初心者に人気の観葉植物が集合！
「観葉植物を育ててみたいけど、植物に慣れていない方不安」と感じている方には、初心者向けの品種が最適。簡単に育てやすい品種であれば、初心者でも気軽にインテリアに取り入れられるようになります。
初心者も育てやすい観葉植物を取り入れよう
本記事では、初心者が育てるのにぴったりな人気の観葉植物をご紹介します。小型サイズ・中型サイズ・大型サイズとカテゴリに分けて人気の品種を集めたので、ぜひ参考にしてみてください。
また、初心者が植物を選ぶ際に意識しておきたいポイントも解説します。基本を押さえた上で初心者にぴったりな品種を選び、緑のあるインテリアを楽しんでいきましょう。
初心者におすすめの観葉植物4選：小型編
テーブルや棚などに置きやすい観葉植物を求めている場合は、小型サイズが最適です。複数の品種を集めて、それぞれの観葉植物の違いを楽しむのもおすすめ。初心者にぴったりな人気の品種をご紹介します。
初心者におすすめの観葉植物①：ハートカズラ
渋みのある緑色にほんのりピンク色が入った、可愛らしい印象の品種です。インテリアにキュートなワンポイントを入れたい時にぴったり。垂れ下がるようにして成長するので、鉢植えだけでなく、ハンギングプランターに入れて育てるのもおすすめです。
日陰に強く、耐寒性もあるので手間をかけなくても簡単に冬を越せます。室内の明るい場所に置くようにすれば、元気に育ってくれるでしょう。ツルが伸びてきたら剪定をして、形を整えてあげるのが育て方のポイントです。
暖かい時期に花を咲かせる
暖かい時期が訪れると、パープル系の花を咲かせるようになります。可憐な花を楽しめる初心者向けの品種を求めている場合にぴったり。春から夏にかけて肥料を与えると花を咲かせやすくなるので、意識して育ててみましょう。
初心者におすすめの観葉植物②：ヒメモンステラ
ざっくりと切れ込みが入ったような葉っぱの形がユニークな品種です。小ぶりながらも存在感があり、棚やテーブルに置いておくだけでおしゃれな雰囲気を演出してくれます。丈夫で病気にかかりにくく、初心者でも育てやすいのが魅力です。
暖かい時期は水分をたくさん必要とするので、土が乾いたら早めに水を与えるようにしてください。冬の間は頻繁に水やりをすると弱る原因になります。乾燥気味に育てることで次の春を迎えられるため、水やりの頻度を落としましょう。
葉っぱが増えたら剪定を行う
たくさん手間をかけなくても、元気に育つのが特徴なので、いつの間にか葉っぱがたくさん茂ることがあります。葉っぱを放置していると蒸れの原因になるので、剪定をしましょう。好みの形になるように整えれば、素敵なインテリアになります。
初心者におすすめの観葉植物③：ダバリア
細かくて小さな葉っぱがおしゃれな印象を与える観葉植物です。成長が進んでくると、ふわふわとした根茎が出てきます。ユニークな雰囲気も感じられ、インテリアのアクセントを取り入れたい時に最適です。
太陽の光が直接当たる場所は苦手なので、日陰ができている場所に置くとよいでしょう。また、水分が足りないと枯れる原因になります。特に夏場は水不足になりやすいので、葉っぱが縮んできたらすぐに与えるようにしてください。
苔玉で育てるのもおすすめ
普通の土だけでなく、苔玉で育てられるのも魅力です。苔玉に挿木をして、おしゃれなインテリアを楽しんでみてはいかがでしょうか。苔玉も初心者が取り入れやすいので、鉢植えでの栽培に飽きてきた時に取り入れてみてください。
初心者におすすめの観葉植物④：ハオルチア
まるでアロエのような形をして、多肉系の観葉植物です。葉っぱの内部に水分を溜め込む性質があるため、頻繁に水やりをしなくてもよいのが嬉しいポイント。初心者でも育てやすく、大きな手間を必要としない観葉植物として人気を集めています。
放射状に葉っぱが伸びていき、ユニークな形を楽しめるのも魅力です。可愛らしい雰囲気も感じられ、初心者も愛着を持って育てられるのではないでしょうか。観葉植物のフォルムに合わせて、可愛い系の鉢に植えるのがおすすめです。
水捌けのよい土を活用しよう
水捌けが悪い土を使用すると、根っこが腐って枯れてしまうことがあります。植え替えをする時は、必ず水捌けのよい土を使うようにしてください。
また、室内に置く場合は風通しがよく、明るい場所を意識すると簡単に育ってくれます。ただし、直射日光が当たると葉が焼けてしまうので注意しましょう。
初心者におすすめの観葉植物4選：中型編
ちょっとしたアクセントを室内のインテリアに加えたい場合は、中型サイズを取り入れてみましょう。いくつか室内に置くことで、緑豊かなインテリアに仕上げられます。数ある中でも初心者向きの品種をご紹介するので、役立ててみてください。
初心者におすすめの観葉植物①：サンスベリア
数ある品種の中でも、特に初心者向けの観葉植物として人気を集めています。春夏も頻繁な水やりは必要なく、土が乾いてから3〜4日後くらいに水をあげれば十分。手間をかけることなく、簡単に成長してくれます。
冬の間は成長がストップするため、水やりの必要はほとんどありません。1ヶ月に1〜2回くらい水を与えればよいでしょう。水を与えすぎると枯れる原因にもなるので、初心者は乾燥気味に育てることを意識してみてください。
空気をきれいにする効果も期待できる
汚れた空気を取り込み、きれいな空気を出す働きを期待できるのも人気を集めている理由です。空気清浄機に頼ることなく、室内の空気をクリーンな状態にしたい時にぴったり。
また、葉っぱをカットして挿木にすれば、簡単に根づきます。株数を増やしてみたい初心者にもおすすめの観葉植物です。
初心者におすすめの観葉植物②：コーヒーノキ
艶々とした濃い緑色の葉っぱが特徴的な観葉植物です。耐寒性や耐陰性に優れ、初心者でも室内で育てやすいことから高い人気を集めています。上品で落ち着いた雰囲気を感じられ、さまざまなインテリアにフィットするのも魅力です。
1〜2年経過すると成長によって根詰まりを起こすことがあります。もし、下の葉っぱが枯れて落ちることが多くなったら、植え替えを検討しましょう。水捌けのよい土に植え替えれば、引き続き元気に育ってくれます。
よい香りを楽しめる白い花が咲く
基本的な育て方を覚えていれば、初心者でも白い花を咲かせられるようになります。花からは心地よい香りが漂い、リラックス空間を作ってくれるのが嬉しいポイント。
受粉をすることで、赤い実をつけることもあります。初心者が花を咲かせるには、暖かい時期に肥料を与えるのがコツです。
初心者におすすめの観葉植物③：クッカバラ
まるで鳥が大きく羽を広げたような葉っぱの形が魅力です。細く長い茎が放射状に広がり、中型サイズながらもダイナミックな様子を楽しめます。病気や虫に強く、初心者でも育てやすいのも特徴。大きな手間をかけなくても、簡単に成長していきます。
何もしないと、茎はグングン上へと伸びていくため、好みに合わせて剪定をしましょう。また、針金を使って茎の形を変えて、ユニークなデザインに仕上げるのもおすすめです。
霧吹きで葉っぱに水を与えよう
定期的に霧吹きで葉っぱに水を与えるようにしましょう。水を与えることで虫を防ぎ、艶々とした色を保てます。初心者は忘れてしまいがちなポイントなので、観葉植物をきれいに育てるためにも意識してみてください。また、ホコリがついている場合は霧吹きを使う前に取り除きます。
初心者におすすめの観葉植物④：カラテア
暖かい地域で生まれ、大きな葉っぱをつけることで知られている観葉植物です。濃い緑色の中に白や黄色の模様が入り、個性的な雰囲気を感じられるのも特徴。光沢があり、上品なインテリアに仕上げたい時にぴったりな品種です。
日陰に強い観葉植物のため、太陽の光が少しでも室内に入れば元気に育ちます。湿気を好む傾向があり、夏場はしっかりと水やりをするのがポイントです。水不足を防げば、初心者でも簡単に育てられる品種として人気を集めています。
春から秋にかけて肥料を与えよう
初心者でも元気に育てるために、春から秋にかけては肥料を与えるのがおすすめです。月に1回程度の頻度で固形肥料を与えると、艶々とした葉っぱを維持しやすくなります。液体肥料なら、10日に1回の頻度で水やりと同時に与えるとよいでしょう。
初心者におすすめの観葉植物4選：大型編
主役級のインテリアグリーンを飾りたい時には、大型サイズも要チェックです。大きな観葉植物は、1つあるだけでおしゃれな雰囲気を楽しめるのが魅力。インテリアに合わせて、お気に入りの観葉植物を選んでいきましょう。
初心者におすすめの観葉植物①：オーガスタ
オーガスタ 8号 約100cm 指宿産直
出典:Amazon真っ直ぐと伸びる茎に、大振りの葉っぱが目を引く観葉植物です。南国調の雰囲気も感じられ、インテリアの主役となる観葉植物を置きたい時にぴったり。とても育てやすいことから、初心者の間で人気を集めています。
また、溜め込んだ水分を発散する働きもあり、自然の加湿器としても有名です。乾燥しがちな室内でも元気に育ち、まさに初心者向けの品種と言えるでしょう。反日陰でも育ちますが、室内の明るい場所に置いておくのがおすすめです。
大きく育つと花を咲かせる
最初のうちは花が咲かない可能性がありますが、大きく育てていくようにすると、白い花を咲かせるようになります。初心者の方も、花が咲くのを楽しみに育ててみてはいかがでしょうか。また、葉っぱがきれいに広がらない時は太陽の光が足りていない可能性があるので、日差しが当たる場所に移動させましょう。
初心者におすすめの観葉植物②：フィカス
バリエーション豊かな種類があり、それぞれ葉っぱの形や色、幹の形などが異なります。好みに合わせて選んで、素敵なインテリアを作ってみてはいかがでしょうか。耐寒性に優れ、初心者でも簡単に冬を越せるのも嬉しいポイントです。
幹が柔らかいので、針金を使って形を変えるのもおすすめ。曲がりくねったような形にして、ユニークな観葉植物を楽しむのもよいでしょう。初心者でも気軽に成形にチャレンジできるので、オリジナルの観葉植物を作ってみてください。
乾燥に気をつけよう
乾燥が進むと、葉っぱがくるくると丸まっていく傾向があります。葉っぱに異変が起きたら水不足の可能性があるので、水やりをしてください。また、エアコンの風が直接当たらないようにします。定期的に霧吹きで葉っぱに水を与えて、艶々とした状態を保ちましょう。
初心者におすすめの観葉植物③：青年の木
昔から、幸せを呼び込むことで人気を集めてきた観葉植物です。インテリアを楽しみたいだけでなく、運気を上げたい時にもぴったり。病気や乾燥に強く、初心者が育てやすいのも魅力です。水やりの頻度が少なくても元気に育つので、頻繁に水やりをするのが難しい、という初心者にも適しています。
風通しが悪い場所に置いていると葉っぱの間が蒸れることがあるため、風通しを意識して設置してください。鉢植えの下から根っこが出てきたら、植え替えのタイミングです。
葉っぱが多くなったら剪定を行う
そのままの状態で放置しておくと、葉っぱの芽が多くなりすぎることがあります。芽の部分を剪定して、風通しがよい状態にしましょう。定期的に剪定を行えば、きれいな形をキープできます。初心者でも簡単に剪定できるので、忘れないようにしてください。
初心者におすすめの観葉植物④：アローカリア
細くて長い葉っぱがユニークな観葉植物として知られています。ふんわりとした質感も感じられ、さまざまなインテリアに合わせやすいのが嬉しいポイント。幹が柔らかいので、曲がってしまうようなら支柱を立ててください。支柱で支えていれば、おかしな方向に伸びることなく、真っ直ぐ成長してくれます。
春から夏はしっかりと水を与えて、秋から冬は乾燥気味に育てるようにしましょう。水が多すぎると根腐れが起きる可能性があります。
挿木で増やすことが可能
挿木をしたい時は、頂点の部分をカットして、土に植えてください。頂点以外の部分は、挿木にしても直立しにくいので避けましょう。初心者でも簡単に株を増やせるので、ぜひ挑戦してみてください。また、定期的に霧吹きで葉っぱに水をかけて、虫を防ぐのもポイントです。
初心者が観葉植物を選ぶポイント
園芸店やホームセンターなどで初心者が観葉植物を選ぶ場合には、気をつけておきたいポイントがいくつかあります。どのような点に注目すればよいのかチェックして、初心者向けの観葉植物を選んでいきましょう。
部屋のスペースに合わせる
まず気をつけておきたいのが、部屋のスペースに合わせる、ということです。どんなに気に入った観葉植物だとしても、大きすぎるものだと、インテリアの印象がチグハグになってしまいます。
部屋のスペースが狭くても緑豊かなインテリアにしたい時は小型サイズを複数組み合わせるなど、工夫をしながら室内にぴったりなサイズを選ぶようにしてください。
虫がついていないかチェック
室内で観葉植物を育てる場合、きちんと手入れをしていれば虫がつくのを防げます。しかし、購入前から虫がついている観葉植物だと、知らない間に増殖してしまうことも。
初心者が観葉植物を選ぶ時は、必ず虫がついているかチェックしてください。葉っぱの裏側など、細かな部分まで確認することが大切です。
日陰に強いと安心
光がしっかり入る室内なら観葉植物の生育に問題はありませんが、中にはあまり光が入らない部屋もあります。光が少ない部屋でも元気に育つように、日陰に強いタイプを選ぶのがおすすめ。室内で育てやすい品種を中心に集めるようにしましょう。
好みの形を厳選する
葉っぱやツルなど、観葉植物の形は品種によって異なります。どのような形が好みなのかも、よく考えて選びましょう。スタイリッシュな雰囲気が好みなら細長い葉っぱがついているもの、ナチュラル系なら丸みを帯びた葉っぱのものなど、インテリアに合わせて選ぶのがおすすめです。
初心者向けの観葉植物を取り入れよう
インテリアにぴったりな観葉植物は、初心者向けの品種がたくさんあります。手間をかけなくても元気に育つ観葉植物が多いので、ぜひ気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか。
枯らさないためには、それぞれの観葉植物の育て方の把握しておくことが大切です。水やりの頻度や設置場所などを意識しておけば、問題なく育てられるでしょう。今回ご紹介した観葉植物の中からお気に入りを見つけて、緑のある生活を楽しんでみてくださいね。
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