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車中泊が快適に、ハイエースをDIYで断熱加工!効果&断熱材おすすめ5選もご紹介!

ハイエースに断熱材を施工することで、広い車内の空間がより快適になります。しかし、ハイエースにどういった断熱施工をするべきかわからないという人が多いでしょう。おすすめの断熱材や施工することで得られるメリットなどについて詳しく解説します。
2021年11月16日
ユウキ
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ハイエースに断熱施工

人気車種を車中泊仕様にする

車中泊の定番車種と言えばハイエースでしょう。車内が広く、数人で乗ってもかなり余裕のあるスペースが確保できます。そのためハイエースを車中泊用として使っている人もかなり多いのです。しかし、快適なはずのハイエースも夏場、冬場は快適とは言えません。

夏は暑く、冬は極寒の中の車中泊になるため、決して快適とは言えなくなるのです。しかし、断熱施工をハイエースに施すことで、車中泊がかなり快適になるでしょう。断熱施工の効果やおすすめの断熱材について解説していきます。

ハイエースを断熱施工する効果

外気の温度の影響を受けにくくなる

ハイエースを断熱施工させることで、外気の温度の影響を車内に受けにくくなります。断熱材を上手に敷き詰めていくことで、外気の暑い温度や寒い温度が車内入りにくくなるのです。そうなればエアコンなどの効きを素早く感じることができます。

また、外にも熱などが出にくくなりますので、長時間暖かい温度を維持できるでしょう。つまり、ハイエースでの車中泊などが断熱施工で快適になるということです。こうした効果は一度施工をしておくといつまでも続きますのでぜひ断熱施工しておくべきと言えます。

防音効果もあり車中泊が快適

ハイエースへの断熱施工は、温度変化が起きにくく快適に過ごせるという効果だけではありません。断熱施工をすることで、防音効果も得ることができるのです。ハイエースはもともと、商用車用に作られていますので、防音処理はあまりされていません。

気密性の高い断熱材を取り入れることで、ハイエースでも高い防音効果が期待できます。ルーフや床、サイドに至るまで内装に断熱材を入れれば、外の騒音を気にすることのない快適な内装に仕上げることができるでしょう。

運転中の異音も低減できる

断熱材の施工は、車中泊が快適になるだけではありません。運転中においてもその恩恵を受けることになるでしょう。実際にハイエースに断熱材を施工してみればわかりますが、明らかに車内の異音が減っていることに気が付きます。

内装のきしみ音やタイヤからのノイズ音などが断熱材の施工で聞こえ辛くなるのです。これは先ほどの防音効果と同じですが、車中泊の場所に向かうときにの運転のストレスも少なくなりますので、断熱材の施工はメリットが大きいと言えます。

デメリットもあることを知っておく

結露が発生しやすくなる


ハイエースへの断熱施工はメリットばかりのように感じるかもしれませんが、デメリットもあることを知っておきましょう。断熱材をフールや床、サイドパネルなどの内容に施工することで気密性がかなり高まります。

しかし、同時に結露が発生しやすくなるのです。気密性があがることで、空気の通り道が少なくなり車内に湿気が高まりやすくなります。また、外気との温度差が大きくなり結露が起こる環境が整ってしまうのです。断熱施工と同時に結露対策も考える必要があるのです。

車重増し燃費が悪化しやすくなる

また、断熱施工をすることでどうしても車重が増してしまい、運転時の燃費の悪化に繋がってしまいます。ハイエースは車重がもともとある車で、燃費は決していいとは言えません。その状態でルーフやサイドに至るまで断熱加工をすれば、さらに燃費は悪化します。

これはどうしても仕方がないことですが、それ以上に車中泊をする人にとっては断熱加工はメリットが大きいと感じるでしょう。燃費のことも意識するなら、どのくらいの重量増になるかも考慮して施工してください。

おすすめの断熱材5選

1:発泡ポリエチレンシート

衝撃材としても使われる発泡ポリエチレンシートは、ハイエースの断熱施工にはピッタリな材質と言えます。断熱効果も高く、気体や液体が通りに抜けしにくい材質のため、しっかりと内装の温度を一定に保ってくれるのです。

また、発泡ポリエチレンシートは薄めのシート形状であることも魅力的と言えます。ルーフや床下、サイド部分の内装の中に入れ込みやすく、加工もしやすいので狭い場所にもマッチするでしょう。費用も安いためハイエースの断熱材としてもおすすめです。

2:エマージェンシーシート

エマージェンシーシートは、表面がアルミ蒸着されている素材になります。熱を反射してくれる効果がありますので、外気の熱が入りにくくなるのです。もちろん、車内の温度も社外に排出されにくいため断熱材として活用できます。

また、このエマージェンシーシート薄いシートのため、加工しやすくルーフなどにマッチさせやすいと言えるでしょう。DIYでも簡単に取り付けられ、価格も比較的安いため、費用を抑えるためにもおすすめな断熱材です。

3:グラスウール

グラスウールは断熱材としては定番の材料です。安い価格で手に入れることができ、加工がしやすく断熱効果もかなり高いため、さまざまな場所に活用できます。ハイエースのルーフやサイドパネルなどに上手に取り入れることがおすすめです。

また、費用が安くなるだけではなく、グラスウールは軽い素材としても人気があります。グラスウールなら重量を抑えてDIYにて施工することも可能です。迷ったらグラスウールで施工することをおすすめします。

4:セルロースファイバー

セルロースファイバーは、古新聞などの古紙を加工して作られた材料です。断熱効果はもちろん、防音や防虫効果もあるとされています。また、価格も安いため全体的な加工費用を抑えることもできる断熱材と言えるでしょう。

ハイエースの場合は車内が広いため、断熱材はたくさん必要です。こうした材料なら費用を抑えて上手にDIY加工することができるでしょう。おすすめの断熱材であることは間違いありませんので、ぜひハイエースの加工に選んでみてください。

5:アクリア


住宅の断熱材として有名なアクリアもおすすめの材料です。ハイエースにアクリアを施工すれば、高い断熱効果を得られるでしょう。実はアクリアは、グラスウールがベースになっている断熱材です。

ただ、このアクリアは水蒸気を通しやすという特徴があるため、結露が発生しにくいという特徴があります。価格は少し高めですが、より高い快適性を求めるなら、ルーフなどにこのアクリアを施工してみてください。ハイエースなら快適な車中泊が期待できるでしょう。

施工を行う上での注意点

内張がしっかりと取り付けれるように施工する

ハイエースに断熱材を施工する場合は、内張がしっかりと取り付けれるように施工しましょう。断熱材の中には厚みが大きいものもあります。そうた断熱材を取り付けると、どうしても内張が取り付け辛くなってしまうのです。

無理に取り付けてしまうと、運転中に天井などが落下してしまうこともあると言えます。費用がかかっても、ハイエースの内装にしっかりとマッチする断熱材を取り付けるようにしてください。

完全密封にはしないようにする

ハイエースに断熱施工をするときには、完全にハイエースの車内が密閉状態にならないように工夫をして施工する必要があります。ハイエースは広いですが、空気が一切循環しない環境になってしまうことは決していいことではありません。

ある程度空気が循環するようにしておくことが重要で、こうした対策は結露防止にもなりますので、とくにDIYで取り付ける場合には、空気がある程度循環することを意識してハイエースに取り付けましょう。

より快適にハイエースで車中泊を楽しむなら

大型バッテリーを設置

ハイエースに断熱施工をすれば、かなり快適な車内空間が完成しますが、さらに快適に車中泊を楽しむなら、ハイエースに大型にバッテリーを設置してみてください。大型バッテリーは、一晩中暖房器具を付けても十分な容量を維持できるタイプもあります。

こうした大型バッテリーを利用して、電気毛布などを使えば、さらに快適にハイエースでの車中泊を楽しむことができるでしょう。費用はかかりますが、より快適性な空気を作るならこうした対策もしてみてください。

布団の下に厚手のマットを敷く

ハイエースは空間が広い分、車内は一度冷えてしまうとなかなか温まりません。断熱施工をすれば、こうたハイエースのデメリットは解消されやすくなりますが、さらに対策を行えばより快適な車内になります。

例えば車中泊をするときに床に厚手のマットを敷いてみてください。これだけの対策でも随分と冬の冷えが変わってきます。DIYでも簡単に行える対策のため、気になる部分を少しずつ解消していきましょう。

ガラス面にはプライバシーシートを取り付け


天井や床、サイドの内張に断熱材を施工することでハイエースは居心地のいい空間になりますが、さらには車中泊などの快適性を高めるなら、ハイエースの窓ガラスにも注目しましょう。車を停めているときに、ガラス全面にプライバシー保護用のシートを取り付けてみてください。

車内が見え辛くなりますので、プライバシーが守られるだけではなく、夏の直射日光が防げますので、快適なハイエースの車内がさらに過ごしやすい環境になります。こうしたひと手間を加えることが大切なのです。

断熱施工はDIYでも十分可能

内装を取り外しできる知識があればできる

ハイエースの断熱施工はDIYでも十分できます。ルーフやシートなどを取り外す知識があれば、十分DIYにて断熱材を取り付けることができるでしょう。自分で施工できれば、気になる費用も安く抑えることができます。

ルーフを外すときには取り外す手順などを知っておく必要がありますが、手順を理解しておけば意外に簡単なことがわかるでしょう。天井や床、サイドに至るまで自分でDIYにて断熱施工をしてみてください。

ハイエースは断熱施工で快適になる

車中泊がさらに楽しくなる

ハイエースの天井や床などに断熱施工をすることで、もともと快適だったハイエースがさらに快適になります。車中泊はどうしても夏場は暑く、冬場は寒くてできないというイメージが強いかもしれません。

しかし、断熱処理を各部に施工すれば、そうしたデメリットも解消されるはずです。断熱施工は知識が必要になりますので、もう一度この記事をチェックしてDIYにて施工を行ってみてください。

キャンピングカー仕様にする方法が気になる方はこちらをチェック!

ハイエースは車内が広いため、キャンピングカーとして使っている人も多いのです。そんなハイエースのでキャンプをより楽しくさせてくれる快適な装備などについて詳しく解説されていますので、ぜひチェックしてください。