ジャクソンのNEW「カワセミラプソディ」
そのキャッチーなネーミングから知っている方も多いはずですが、ジャクソンから発売されているカワセミラプソディという渓流ロッドをご存知でしょうか。実はカワセミラプソディが2021年に全く新しくなってリリースされたんです!
名前がめちゃかわいい
とにかく一番初めに印象に残るのはロッドの名前ですよね!カワセミラプソディというめちゃめちゃ可愛いネーミングにグッときた方も多いはず。
でもこのロッドは可愛い名前だけではないんです。今回は新しくなったカワセミラプソディを実際に使わせていただける機会があったので、その使用感をしっかりとインプレッションさせていただきます。
カワセミラプソディはどんなロッド?
カワセミラプソディのコンセプト
カワセミラプソディのコンセプトは「快適な使用感」なのだとか。木の枝が覆い被さる場所や狭いスポットであってもストレスなくキャストを行えるような設計になっているそうです。
実際渓流はキャストが9割を占めると言われるほどキャスティングが命の釣り。カワセミラプソディはそのキャスティングに重きを置いたロッドのようです。
源流〜渓流域のラインナップ
新しいカワセミラプソディは以前のように4〜5フィート台を中心とした短めのラインナップ。源流から渓流域の比較的川幅の狭いエリアでの使用を想定されて作られているようです。
スレッドがカワセミ色
旧モデルは鮮やかな、カワセミの色そっくりなブルーをメインとしたガイドスレッドでしたが、21年モデルはやや大人しめのカラーリング。やや大人しめとはいえ、しっかりとカワセミのカラーリングは残しているようです。
めちゃめちゃ細分化されている
驚きなのはそのラインナップの多さ。4〜5フィートとはいえ、8本もラインナップされているんです。このラインナップの多さから、Jacksonの渓流への本気度が伺えます。
最近のトレンドを取り入れたラインナップ
現代の渓流ルアーフィッシングはシンキングミノーやスピナーだけでなく、ロングビルミノーやバイブレーション、ボトム系プラグなど様々なルアーが使われています。
そういったルアーの細分化に合わせて新しいカワセミラプソディもラインナップが細分化したとのこと。ご自身の釣り方や好みに合わせて、最適なロッドを選ぶことができるようになっています。
実際に渓流で使わせてもらった
ありがたいことに釣りジャックの渓流撮影に同行させていただける機会がありました。しかもカワセミラプソディを監修したJacksonフィールドスタッフの木下先生がいらっしゃるということなので、ロッドについて詳しくお聞きしてみたいと思います。
ナイスなイワナをキャッチ
本流筋に入って釣りを開始してすぐ、小さな落ち込みにメテオーラをキャストするとロッドにいい重量感が。模様が美しいイワナが反応してくれました!上に木が覆い被さるキャストしにくい場所でしたが、一投で狙ったポイントにスパッとルアーが入ってくれたおかげでキャッチできました。
アマゴも釣れた!
その後も小型が中心でしたが、アマゴをキャッチすることができました。木下先生はもちろん、釣りジャックのIchi-lowさんも見事に魚をキャッチ。
詳しくは動画をご覧ください
実際にカワセミラプソディを使用して釣りをしている動画がこちら。ロッドの曲がりやキャストのイメージを掴んでみてください。
カワセミラプソディを実際に使ってみて
ピンポイントキャストがスパスパ決まる
ぼくがお借りしていたのは52ULと49Lという番手。どちらのモデルもキャストがしやすく、ピンポイントにスパスパとルアーを送り込むことができました。
49Lの方がより取り回しやすく、テクニカルなキャストができる印象です。52ULは軽めのルアーでもしっかりと曲がって投げやすく、魚が掛かったらバレにくいと感じました。
パリッとしたハリのある使用感
カワセミラプソディは比較的パリッとしたハリのあるロッド。ダルさが全くないのでキャストやトゥイッチなど、ロッド操作がとてもやり易いです。
ぼくは比較的低い弾道で鋭いキャストをするため、カワセミラプソディのハリのある使用感はかなり好み。コンパクトなキャストでスパッとルアーが飛んでいくため、フェザーリングでのコントロールがめちゃくちゃやりやすいです。
レベル別のおすすめの番手
初心者にはこれ
渓流釣り初心者の方には圧倒的に411UULがおすすめ!しなやかに曲がるティップを持ったモデルで、キャスト時にしっかりと曲がってキャストしやすいロッドです。
しなやかなティップがキャストをサポートしてくれるため、多少リリースがズレてもちゃんと飛ばせます。また、ロッドを曲げで投げるという基本を感じやすいロッドでもあります。これから渓流を始めたい方、レベルアップしたい方にはもってこいのモデルですね!
玄人はこの番手
渓流釣り玄人の方におすすめしたい番手が52UL。渓流ロッドでは珍しいレギュラーファースト気味のセッティングです。軽量ルアーをキャストしやすいのと、掛かった魚がバレにくいのがいいところ。特にキャスト時に独特の曲がり感を感じます。
今までの渓流ロッドに飽きてしまったなんて方にはぜひ使ってみていただきたいテーパーのロッドです。
ロッドの詳しい解説はこちらをご覧ください
フィールドテスターの木下さんがそれぞれのロッドについて詳しく解説してくれています。めちゃくちゃわかりやすい解説は必見です!
可愛さと高い実釣性能を備えたロッドだ
カワセミラプソディは見た目や名前の可愛さだけのロッドではありません。ロッドの性能は渓流の基本を抑えつつ更に一歩踏み込んだ超本格派。渓流釣りをやり込んだ玄人でも納得の性能だと言えます。渓流ロッドの購入を考えいている方は候補に入れてみてはいかがでしょうか?
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