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【連載】久しぶりに港内アジング!時合いに合わせた釣行で簡単楽しい!

連載第86回!今週は久しぶりの港内アジング、ジグ単での釣行レポートをお届けします。釣りやすい時間が分かれば簡単で楽しいのがアジング!夜中だったり、マズメからちょっとズラすことで簡単に釣れるようになるケースがあります。ぜひ参考にしてみてください!
2021年11月7日
sim0223
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今週は久しぶりに港内のアジング!

久しぶりの港内アジングです!

アジング

出典:ライター撮影

連載86回!今回はひさびさとなる港内アジング、ジグ単での近距離戦実釣レポートです!

昔はジグ単の釣りが好きでよく遊んでいたんですが、近年は大物狙いの遠投派、場合によってはジグサビキでもオッケーというストロングな釣りばかりにやっていました。遠征に行くとジグ単が活躍するんですが、地元では遠投リグメイン。ここのところ遠征にも行っていませんでしたので、久しぶりで楽しかったなぁという感覚があります。地元でのパターンではありますが、狙い目の時間帯についても紹介しているので、ぜひご自身の釣りにも役立ててみてください!

アジの情報を仕入れてアジングへGO!

暑い時期と寒い時期が狙い目

噂
Photo byjosemiguels

昔ハマっていた時期があったので、どこに常夜灯があるとか、この時期はどういうベイトパターンを狙うとか、地元のアジングについてはちょこちょこ知識があります。自分のエリアで特に特徴的のが、狙い目の時期が6月~7月頃と10月~12月頃という部分で、この時期に狙うのは沖からの回遊系。居付きの小さいのをちょっと釣って遊ぼう、みたいな釣りは、強烈に小さかったりして逆に簡単ではありません。

カヤックをやるようになって分かったことですが、港から1kmぐらい離れると居付きのアジは沢山居て、大アジ~豆アジまで、いろんなサイズがエリアに出入りしています。港に近づく用事ができるのが夏と冬、回ってくるアジも小さいのから大きいのまでさまざま、もちろん例外的に小規模な群れがいることはありますが、こんなパターンが地元のアジングです。
 

釣れる時間帯が重要!

この釣れ方、時期や回遊のパターンは地元の人であればよく知っていて、泳がせ釣りをやっている方々は釣りやすい場所や釣れる時間帯をマメに研究しています。エサにちょうどいいサイズのアジを短時間で手堅く確保する、これも泳がせ釣りの一部として、年ごとのちょっとした違いまで細かくチェックしているわけです。

この手の話を堤防で集めたところ、大きいアジを釣りたいなら夕方暗くなった後、数が釣れるのは夜中で2回ぐらい時合いがある、こんな情報をゲットしました。夕方暗くなった後の回遊は知っていたんですが、夜中の0時頃、明るくなる前の3時頃というのはなんとも具体的で信憑性がある。頑張って早起きして、久しぶりの港内アジングへ出発です!

一投目から釣れるイージーなパターン

一投目から久々の感触!

アジング

出典:ライター撮影

釣り場は港内、明かりがあっていかにも、という雰囲気の堤防。明かりが届く範囲はそれほど広くはなく、水深は足元でも5m以上ある大型漁港的なシチュエーションです。正面から吹く風がちょっと気になりますが、ベイトが岸側に寄せられる、とポジティブに考えてアジングスタートです!

まずは状況を確認すべく、1.5gのジグヘッドに「トレモロAJ」からスタート。ジグヘッドがちょっと重めですが、シンキングPEと風の抵抗で沈み方はいい感じです。上からということで5カウントをレンジと定めて、トゥイッチから緩くフォール、で即ヒット!20cmは届かないかなというサイズですが、アジングらしい釣り方で久しぶりにアジをキャッチです!

釣りやすいと感じるジグヘッドの沈み方

近距離戦で表層傾向、ジグ単という条件で、自分がよいと感じるジグヘッドの沈み方についてもお話したいと思います。友人と話すときはこの感じを「のべ竿で釣ってるみたい」という風に表現するんですが、これはジグヘッドが真下ではなく手前に向かってスライドするように落ちていて、ラインも分かりやすくハリ具合をコントロールできるような状態だと感じています。

張らず緩めずでアタリを待っている時間が十分に確保できていて、ティップの位置で糸ふけを調整しながらアタリを待っているから、「のべ竿みたい」というわけです。レンジキープのためにトゥイッチするだけで、ジグヘッドを動かす動きは必要ナシ!PEを使うと浮力でジグヘッドが手前に引っ張られやすい&視認性が高く確認しやすい、と条件が揃うので、サバやメバル狙いの近距離戦で遊ぶときに試してみてください!

2投に一回アタるイージーなパターン!

抵抗が掛かるシチュエーションで1.5gを選んだのがよかったのか、ワームの形と色がいいのか、情報通りであれば時合いということもあって、アタリの頻度は非常にいい感じ!2投に一回ぐらいアタリます。風で海面が波立って正確には分かりませんが、ライズというか魚の気配があって、その付近に入れば一投目と同じ5カウント+同じアクションパターンでOKという分かりやすい状況です。久しぶりだし手返しよくバンバン釣っておきます!

 

風が収まってレンジがボトムへ

風が止まって活性もダウン?

アジング

出典:ライター撮影

10匹ほど釣ったところで風が収まって、頻発していたアタリもストップ。沈めるとときどきアタリが出る程度に落ち着きました。風が無くなったことで、1.5gは糸をスーッと引っ張っていくような挙動になってしまったので、軽くしてなおかつレンジを下げなければいけません。難しい。

1gにして15カウント、20カウント、0.8gにして、こんな形で少し数を伸ばしましたが、前半ほどの勢いはなく、今日のアジングは終了となりました。短時間で楽しく釣れたし、アジングらしいアジングだったんじゃないでしょうか!サイズは15cm~20cm程度まで、大物と小型は混ざらずという感じでした。

やっぱりエステルラインがいい

当日は、他の釣りからラインを流用してシンキングPEの0.4号を使用しました。1.5gのときは風にも負けなかったし、糸自体も見やすいしで大活躍だったんですが、軽いウェイトを繊細に扱おうとすると、沈みが悪いとか糸フケが出やすいとかやっぱりちょっと不満がでます。

PEは強度が高いからいろいろなリグに使えるとか、いい部分もたくさんあるんですが、ジグ単近距離戦にこだわるならやっぱりエステルラインです。替えスプールを持っているし、この釣りをもう少しできるなら新しいエステルを一巻き入れておこうかな!

朝イチの青物は不発!

青物はどこへ

海

出典:ライター撮影

アジングを切り上げて青物狙い!ミノーとかメタルバイブでイナダを釣るぞと息巻いていたんですが、この日は他のアングラーも全然ダメで不発となりました。アジは調子がよかったのに!狙いたいポイントは他にもあるので、次回に期待です。

アジングの調子がよかったことで、そっちは足場が高いから今回みたいなアジングはできないんだよな、とかいろいろ考えてしまうんですが、これは秋らしい贅沢な悩み。釣行回数でカバーしたいと思います!

朝夕はすごく寒い

日中は暑い日もあるぐらいですが、11月に入って夜~朝は非常に寒くなってきました。グローブはまだなくても大丈夫ですが、防寒はしっかりしたものが必要です。アジングも朝イチの青物も寒い中で釣る日が増えます、お出かけになる方はしっかり準備を整えて当日の釣りを気持ちよく楽しんでください。

時合いをつかんでアジングを楽しもう!

釣りやすい時間を見つけよう!

アジング

出典:ライター撮影

アジングで釣れてる情報はあるのに自分はあんまり釣れない、そんなときは釣り場やセッティングだけでなく、時合いを探してみるのもひとつの方法です。ご当地的なパターンが見つかれば釣果アップ!今回は深夜3時頃の釣行で、地元のアジは暗くなった直後と明るくなる直前が好みなようです。

いわゆるマズメ、明るい時間帯の方が釣れるというポイントもあるし、時間よりも潮の影響が重要というポイントもあります。いろいろなパターンを試して、秋のアジングを楽しんでみてください!

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秋冬の青物におすすめのルアー、「セットアッパー」の選び方と使い方まとめをご紹介します。ギリギリイナダサイズ相手には125でもちょっと大きいんですが、そんなときはジグなりメタルバイブなりでフォローを入れればOK。相手が50cm前後からは抜群のルアーだと思います。初めての導入に向けてのポイントも紹介しているので、こちらもぜひチェックしてみてください!