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【連載】秋のライトショアジギング実釣レポート!今年は釣れる魚がちょっと違う!

連載第88回!今回は秋冬のライトショアジギング、イナダは不発ながらもスマガツオ好調だった釣行の模様をお届けします。今年はベイトもメインターゲットも去年とは違う雰囲気です。ライトショアジギングにお出かけになる方は、ぜひ釣行の参考にしてみてください!
2021年11月18日
sim0223
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ライトショアジギング実釣レポート!

秋冬のライトショアジギングがスタート!

スマ

出典:ライター撮影

今週は秋冬到来で本番を迎えた堤防のライトショアジギング!引きの強い魚が多く、満足感が高い自分の大好きな釣りモノです。去年はいろいろいい思いをしたし、そろそろ時期だしということで、堤防コミュニケーションがてら、いつもの堤防に出かけてきました。

お目当てのイナダは寄りがイマイチ、当日は堤防全体でもゼロという内容でしたが、派手なナブラと珍しいゲストの登場でライトショアジギングらしい朝マズメを過ごせたと思います。今年は暖かい潮が入っているのか、釣れる魚がちょっと違うようです。攻略のヒントと合わせて、ぜひ釣行の参考にしてみてください!

メタルバイブにアタってくる魚の正体は

アタるけど乗らない不穏なスタート

バイブレーション

出典:ライター撮影

朝マズメ一発目、暗い時間はメタルバイブを入れるというのが自分のセオリーです。表層高速巻き、ボトムスロー巻きと各レンジをチェックしつつ、強い波動でイナダを探します。扱いやすく、サッパ、ヒイラギに形が似ていて、自分の釣り場に合っているというのがお気に入りのポイントです。

さっそくリアルスティールを投入、表層高速巻きで何やらゴツンとアタってきますが、途中で外れるどころかそもそも乗らない。自分の知っているイナダ釣りは巻いていればほぼ向こう合わせで乗ってくるような感じなのですが、今日はなんだか勝手が違うようです。

ジグへのローテーションでスマガツオが登場

スマ

出典:ライター撮影

巻き速度が違うのか、カラーなのか、そもそもルアーが違うのか、あれこれやって細身のメタルジグにたどり着きました。自分はイナダ釣りにはジグをほとんど使わないので、本当に持っているものを全部試したという感じです。

表層で鋭いしゃくりからテンションを抜いて、こんなアクションでガツっと魚がヒット!イナダにしてはよく引くなと考えながら寄せてくると、このポイントでは珍しいスマガツオが登場しました。ときどき釣れる魚ではあるんですが、この時期に釣った記憶があまりないので非常に新鮮な感覚です!

レンジは表層一点狙い

当日はナブラが発生していたこともあって、レンジは表層一点狙い!遊泳層が比較的高い魚なので、ボトムは切ってしまって上から少しずつ下げていくように探るのがよさそうです。ナブラがあれば表層狙いで間違いナシ。

ときどき少しレンジを下げてイナダ探しをやっていましたが、結局イナダがヒットすることは無く、終始表層でスマガツオがヒットするというパターンでこの日は朝マズメが終わってしまいました。誰かがスマガツオを釣ったら、とりあえず表層付近を攻めてみてください!

細身のジグで不規則なスライドアクション

アクションは細身のジグを使った不規則なスライドが効きました。定番のジャカジャカ巻き→テンションフォールというアクションパターンではなく、鋭くしゃくる→ティップを戻してラインスラッグを作り3カウントほどフォール、この流れで表層レンジをキープする作戦です。

あまり釣ったことが無い魚なので、カツオは速くて不規則な動きが好きなんじゃないだろうか、とイメージしたのがハマったようです。細いジグはこの手のアクションを出しやすいので、ルアーボックスに1つ入れておくと、アクションパターンの幅が広がります!

アワセはしっかり入れるのがおすすめ

当日はおそらくスマオンリーのヒットで、5ヒット3キャッチという内容でした。やはり首振りが激しいからなのか、バラシが非常に多い印象です。口も硬いような気がします。

1匹目をキャッチした後の水面2バラシで反省して、ヒット後に追いアワセを入れることにしてからは、バラシがかなり減りました。一発目のアワセをキッチリできるのが理想ですが、怪しかったら追いアワセを入れておくのがおすすめです。水面でバチャバチャ首を振る前なら、簡単にはバレません!

なかなか食わないスマガツオ

朝イチの好調が一段落

クサフグ

出典:ライター撮影

朝イチは調子よくアタっていたスマガツオですが、完全に朝になったあたりで一段落。アタリが無い時間に入りました。久しぶりにゴンゴン、とアタって上がってきたのは50cmはあろうかという巨大サバフグで、潮の弛みを感じさせます。

このサイズのサバフグもあまり釣れることは無かったんですが、今年は朝マズメの堤防全体で2匹ほどコンスタントに上がっています。大きいものは糸ではなくジグにいくようなので大きな被害はありませんが、イナダがイマイチだったり、スマガツオと巨大サバフグが釣れたり、今年は釣れる魚の様子がちょっと違うようです。

ナブラは起きるものの

沖側で散発的にナブラが起きて、ときどき届く範囲でもバチャバチャ始まるんですが、明るくなってからはなかなか食わない!シンキングペンシルのスキッピングも試してみたんですが、イナダと違って見切っている感じがあります。

結局釣れないナブラを見ている時間を過ごして、朝のいい時間帯は終わってしまいました。魚がいるということが分かって視覚的には面白いんですが、射程距離内で食わせられないというのは非常に悔しいです!

マイクロベイトパターンに向けて

シラス

出典:ライター撮影

持ち帰ったスマガツオが捕食していたのは、シラスと同程度の小魚でした。いわゆるシラスナブラで、攻略はかなり難しそうです。釣れたスマガツオのサイズは40cm程度、そもそもそんなに大きくないというのはあるんですが、青物に比べると口が小さいのでよりセレクティブなのかもしれません。

朝イチはジグを食って、明るくなったらスキッピングもダメとなると、事前にアレコレ考えて準備をしておく必要がありそうです!

ティンセルフックが効いたかも

当日使用していたジグは、オーナーの「投げ技ジグ」。標準フックをそのまま使っていて、シンプルながらティンセルがついていました。ジグではなくティンセルを狙っていたのかもしれません。

明るい時間もティンセルの効果を試せればよかったんですが、セットされていたものはフグとの闘いでボロボロになってしまいました。アシストラインの方もかなりダメージが入っていて、ヨレヨレで交換が必要です。次回はティンセル付きの新しいフックを試してみたいと思います!

ジグサビキも視野に

ベイトが小さいとなったら、ジグサビキの出番です。今年は絶不調でしたが、カヤックのアジカンパチでストックしている分があります。青物対応で幹糸、ハリスとも太いものなので、40cm程度のスマならそのまま勝負できそうです。

今回調子がよかった細いジグ、ティンセルフックにジグサビキ、これでシラスナブラを攻略できるでしょうか。寒くなってすぐいなくなりそうですが、準備はしておくことにします!

今年はイナダが不安定

去年は安定感があったイナダ

イナダ

出典:ライター撮影

去年の今頃はイナダがコンスタントに釣れていて、メタルバイブレーションやミノー、ナブラがあればシンペンのスキッピング、このパターンで数を稼げていました。堤防で情報を集めたところ、釣れる日はバタバタ釣れるようですが、釣れない日も目立つという話。いい日に当たるまで根気よくチャレンジです!

シラスよりもサッパがすき?

釣れていたときの状況を思い出すと、今と同じようにマイクロベイトがいたように思いますが、ときどき5cm程度のサッパが混じっていました。メタルバイブにサッパが引っかかってくると、イナダやフラットフィッシュ系が釣れていた記憶があります。

季節が進んで冬になると、カタクチイワシ、小ヒイラギ、コノシロとベイトが移り変わっていくのがいつものパターン。サッパは今年はもう入ってこないのか、一瞬入ってきていい日になるのか、これも経験ということで釣りを続けるしか無さそうです!

ライトショアジギングシーズンを楽しもう!

状況好転を信じてライトショアジギング!

スマ

出典:ライター撮影

お目当てのイナダは不発でしたが、ベイトが入ってチャンスは十分の秋冬ライトショアジギング。スマガツオはちょっと攻略が難しそうですが、やりがいのあるターゲットだと感じています。

冬のビッグゲームに備えて練習するのも今がおすすめ!釣り初心者の方も、ぜひライトショアジギングに挑戦してみてください!

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