イスカ テントシューズ ロング
テントシューズとは
寒いときに使うシューズ
テントシューズとは、秋や冬のキャンプで使う防寒対策グッズの一つです。冬になると家の中に履くルームシューズと同じで、テント内で保温を目的に履く靴になります。足元からの冷えを防ぐことで快適に寒い日のキャンプでも快適に過ごせるため冬キャンプが好きな方は、用意しておきたいアイテムでしょう。
また、防寒対策グッズのため室内で使うルームシューズをテントシューズとして代用できますが、ルームシューズよりも保温性が高い物が多いです。
2種類の中綿の特性化繊
部屋の中よりも寒くなるアウトドアでは、化繊よりも保温力の強いダウンの方が便利です。また、ダウンだとコンパクトに折り畳めたり軽いなどのメリットがあります。一方、化繊は、ダウンよりも低価格で購入しやすいです。
今回紹介するテントシューズは、人気ブランドの「イスカ」から発売されているダウンを中綿に使ったテントシューズについて紹介しますね。
イスカとは
日本の寝袋専門ブランド
イスカは寝袋(シュラフ)を専門に作っているアウトドアブランドになります。主な製品は寝袋となりますが、ゲイターやスタッフバッグなどの小物も取り扱っている人気ブランドです。テントシューズも同じようにアクセサリーとして、2種類発売されています。
また、イスカは寝袋に品質の高いダウンを採用し、裁縫の質も高いと評価されている人気ブランドです。そのため小物となるテントシューズも愛用者が多いおすすめのブランドになります。
イスカの魅力
イスカの裁縫技術は非常に高く、各アイテムに適した素材が使われています。例えば吸湿透湿性のあるゴアテックスを使い蒸れないようになっていたり、引き裂き耐性の高いナイロンを使い引き強度が強いものが多いです。
今回紹介するテントシューズも特殊な素材が使われており、防風性や防寒性が高く冬キャンプで使いやすく、使われているダウンの質も高いイスカらしい製品になっています。
イスカのテントシューズの種類
イスカのテントシューズは足首の少し上まで覆ってくれるショートモデルと、ふくらはぎまで覆ってくれるロングモデルの2種類のテントシューズがあります。ショートモデルは素早く履け、ロングモデルは保温性が高いなどの違いがあるためキャンプのスタイルによって変えるといいでしょう。
基本情報としてショートモデル、ロングモデルの違いを紹介していきますね。
イスカのショートテントシューズの基本情報
履きやすく携帯性が高い
イスカ テントシューズ
イスカのショートモデルのテントシューズです。足首の上の部分までしかなく履きやすい形状をしています。また、一般的なロングモデルと比べるとショートモデルはコンパクトになり携帯しやすいモデルになります。
足首の部分にドローコードがあり絞れるようになっていて、足首が細い方でもきちんとフィットしやすく、靴のサイズは底長さ30cmもあるフリーサイズです。カラーはレッド、ブルー、ブラックの三色で展開されています。
毛量が多い
イスカのショートモデルはロングモデルよりも毛量が多くなっているところもポイントです。イスカのショートモデルのテントシューズの毛量は90%ダウン、10%フェザーの割合で70g含まれています。総重量は200gとなりSサイズのロングモデルよりも重量がありますが、中綿も少し多い仕様です。
テントシューズは、冷えを防いでくれる重要なアイテムとなるため中綿の多さも重要になります。寒さに弱い方は毛量の多いものがいいでしょう。
機能性の高い生地
イスカのショートモデルのテントシューズには機能性の高いウェザーテックナイロンが使われています。ウェザーテックは、三層構造になっていて、さまざまな環境に対応する素材です。風と共に冷気が入らないように防風性や湿気がこも非ない透湿性があり防水性もあります。また、洗濯しても効果が落ちません。
風を防ぐラケではなく、凍結防止効果も期待できる素材となるため雪上キャンプ、冬の登山でも非常に使いやすいようになっています。
防水性は重要
ダウンは空気の層をたくさん蓄えられるふわふわの形状のため暖かいです。しかし、濡れてしまうとふわふわした形状が潰れてしまい空気を蓄えられなくなり、保温性が著しく低下し寒さ対策には役立たなくなります。
イスカのテントシューズは、雪上でも雨が降ってもテントシューズが濡れない防水性のある生地で作られているところがポイントです。ダウンの寝袋と同じように、寝袋専門メーカーらしいよく考えられている構造といえます。
イスカのロングテントシューズの基本情報
小型サイズもある
イスカ テントシューズ ロング
足首よりも上のふくらはぎ部分まで届くロングモデルのイスカのテントシューズです。ショートモデルにはなかったSサイズもあるところが大きなポイントです。Sサイズの靴底の大きさは27cmとなりLサイズはフリーサイズ(30cm)となっています。
足にフィットするサイズだとずれにくいと言われていて、密着性が高いほうが保温性が高いです。色は、ネイビー一色になっていてショートモデルのようなカラーバリエーションはありません。
暖かく雪が入りにくい
ロングモデルは脛まで生地があるため登山で使うゲイター(小石や砂が靴の中に入らないようにするカバー)のような役割もあり雪が降っている中での冬キャンプに有効的なモデルです。保温性も高いためより寒さに弱い方におすすめ。
また、くるぶし部分には引っかかりがある内部シャーリング加工になっていて靴がずれないようになっていて暖気が抜けたり、冷気が入らないようになっていて冷えを感じやすい足先をきちんと保温してくれる構造です。
性能の高い素材
イスカのロングモデルのテントシューズには、ゴアテックスのウインドストッパープロダクトが使われています。透湿防水素材で有名なゴアテックスの一種となり暑さによる蒸れを防ぎつつ冷気、風を遮断するため冬キャンプでも非常に使いやすいです。
また、耐水性能もあり防水カバーをしなくてもダウンの水濡れを防げることから登山でも持ち運びやすいモデルになっていて、テント内だけではなく雪かきなどの作業でも使いやすい靴になります。
LサイズとSサイズの違い
イスカのテントシューズは、SとLで収納時の大きさ、重量などの携帯性に関する部分が異なります。重量だけで比較するとLモデルの重量は中綿の毛量が70g、総重量が210gに。一方Sモデルは毛量が60g、重量185gと僅かな差ですが登山で少しでも軽くしたいときには大きな違いとなります。
Sサイズは毛量がショートモデルよりも少なく、軽量になっているため少しでも軽くしたい方はSサイズのロングモデルがおすすめです。
イスカのテントシューズの魅力
1:使いやすい
イスカのテントシューズは使いやすさが大きな魅力になります。テントシューズは、防水性の高いナイロン素材を使っているものが多いです。化繊の生地はすべすべしていて滑りやすいため歩行時に注意する必要があります。また、滑り止めがついている製品でも、普通の靴のように靴底全体に滑り止めがあるものは珍しいです。
イスカのテントシューズは通常の靴のように靴底がラバー製のようになっていて滑りにくい素材で使いやすくなっています。
外でも使える
イスカのテントシューズはテント内だけではなく外でも使いやすい滑らない靴になっています。また、生地も丈夫なラバーのようなドミーアルファになっていて、ナイロン生地に滑り止めを施しただけのテントシューズと比べると耐久性が高いです。
イスカのテントシューズは、ドミーアルファのおかげで断熱性も高く地面からの冷気をきちんと遮断し、滑らないためショートモデルもロングモデルも屋外で非常に使いやすいモデルと言えます。
2:高品質な素材
イスカのテントシューズは、ダウンジャケットや寝袋などの中綿で採用されている高品質ダウンが採用されています。使用されているダウンは720FP(フィルパワー)。
FPとは1オンスのダウンをシリンダーの中に内に入れ荷重かけた時の膨らみ加減を示したものです。前述したようにダウンは空気をたくさん含んでいるため、膨らみが大きいほど保温性が高いダウンになります。720FPは膨らみ具合が720立法インチになるということです。
高品質ダウンとは
一般的にFPが700を超えると高品質ダウンとなります。本来ならジャケットや寝袋などに使われる保温性の高いダウンを60~70g使っているためイスカのテントシューズは非常に暖かいです。余談ですが700FP以下は、良質ダウンと言われています。
3:コンパクトに
性能が高いだけではなくコンパクトになるところもイスカのテントシューズの魅力。詳しい収納サイズの記載はありませんが、成人男性の手の平2つ分ぐらいの高さ収まるサイズ感です。また品質の高いダウンは、かさがあり大きいく膨らんでいますが空気を含んでいるだけのため、折りたたむと小さくなります。
性能だけではなく携帯性の高さもイスカのテントシューズが高く評価されている理由です。
イスカのテントシューズのレビュー
イスカのテントシューズは使い勝手いい
イスカの防水透湿素材使ったテントシューズがそのままお外行けて便利。ロングもほしい。 pic.twitter.com/4orcrGkMkE
— ぜつえん (@zetuenonly) February 23, 2021
イスカのテントシューズは靴底のように化繊と異なる素材で作られているため、使いやすいと好評です。テント内では滑りにくく、テントの外でもそのまま装着してあるけど耐久性と安全性があります。
また、防寒着や寝袋などに使われている高品質なダウンにより保温性が極めて高く雪の上でも寒さを感じないとレビューされている人気アイテムです。化繊はメーカー独自素材による透湿防水素材が使われて、蒸れません。
携帯しやすいところも人気
イスカのテントシューズは、空気量の多いダウンのため空気を抜くとコンパクトなり携帯しやすくなります。イスカのHPには収納サイズが記載されていないためショートモデルの具体的な大きさはありませんが、手の平2つ分の高さとなり非常にコンパクトです。ロングモデルの収納サイズは直径10×18cmと一部通販では記載されています。
コンパクトにまとまるため、ロングモデルでも登山でも使いやすいアイテムです。
以前は他のメーカーのを使用していましたが、暖かさもコンパクト性も満足です。
さまざまなシーンで寒さ対策グッズに
イスカのテントシューズのまとめ
日本の寝袋専門メーカーのイスカが発売するテントシューズということで保温性が非常に高いとレビューされている人気アイテムです。イスカのテントシューズは、靴底がラバーのような素材になっているため外でも使いすくなっています。
また、イスカのテントシューズは生地も機能性の高く防水透湿性素材になっていて蒸れにくいです。そのため、アウトドアだけではなくルームシューズとしての活用もおすすめです。
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