日光白根山の登山情報をご紹介!
日本百名山にも選ばれている「日光白根山」は群馬県と栃木県の県境に位置する2578mもの標高を誇る山で、登山や観光に人気のスポットです。
そんな「日光白根山」は、ロープウェイに乗車する事で初級者や日帰りでも挑戦しやすい人気の登山スポットとしても知られています。「日光白根山」の登山情報についてご紹介しますので、絶景とともに登山を満喫しましょう。(当記事は2022年1月13日時点での情報を元に作成しています)
日光白根山の登山ルートについて
今回ご紹介する日光白根山の登山ルートは、丸沼高原にあるロープウェイに乗車して、初級者や日帰りでも楽しめるルートを選んでいます。
日光白根山は群馬県と栃木県の県境に位置しているので、群馬県から栃木県へ向かう国道120号線沿いの「菅沼」付近や、栃木県の「日光湯元温泉」にも登山口があるのが特徴です。今回はご紹介していませんが、より高い難易度を求める時には、別の登山口からのルートも挑戦してみてください。
スタート地点は「日光白根山ロープウェイ」
白根山の山頂までの登山のスタート地点は、丸沼高原にある日光白根山ロープウェイとなります。日光白根山ロープウェイは全長2500m、片道15分ほどで標高2000mの山頂駅へと向かうことができるので、登山初級者でも高所からの登山が楽しめるのが人気です。
日光白根山ロープウェイの乗車は料金が必要ですが、ロープウェイを活用して白根山での登山を満喫しましょう。
登山でロープウェイに乗車する際の注意点
登山の計画を立てる際には、ロープウェイの運行状況を確認しておくのがおすすめです。下りの最終時刻に間に合わなかった場合には自力で下山しなければならないので、時間に余裕を持って登山の計画を立てましょう。
また、白根山で登山をする際には登山届が必要です。ロープウェイのチケット売り場で登山者カードの記入と投函ができるので、必ず登山届をしてから出発してください。天候が不安定な場合には無理をせず、安全に登山を楽しんでください。
ロープウェイの混雑にも要注意
白根山の登山の玄関口となる丸沼高原は、登山のほかにもサマーゲレンデなどのアウトドアアクティビティやキャンプなど、さまざまな楽しみ方ができる人気のスポットです。
また、ロープウェイの山頂駅の周辺には足湯やカフェなどもあり、紅葉シーズンなどには観光客で混雑する場合があります。ロープウェイの乗車の待ち時間が発生する場合もあるので、注意しましょう。
日光白根山の登山ルート【初級】2選
丸沼高原の日光白根山ロープウェイを下車したら、標高2000mの位置から登山開始となります。最初に散策路を進んでから登山道に入るルートとなるので、天候が悪い時など山頂までの登山が厳しい時には、散策路を巡るのもおすすめです。
ここでは、日光白根山で登山初級者でも楽しめる散策路と、白根山山頂を往復する登山コースをご紹介します。
①散策コース
散策コースは、日光白根山ロープウェイの山頂駅にある二荒山神社を起点に、1周2時間ほどの「史跡散策コース」と、1周45分ほどの「自然散策コース」の2つのコースがあります。
「史跡散策コース」はショートカットができる分岐もあるので、体力などにあわせてルートを選ぶのもおすすめです。天候の急変などで山頂までの登山ができなくなってしまった時などに、巡ってみてください。
散策コースから登山口までのルート
白根山山頂へ向かう登山口までは、「史跡散策コース」の一部を通るルートとなります。山頂駅にある二荒山神社から「自然散策コース」に入り、不動岩や大日如来などの名所を通るルートで、登山口までは1.6kmほど、所要時間は40分ほどです。
天候がよければこのまま白根山の山頂へ、急変してしまった時や天候に不安がある時には散策コースを進むなど、無理をせずに登山を楽しみましょう。
②白根山山頂往復ルート
標高2000mの日光白根山ロープウェイの山頂駅から、標高2578mの白根山山頂へ向かい、来た道を戻る登山ルートは、コースタイムが5時間ほどと登山初級者でも日帰りで楽しめるおすすめのコースです。
散策コースを進んだ先にある登山口から白根山山頂までの所要時間は1時間45分ほどで、木の根が張った場所や砂利など変化に富んだルートとなります。急な斜面もあるので、足元に気をつけながら登山をしましょう。
高山植物や山頂からの絶景も人気
白根山山頂までの登山ルートには、イワカガミやツガザクラなどの花の絶景が楽しめる場所もあります。時間に余裕を持って登山をして、周辺の景色も楽しみながら進みましょう。
白根山の山頂に到着したら来た道を戻るルートとなります。山頂からはパノラマの絶景が眺められるので、ゆったりと満喫してから下山してみてください。
日光白根山の登山ルート【中級~上級】2選
白根山の山頂からさらに進んで、座禅山や五色沼などを巡る登山ルートは中級車や上級者におすすめです。ここでは、初級者向けでご紹介したルートで白根山山頂まで向かった後、さらに座禅山や五色沼まで進んでから下山をする、2つの登山ルートをご紹介します。
①白根山山頂~座禅山ルート
標高2000mの日光白根山ロープウェイの山頂駅から、標高2578mの白根山山頂へ向かい、さらに標高2317mの座禅山山頂を巡ってから下山する登山ルートは、コースタイムが5時間30分ほどです。
白根山山頂から座禅山の山頂までは急坂の岩場を下るルートとなるため、注意しながら進みましょう。座禅山の山頂付近には弥陀ヶ池があるので、絶景を眺めながら休憩をするのもおすすめです。座禅山山頂から散策コースまでの下山ルートは比較的ゆるやかとなっています。
②白根山山頂~五色沼~弥陀ヶ池ルート
標高2000mの日光白根山ロープウェイの山頂駅から、標高2578mの白根山山頂へ向かった後、五色沼と弥陀ヶ池を巡ってから下山する登山ルートは、コースタイムが6時間30分ほどとなります。
白根山山頂から五色沼までは急坂の岩場を下る場所があったり、五色沼から弥陀ヶ池までは登りの場所もあるので、足元に気をつけながら登山をしましょう。体力に余裕があれば、下山後に散策コースを巡るのもおすすめです。
アクセス方法と下山後のおすすめスポット
丸沼高原へのアクセス方法
日光白根山ロープウェイがある丸沼高原へ車でアクセスする場合は、日光宇都宮道路の「清滝インターチェンジ」から60分ほど、関越自動車道の「沼田インターチェンジ」からは50分ほどです。どちらのルートも人気観光スポットを通るため、渋滞に注意しましょう。
公共交通機関でアクセスする場合は、JR「沼田駅」や「上毛高原駅」、東武本線の「東武日光駅」から路線バスとなります。最新の運行時刻を確認してから乗車してください。
宿泊をして登山を楽しむのもおすすめ
時間に余裕を持って登山を楽しみたい時には、宿泊をするのもおすすめです。ロープウェイの山麓駅付近にある「シャレー丸沼」は温泉露天風呂と美味しい料理が人気の宿泊施設で、ロープウェイ往復券とお弁当、下山後の入浴が付いた「宿泊登山パック」があります。
また、丸沼高原のゲレンデは夏季シーズンにはオートキャンプ場となるので、自然を満喫しながら宿泊して登山を楽しみたい時に活用してみてください。
天空テラスの足湯でリラックス!
日光白根山ロープウェイの山頂駅にある「天空テラス」には絶景を眺めながらゆったりと過ごせる足湯があり、登山後のロープウェイに乗車する前に立ち寄るのにおすすめのスポットとなっています。
天空テラスにある「天空の足湯」は無料で開放しているので、登山を終えた後に一息つきたいという時に最適です。タオルは持参がおすすめですが売店でも販売しているので、疲れを癒しましょう。
天空カフェの食事も人気
「天空カフェ」はパスタやスイーツなどがそろっていて、登山を終えた後の食事や甘いものを食べて休憩したい時におすすめです。天空テラスに絶景を眺めながら食事を楽しめるイスとテーブルが設置されているので、景色を堪能しながら疲れを癒しましょう。
天空カフェは午後3時30分までの営業で、売切れになってしまうメニューもあるので注意してください。
日帰り温泉でリフレッシュ!
日光白根山ロープウェイの山麓駅があるセンターステーションには、日帰り温泉の「座禅温泉」があり、登山後のリフレッシュにおすすめです。広々とした浴槽やサウナでゆっくりと過ごして、登山の疲れを癒しましょう。
入浴後にくつろげる広間もありますが、受付時間は午後5時までで、午後6時には閉館となるので時間に注意してください。料金は大人700円、小学生500円です。
宿泊施設の日帰り温泉利用も人気
宿泊施設の「シャレー丸沼」の露天風呂は日帰りでも利用ができるので、宿泊していなくても立ち寄れます。営業時間は午後1時から午後5時までで、最終受付は午後4時30分です。
宿泊施設の大浴場のため、宿泊の予約状況によっては利用できない場合があるので、確認してから利用しましょう。料金は大人800円、小学生600円です。
日帰りでも楽しめる登山に挑戦しよう!
初級者から上級者までレベルにあわせて登山が楽しめる「日光白根山」の登山情報をご紹介しました。今回は、丸沼高原の日光白根山ロープウェイを活用する登山ルートをご紹介しましたが、白根山にはこのほかにもさまざまなコースがそろっています。
日光白根山ロープウェイに乗車する登山ルートを体験してから、難易度の高い登山ルートに挑戦するなど、レベルにあわせて「日光白根山」の登山を堪能しましょう。
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