検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

寒さには注意、タイワンモミジの育て方を解説。置き場所や冬越しの管理のコツも!

タイワンモミジは、人気の観葉植物です。暖かい地域を原産国としているタイワンモミジは寒さに弱い性質を持っているので、冬越しには注意が必要になります。今回は、タイワンモミジの育て方や冬の管理方法について詳しくチェックしてみましょう。
2021年10月13日
bambi
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

目次

タイワンモミジとは

タイワンモミジとは、東南アジアやインドが原産地のウコギ科ポリシャス属の観葉植物です。タイワンモミジと同じ品種のポリシャス属は低木から高木まであり、100種類ほどあると言われています。

タイワンモミジはポリシャツとして園芸店で取り扱われていることもありますが、常緑性があり初心者でも管理しやすいことから観葉植物として人気です。タイワンモミジはその名の通り、もみじのような形をしている葉が特徴的になっており、風情が楽しめます。

タイワンモミジの特徴

タイワンモミジは、台湾では富貴樹と言われており縁起の良い観葉植物とされています。草姿やもみじのようで、芳香があるのが特徴です。和風でも洋風でも合わせやすい観葉植物として重宝されています。

また、タイワンモミジは暖かい地域が原産国なので、寒さに弱いのも特徴です。そのためタイワンモミジは、冬越しには注意やコツが必要になります。今回は、そんなタイワンモミジの育て方や管理方法を詳しくチェックしてみましょう。

タイワンモミジの仲間

ポリシャスの仲間であるタイワンモミジと同じ品種にはさまざまな種類があります。ポリシャスマルギナータは、葉に白い斑が入っているタイプと入っていないタイプの2種類があるのが特徴です。タイワンモミジよりも丸い葉が可愛らしい観賞植物になります。

ポリシャスピノッキーは、タイワンモミジの仲間の中でも珍しい品種です。葉が濃い色をしているのが特徴になります。タイワンモミジの仲間には、いろいろな葉のタイプがあるので、好みのタイプのポリシャスを探してみるのもいいでしょう。

ポリシャスの名前の由来

タイワンモミジの属名でもあるポリシャスは、多いという意味のポリと影という意味のスキアスの意味をもつギリシャ語が由来になります。

ポリシャスの仲間は品種によって葉の形がいろいろあるので、自分の好みに合わせた葉を持つポリシャスの育て方にチャレンジしてみるのもいいでしょう。ポリシャスは品種によっても育て方の難易度も少し違ってきますが、基本的に寒さや日当たりに注意すれば、初心者でも育てやすいでしょう。

ポリシャスの花言葉

タイワンモミジでもあるポリシャスの花言葉は大切な思い出です。もともとタイワンモミジは縁起のよい観葉植物としても人気があります。そのため、花言葉と共に贈り物としても喜ばれることでしょう。どんな観賞植物を贈り物にするか悩んだ際は、ぜひタイワンモミジを候補に入れてみてはいかがでしょうか?

タイワンモミジの管理場所

タイワンモミジは耐暑性は強いが耐寒性が弱い特徴を持っています。タイワンモミジは観葉植物として室内で育てることが多いですが、明るい日陰や日当たりのよい場所を好むので、長期間日陰で管理してしまうとタイワンモミジは弱くなってしまうでしょう。

タイワンモミジを管理していて、葉の色が悪くなったり弱くなって来たら、日当たりのよい場所に移動させてあげるのがおすすめです。タイワンモミジに適した温度は15度以上なので、冬は屋外ではなく室内で管理してみて下さい。


室内ならどんな場所で管理する?

タイワンモミジを室内で管理するのなら、日当たりと風通しがよい窓際に置いてあげるのがいいでしょう。また、冷房や暖房の風は直接当たらない場所を選んでみて下さい。

タイワンモミジは日当たりを好むので、季節や気温に合わせて、屋外などの日当たりのよい場所に鉢を移動させてあげるのもいいでしょう。室内の観葉植物として楽しむ場合も、週に3日程、日光浴をさせてあげると丈夫な育て方ができます。

季節に合わせた置き場所

タイワンモミジは、季節に合わせて管理する場所を変えるのも育て方のポイントです。春から秋にかけては生育期になるので、室内よりも屋外で管理すると日当たりがよく成長しやすいでしょう。十分な日光を浴びることで、葉が多く茂るので、置き場所には注意してみて下さい。

その一方で冬から春にかけては、室内の日当たりのよい場所で管理するのがおすすめです。冬場は鉢の位置を移動させながら、タイワンモミジ全体に日当たりがよくなるように管理してあげるようにしてみて下さい。

遮光に注意する

タイワンモミジは、耐陰性が弱いんも特徴です。暖かい季節はできるだけ屋外で管理しますが、その時も午前中直射日光が当たる場所や寒冷紗などを使用して弱めの遮光ができる場所がいいでしょう。

もしも直射日光で、タイワンモミジの葉焼けが心配な場合は、遮光性のある場所で管理するのもいいでしょう。基本的に日光を好む観葉植物なので、しっかりと日に当てる育て方をします。日光にしっかり当てることで、丈夫で大きく育つことができるでしょう。

タイワンモミジの育て方

常緑性で初心者でも育てやすいタイワンモミジの上手な育て方として抑えておきたいのが、水やりは肥料です。タイワンモミジの育て方に必要なポイントをチェックしてみましょう。

また、タイワンモミジを園芸店などで購入してくる際は、幹がしっかりしていて、葉の色やつやがいいものを選ぶようにして下さい。葉や茎などをチェックして、病虫害の心配がないかも選ぶ際のポイントになります。せっかくタイワンモミジを育てるのなら、丈夫で美しいものを選んでみて下さい。

タイワンモミジに適した用土

タイワンモミジは、水はけのよい用土お好みます。自分で用土を作る場合h、赤玉土や腐葉土、堆肥などを配合してあげるといいでしょう。タイワンモミジは大きくなったタイミングで植え替えを行う必要があるので、その時もタイワンモミジに合った用土を用意してあげるといいでしょう。

また、タイワンモミジの場合は水はけが悪い用土を使ってしまうと根腐れを起こすのが特徴です。また、観賞植物として楽しむ場合は、土の表面を化粧砂や赤玉土などで覆ってあげるのもいいでしょう。

水やりと肥料

タイワンモミジは用土が乾いてきたら、水やりを行います。特に季節によって、水やりを変える必要はないので、用土の乾き具合を確認して水やりを行って下さい。

また、タイワンモミジは春から秋にかけて3カ月に1度のペースで肥料を与えます。使う肥料は、緩効性化成肥料がおすすめで、置き肥として使用するといいでしょう。春から秋の成長期に肥料を与えることで、どんどんタイワンモミジが大きく成長してくれます。

葉水もおすすめ

タイワンモミジは土の部分に水やりを行うのだけではなく、葉水を定期的に行うのもおすすめです。葉に水をかけることで、ハダニなどの発生を防ぐことが可能になります。葉水を行う際は、しっかりのタイワンモミジの葉の裏まで水がかかるようにしましょう。

タイワンモミジを室内で観葉植物として育てている場合も、屋外に出して定期的に葉水も行うことで、害虫の予防にも繋がります。害虫の予防と水やりを兼ね備えて葉水を行ってみて下さい。


タイワンモミジが注意したい病虫害

タイワンモミジの育て方で注意したいのが、病虫害です。春から秋にかけては炭そ秒や褐斑病に注意が必要になります。タイワンモミジの葉に病気を見つけた場合は、すぐに病気の部分を取り除くことが大切です。

さらに1年を通してカイガラムシやハダニには注意が必要になります。カイガラムシやハダニは風通しが悪くても発生してしまうことがあるので、風通しや日当たりがいい場所でタイワンモミジを管理してあげましょう。また、害虫を見つけた場合もすぐに駆除して下さい。

駆除する際のコツ

カイガラムシやハダニは特に乾燥した状態で発生しやすいです。防ぐためには、タイワンモミジの湿度を保ってあげることが大切になります。

もしもカイガラムシやハダニを見つけた場合は、歯ブラシを使って擦り落とす方法が簡単です。それでもなかなか駆除できない場合は、薬剤を散布するのもいいでしょう。カイガラムシやハダニをそのままにしておくと、枯れる原因にもなってしまうので、しっかりと対策を取るようにしてみて下さい。

タイワンモミジの剪定

タイワンモミジは、成長がよい観葉植物でもあります。そのため、成長すると樹高が高くなるのが特徴です。そんな時、タイワンモミジの株元に違う形の葉が出てくることがあります。このような葉や枝は剪定してあげるのがおすすめです。

さらに、タイワンモミジの葉が黄色くなってしまった場合も、下葉取りといって葉を剪定してあげます。このような作業を行うことで、見た目の美しい観賞植物としてタイワンモミジを楽しめるでしょう。

タイワンモミジの剪定のポイント

タイワンモミジの剪定は6月ぐらいに行うのがおすすめです。6月はタイワンモミジの生育期でもあり、剪定してもすぐに回復しやすいので、思い切った剪定が可能になります。タイワンモミジのを剪定をする際のポイントは、交差している枝や枯れている茎を中心に剪定することです。

丈夫で生育のいいタイワンモミジは剪定しても、また大きく成長してくれるので思い切った剪定を行って綺麗な状態に保ってみて下さい。

植え替えは必要?

タイワンモミジの水やりをしてもなかなか鉢底から水が出てこなくなってきたら、鉢の中で根がいっぱいになっている合図です。その時は、一回り大きな鉢に植え替えを行うのがいいでしょう。植え替えを行う時期は、5月から7月か寒い時期は暖かい室内で行います。

鉢からタイワンモミジを取り出したら、根を少し崩してから大きめの鉢に植え替えます。大きめの鉢に植えることで、丈夫に育ち、根腐れの心配なども少なくなるでしょう。

タイワンモミジに元気がなくなったら?

タイワンモミジに元気がなくなってきたら、考えられる原因として、寒さがまず挙げられます。寒さに弱い観賞植物なので、寒すぎると生育が止まってしまうのです。さらに日光が当たらないと株が弱ってくる特徴があります。しっかりの日光浴をしているかもチェックしてみましょう。

さらに水が足りあい場合も元気がなくなります。しっかりと鉢の底から水が出るまで水やりをしているかも大切です。しかし水のやりすぎも根腐れの原因になるので、しっかりと土の状態をチェックしてみえ下さい。

タイワンモミジの越冬


タイワンモミジの属しているポリシャス属は寒さに弱いのが特徴です。そのため、越冬を上手に行ってあげる必要があります。だいたい秋から冬にかけて肌寒くなってくる季節には、屋外で育てていたタイワンモミジは、室内に移動させましょう。

また、タイワンモミジの成長が止まったら、水やりの回数に注意が必要です。日当たりが悪いのに、水をたくさん与えてしまうと、徒長の原因になってしまいます。つまり室内での越冬の場合は、水やりは少な目にしましょう。

タイワンモミジの夏越し

寒さに弱いタイワンモミジは越冬には注意が必要ですが、暑さには強いので、夏越しは特に心配はいりません。日当たりと風通しがよい場所での育て方をし、土が乾いたら、水やりを行うだけで夏越しすることが可能です。

しかし強い日差しは葉焼けの原因にもなるので、注意が必要になります。日差しがきついと感じる場合は、場所を移動させたり遮光できるように管理してみて下さい。

タイワンモミジの増やし方

タイワンモミジは挿し木で増やすことができます。挿し木を行う時期は、5月中旬から9月中旬がおすすめです。挿し木の方法は簡単で、10㎝程に切ったタイワンモミジの枝や幹を水を入れたコップに挿しておくか、赤玉土に挿し木にしておきます。

だいたい2~3週間ほどで発根して発芽します。1カ月あれば、しっかりと発根するので、挿し木を鉢などに植えてあげましょう。タイワンモミジの挿し木は簡単なので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

まとめ

タイワンモミジは、もみじのような葉の形を持つ観葉植物として人気があります。そんなタイワンモミジは、寒さに弱く日光を好む観葉植物なので、越冬の管理には注意が必要です。また、日当たりのよさを好むので、屋外で日光浴させるのも、丈夫に育てる方法の1つになります。

タイワンモミジは越冬や日当たりさえ注意すれば、大きく成長する観葉植物なので、ぜひ自宅で育ててみてはいかがでしょうか?もみじのような風情があり、自宅を華やかに彩ってくれます。

観葉植物が気になる方はこちらもチェック!

タイワンモミジ以外にもさまざまな観葉植物があります。それぞれの特徴を知って、お気に入りの観葉植物を探してみて下さい。