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ユニクロのエアリズムは登山に不向き?噂の真相と季節別におすすめのインナーを紹介!

ユニクロの代表的な製品の1つであるエアリズム。吸汗速乾性に優れているので、登山のインナーとしても使えそうに思えます。しかし、実際はエアリズムは登山には不向きです。本記事ではエアリズムが登山には不向きな理由について解説。おすすめの登山用インナーも紹介いたします。
更新: 2024年1月31日
奏咲
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この記事で紹介しているアイテム

mont-bell ジオラインM.W.ラウンドネックシャツ

MIZUNO ミドルウエイトクルーネック長袖シャツ

低価格・高品質が揃うユニクロ

出典:ライター撮影

日本国内のみならず、世界で高い人気を誇るファストファッションブランドの代名詞「UNIQLO(ユニクロ)」。著名デザイナー・有名ブランドとのコラボや、低価格でありながらも機能性の高い商品を数多く手掛けてきました。

また、アウトドアウェアだったフリースをデイリーユース・カジュアルウェアへと定着させたり、ヒートテックやブロックテックなど革新的な製品を数多く世に送り出しています。生活と密着する衣類を販売しているブランドと言えるでしょう。

今や高品質と呼んで差し支えないレベル

「ユニクロ」と聞くと、「安かろう悪かろう」といったイメージを抱かれている方も少なくないかもしれません。低価格である代わりに品質も粗悪で、すぐに傷んだりヨレたり、形が崩れてしまうというイメージです。

しかし、現在のユニクロはむしろ「安いのに高品質」な製品ばかりです。これは企業努力・積み重ねてきた研究の成果であり、まさにファストファッションとして最大手チェーンであるからこそ実現していると言い表せます。

「エアリズム」が「登山」で着られるかに注目

出典:ライター撮影

そんなユニクロが販売している革新的なシリーズの1つが「AIRism(エアリズム)」です。肌触りがよく、着心地がよく、吸汗速乾の機能性に優れているエアリズムですが、登山などアウトドア用途では適しているのでしょうか。

エアリズムの特徴と登山への向き・不向きと、季節別のおすすめインナーを紹介いたします。なお、本記事は2022年1月11日に作成されています。価格などの情報は執筆時点のものとなりますのでご了承ください。

ユニクロのエアリズムって結局何?

出典:ライター撮影

まずはユニクロのテクノロジーである「エアリズム」について、改めて理解を深めていきましょう。エアリズムは「空気のように軽い」こと、そして「なめらかな着心地」が特徴のインナーウェアです。ひんやりとした肌触りが印象的で、吸汗速乾性にも優れています。

ユニクロのエアリズム商品展開は多岐に渡る

一口にユニクロのエアリズムと言っても、その商品展開・バリエーションは多岐に渡ります。VネックTインナーやTシャツはもちろんのこと、ステテコや、メンズ・レディースの下着などさまざまなインナーを販売中です。

どの商品もエアリズムらしい心地のいい着心地とひんやりとした肌触りを持ち合わせており、やはり吸汗速乾性に優れている商品が揃っています。縫い目・継ぎ目がないシリーズなどもあり、軽さと相まって着ていて一切の違和感を覚えません。


近年は「マスク」も話題を集めた

出典:ライター撮影

新型コロナウイルスによるパンデミックの影響で、マスク需要が急激に高まった2020年には、ユニクロが「エアリズムマスク」を開発・製造・販売しました。「エアリズム」の名に恥じない着け心地のよさ、軽さ、肌触りが話題を集め、売り切れが続出しました。

マスクを長時間装着し続けると耳の付け根などが痛くなりがちですが、エアリズムマスクだと痛くなりにくいといった機能性もあり、確かな人気を掴むことに成功しています。

エアリズムは登山インナーになるのか

出典:ライター撮影

さて、本サイトで力を入れて紹介している「アウトドア」。その中でも登山は老若男女を問わず根強い人気のあるアクティビティの1つです。そんな登山において、特に初心者の方で多いのがインナーなどの「服装」関連の疑問でしょう。

今回注目しているユニクロのインナーウェア・エアリズムは、登山のインナーウェアにはあまり向いていないという声が目立ちます。一体なぜ登山のインナーには向いていないのか、チェックしていきましょう。

エアリズムは登山で発生する多量の発汗は処理できない

エアリズムは、確かに吸汗速乾性に優れているインナーウェアです。日常生活で軽い運動・作業などを行った際にかいた汗は、まるでかいていないかのごとく一瞬で吸い取り、すぐに乾きます。この機能性により、汗で衣服がベタ付く不快感などはありません。

しかし、登山を含め激しい運動・夏など暑い季節の屋外などでは、エアリズムの吸汗速乾性ではカバーしきれないほどの汗をかきます。汗を吸わず、びちょびちょのインナーとなってしまうのです。

汗が乾かないので登山中身体が汗冷えするリスクがある

出典:ライター撮影

あまりにも多量の汗をかくと、エアリズムは乾きません。一定量を超えると汗を吸わなくなります。すると、当然ですが汗によって身体が冷え、夏でも寒さを感じる可能性すらあります。これが家のすぐそばなどであれば問題ありませんが、登山では大変危険です。

また、身体が冷えるリスクに加えて登山中に「不快感」を長時間味わうことになりかねません。日常生活では快適に過ごせるエアリズムですが、登山には不向きであることが分かります。

登山インナーはアウトドアブランドがベター

ユニクロのエアリズムでは、登山のインナーとしては少々不安が残るということが分かりました。そのため、登山の際にはアウトドアブランドが販売しているインナーを選ぶのがおすすめです。エアリズムを上回る吸汗速乾性を持っています。


アウトドアブランドのインナーと比較すると劣る

出典:ライター撮影

対して、アウトドアブランドが販売している吸汗速乾性に優れている登山用インナーウェアとユニクロのエアリズムを比較すると、やはり性能面に関してはアウトドアブランドに軍配が上がります。エアリズムでは敵いません。

そのため、登山などの際はアウトドアブランドの登山用インナーシャツをチョイスしましょう。後ほど、季節・時期ごとにおすすめなアウトドアブランドのインナーシャツを紹介いたします。特に初心者の方は欠かさずにチェックしてください。

決してエアリズムの性能が低いというわけではない

アウトドアブランドのインナーをおすすめしましたが、これは決してユニクロのエアリズムの性能が低いというわけではありません。先ほども触れた通り、エアリズムは日常生活レベルでは快適です。エアリズムは着心地や肌触りなどの面で非常に優れています。

そもそも、エアリズムの最もベーシックなモデルは990円という破格で販売されているコスパに非常に優れた商品。アウトドアブランドが販売している登山用インナーとは価格が全く異なるのです。

ユニクロの製品にも登山で使えるものはある

出典:ライター撮影

エアリズムを登山で着用するにはあまりおすすめできませんが、ユニクロの製品の中でも登山で着用できるものは多いです。例えば、寒い時期のミドルウェアとしてエクストラファインメリノのセーターなどがおすすめです。

エクストラファインメリノのセータは、1,990円ほどでメリノウール使用という圧倒的なコスパを実現している製品。初心者の方でも手を出しやすい価格なので、ぜひ検討してみてください。

季節ごとにおすすめの登山インナー

エアリズムは登山には適していない、おすすめはアウトドアブランドのインナーということが分かりました。それでは実際に、季節や時期ごとにおすすめのインナーの例を紹介いたします。初心者の方にもっピッタリな商品をピックアップしました。

春・秋などの時期におすすめなモンベルのインナー

mont-bell ジオラインM.W.ラウンドネックシャツ

出典:Amazon

夏や冬と異なり、いわば中途半端な気候になりがちな季節である春と秋。微妙に寒かったり、微妙に暑かったりとインナーのチョイスが難しい時期でもあります。そんな春・秋には日本のブランドであるモンベルのインナーがおすすめです。

それが「ジオライン M.W. ラウンドネックシャツ」。国内ブランドだからこそ熟知している日本の気候などにマッチした商品を手がけているモンベルらしいインナーです。適度な保温性と高い吸汗速乾性を持っていて、初心者でも安心です。

夏など暑い季節・時期おすすめなワークマンのインナー


作業服などを揃えるワークマンは、登山用ウェアなどを手掛ける「ファインドアウト」というブランドを展開しています。「クロスワーク立体成型長袖ローネックも当該ブランドの商品の1つです。

速乾性に優れており、汗冷え対策万全。980円という圧倒的な安さ・コスパも初心者にとってありがたい要素でしょう。暑い時期や季節の強力な味方になってくれるでしょう。

ただ暖かければいいわけではない冬登山のインナー

MIZUNO ミドルウエイトクルーネック長袖シャツ

出典:Amazon

冬のインナーは、ただ暖かければいいわけではありません。暖かすぎると汗冷えする危険も生じ得ます。チョイスが難しい冬という時期のインナーですが、スポーツブランド・ミズノが販売している「ミドルウエイトクルーネック長袖シャツ」がおすすめです。

汗を吸収し、その吸着熱で温度を上昇させる発熱素材が採用されており、暖かさと吸汗性を備えています。汗冷えも対策されているので、初心者の方でも安心して着用できるインナーです。

結論:登山にエアリズムは適さない

出典:ライター撮影

エアリズムは吸汗速乾性に優れたインナーシャツです。機能性も素晴らしく、春〜秋にかけて着用できる優秀なインナーシャツであることは、皆さんご存知でしょう。しかし、登山においてはエアリズムの吸汗速乾機能性は不十分。汗冷えの原因になりかねません。

登山用のインナーシャツを探している方は、ぜひアウトドアブランドが開発・販売している製品を選ぶのがおすすめです。本記事で紹介した3つはもちろんのこと、他にもいろいろな製品があるので調査してみてください。

ユニクロのエアリズムが気になる方はこちらもチェック

本記事では、エアリズムが登山にはあまり向いていないということ、そしてアウトドアブランドのインナーシャツで季節ごとにおすすめの商品を紹介してきました。本記事でも少し触れましたが、ユニクロの製品の中でも登山で着られる製品はあります。

本サイトでは、そんなユニクロで揃える登山の服装を紹介している記事を掲載中です。ユニクロで価格を抑えたい方はぜひご覧ください。また、初心者向けの登山服装ガイド記事も掲載中。ぜひチェックしてみてください。