YKKAP 断熱雨戸 標準タイプ:テラスタイプ
LIXIL/TOSTEM 木製枠用 断熱雨戸
はじめに
雨戸の断熱性をあげるリフォームDIY!
外気が冷たくなる厳しい日本の冬。室内の温度を下げず外気による冷却を防ぐために簡単なリフォームをしてみませんか。意外と忘れられやすいアルミ製の雨戸。金属であるため冷えや熱を室内に伝えやすい性質を持っています。
雨戸の断熱DIYはあまりコストをかけずに簡単で効果的な方法が可能です。窓辺が寒いと感じたら雨戸断熱にも着目してみましょう!
雨戸断熱DIYのやり方と後付け断熱雨戸の種類やサイズも解説!
雨戸断熱リフォームをDIYですると聞くと少し難しいのかと感じる方もいるかも知れませんが、やることは至ってシンプルで簡単な方法ばかりです。
断熱材にもいろいろと種類があってホームセンターでいろいろと入手可能です。これらを上手に使って、コストをかけず楽に雨戸断熱をDIYしていきましょう!誰でも手軽にDIY可能ないくつかの方法をご紹介します。
雨戸断熱リフォームDIY準備と必要なもの
雨戸断熱にはいくつかやり方種類があります。ここではそれらの材料をまとめてご紹介しますので、後述のDIY方法をまずお読みになってからの購入がおすすめ!ここではどのようなものでDIYできるだろうという、必要なものの参考としてご覧ください。
雨戸断熱DIYの材料
断熱塗料・遮熱ペンキ
断熱塗料は塗るだけで温度の影響を受けにくくなる便利なペンキです。ホームセンターや通販などで簡単に入手可能。バイクや車のマフラーに塗る塗料もありますが、屋根や外壁用という種類を購入してください。
発泡スチロール(EPS)
発泡スチロールは安価に手に入り断熱性もあるのが魅力の素材です。軽くて扱いやすくカットなどの加工も簡単な反面、乱暴に扱うと薄手のものは割れやすいという注意点もあります。
外側に貼ると見た目が悪いので内側に加工するのがおすすめ。雨戸の内側の空間に合わせた厚みのものをご用意ください。
プラダン(プラスチックダンボール)
100均などでも売られている手軽な断熱効果のある材料として注目されているのがプラダンです。本来緩衝材であったり工作用などの素材なので、断熱効果はやや低めですが、施工しやすいのが特徴。
雨戸断熱DIYにあると便利な道具など
両面テープや刷毛など使う材料を施工する道具
断熱塗料を塗る場合はどうしても刷毛や塗料を出す容器が必要となります。発泡スチロールやプラダンは貼るという作業になりますので、接着剤よりも両面テープで取り付けるのがよいでしょう。
賃貸物件などテープの跡残りが気になるという方は、まずマスキングテープを貼ってからその上に両面テープを使うので、マスキングテープもご用意ください。
アルミの雨戸を効果的に断熱するDIY術!
ここでは具体的なDIY方法の種類とそれぞれのやり方解説をしていきます。雨戸の断熱DIYはどれも短時間でできるものばかり。
ただし内側に施工するもの・塗料のように外側に塗って断熱するものとやり方が異なります。お使いの雨戸の種類や状況によって、できるDIY方法を選んでお試しください。
自分でできる!雨戸断熱DIY1.
アルミ雨戸の外側に耐熱塗料を塗るDIY
雨戸をきれいに掃除・洗浄してよく乾かしたあとに、耐熱・遮熱効果のあるペンキを塗る方法です。
普通のアルミ雨戸に塗っても外側の温度と内側の温度差が8から最大12度程度あり、塗料の種類によってはそれ以上の効果が期待できるものもあるので塗料選びは重要です。
自分でできる!雨戸断熱DIY2.
雨戸内側に発泡スチロールを貼るDIY方法
市販の耐熱雨戸のパネルは鋼板の内側に発泡ポリウレタンを挟んで断熱しています。
雨戸の断熱に発泡スチロールなどの断熱材は相性がよいということですね。市販の耐熱雨戸のようなものは作れませんが、発泡スチロール板を雨戸の内側に貼り付けても同様の効果が期待できます。
厚みのある素材ですので雨戸とガラスの間の空間やレールにかからないよう気をつけて両面テープで施工してください。
自分でできる!雨戸断熱DIY3.
100均材料でもできる手軽な雨戸断熱DIY方法
ホームセンターや100均でよく見かけるプラダン(プラスチックダンボール)を貼り付けても断熱効果が期待できます。できるだけ安く仕上げたいという方におすすめの方法です。
やり方は先程の発泡スチロールと同様に外側に貼ると見栄えが悪いので、雨戸の内側にこちらも両面テープで固定してください。
発泡スチロールと違い色が目立たない半透明の白など色を選べば、内側から見てもそれほど気にならないというメリットもあります。
断熱雨戸交換DIY!おすすめのタイプ2選
一般的な雨戸と比べるとタイプも少なくメーカーも限られてきますが、断熱雨戸という最初から断熱効果の高い雨戸も販売されています。メーカーはYKKAPとTOSTEMの2強がシェアをほぼ独占している状態で、ほかのメーカーは探しにくいでしょう。
選ぶ場合もこのどちらかの中から選ぶことになります。材質はどちらもアルミ製で、パネル内側に発泡ウレタンが入っている形となっています。
断熱雨戸のおすすめメーカーとタイプ1.
YKKAP 断熱雨戸 標準テラスタイプ
YKKAP 断熱雨戸 標準タイプ:テラスタイプ
断熱雨戸は一般的な雨戸と比べてサイズの違いこそあれ、タイプは掃き出し窓(テラスタイプ)か木枠窓タイプが主な種類です。こちらはYKKAPのテラスタイプの断熱雨戸。
どちらも建具や建材の一流メーカーであるため、サイズは豊富に揃っているので窓にぴったりな種類を選ぶことができます。パネルの厚みは17.5mmとウレタンフォームが入っている分通常の雨戸よりもやや厚いので、交換DIYをする場合は注意が必要です。
断熱雨戸のおすすめメーカーとタイプ2.
LIXIL/TOSTEM 木製枠用 断熱雨戸
LIXIL/TOSTEM 木製枠用 断熱雨戸
YKKAPと並んで断熱雨戸を販売している大手メーカーはこちらのTOSTEMです。機能的にはこのふたつのメーカーの断熱雨戸にはあまり変わりはありませんが、ややデザイン的に洗練した印象を受ける方が多いようです。
こちらは木枠窓タイプの雨戸ですが、テラス用の断熱雨戸ももちろんあります。サイズもいろいろと選べますので選択肢の幅は広いのが特徴。どのメーカーの窓にも独自のレールアジャスターで対応可能となっています。
まとめ
雨戸断熱DIYは初期コストか耐久性かで選ぶのがポイント
今回は簡単にできるいくつかの雨戸断熱DIYのやり方解説と使用する材料・いろいろな建材・建具メーカーから販売されている耐熱雨戸のおすすめ種類やタイプの紹介をしてきました。
コストをかけず今シーズンだけ乗り切りたいという場合は、塗料やプラダンを貼る方法で十分ですが、長いスパンを見越したリフォームとなると手間やそれに何年もかかるコストを考えて耐熱雨戸に交換リフォームした方がよい場合もあるでしょう。
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出典:https://photo-ac.com/