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育て方が難しいルノーディーンとは
アメリカカルフォルニアの品種
エケベリアのルノーディーンという観葉植物を聞いたことがありますか。アメリカのカリフォルニアで発見された品種で、交配種と考えられていますが未だ詳しい詳細はわかっていない、とても珍しい多肉植物なのです。
一般的にはルノーディーンと呼ばれていますが、実はこの呼び方は通称。本当の名前は「コンプトンカーセル」といいます。育て方が少し難しく、さらには珍しい品種のため、日本でも育てている人は少ない希少な植物です。
葉っぱが特徴的
エケベリアのルノーディーンと言えば、やはり特徴的なのが葉っぱの形状でしょう。多肉植物ということもあり、ボリュームのある葉っぱは見ごたえがあります。また、丸い形状で整った形をしていますので写真映えするのです。
また、先が尖がっている珍しい形状をしていますので、写真だけではなくインテリアのアイテムとしてもエケベリアのルノーディーンは人気があります。珍しい品種ということもあり、室内で育てていると間違いなく目を引くでしょう。
班入り品種
また、エケベリアのルノーディーンは、班入りの品種であることも有名です。班入りとは緑の葉に違う色が入っている植物のことです。班入りはこうした独特な色合いが特徴的だと言えます。
この班入りは、品種によっても、さらには同じ品種でも育て方によって微妙に変わってきますので、こうした楽しみを求めて高級種のルノーディーンを育てているという人も多いのです。珍しい班入りの模様になれば、さらに室内のインテリアとして映えることは間違いないでしょう。
育て方が難しいルノーディーンは高級種
なぜ高級種と言われるのか
そもそもエケベリアのルノーディーンはなぜ、高級種と言われるのでしょうか。高級種と言われるのは、ルノーディーンは人気がある品種にも関わらず、数が少ないため希少価値が高くなってしまっているからです。
一般的なホームセンターなどではこのエケベリアのルノーディーンを購入することは難しいでしょう。観葉植物専門店でもなかなか見かけない高級種のため、もしこの品種を見かけたらすぐに購入しておくことをおすすめします。
育て方が難しいために普及しない観葉植物
では、エケベリアのルノーディーンはなぜ育てる人が少ないのでしょうか。日本では珍しい多肉植物と言われているのは、育て方が難しいために普及していないからです。
室内で簡単に育てることができる観葉植物とは違い、ビギナーの場合は育て方、管理方法がかなり難しいため普及していないのです。そうしたことからエケベリアのルノーディーンは高級種となってしまったと言えます。
ルノーディーンの育て方
最適な温度
エケベリアのルノーディーンの育て方で一番注目するべきポイントは、温度管理です。この温度管理が難しいために管理ができなくなり枯らしてしまうという事例が多く報告されることもよくあります。
ルノーディーンは高温多湿な環境にとても弱い多肉植物です。気温は25度を超えると枯れてしまうことも珍しくありません。そのため、日本では屋外よりも室内での管理した方がよいでしょう。
水やりのタイミング
また、エケベリアのルノーディーンの育て方が難しいのは水やりにも原因があります。ルノーディーンの水やりのタイミングも育て方の大きなポイントと考えておきましょう。まず基本的にエケベリアは多肉植物のため、多くの水は必要としません。
水やりは葉っぱにかかった水のおこぼれとして土に与える程度で十分です。また、土は乾いても葉に水が溜まっていますので、焦って水やりをする必要はありません。土がかなり乾燥した後に、土の表面を湿らせる程度で問題ないでしょう。
春の管理方法
春のルノーディーンの育て方は一番簡単だと考えていいでしょう。日本での育て方の場合、気候も湿度もちょうどいい季節と言えます。春先であれば育て方として日当たりがよく雨の当たらない場所なら最適でしょう。
ただ、冬場に室内で管理していた場合は急な日差しにより葉焼けを起こすこともありますので、徐々に日光に当てるようにすることをおすすめします。そうすることにより、写真などでも見られるような綺麗なルノーディーンの葉を楽しむことができることでしょう。
夏場の管理方法
ルノーディーンの育て方で注意するべきは夏場の管理方法です。ルノーディーンを写真などでも見たことがある人ならわかると思いますが、夏場は日の当たるような場所での管理はルノーディーンにとってとても危険な状況になります。
夏場は一日日陰で管理して問題ありません。そのため、室内での管理が最適と言えるでしょう。また、温度は25度を超えるような熱がこもる場所は必ず避けてください。さらには湿度が高い場所も適切とは言えません。
秋の管理方法
夏場の直射日光を避けて育てたルノーディーンは、秋になると早目に日光に当てる時間を増やしていきましょう。育て方として、半日日差しに、半日日陰にを繰り返しながら日光に慣れさせていく方法をおすすめします。
夏の間に受けたダメージから葉が回復しようとしますので、この時期のルノーディーンはとても綺麗になるのです。ただし、この時期は大雨や台風が起こることもありますので、急な天候の変化には十分気をつけましょう。
冬場の管理方法
ルノーディーンは、寒さにも意外と弱い多肉植物です。ただし、日本の夏場の高温多湿よりも管理は楽と言えるでしょう。寒さで枯れることもありますが、成長が止まるだけのこともありまので、夏場よりも神経質になる必要はありません。
ただし、冬場も10度を下回る気温になれば室内での管理が最適と言えます。10度以上をキープしておけば、ルノーディーンは小さな葉が増えるほどに成長します。育て方に注意すれば、冬場でも成長を高めることができるでしょう。
肥料は必要か
ルノーディーンの育て方で悩んでしまうのが、肥料を与える必要があるのかということでしょう。気温などに敏感な植物のため、過剰に肥料を与えると枯れてしまうのではないかとイメージする人も多いと言えます。
ルノーディーンの育て方において肥料が必要になるのが植え替え時です。植え替え時にも必ず必要とは言えませんが、ルノーディーンの状態が良くないというときには、一時的に肥料を与えて様子をみましょう。ルノーディーンの育て方にはかなり気を使います。
ルノーディーンの育て方の注意点
温度計で管理する
ルノーディーンの育て方で最も注意するべきポイントは、温度管理ということは先に伝えた通りです。一般的な観葉植物の場合、天気予報などでの気温チェックで問題ありませんが、ルノーディーンを育てる場合は温度計での管理をおすすめします。
それほどルノーディーンの育て方は難しいと言えるのです。また、湿度計も常備しておけば、最適なルノーディーンの育てる環境が整うと言えるでしょう。気温には常に神経質になっておくべきです。
室内の管理には日光不足に注意
ルノーディーンの育て方で、冬場はできるだけ室内での管理が望ましいと考えるでしょう。室内で気温が安定していた方が安心と考えることは間違っていませんが、日光不足になってしまうことには注意します。
ルノーディーンの育て方として、直射日光に当て続けることはよくありませんが、直射日光不足も植物にとってよくありません。冬場も適度に日光に当てる必要があるのです。こうした見極めはルノーディーンの育て方としてとても難しいポイントだと言えます。