ホームプランター65TR BR
深型プランター45型
フロスト テラコッタ 50cm プランター
はじめに:プランターコンポストの腐葉土の作り方
生ゴミ処理にはプランターコンポストがおすすめ
キッチンから出る野菜や魚などの生ゴミは捨てるだけではもったいないですね。高いコンポストを購入しなしくても、身近なもので作る手作りコンポストでふかふかな土づくりに活用できます。
ガーデニングで使うプランターで生ゴミを堆肥化すれば、すぐに植物を育てられて便利です。
家庭の少量の生ゴミもプランター1杯分の堆肥に
生ごみコンポストはごみが分解されて微生物の栄養になるまで時間がかかるんでしょうと思っているかも知れませんが、温かい季節なら1-2日あれば野菜くずの生ごみ程度なら分解されます。
家庭で1日に出る生ごみの量はたとえ大家族であっても、1回でプランターひとつを満たすほど多くはないでしょう。しかし1週間ほど続ければある程度まとまった量の土の堆肥化が進みます。
まずは1週間のコンポスト生活からはじめましょう!
あまり面倒なことがお好きでない方も、最初は1週間だけプランターのコンポスターでふかふかの土づくりをはじめてみませんか。はじめての方でも簡単にできるプランターを使ったコンポストの作り方を、わかりやすく解説していきます。
まずは知りたい!プランターコンポストとは
プランターを使ったコンポストのやり方解説の前に、コンポストとはどのうよなものなのか・ガーデニングなどにどう活用できるのかということからご説明します。
今までそれほど興味がなかったプランターコンポストも意外と使えるんじゃないか・環境によいことが自分でも簡単にできる!と満足感が味わえるでしょう。
プランターを使ったコンポストのこと
花や野菜を育てるプランターで作ればガーデニングに使いやすい!
まずはプランターで作るコンポストについて。なぜコンポストがおすすめなのかというと、作ってすぐにガーデニングで花や野菜を育てることができるからです。すぐに使わずにそのまま土を保存しておくのにもプランターならば庭に置いておいても違和感がありません。
家にあるものや魚や野菜くずで簡単にはじめられるプランターコンポスト
プランターコンポストがおすすめの理由その2は家にあるもの(捨ててしまうようなもの)を組み合わせて、普段は買っているものを手に入れることができるところです。
普段ガーデニング用の堆肥を購入しているという人は、少しの手間でその分のコストが軽減できます。また捨ててしまうようなものですから、もしも失敗してしまっても捨てる時期が少し遅くなるだけで、ちっとも痛くありません。
そもそも環境にやさしいコンポストとは
コンポストとは堆肥化という意味!発酵させてよい土を作る方法
落ち葉を集めて発酵させ微生物の餌とした土を腐葉土といいます。ガーデニングの土づくりには基本の土としてご利用になっている方も多いのではないでしょうか。この腐葉土を生ごみで作るために使うのがコンポストという道具です。
生ごみ特有のにおいや虫を遮断するとともに発酵を促す効果があります。コンポストは自宅で捨ててしまうものを使って腐葉土を作る方法には必要な入れ物です。
魚や野菜くずで作るから環境にとってもよいのがコンポストの特徴
コンポストはホームセンターや通信販売でも人気の商品です。容器としての初期投資だけで、捨ててしまうようなものを役に立つ腐葉土として再生できるのですからガーデニングをされている方にはありがたいものとなっています。生ごみの軽減は環境づくりにも一役買っていて、コンポストでの腐葉土づくりを推奨している市町村も多いくらいです。
コンポストはプランターなどで自作できる
微生物が分解したふわふわの土で楽しいガーデニング
市販のコンポストがなくても、手軽にガーデニングで使うプランターで土の再生ができるプランターコンポスト。そののよさは生ごみの軽減をしたい人だけが感じるものではありません。
ガーデニングにかけるコストをできるだけ軽減したい人・手作りにこだわる方や野菜の有機栽培をしたいという人にもおすすめの方法です。
プランターコンポストの準備・用意するもの
プランターコンポスト準備1.
プランターコンポストに必要なものはそれほどたくさんないですが、どれも必ずないと困るものばかりです。まず用意して欲しいのが入れ物となるプランターです。サイズは1週間の生ごみの量の倍が入る程度が必要となります。
コンポスト作りに絶対に必要!プランターは2個あると便利
また土に空気を入れるために同じものが2つあるとさらに腐葉土を作りやすくておすすめ。これは後ほどご紹介する作り方・出来た腐葉土の使い方を見るとよくわかりますが、ここでは2つ以上プランターが必要ということだけ意識すれば大丈夫です。
プランターコンポスト準備2.
コンポストは生ごみだけでなく土に混ぜることで、その中の微生物を活性化させ発酵を促します。プランターだけでなく土も十分な量準備してください。生ごみよりも多く土を使いますので、多すぎるかなくらい準備した方が後から足りなくて買いたす手間がかからなくておすすめ!
プランターコンポスト用の土はどんなものがよいのか
コンポストに入れる土は砂でなければ何でもよいのですが、これから用意するなら黒土がおすすめです。しかしどちらかというと生ごみコンポスト腐葉土を作るには新しい土ではなく、前の年に何かしらを栽培して捨てようかと思っていたような使用済みの土の再利用に適しています。
古い土だけでは不足するので新しい土も用意しておくとよい
もし手元に捨てるような古い土があればそれから使用するようにしていきましょう。前述のように生ごみコンポストでは土もたくさん使いますので、古い土だけでなく新しい土も十分な量ご用意ください。
プランターコンポスト準備3.
プランターコンポストで土と一緒に入れるのが生ごみです。生ごみの量はそのご家庭により変わって来ますが、1回に作る量の目安は生ごみ1週間分となります。
これによってプランターの大きさや用意する土の量も決まってきますので、毎日出る生ごみ量はだいたい把握していると準備が楽です。
コンポストに加える生ゴミの種類
生ごみでも使いやすいもの使いにくいもの、使わない方がよいものがあります。まず使いやすいのは葉物野菜や根菜類の皮など薄くて分解しやすい生ごみです。
特におすすめなのが発酵を促すきのこ類で、これは野菜の硬い芯の部分の分解を促してくれるためとなっています。似たような発酵を促す菌類でもヨーグルトなど水分が多いものは腐敗やにおいの原因となるためあまりおすすめできない生ごみです。
プランターコンポスト準備4.
コンポストで気になることといえば、においと虫ではないですか?これを防ぐためには新聞紙ともう使わないタオル(古い肌着やシーツでもOK)を使います。これをプランターに固定するために、ビニールや麻ひももご用意ください。
そのほかあるとよい道具類や乾燥具合など様子を見て必要なもの
このほかには生ごみや土を使った作業となりますので、シャベル(移植ごてなど小型のもの・土を入れる/混ぜるのに使用)とゴム手袋は準備しておきます。
基本的に上記のものだけでプランターコンポストで腐葉土を作ることができますが、生ごみの乾燥具合によっては調整用に水も必要です。野菜の水分量が少ない場合は微生物の餌となる砂糖水(なめてみてうっすら甘いと感じる濃さ)を混ぜて乾燥度合いを調整します。
生ゴミ活用方法!プランターコンポストの作り方
それでは早速プランターコンポストの作り方をご説明します。作り方は使うものが揃っていればとっても簡単です。1回あたりの作業時間も短時間なので、毎日こまめに出た生ごみで貯めていくのがおすすめのやり方となっています。
簡単!プランターコンポストの作り方1.
まずは生ごみと土を混ぜる作業をおこなう
1日分として作れる量は生ごみの量に依存します。生ごみを1として同量の土・そこにかぶせておく乾燥した土で1日分の堆肥化する土の量となるため、まずは生ごみと同量の黒土などをよく混ぜ合わせてください。
簡単!プランターコンポストの作り方2.
コンポストの土の乾燥度合いを調整する
よく混ぜた生ごみと同量のリサイクル土(庭土などでも作れるが、腐葉土は雑菌があり腐敗するため使わない方がよい)をプランターに入れて軽く握ります。
このときに軽くだんごになって、水分がじわっと出てこないくらいの乾燥具合がベストです。乾燥していたら水を足し、水分が多ければ乾燥した土を混ぜて調整してください。水分が多いと生ごみが腐敗してにおいが出てしまうためです。
簡単!プランターコンポストの作り方3.
プランターコンポストの簡単においと虫の対策方法
腐敗防止に水分量を調整した生ごみと土を混ぜたものをプランターの端に寄せます。そこに、においと虫が寄るのを防ぐために乾燥した土をかぶせてください。
さらに外部からの虫の侵入を防ぐためと、においが出た場合でも外に漏れるのを予防するための新聞紙をかけ、その上に古いタオルやシーツを切ったもので覆い紐で留めて1日分の作業は終了です。
簡単!プランターコンポストの作り方4.
毎日出た生ごみと土を混ぜたものをプランターに入れ乾いた土をかぶせるということを1週間繰り返すと、堆肥化はほぼ完成です。ここで土に空気を入れて、さらに発酵を促します。
このとき同じプランター内で作業をしてもよいですし、もう1個のプランターに移しながら分解されていない硬い野菜の芯や魚の骨などを取り出しすと作業が楽です。分解されていない生ごみは次のコンポストにもう一度入れて使えます。
1週間たったコンポストの土の使い方
1週間たったらその土は堆肥として使用できますが、使う時は成分が強いので3倍ほど別の土と混ぜて使うとよいでしょう。
おすすめはこのままあと3週間くらい発酵を促し、1ヶ月熟成したものをガーデニングに使う方法です。この場合でもそのまま使用するのではなく、他の土と混ぜて有機肥料として使います。
プランターコンポストにもおすすめの園芸用プランター
最後になりますがコンポストづくりにもおすすめの園芸用プランターをご紹介します。もちろん古いプランターが余っていればそれでOKですが、これから買いたす予定であればこの機会に園芸とコンポスト用に共用できるものを選ぶのがおすすめです!
おすすめプランター1.
花に簡単な野菜に使いやすい一般的でコスパも良いプランター
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野菜用プランターも家庭菜園には欲しくなるのですが、花用だとすこし大きすぎて土もたくさん必要になりますし使いにくいこともあるでしょう。草花用だといざ野菜も育てたいというときには、収穫数が物足りないということも。
そんな両方の間をとってどちらにも使いやすいプランターがこちらです。特にこれから何を育てるのか決まっていないという方にはおすすめ!もちろんコンポスト用にするのにも使いやすいサイズとなっています。
おすすめプランター2.
野菜を育てるならたっぷり作れる深型プランター2個セットがおすすめ
深型プランター45型
長い根菜を家庭菜園したいという方は上のプランターよりもこちらの方がおすすめ!また生ごみもたくさん出るご家庭で、プランターコンポストでたくさん土を再生したい!とお思いならプランターサイズも大きくした方が使い勝手がよくて便利です。
大きなコンポストも2個以上のセットだと少し割安になってお財布にもやさしいのもおすすめ理由となっています。
おすすめプランター3.
コンポストだけでなく園芸用ならおしゃれなテラコッタプランターも!
フロスト テラコッタ 50cm プランター
きれいな花やハーブを育てたいのであれば、野菜用プランターでなく見た目のおしゃれさにも気を使いたいですね。テラコッタの素敵なプランターでガーデニングを楽しみましょう。
まとめ:プランターコンポストでふわふわ土づくり
プランターコンポストで生ゴミ処理と土作り
ガーデニングに活用できる堆肥を自分で捨てるもので作れるコンポストは、プランターを使うことでコストを抑えられます。生ごみの腐敗を防ぐために土の水分量には十分注意をすることで、気になるにおいや虫の心配も大きく減ってご近所への配慮もOK!
それでも気になるという方はしっかりと新聞紙や古い布でガードすれば更に安心でき大丈夫です!
コンポストが気になる方はこちらもチェック
暮らしーのではこのほかにもダンボールコンポストのやり方や園芸用の土づくりの解説などいろいろなガーデニングに役立つ土づくりの方法解説記事があります。こちらも是非見てくださいね。
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出典:https://photo-ac.com/