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初心者も最速で上達!スノーボードの練習法を紹介、ターンが上手くなるコツも!

スノーボードはスキーよりも簡単といわれており、練習次第で速く上達することも可能です。極端にいうと上達のコツは、重心の取り方・顔の動かし方・エッジの効かせ方となります。練習のコツをつかめば1日で滑れるといわれているスノーボードについて、ぜひチェックしてください。
更新: 2021年12月3日
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スノーボードはスキーよりも早く上達する!

Photo byAlpcem

スノーボードがスキーよりも簡単といわれている理由は、「ブレーキ」の仕方にあります。スキーは板が2枚あることや簡単に真横にできないことから、ブレーキの仕方が難しいのです。板が一枚のスノーボードは全体重を掛けられるため、ブレーキを掛けやすいといえます。

スノーボードは、練習のコツさえつかめば1日で滑れるようになるともいわれています。ウィンタースポーツはスノーボードから始めてみるのもおすすめです。

スノーボードのほうがかっこいい?

Photo byexpresselblag

スキーもスノーボードもかっこいいウィンタースポーツですが、ファッションアイテムのおしゃれさでいうとスノーボードのほうがかっこいいデザインが多いようです。ストリート系のファッションセンスのスノーボードは、滑っていなくてもおしゃれに見えることから人気があります。

もちろん練習をきちんとして、外見だけではなく滑り方もかっこいいスノーボーダーを目指してください。

スノーボードが上手くなる3つの基礎練習

Photo byRi_Ya

スノーボードの練習は、いきなりリフトに乗って下りてくるのではなく、まずはゲレンデのロッジ付近などから緩斜面を歩いて上ることからスタートします。

多くのスキー場では初心者向けのスキー講習会を緩斜面で行っていますが、スノーボード初心者も同様の仕方で、スノーボードの初歩の初歩の練習から始めてください。

スノーボードの練習①:重心の取り方

Photo bynetster

スノーボードにおける基本姿勢の重心はお尻側ではなく、ボードをコントロールしやすいように重心が低めの前かがみとなります。後ろに重心を置き過ぎるとバランスが取りにくくなり、転倒の危険性が高まることが多いようです。

スノーボードに限らずスポーツは基本的な姿勢が大切です。スノーボードにおける基本的な姿勢とは、ボードに身体を預けているときの重心の置き方といえます。姿勢が乱れていると上達はおろか、かっこいい滑りさえできません。

スノーボードの練習②:顔の動かし方

Photo byDanaTentis

スノーボードの基本的な滑り方のポイントは、顔(目線)の向きにあります。スノーボードでは、板を動かすより先に進行方向を見るのが必須です。つまり上半身と下半身は顔の動きに連動するため、ボードも動かされるという原理になります。

スキーとは異なり、横向きに板に乗るボードは安定していません。そのため顔の向きによって重心を調節し、速度をコントロールする必要があります。


スノーボードの練習③:エッジの使い方

Burtonスノーボード 板

出典:楽天
出典:Amazon

スノーボードの板で重要な部分は、「エッジ」と呼ばれる板の周りに付いている鉄の刃です。エッジの角度を調整することで雪との摩擦が生まれ、スノーボードの速度をコントロールできます。反対にエッジを効かせずに板の背面を使うと、滑りを加速させることが可能です。

緩斜面の練習ではスノーボードの板に乗り、重心を前後に移動させてエッジを効かせる練習をしてみてください。

スノーボードのターンが上手くなるコツ

Photo byazulesnet

基本姿勢と顔の動かし方、並びにエッジの感覚をマスターした後はターンの練習に入ります。ターンは、斜面を曲がりながら下りるために欠かせないスノーボードの基本的な技術です。

スキーとは違って一枚板に乗るスノーボードは、背中の向きが山頂側と山麓側とで明確に異なります。初めは背中を山麓側に向けて滑ることができない人もいますが、慣れてくると上手くターンができるようになります。少しずつターンの仕方をマスターしてください。

スノーボードの練習①:横滑り(ボードスライド)

スノーボードでのかっこいいターンは、ボードのエッジの使い方がポイントです。エッジを体感するためのターン練習では、まず"ボードスライド"というボードを真横にし、かかと側のエッジを効かせて滑る方法を覚えてください。

慣れてきたら身体を逆(背中を下向き)にし、つま先側のエッジを立てて練習します。後ろが見えないので最初は怖く感じられますが、スノーボードが上手くなるターンの練習には最適な方法です。

スノーボードの練習②:ターンの仕方

ターンの練習は、ボードスライドにおけるエッジの使い方の繰り返しとなります。右ターンは目線を右に向けて身体の向きと進行方向も右に変え、エッジは山上側のつま先に立てます。

左ターンでは、身体の前面を山麓側にして滑り、エッジはかかと側を効かせます。重心は低めでかかとに全体重を掛けますが、後ろに掛け過ぎて転倒しないように注意するのも必要です。目線は下ではなく進行を観るのがコツとなります。

連続ターンの練習は"大回り"で行う

ボードスライドが上手くできるようになったら、いよいよ"連続ターン"の練習です。連続ターンのコツは、スピードのコントロールがしやすい"大回り"で滑ることです。

小回りターンはスノーボード初心者には加速しやすいことから難しいため、まずは簡単にできる大回りターンを徹底的に練習することが速く上達するコツとなります。

スノーボード練習は止まり方と転び方も大切

スノーボードの練習①:安全な止まり方

Photo byRi_Ya

スノーボードの安全な止まり方は、重心を後ろに置くこととエッジを効かせることです。おへそが前になるように意識して上半身を横向きにすることで、下半身も自然に横向きになるので止まりやすくなります。次につま先を上げてエッジを効かせ、重心をかかとに移すことでブレーキが掛かるという原理です。

急に止まろうとすると無理な力が脚に掛かるため、初心者は少しずつ速度を緩めてから確実に止まるようにしてください。

スノーボードの練習②:転倒を我慢する

スノーボードは上手く止めるとかっこいいのですが、思わずコケそうになることもあります。しかし転倒を我慢することで重心の取り方がマスターできるので、ぐっとこらえてみてください。

多少ゲレンデのコンディションが悪くても、いろいろなコンディションに対応できる重心の取り方ができるようになるはずです。スノーボードが一気に上手くなる、最終仕上げといえます。

スノーボードの練習③:上手な転び方

Photo byMartisFuksu

転倒を避けきれないときは、上手く転ぶ方法を実践してください。スノーボードの基本的な転び方は、しゃがんで尻もちをつくだけとなります。ボードを浮かせるように足を上げることも負担を少なくする方法です。

注意点は、手を着けると衝撃によって捻挫や脱臼、骨折の可能性が高くなるため、お尻の前に手を地面に着けないようにすることとなります。前に転びそうなときも骨折しないように、腕と脚を上げて胴体を地面に着けるようにしてください。

スノーボードの練習④:上手な起き方

スノーボードで転んでしまったときの起き方は、身体の向きによって2種類となります。簡単なのはうつぶせに倒れたときとなり、膝と手を地面にしっかり着けてから四つん這いに起き上がる方法です。

あおむけに倒れたときはボードを上げ、身体もボードも横向きにしてからうつぶせになり、四つん這いで起き上がります。スノーボードの練習では必ず起き方もマスターしてください。

スノーボードの練習④:リフトの降り方

リフトの降り方はイスから立ち上がるようにし、降りた後は曲がりたい方向に顔を向け、練習通りにエッジを効かせて止めてください。

家でも簡単にできるスノーボードの練習

スノーボードの練習①:筋トレ

Photo byalexceban

スノーボードのオフシーズでも練習は欠かさずに行ってください。しかし雪山での練習は行えないため、自宅などで筋肉を落とさないようにする筋トレがおすすめです。

スノーボードは身体全体の筋肉を使って重心を移動させるため、丈夫な筋肉があるほうが上手くなるといえます。また転びにくくなるため、ケガのリスクもぐんと減る点も特長です。腹筋や背筋はもちろん、腕立て伏せやスクワットなどの基本的な筋トレを毎日してください。

スノーボードの練習②:ストレッチ

Photo bysilviarita

筋トレの後は、柔軟性をつけるストレッチも有効です。重心を低めにとるスノーボードは、膝がやわらかいほうが有利となります。柔軟性のある身体になるとスムーズな滑りができるため、ねん挫などのケガをするリスクも減るからです。

さらに筋トレの後にストレッチをすることで、膝や腰などの負担を軽減させることも可能になります。

スノーボードの練習③:スケーティング

Photo by ftomiz

自宅ではできませんが、オフシーズンは動きが似ているスケートボード(スケボー)をすることでスノーボードの練習をするケースもあります。スノーボードもスケートボードも足の使い方が似ており、スケーティングという片足で板を動かす方法も同じ仕方です。

後ろ足で雪面を蹴って前足だけで滑るスケーティングは、慣れる前は意外に難しいといえます。スノーボードのイメージでスケボーでいろいろ練習するのもおすすめです。

スノーボードの練習④:イメージトレーニング

オフシーズン中は快適な滑りを忘れてしまわないように、動画などを見てイメージトレーニングすることもおすすめです。プロボーダーがかっこいい滑りをしているYou Tubeや、実用的なHowTo動画も人気があります。

空いた時間に何度も繰り返し観ることで頭に映像が叩き込まれ、理想的な滑りがイメージされるといわれています。オンシーズンになり、実際に滑りに行く前に観ることも効果的なようです。

スノーボードは1日の練習で上達できる!

Photo byspinheike

スノーボードの基本的な練習は、重心の取り方・顔の動かし方・エッジの効かせ方にあるといえます。この3つのコツを徹底的に練習して押さえることで、連続ターンもできるようになるはずです。

連続ターンは初めのうちは大回りにし、慣れてきたら人目を引くようなかっこいい小回りターンに挑戦してください。スキーよりも簡単といわれているスノーボードで、冬を思い切り楽しんでみてはいかがでしょうか。

スノーボードの板が気になる人はこちらをチェック!

スノーボードの板は、スノーボードに慣れる前はレンタルの板にして、続けたいと思ってから購入するとよいでしょう。こちらの記事では、板選びのポイントとおすすめの板を紹介してあります。いろいろチェックしてお気に入りのスノーボードの板を見つけてください。