キウイの収穫時期を知ろう
キウイは意外に育てやすい果物
キウイを家庭で栽培をして収穫をするのは難しくはありません。果実の中で人気を誇るキウイフルーツですが、大規模な栽培スペースがなくても実は、鉢植えでも栽培することができる果実なのです。
ただし、キウイフルーツは収穫の時期を見極めるのが少し難しいと言えます。せっかくできたキウイを美味しく食べたい場合は、キウイの収穫時期をしっかりと知ることから始めることがおすすです。基本を知ることで、きっと失敗しない栽培ができるはずと言えます。
品種別のキウイの収穫時期のタイミング
実は見た目では収穫時期が判断できない
キウイフルーツは、基本的には追熟させて食べる果実です。そのため、見た目だけで判断をして収穫時期を知ることはとても難しいと言えます。目安となるのは品種ごとの成熟する時期を知ることです。
どのくらいの時期に成熟するのかを品種ごとに知ることで、収穫時期に迷うということはなくなります。収穫をした後は最適な追熟期間を経て、美味しくいただくようにしてください。キウイは栽培よりもこの目安という時期を知ることが大切なのです。
品種別の収穫時期を知る
キウイと一口に言っても、日本にはたくさんの品種があります。その品種ごとの収穫時期はまず、有名なヘイワードは11月上旬から中旬が目安です。また、家庭で育てられる有名な香緑は、10月下旬頃が最適な収穫時期と言えます。
そして、黄色果肉で有名なゴールデンキングも10月下旬で、ジャンボイエローは11月上旬です。人気が高いセンセーションアップルは10月中旬から下旬頃が収穫の目安と言えるでしょう。また、ゴールドキウイは11月から12月頃が収穫時期です。
キウイの収穫方法
実は硬いままでも問題なし
キウイの収穫時期が訪れたときに、多くの人が疑問に感じるのは、収穫時期を迎えたにも関わらず実がかなり硬いことでしょう。この硬さは夏の時期と変わらないと感じるほどに硬いのです。本当に収穫ができるのか不安になってしまうでしょう。
しかし、キウイは追熟して食べる果実のため、収穫時期になっても実が硬いのは問題ありません。適期を逃すと一気に味が落ちてしまいますので、必ず品種ごとの収穫時期を守りましょう。
キウイは食べきれる分だけを収穫する
キウイは大きめの木になると100個以上の果実をつけることも珍しくありません。そのため、食べきれない、もったいないと感じてしまうでしょう。そうしたときには、っ気に収穫をするのではなく、少し時期をずらして収穫をするようにしてください。
キウイは追熟を行いますので、収穫の時期を上手にずらせば、腐らせることなく毎日楽しむことができるのです。家庭で比較的簡単に育てることができますので、収穫方法を工夫すればかなり長い期間楽しめます。
キウイの追熟方法
収穫後に常温で保管
基本的にキウイは常温で保管をすることで追熟が進むでしょう。とくにキウイの表面に傷がついているような状態なら、常温なら約2週間ほどで追熟が完了します。ただし、キウイの追熟を行うときには湿度が高い場所は避けましょう。
湿度が高ければ追熟中に腐ってしまうことがあります。また、極端に乾燥をしている場所は、追熟中に水分が抜けてしまい甘味が減ってしまうでしょう。常温で過度が影響が及ばないような場所で追熟を行います。
成熟を促進させるには
収穫したキウイを少しでも早く食べたいときには、成熟を促す方法を行ってみましょう。成熟を促すには、エチレンガスが発生するリンゴを一緒にキウイを保管してください。リンゴはエチレンガスが発生することで有名です。
キウイに限らず、リンゴと一緒に果物を保管することで熟成を促進させることができます。キウイの適期に収穫をしても2週間ほどの追熟が必要ですが、リンゴと一緒に保管をすることで1週間ほどで美味しく食べることができるでしょう。
収穫後のキウイの食べごろの目安
皮の見た目では食べごろは判断ができない
ゴールドキウイもグリーンキウイも、皮を見ただけでは食べごろかどうかの判断はできません。見ためは簡単に判断ができないため、せっかく収穫できたキウイの食べごろを見過ごして腐らせてしまったということがあるのです。
キウイは見た目はほとんど変わらないため、見た目だけで判断をすることはしないようにしましょう。判断をするのは見た目ではなく、持って判断をすることが一番です。
表面の弾力が増してくる
キウイの食べごろは見た目ではなく、実際に持って判断をするのが一番です。常温で保管をしながら、たまに手に持って握ってみれば実が柔らかくなってきているのがわかるでしょう。
食べごろのキウイは実にしっかりとした弾力を感じるようになります。実が柔らかくなり、水分により押し出されるような弾力を得られるようになるのです。ここまで追熟が進んでいれば、甘くて美味しいキウイの完成と言えます。一口食べれば、口の中に心地よい甘さが広がるでしょう。
キウイの家庭栽培の3つのコツ
1:日当たり良好な場所で栽培する
キウイは太陽な大好きな果実です。もともと、暑い国の果実のため、日当たり良好なスポットが最適と言えます。日本でも同じで、しっかりと日中は日が当たる場所を選んで苗を植えるようにしてください。
キウイは日当たりが少ない場合は、実が大きくならないだけではなく、糖度も低くなってしまいます。直射日光が当たり続けてもなんら問題はありませんので、日当たりだけはしっかりと意識をして栽培しましょう。
2:水やり方法は
キウイは多くの水を必要としません。もともと、かなり強い果実のため雨が降らない日が続いても何ら問題なく元気に育ってくれます。ただし、鉢植えにて栽培をする場合は、土の表面が白くなってくるほどに乾いたらたっぷりと水やりをしてください。
また、地植えをしているときには、水やりは意識をしなくても問題はありません。ただ、酷い日照りが続いて何日も雨が降らないような異常気象時には、地面が湿るくらいたっぷりと水やりをするようにしてください。
3:美味しいキウイを育てるなら肥料も必要
収穫時期に、甘く美味しいキウイを楽しみたいなら肥料も準備しておきましょう。キウイの肥料は、地植えなら元肥として11月に行うのが基本です。そして、追肥として8月頃に与えるようにしてください。
また、鉢植えにてキウイを栽培するときには、元肥は2月が基本です。また、鉢植えの追肥は7月頃に行うようにしてください。この時期を守れば、キウイの収穫時期には甘くて美味しい状態になっているはずです。
キウイの収穫時期を知って美味しく食べよう
収穫時期を守れば美味しい自家製キウイが楽しめる
キウイ収穫時期は、キウイの種類によって若干違いがあることがわかったでしょう。ただ、キウイの収穫時期も重要ですが、収穫時期後の追熟を行うこともとても重要なポイントなのです。
適正な時期にキウイを収穫して、その後の追熟を上手に行うことで、美味しいキウイを楽しめることができるようになります。ご紹介した追熟方法や、キウイの上手な育て方のポイントなどをもう一度チェックをして、美味しいキウイを収穫してみてください。
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