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船釣り入門に!タイラバのスタートに向けた準備を初心者向けに解説!

秋の釣りデビューにおすすめ!真鯛を狙う船釣り、タイラバの入門情報まとめです。船宿情報の集め方、道具の準備、糸の結び方など、タイラバのスタートに向けて準備しておきたいポイントを紹介しています。釣り初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください!
2021年11月17日
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この記事で紹介しているアイテム

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タイラバで船釣りデビュー!

真鯛狙いならタイラバがおすすめ!

船釣りの新定番!釣り初心者の方向けに、タイラバゲームの基本情報をまとめてご紹介します。春と秋が旬のこの釣りは、今から始める船釣り入門にもピッタリ!全国どこでも楽しめて、安価な入門向け製品もバッチリ揃っています!

タイラバとは

ルアーで真鯛を狙う船の釣り

タイラバは、真鯛をルアーで狙う船釣りです。専用ルアー「タイラバ」がネーミングの由来で、これは漁具を釣り向けに発展させたもの。鯛を狙うラバー(樹脂製の飾り)でタイラバと呼ばれています。

船の真鯛と言えばコマセ釣りが主流でしたが、タイラバが登場してからはこちらが主流!釣り方が簡単かつ、いろいろな魚が混じって釣果が安定しやすいので、船釣りのデビュー戦には特におすすめできます!

人気の秘密はゲーム性と汚れにくさ!

真鯛釣りはメインターゲットの価値と釣果の安定性から、もともと沖釣りの中でも特に人気が高い釣りでした。タイラバ登場後、主流がルアーへと移って行ったのは、真鯛とのやり取りをダイレクトに楽しめるゲーム性の高さがポイント!エサを使わないので、道具が汚れにくく臭いが気にならないという長所もあります。

船酔い対策は必要になりますが、船や魚に慣れていない初心者の方でも、楽しく遊びやすい釣りです!

タイラバ船を予約しよう!

まずは船の予約が必要!

タイラバは沖釣りなので、まずは船の予約が必要です。道具を揃える前に、早朝の集合時間に間に合う港の場所、タイラバを募集している船宿の情報を集めておきましょう。

おすすめの探し方は、船宿予約サイトを利用する方法と、釣具店で船宿を紹介してもらう方法の2つ。釣具店で聞くときは「地域名」周辺でタイラバの船を探している、と伝えればOK。予約サイトを使うときは、地域を指定してから「タイラバ」で検索すればOKです!

釣り船予約サイト「釣割」

推奨タイラバウェイトは必ずチェック

情報が集まったら、料金と集合場所・集合時間、タイラバで募集をしている日程と空き状況を確認します。ここから先はそろそろ遊びに行こうかな、と思ったタイミングで実行すればOK!予約したい日を電話やメールで伝えて、注意事項も確認しておきましょう。初心者です、と伝えるとスムーズです。

道具の準備に入る前に必ず確認しておきたいのが、船宿が推奨しているタイラバのウェイト。自分の船で回るポイントではこのぐらいの重さが必要になりますよ、という情報です。タイラバで使う仕掛けの重さは、地域や時期によってかなり差があります。タイラバの購入、ロッドの購入に必要な情報なので、事前にチェックしておいてください!


タイラバ船の釣りに向けて船釣りグッズを準備!

船釣り向けの道具を揃えよう!

竿やリールはレンタルできるケースがありますが、仕掛けやグッズ関連は自前を用意しておく必要があります。タイラバに向けて、船釣りグッズを一式揃えましょう!

次項でご紹介する船釣りグッズは、エサ釣り、ルアー釣りを問わず、さまざまな釣りで共通して必要になるものです。船での移動は揺れたり濡れたりが起きるので、まず大きな道具入れ「タックルバッグ」を用意して、中にいろいろ入れながら準備を進める方法をおすすめします。

必要なグッズをリストでご紹介!

グッズ名 用途
タックルバッグ 仕掛け・道具の収納
プライヤー ラインのカット・ハリ外し
仕掛け入れ タイラバケースが便利!
防寒・日焼け対策 釣り系のウェアがおすすめ
クロックス・長靴 船内の床は濡れます
クーラーボックス 魚の持ち帰り!
ライフジャケット 認定製品の着用がマスト!
タオル 手拭き・汚れてもいいもの
小型の防水ポーチ 貴重品収納に!

タックルバッグの中に入れておきたいグッズ類は、プライヤー・タイラバケース、小型ポーチやタオルなど。飲食物、酔い止めも一緒にまとめておきましょう。装いは季節に合った釣り系のウェア、足元は濡れてもいいものとするのがおすすめです。クーラーボックスは、大きめの真鯛が入る50cm程度のクラス(30L前後)があればひとまずOK。氷は船宿で用意してくれるケースが多いです。

ライフジャケットは、桜マーク付きと呼ばれる国土交通省の認定を受けたものが必要になります。船でレンタルもできますが、付け心地よく邪魔にならない「自動膨張式」を準備しておくと、当日の釣りがより快適に!なんどかお出かけになる予定であれば、自前の用意をおすすめします!

タイラバ仕掛けを揃えよう!

タイラバ仕掛けは超シンプル!

メジャークラフト タイノミ80g

出典:楽天
出典:Amazon

続いて仕掛け部分のご紹介です。消耗品はレンタル不可、自前で用意していくものなので、選び方をしっかりチェックしておきましょう!

タイラバには「遊動式」と「固定式」があり、それぞれにメリットがありますが、現在の主流は「遊動式」。初心者の方にも、遊動式からスタートをおすすめします。遊動式タイラバのパーツ構成は、オモリの役割を果たす「ヘッド」と、スカート、ネクタイといったラバーの飾りとフックがまとめられた「フックユニット」の2パーツです。

ヘッドウェイトを確認しておこう!

初めてのタイラバに向けた準備では、ヘッドとフックユニットがセットになった製品を買っておけば間違いナシ。オモリとハリが一緒に入っているパッケージを購入しましょう。

必ず確認しておきたいポイントがヘッドウェイトで、タイラバの重さは20g~250g程度まであります。出番の多いウェイトは80g程度ですが、メインとなるウェイトは地域や時期次第!日によって潮の速さが変わるので、船宿指定のウェイト+重め、さらに重めと3種類ほど重さを用意しておきましょう。指定が80gなら、80・100・120のような揃え方がおすすめ、高価なTG(タングステン製)はひとまずナシでOKです。

ヘッドもラバーも色が大切!

動きと存在感で真鯛を誘うタイラバですが、色も非常に重要な役割を持っています。別系統の色で3色ほど用意して、魚から反応がある色を探しながら釣るのがタイラバのセオリー。真鯛からどんな色に見えているのかは分かりませんが、ヘッドの色は釣果に大きな影響を与えます。

タイラバ定番の色はオレンジゴールドで、シルバー系を1つ、グリーン系を1つと揃えるのがおすすめ!気に入った色があれば、もちろん色の組み合わせを変更しても問題ありません。根掛かりでなくなってしまう可能性を考慮して、重さ3種類、色違いを合わせて合計4つ程度は用意しておきましょう!

交換用のフックパーツも準備しておこう

タイラバは真鯛がラバーをかじっている内に針が口に入る、という釣りなので、鋭い針先が重要になってきます。フグに切られたりということもあるので、フックユニットも交換用に複数用意しておきましょう。

ヘッドを揃えるためにセット製品を複数購入した場合は、同メーカーの製品であればフックユニットをそのまま使いまわせます。ラバーパーツの色に違いを出しつつ、替え針は合計で5セット程度あればOKです!


PEラインの釣りにはリーダーラインが必要

ヤマトヨテグス 鯛ラバショックリーダー 20m 4号

出典:楽天

タックルについては次項で詳しくご紹介しますが、タイラバの道糸はPEラインという直結に弱いタイプのラインです。そのまま結ぶと解けたり切れたり、トラブルが起きやすいので、糸同士を結んで先糸をセットします。

必要な先糸(リーダー)はフロロカーボンの4号(16lb)程度!一回で3m~5mほど使います。ひとまず20m~30m巻きのリーダー用ラインを準備して、足りなくなったら追加していきましょう!

タイラバのタックルも準備!

タイラバタックルを3つに分けてご紹介!

タイラバで使用するタックルをライン、リール、ロッドの3つに分けてご紹介します。タックルは船宿、もしくは大手釣具店でレンタルができるので、最初から自前を用意しなくてもOKです。

使用するタイラバのウェイトによって、使いやすいロッドのスペックが異なるので、釣りに行く船の情報をしっかり集めてから検討してみましょう。船でレンタルする場合は、ちょうどいいセッティングのタックルを借りられます!

①タイラバタックル:ライン

道糸はPEラインの0.8号前後を使います。細い糸ほど仕掛けを沈めやすく、太い糸は強度の高さから根掛かり回収率や大型のキャッチ率が高いです。船で特別指定が無ければ、0.8号から試してみましょう。

巻き量は200m~300mで、トラブルを考慮するなら300m巻いておくと安心。寒い時期は深い釣り場を攻めるケースが多いので、時期によってリールのサイズや巻き量を変えてもOKです。10mごとの色分けとマーカーが入っている糸が沖釣りのスタンダードですが、後述するカウンター付きリールを使う場合は、単色のラインでも問題ありません。

②タイラバタックル:リール

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出典:楽天
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リールは150番サイズのベイトリール、ギア比の低いノーマルギアかパワーギアがタイラバの主流です。シマノ、ダイワとも「タイラバ向け」として展開されているリールから選べば間違いナシ。寒い時期は、300番などワンサイズ大きなリールが使用されることもあります。

どの程度糸が出ているか一目でわかる、カウンター付きのリールが使いやすいです!

③タイラバタックル:ロッド

ロッドは穂先が柔らかく、大きな曲がりを持っているタイラバ専用ロッドがおすすめ!曲がりが特に大きいロッドは上級者向け、アタリが分かりにくくなりますが、真鯛に違和感なくタイラバを食い込ませる力を持っています。

ロッドのスペック確認で必ずチェックしておきたいのが、対応しているタイラバウェイトの範囲。時期や地域を考慮に入れつつ、船宿情報で確認したウェイト+αを使い切れるパワーが必要になります。表記ウェイトはそれほどシビアなものではありませんが、せっかく買うならジャストなスペックのモデルがおすすめです!

タイラバで覚えておくべき釣り具の準備方法

準備の方法は動画でチェック!


最後は道具の準備、仕掛けのセッティングや糸の結び方についてです。船上で仕掛けやリーダーを結び直すケースがあるので、事前に自宅で一通り確認しておくと、当日の釣りがスムーズです。

結び方は簡単な電車結びからでOK!動画で予習しておきましょう!

道具・仕掛けの準備

道具や仕掛けの準備を詳しく紹介している動画です。チェックしておきたいポイントは動画の序盤、リールのドラグ設定と遊動式タイラバのセット方法になります。

ドラグの設定はタイラバでは特に重要な事前準備で、他の釣りよりも弱い設定を使うのが特徴です。弱すぎるとハリが掛からないので、初回は船長に確認してもらうのがおすすめ。キャッチ率に大きく影響します。遊動式タイラバは糸にヘッドを中通し、ユニットを結んで完成!結び方も合わせてチェックしておきましょう!

PEラインとリーダーラインの結び方

PEラインとリーダーラインの結び方は、FGノットか電車結びがおすすめです。ルアーゲームの経験がある方にはFGノット、釣り初心者の方には電車結びをおすすめします。

リーダーを3m~5mほどとして、自宅で結び方を練習しておきましょう。道糸とリーダーは出船前に結んでおいてOKです!

タイラバを覚えて真鯛をゲット!

手軽さと満足度のバランス感がgood!

釣りを始める敷居が低く、やり込むと奥が深いのがタイラバのいいところ!手軽さと満足度のバランスがよく、レベルを問わず釣りの時間の満喫できる釣りです。

春と秋は真鯛が特に釣りやすい時期で、気温的にも船釣りデビューにピッタリの時期!初心者の方でも遊びやすい釣りなので、船釣りデビューを検討中の方はぜひチャレンジしてみてください!

糸の結び方が気になる方はこちらもチェック!

糸の結び方が気になる方は、こちらもチェック!

記事中でも登場したFGノットの結び方と、ルアーゲームで使用頻度の高い結び方まとめをご紹介します。初心者の方がいきなりすべてを覚える必要はないので、糸同士の結び方を1つ、リーダーと仕掛けの結び方を1つ覚えるところから始めてみてください!