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【簡単DIY】豆炭あんかの自作ガイド!燃焼時間や使い方の注意点も解説!

豆炭あんかという暖房道具をご存知でしょうか?湯たんぽのような昔からある素朴な暖を取る道具のひとつです。この豆炭あんかは100均アイテムで簡単に自作することができます。今回はこの豆炭あんかの自作方法と使い方や燃焼時間・使い方を詳しく解説していきます。
2022年1月4日
佐藤3
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目次

豆炭あんかとは

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豆炭あんかとは豆炭という燃料を使った暖房装置です。湯たんぽの中にお湯を入れてあたたまるように、金属の容器の中に豆炭に火を起こしたものを入れて長時間暖かくすごせる物となっています。

電気を使わないため電気代の節約にもなりますが、豆炭の燃焼のため空気中の酸素を使い一酸化炭素を出すので使い方には注意が必要です。

豆炭あんかに使う豆炭とは

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豆炭あんかに使う豆炭は炭素系燃料を一度粉にしてから、接着剤と混ぜ合わせ40mm程度の均一な大きさにした燃料です。

こたつや七輪に入れて調理にも使われる電気が不要で、炭を燃やすため空気中に一酸化炭素を出し、そのため昔はこたつの中に入り込んだ猫が豆炭のガス中毒で中で嘔吐・意識不明になっているなどという事故も頻繁ありました。

しかし空気を換気をすることでこたつやあんかにして経済的に長時間の暖を取ることができます。

キャンプにも便利な豆炭あんかを自作する

電気を使わないためアウトドアでのキャンプや釣り・登山などで湯たんぽよりも長時間暖かい暖を取る道具として見直されています。

何よりも電気を使わないことで、より自然の中での活動にマッチして雰囲気を壊さないというのもよいところです。この豆炭あんかを今回は自作していきましょう。自作はとても安価な材料で簡単に豆炭あんかを作ることが可能です。

豆炭あんかの自作DIY

それでは早速豆炭あんかを自作していきましょう。DIY方法は組み合わせるだけと簡単ですが、火を使うことから注意深い作業を心がけてください!

自作の豆炭あんかDIYに必要なもの

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豆炭あんかの容器の自作に必要なものの大部分は100均で揃います。豆炭や燃えないためのグラスウールは100均ではなくホームセンターや通信販売で購入することが可能です。

詳しい自作材料は、ダイソーのカトラリースタンド(穴あきステンレス製)セリアの蚊取り線香カバー(ステンレス製でカトラリースタンドにすっぽり入るサイズ)・どのような100均でも取り扱いがある自在ワイヤー(アルミ製)です。


自作豆炭あんかにはグラスウールがポイント!

豆炭あんかということで豆炭も必要ですが、あんかとして機能させるために重要なのがグラスウールです。これは家の断熱材として利用されもので、原材料がガラスでできたら綿となっています。これを適当な大きさにカットして使うのですが、豆炭あんかを適度な温度で安全に使うために必要な材料です。

消火にはダイソーのオイルポットがあると便利

豆炭あんかが自然に消えるまで使ってもちろんよいのですが、タイミングによってはまだ暖かいうちに持って帰るという場合もあるでしょう。

そんな時に安全に消火しながら持ち帰るのに便利なのがダイソーのオイルポットです。カトラリースタンドがすっぽり入り蓋もできるため、入れておくと酸素不足で豆炭も安全に火が消えます。

直接豆炭あんかの自作には必要ありませんが、消火するための道具としてこのオイルポットも用意しておいてください。

自作豆炭あんかの作り方1.

豆炭あんかの自作は組み立てだけでとても簡単です。まずはグラスウールを10cm四方くらいにカットして底に敷き、その上に30cm程度の長さにカットしたグラスウールを壁面部分のガードとして筒状に入れます。

あとは起こした豆炭を中心に入れて、底に入れたのと同じサイズのグラスウールをかぶせれば自作で市販品と同様な豆炭あんか機能の完成です。

自作豆炭あんかの作り方2.

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自作の豆炭あんかを安全に使うにはさきほどのグラスウールが飛び出ないように、用意した蚊取り線香ケースの蓋を自在ワイヤーで固定します。またそのままでは外側が熱くなりすぎて低温やけどを起こしてしまうくらいの熱になるため、豆炭あんかを綿の巾着やタオルなどでくるんでください。

やけど防止のために必ず綿の布でくるむ

これは化繊ではなく必ず綿や麻素材にするのがポイントです。直火に当てない限りこれらの素材は燃え上がることがないためで、これが化繊だと溶けてそれが肌に付くと大やけどをしてしまいます。

自作豆炭あんかの使い方

自作豆炭あんかの使い方


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自作の豆炭あんかを使うには、まずは豆炭に火起こしをする必要があります。これは別途カトラリーケースの中に固形燃料を入れてその上に脚付き台・豆炭と置けば固形燃料が消火するころにはしっかりと豆炭に火が起こっています。

豆炭用の火おこし器も市販されている

この方法が手軽で簡単ですが、もっとローコストにおこなうには火おこし器があると便利です。お持ちの方ならばこれを使ってガスコンロなどで火起こしした方が確実でコスパがよい方法ですので、どちらでも合った方法で豆炭に火を付けてください。

豆炭あんかの燃焼時間は

Photo byBru-nO

自作の豆炭あんかも豆炭の燃焼時間によって暖かい時間は決まってきますので、市販品と変わりありません。動画では4時間たってもまだ暖かいというのが検証されています。市販の豆炭あんかは10時間暖かさが持つといわれているので、これと同様と考えるとよいでしょう。

豆炭あんかを使う時の注意点

豆炭あんかの一酸化炭素の発生に注意!

Photo byNamdung9x

豆炭あんかは自作・市販品に限らず一酸化炭素を発生するためこの中毒が心配されます。一酸化炭素中毒は最悪死亡につながる怖い症状です。

キャンプでのテントなど空気が換気されない状態で使うのはタブーとされています。特に就寝中は空気の換気が意識して自分ではできませんので、屋外で使うのに適しており、こたつのようにテント内で使う場合では換気をしながら使うことを注意しましょう。

一酸化炭素中毒の症状例

一酸化炭素の中毒といってもはじめのうちは気づきにくく軽い風邪をひいたかなと感じる方が多いです。頭痛・吐き気が特徴的でひどくなると手足のしびれを起こします。そのまま放置していると最悪、意識不明になって死亡するケースも報告されるくらい気をつけたい中毒症状です。

豆炭あんかを使う場合は換気をしっかりと!


Photo bybboellinger

室内で使う場合は、目安として1時間に1-2回は窓や入り口を開けて空気の換気をすることが必要です。特に布団の中などに豆炭あんかを入れて使う場合、たとえ自作であったとしても、絶対にふとんに潜り込んだりしないことも大切な使い方注意となっています。

特に小さなお子さんの場合は知らずに暖かさから潜り込んでしまう場合もあるため、大人の方が十分注意してあげるか豆炭あんかは使わない方がよいでしょう。

まとめ

豆炭あんかは100均アイテムで自作できる!

出典:https://photo-ac.com/

豆炭あんかは電気を使わないコスパのよい暖房器具です。豆炭1個で10時間程度も暖が取れるのですから、アウトドアでも十分使えるアイテムといえるでしょう。自作も手に入りやすい100均グッズで簡単にできますので、ぜひ自作にもチャレンジしてみてくださいね。

自作豆炭あんかは安全に使おう!

ただし豆炭あんかは一酸化炭素中毒には注意が必要となります。くれぐれも使用する環境・空気の換気・できるだけテント内や布団の中では使わないよう心がけ、安全に暖かくお過ごしください。

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今回は豆炭あんかを100均グッズで自作する方法をご紹介しました。このような簡単につくれる自作キャンプギアの作り方解説記事も暮らしーのではたくさんご用意しています。自作アウトドアグッズにご興味のある方はこちらの記事もおすすめですよ!