席で使えるミニテーブルの自作
車には灰皿やコイン入れという名目で引き出し式の小物入れが付いていることが多いでしょう。普段あまり使わないという方はこのスペースを利用して、100均材料やホームセンターで安く売られている端材を使ってミニテーブルを作りましょう。ポタ電程度であれば十分耐える耐荷重で、車中泊にも活躍してくれます。
自作車中泊テーブルの準備
角材の端材 2本(灰皿受けの高さに刺さるもの)
天板用板 1枚
リメイクシート 1枚
木工用ボンド
-道具-
のこぎり
天板用板も合板でOK!
天板用板は動画では合板を使っています。接着剤で固定するという都合上、ニスなどの加工をしていない合板の方がむしろ使いやすいでしょう。わざわざ高いテーブル用天板を用意する必要はありません!
この自作テーブルの特徴・ポイントは
車中泊では移動する時間も長くなるため、後部座席同様長時間居ることになる運転席や助手席などフロントで手軽に使えるミニテーブルです。何よりもビスなどを使わず2箇所接着するだけという簡単な作りが魅力です。
車中泊テーブルの自作方法概要
作り方はまず同じ長さの角材の端材2本を灰皿入れに刺してみてください。その上に天板を固定するのですが、このときシートを一番前まで出してきても干渉しないような奥行きにするのがポイントです。
天板には100均の黒のリメイクシートを貼るだけとなっています。灰皿がない車両もありますので、ドリンクホルダー部分などを同様に利用して、自作のミニテーブルを簡単に取り付けてみてくださいね。
車中泊に便利なフロントテーブルの自作
先程はセンターコンソール部分に取り付けるように自作したミニテーブルの作り方でしたが、車中泊は一人でいくので助手席側はあまり使わないという方であれば、もう少し大きなテーブルが自作できます!
自作車中泊テーブルの準備
支えとなる合板 2枚
天板用板 1枚
リメイクシート 1枚
L字ステーと取り付け用ビス 2組
ボンド
-道具-
のこぎり/ドライバー
作り方や材料はセンターに付けるタイプとほぼ同じ
こちらはより車中泊に使えそうな、助手席側のグローブボックス近くにある空間を活用してテーブルを取り付ける方法です。こちらも天板には合板を使用、100均のリメイクシート(黒)を貼ることでインパネまわりのカラーと一体感を出しています。高い天板用板をわざわざ用意する必要はありません。
この自作テーブルの特徴・ポイントは
車に付いているくぼみ(棚)を利用して簡単にテーブルを固定する方法は前者と同じですぐに作れる簡単自作方法となっています。普段は雑多に物を入れるだけの空間を有効活用していきましょう!
先程の灰皿受けの代わりにグローブボックスの下や上などに付いている物入れの空間に、ぴったりな足を作って車中泊用の自作テーブルを取り付けるアイデアです。
車中泊テーブルの自作方法概要
灰皿受けと違って助手席側のグローブボックスあたりは車の空きスペースを使っているため形がきっちりと四角ではないことが多いです。作る前にはダンボール紙などでおおまかでよいので足の型紙を作ってからはじめましょう。
あとは天板をボンドで貼り付けこちらは大きめなのでL字ステーで補強、仕上げに100均のリメイクシートを貼って完成です!
車中泊に!サイドテーブルタイプの自作
ここからは少し難易度が高くなり、後部座席用に車体の穴を利用してそこに棚受けアングルを取り付け・テーブルを自作するやり方となります。難易度があがるといってもその行程は少なく、はじめてテーブルを作るという方でも簡単に完成させることができるでしょう。
自作車中泊テーブルの準備
棚取り付け用L字アングル 2本
棚板 1枚
ボルト&ナット 2組
-道具-
電動ドリル(穴あけ用)/モンキーレンチやラチェットハンドルなどナットを締め付ける道具
簡単さがポイント!常時使えるサイドテーブルの材料
こちらは常時でっぱなしの簡単サイドテーブルの作り方です。折りたたみにしたいという方は、この次にご紹介する持ち運びできる組み立て式テーブルの自作方法や、蝶番などを使うタイプの折りたたみテーブル足の作成を参考にしてアレンジしてみてくださいね!
この自作テーブルの特徴・ポイントは
車中泊用のサイドテーブルも大きなものとなると、折りたたんで通常はそのスペースを生活空間にあてる作りのものもあります。しかし今回はできるだけ簡単にサイドテーブルを自作するというコンセプトで簡単にL字アングルに天板を取り付けるだけの形となっているのが特徴です。
車中泊テーブルの自作方法概要
車の本体の穴を利用して、そこに棚取り付け用のL字アングルを2本並べてビス止めします。自作テーブルの天板となる板を仮置し、裏側からペンでアングルの穴の位置をマークして、穴あけ用ドリルビットで穴を開けて下さい。
その穴にL字アングルごとテーブル天板を固定してナットで締め付ければ、とっても簡単に後部座席用のサイドテーブルが作れます!天板や車内の装飾との一体感をもたせるために塗装をしたりなどアレンジして、手作りを楽しみましょう!
組み立てて使える車中泊テーブルの自作
最後は本格的な足をつくる、組み立て式のテーブルの作り方をご紹介します。車中泊用に考えられ工夫されているアイデアは、車の収納のサイズに合わせて天板や組み立てる足の高さもぴったりサイズに作っているところです。
後部座席の後ろやサイドなど置き場所を変えることで、きれいな景色を車内から見ながら食事をとったり、動画や映画を見たりと楽しめるような作りとなっています。
自作車中泊テーブルの準備
足用角材 4本
天板用板 1枚
鬼目ナット 8本
ニス
-道具-
のこぎり/クランプ/電動ドリル/やすり
足部分はナットを取り外すことで取り付け取り外し式に
組み立て式のテーブルもいろいろありますが、こちらは足の部分を完全に取り外して折りたたむやり方となっています。
鬼目ナットという金属パーツを天板板に埋め込み使うことにより、手で簡単に足の取り付けができるようになるでしょう。少し手間はかかりますが、組み立てを簡単にする方法なので、チャレンジしてみてくださいね!
この自作テーブルの特徴・ポイントは
自分の車の構造やサイズに合わせて天板や足の位置・サイズを決めることで後部座席でソロキャンプ・対面式に仲間と食事・別の角度から景色を眺めるなどいろいろな使い方ができるところです。
鬼目ナットを4本入れることで足の位置も変えられるようになっています。車中泊に慣れてきて車内もいろいろと自作のマットや出入り口などが増えてきた方に、特に活用していただけるテーブルです。
車中泊テーブルの自作方法概要
大きさは大きいのですが作り方は簡単で手順や行程数も少ないので、初心者の方でも落ち着いてゆっくりと自分の車のサイズを測って設計図をアレンジしてみてください。設計図は動画1分30秒あたりにあります。
簡単な自作テーブルの作り方説明
こちらでは天板用の板を使用しています。まずはこれを車に合うサイズにカットしてください。足の邪魔にならない一番端に2組・サイドステップに置くならばその幅に合わせてもう2組鬼目ナットを埋める穴を開けましょう。
足の部分を作りそこにも穴を開けて天板の鬼目ナットと組み合わせることで、テーブルとして機能します。収納するときは手で外せるのでばらばらにして板の状態で持ち歩いてください。
まとめ
車中泊で欲しいところにテーブルを自作して取り付ける!
車中泊ではテーブル代わりに、ただ板を置いているだけという方も多く見かけます。車のサイズに合わせた板を持っていけばよいので、楽ですし作るのも簡単です。
ただピッタリサイズであるためにほかの場所では使えない・意外と大きいとテーブル代わりの板には使いにくいところも出てきます。
そんな時は今回ご紹介した簡単にできるテーブルの自作方法の中から気になるものをお試しいただければ幸いです。
簡単な作り方だからアレンジも試してみよう!
運転席や助手席スペースにある車の内装は、車種によってサイズや場所もまちまちです。しかしシートの付き方やハンドル位置、ダッシュボードやコンパネを眺めてみると、テーブルを取り付けられるスペースは意外とあるものです。
灰皿受けやくぼみなどにこだわらず、ドリンクホルダーやハンドルの間に挟むようにしたりと自分の車に合わせたテーブルの自作アレンジをお試し下さい!
車中泊のテーブル自作が気になる方はこちらもチェック
今回は車中泊に使えるテーブルの自作方法を4種類ご紹介しましたが、暮らしーのではこのほかにも車中泊で使えるDIY・自作のやり方やおすすめグッズなども紹介しています。車中泊をもっと快適に過ごしたい方はこちらも是非見てくださいね!
車中泊におすすめのテーブル6選!車内食や作業に便利で邪魔にならないのはコレ!
車中泊にはテーブルが必要です。今回は、車中泊におすすめなテーブルを6つまとめてみたのでチェックしてみましょう。収納性や機能性など、いろいろな...
フォレスターで車中泊!家族で快適に過ごせる内装アレンジグッズ20選!
車中泊と言えば、狭く寝苦しいイメージをもつ人もいるのではないでしょうか?しかし、限られたスペースを活用することで、フォレスターでの車中泊は、...