スノーボードにヘルメットは重要!
若者に人気のウインタースポーツ
冬のスポーツと言えば、スキーやスノーボードを思い浮かべる人が多いでしょう。特にスノーボードはゲレンデをボード一枚で滑走する姿やファッションが特に若い世代に受け入れられやすく、正式競技として認められた長野オリンピック以降、競技人口は増えているようです。
最近では国際大会で活躍する日本人スノーボーダーも増え、一度はスノーボードに挑戦してみたいという方も多いのではないでしょうか。
忘れてはいけないスノーボードのリスク
多くの人に楽しまれていますが、雪の斜面を猛スピードで滑走するスノーボードは怪我をするリスクが高いことを忘れないようにしましょう。毎シーズンのように接触事故や転倒事故が発生し、大きな事故では死亡者も出たり、頭を強打して半身不随になってしまうような事例も増えています。
スノーボードを安全に楽しむためには、ヘルメットの正しいかぶり方をはじめ、プロテクターについての正しい知識を身につけることが重要です。
スノーボードを安全に楽しむためのアイテム
スノーボードには必須なプロテクター
特にスノーボードを始めたばかりの人は不用意な姿勢で転倒しがちです。お尻から転倒した時の衝撃を和らげるヒッププロテクターをはじめ、正面から転倒した時に膝や手首を守るニーパッドやリストガードの着用が推奨されています。
そして着用必須なのが頭を守るヘルメット。日本のゲレンデでは着用率が低く、その必要性についての理解度が低いようですが、ヘルメットの正しいかぶり方を知らずにゲレンデに出ることは非常に危険です。
ヘルメットをかぶるメリット
ヘルメットをかぶるメリットはいくつもあります。一番のメリットはやはり頭を怪我するリスクを抑えられることです。またニットや布の帽子と比べて防寒性が高く、顔や頭を寒さから守ってくれることは低温時でも長時間スノーボードを楽しみたい方にはプラスになるでしょう。さらに滑走時の迫力ある映像が撮影できるカメラを装着できることなどもメリットの一つです。
海外のゲレンデではヘルメットは常識
スノーボードの本拠地である北米のゲレンデでのヘルメット着用率は9割を超えると言われています。それだけ着用率が高い理由は、ヘルメットをかぶらずにゲレンデに出ると事故のリスクヘッジができていないと見られてしまうという認識が浸透しているからでしょう。
ヘルメットは必須アイテムで、どんなヘルメットを選ぶか、またヘルメットのかぶり方によって、そのスノーボーダーのファッションセンスが評価されているようです。
ヘルメットを選ぶ時のポイント
スノーボード用のヘルメットには様々な種類があります。しかしヘルメットの普及率がまだ低い日本、特にスノーボード初心者はどんなヘルメットを選べばよいか、どんなかぶり方をしてよいかわからないという方も多いでしょう。自分がかっこいいと思うヘルメットやかぶり方が正しくて安全であるとは限りません。まずはヘルメットの選び方のポイントを3つ紹介します。
①頭にフィットするヘルメットを選ぶこと
ヘルメットを選ぶ時はまずサイズがぴったりであることが大事です。自分の頭にフィットしないヘルメットでは、接触や衝突事故の時に頭からずれてしまい、どんなに正しいかぶり方をしていたとしても頭を衝撃から守るというヘルメットの一番大事な機能を発揮することができません。必ず試着して、自分の頭にジャストサイズのヘルメットを選ぶことが大事なポイントです。
➁ヘルメットの重さを確認して選ぶこと
スノーボードのヘルメットを選ぶ時に試着が必要な理由はもう一つあります。かぶった時に感じる重量感です。
試着時点で重いと感じるヘルメットは、長時間かぶると苦痛を感じてしまうでしょうし、転倒した時に頸椎を痛めてしまう可能性もあります。重さを気にして思うようにゲレンデを滑走できない様子はダサく見えてしまうかもしれません。ヘルメットを試着する時はフィット感と重量感の2つを必ずチェックしましょう。
③自分のスタイルにあったヘルメットを選ぶこと
世界的に「スノーボードにはヘルメット着用が必須」という流れになっていく中、スノーボード用ヘルメットもおしゃれなものが多くなってきています。
カジュアルでスマートな印象を与えるものがいいのか、プロのスノーボーダーたちがかぶっているような本格的でガッチリしたものがいいのか、デザインや柄も様々な種類があるので、自分のファッションスタイルにあったヘルメットを探してみてはいかがでしょうか。
正しいヘルメットのかぶり方を身につけよう
安全重視のかぶり方を心がけよう
ヘルメットのかぶり方の大前提は、衝撃から頭を守ることができるかです。どんなかぶり方がかっこいいかは、人の価値観によって様々ですが、この安全性を無視したかぶり方をしているスキーヤーやスノーボーダーは「かっこ悪い」「ダサい」とみられてしまうでしょう。
安全性の高いかぶり方がわからない初心者の方は、ヘルメットを購入する時に店員さんから正しいかぶり方をレクチャーしてもらうことをおすすめします。
かぶり方次第ではかえって危険
正しいかぶり方を簡単に説明します。サイズの合ったヘルメットを頭頂部からずれないようにかぶり、あご紐を緩みなく締めます。頭を振ってずれないか必ず確認しましょう。
ヘルメットを頭頂部からずらしてかぶっていたり、あご紐を緩く締めるのは正しくないかぶり方です。衝撃を受けた時にヘルメットが外れて頭部に直接衝撃を受けたり、頭部からヘルメットが外れるほどの衝撃を受けた場合、あご紐が首を絞めてしまうこともあります。
プロから学ぶかっこいいかぶり方
ヘルメットの安全なかぶり方が分かっていても、きちんとしたかぶり方はやはりダサいのではないかと気になってしまう方は、プロのスノーボーダーのスタイルを参考にしてください。
プロのスタイル=ゲレンデでのかっこよいファッションということではありませんが、「スノーボードはかっこいい」というファッション性をリードしてきたプロのスノーボーダーのスタイルには、初心者もまねできるヒントがたくさんあります。
かぶり方のポイント①ゴーグルは上か下か?
ヘルメットのかっこいいかぶり方を考える上で、着用時のゴーグルのつけ方が一つのポイントになるようです。多くのメーカーは安全性が高いという理由からヘルメットの外側にゴーグルを着用することを推奨しています。
一方でプロのスノーボーダーの間ではゴーグルをつけてからヘルメットを着用するスタイルが主流のようで、スノーボード初心者に見られるのはダサいと感じる方はヘルメットの下にゴーグルを着用した方がよいかもしれません。
かぶり方のポイント②インナーキャップは必要か?
スノーボード中級者や上級者の間ではインナーキャップをかぶってゴーグルを着用し、その上からヘルメットをかぶるというスタイルが人気のようです。
キャップをかぶると防寒対策になりますし、キャップは簡単に洗えるのでヘルメット内を清潔に保てるという効果が期待できます。ただしキャップをかぶるとヘルメットのフィット感が微妙に変わるので、ヘルメットのサイズ確認のための試着時には注意が必要です。
安全なかぶり方はかっこいい!
ヘルメットは怪我のリスクを軽減するアイテム
若者を中心に人気が高まり続けるスノーボード。スノーボードを楽しむ人が増える一方でゲレンデで怪我をする人が増えていることも事実です。その原因の一つがヘルメットをかぶっていなかったり、正しくないかぶり方をしていたことであることは間違いありません。
スノーボードで接触や転倒を完全に回避することは不可能ですが、ヘルメットをはじめプロテクターを正しく装着することで怪我のリスクは軽減できます。
正しいかぶり方がかっこいいことを忘れない
日本のゲレンデでのヘルメットの着用率の低さは、ヘルメットをかぶることがダサいと感じる人がまだ多いことが原因の一つでしょう。正しいかぶり方をダサいと感じる人もいるのかもしれません。
かっこいいと評価されているプロのスノーボーダーを見習ってみましょう。かっこいいスノーボーダーは正しいかぶり方をしているはずです。ヘルメットを正しくかぶってスノーボードを安全にかっこよく楽しみましょう。
スノーボードのプロテクターが気になる方はこちらをチェック!
ヘルメットをはじめ、ボディプロテクターやグローブなど、スノーボードを安全にかっこよく楽しむためのアイテムは様々な種類やデザインがあります。スノボードに出かける前に、かっこいいプロテクターをチェックしてみてください。
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