ハロウィンってどんなイベント?
クリスマスやお正月などと並んで人気のある大きなイベントの一つであるハロウィンは10月31日に行われます。現在日本では華やかな飾りつけや仮装をしてハロウィン楽しむイメージのイベントです。さらにハロウィンは、仮装をした子供たちが家を訪ね、大人たちからキャンディーなどのお菓子をもらうこともあります。
ハロウィンの起源とは?
ハロウィンの起源はイギリスのケルト人から始まったとされています。ハロウィンは秋に農作物の収穫を祝う祭りであるとともに、ケルト人が1年の終わりと定めた10月31日に死者たちの魂がこの世界に降りてくるとして悪霊を追い払う祭りとしても知られているのです。
ハロウィンで人気のコウモリ飾り
ハロウィンは家や町が装飾されることが多いイベントで、ハロウィンの象徴的な飾りつけのイメージとしてかぼちゃやおばけなどが挙げられますが、その中でもコウモリは人気の高い飾りになります。
では、ハロウィン飾りにコウモリが使われるようになったのはなぜなのでしょうか?ハロウィンとコウモリの関係にはいくつか説があるため紹介していきます。
ハロウィンとコウモリ
コウモリと言えば夜行性で血を吸って生きるというイメージもある不気味な動物のようにも思われていますが、実は血を吸って生きるコウモリは数千種類のうち、3種類ほどです。
ハロウィンでコウモリが飾られる理由としていくつかの説があります、例えば、コウモリの主食は昆虫のため作物を荒らしてしまう害虫・ネズミなどを食べてくれるため収穫祭のハロウィンに感謝を込めて飾られているという説や、ハロウィンにやってくる悪霊や魔女などが生き物であるコウモリに化けているという説などです。
折り紙コウモリの折り方~初心者編~
ハロウィンの飾りには簡単に作ることができる作品からこだわりのつまった複雑な作品までさまざまなものがありますが、子供でも作ることができる簡単なものの一つが折り紙です。ハロウィン飾りで人気が高い折り紙コウモリの折り方を写真や動画で紹介します。
飛んでいる折り紙コウモリ
写真のようなコウモリを折り紙一枚で折ることが可能です。子供でも簡単に作ることができ、耳や羽や足をアレンジも簡単なので、一羽ずつオリジナルのコウモリを作ることができます。完成したいろいろな種類のコウモリを使って、ハロウィン飾りをさらに華やかにしてくださいね。
飛んでいる折り紙コウモリ①
コウモリを折りたい色や柄の折り紙を用意します。どのようなコウモリを何羽くらい必要か完成像をイメージして準備することが必要です。
折り紙をまず三角形に折って、折り目をつけ一度広げて、別の角どうしでまた三角形に折って、広げると写真のように対角線上に折り目がつきます。
飛んでいる折り紙コウモリ②
広げた折り紙を表面にし、半分に折り長方形を作ります。この時、三角形の対角線でつけた折り目は山折りの線になっており、半分に付けた折り目は谷折りの線になっていると次の工程が簡単になるため、必ず折り紙は表にして半分に折ってください。
飛んでいる折り紙コウモリ③
折り紙を半分に折ったときについた折り目が写真の青矢印に沿って内側に折り込まれるようにしながら、最初につけた三角形の対角線の折り目に合わせて折ります。この工程では、同じ大きさの三角形が2枚重なったような形になったら正解です。
飛んでいる折り紙コウモリ④
大きい三角形が2枚重なったような形になりましたが、左右で分けてみると両側に2枚ずつ小さい直角三角形が重なっているのような形になっているため、左側の直角三角形の上の1枚を右側に移すように折り目をつけます。
飛んでいる折り紙コウモリ⑤
残った一番下の1枚の直角三角形の幅を写真のように三等分に分けたとき左端から3分の2の位置で左側の折り紙を谷折りするように、内側に折り込みます。折り込むときには直角になるようにし、表面から見たときにはみ出さないように下の辺に合わせてください。
飛んでいる折り紙コウモリ⑥
先ほど折った左側の折り紙の幅が半分あたりの位置と三角形の頂点を結ぶ線である写真で示した赤点線部分で折った部分が表から見たときにはみ出さないように左側の辺に合わせて谷折りをします。しっかり折り目をつけてください。
飛んでいる折り紙コウモリ⑦
上の尖っているところは体部分です。体のラインをもう少し細くするため、上の尖っているところと左の辺を結んだ線で谷折りします。この時、足元が細いコウモリにしたい場合は尖っているところと左の辺の真ん中寄りを結んで折ってください。
飛んでいる折り紙コウモリ⑧
はじめに右側に逃がしておいた直角三角形と、さらに右側に残っている上の1枚の直角三角形の合わせて2枚を左側に移すため、真ん中で折ります。右側に残った1枚の直角三角形で先ほど左側で行った折り方と同じように折り、コウモリの耳と体のラインを作ってください。
飛んでいる折り紙コウモリ➈
左側に移した直角三角形の折り紙を1枚右側に移してできる三角形の開き口を8~10mmほどの幅で開いて、折り目をつけます。開いた部分の両端は表から見たときにはみ出さないように三角形に沿って、広げ折ってください。
飛んでいる折り紙コウモリ➉
写真で下に出ている二つの三角形の耳部分ですが、このままだと耳部分が大きすぎるため、もう少し小さくするように好きなように折ります。
赤点線のところを谷折りするとコウモリの耳を細く作ることが可能です。
飛んでいる折り紙コウモリ⑪
8mm幅で広げた部分と耳の折り目でできた青矢印の部分で折り紙を広げて、広げた部分と左右の角をつなげた線で斜めに谷折りします。この部分は羽と耳のつなぎ目です。つなぎ目の斜めの傾斜も好みで変えてください。
飛んでいる折り紙コウモリ⑫
さらにはみ出している耳のところを折ります。この時、耳の大きさや形は好きな形に折ってください。完成したコウモリをイメージして折り方を工夫することで、オリジナルのコウモリにすることができます。写真の赤点線で折り曲げると表から見えないノーマルな耳になり、わざと表から見えるように折り込むと耳を曲げているコウモリにすることもできてかわいいですよ。
飛んでいる折り紙コウモリ⑬
折り紙を表向きにし、耳の付け根部分を三角形に山折りして内側に折り入れます。折り紙コウモリの完成です。
また、羽を折り曲げたコウモリや、足を隠したコウモリに変えたり、ハロウィン仕様で顔に目や口をつけてオリジナルのコウモリを完成させることができますので、一番お気に入りのコウモリを見つけてハロウィン飾りにしてみてください。写真だけではわかりにくい方に向けて動画でも紹介しています。
ぶら下がり折り紙コウモリ
コウモリは木の枝に逆さまにぶら下がっているイメージがあり、このぶら下がったコウモリもハロウィンで人気の飾りの一つです。ぶら下がりコウモリを折り紙で簡単に表現できる折り方を動画で紹介します。この折り方はハサミも必要です。
折り紙コウモリ箱
コウモリが前につき、後ろに小物入れがついているコウモリ箱の折り方を動画で紹介します。ハロウィンは子供たちがお菓子をもらうイベントでもあるので、お菓子を入れる箱にもできるコウモリ箱は人気が高い作品です。こちらもハサミが必要になります。
折り紙コウモリの折り方~上級者編~
折り紙は平面的な作品だけでなく、膨らますことで立体的な作品を作ることが可能です。平面の作品より形を整えることが難しく、全体的に難易度が上がりますが立体的なのでよりリアルに作りたいものを表現できるため、ハロウィン飾りの完成像のイメージが広がります。さらにリアルな折り紙コウモリに挑戦したい方はぜひ挑戦してみてください。
難易度高め!リアルな折り紙コウモリ
折り紙一枚で体や足まで本物に見えるようなコウモリを再現できます。決して簡単ではなく難易度が高い折り方ですが、完成した時の達成感があるので、折り紙に慣れてきた子供にもおすすめの折り方です。動画でわかりやすく紹介されているため、ぜひ親子で挑戦してみてください。
立体的!折り紙コウモリ
より立体的な折り紙コウモリ作品です。体の膨らみだけでなく、耳や羽部分も立体的で完成したコウモリは今にも飛び立ちそうな作品となりワンランク上のハロウィン飾りができます。こちらも簡単ではないですが、ぜひ挑戦してみてください。
折り紙を使ったハロウィン飾り
コウモリ以外にもハロウィンにぴったりの折り紙飾りを折ることができます。その中でも人気の高いものは、ハロウィンの象徴といわれるかぼちゃやおばけです。どちらも簡単で、アレンジ方法が多数あるので自分のイメージを形にしたハロウィン飾りを作ることができます。
折り紙かぼちゃの折り方
写真のようなかぼちゃを折り紙で作ることができます。皮の模様やヘタ部分も再現していますが、折り方は簡単で子供でも短時間で折ることが可能です。かぼちゃはオレンジのイメージですが、ハロウィンでは黄色や緑などカラフルなかぼちゃが飾られるため、折り紙もさまざまな色や柄を用意するとかわいい作品になりますよ。
折り紙かぼちゃ①
折り紙を裏返して三角形に谷折りします。さらに、折った三角形の半分でもう一度三角形の折り目をつけてください。三角形の折り目をつけるときには角を正確に合わせるようにして、折り紙の裏側の白がなるべく見えないようにします。
折り紙かぼちゃ②
できた三角形部分をさらに広げて折ることでダイヤ型にします。裏側の三角形でも同じようにして、ダイヤ型にした四角形が2枚重なったような形を作ってください。ここまでは折り紙鶴の折り方とまったく同じ折り方です。
折り紙かぼちゃ③
できたダイヤ型の部分を広げて、ダイヤ型の真ん中の線を右側辺に合わせて折り目をつけるように折ります。折り目をつけたら、もう一度ダイヤ型に戻して、今度は真ん中の線をダイヤ型の左側辺に合わせて折り、折り目をつけた部分を内側に折り込みひし形のような形を作ってください。
折り紙かぼちゃ④
内側に折り込んだことでできたひし形のような形を崩さないようにしながら折り紙をひっくり返し、折り紙の裏側を広げます。表のひし形のような形の中で裏から見たときに出っ張っている三角形に沿って裏面の広げた部分を折ってください。
折り紙かぼちゃ⑤
裏面を表面の三角形に合わせて折ると写真のような形になります。左右にできた三角形部分を赤点線に合わせて谷折りしてください。折り紙が広がらないようにこれまでつけた折り目をよりしっかりつけ、広がりにくくします。
折り紙かぼちゃ⑥
上の飛び出している三角形の部分を谷折りします。また、折った三角形の直線を直角に結んだ左右の赤点線でも谷折りし、内側に折り込んでください。ここでも、広がりやすいので、しっかりと折り目をつけながら内側に向かって折り込みます。
折り紙かぼちゃ⑦
左右上部の角を谷折りするのですが、この部分はかぼちゃの底の丸みを表現しているので、好きな角度で折ってください。
さらにヘタ部分を表現するため、写真のように下の三角に尖っている部分を一度折り、好きな幅でもう一度折り返して完成です。こちらもハロウィン仕様で顔を書いたり、ヘタ部分を緑色にしたりすることで子供でも簡単にいろいろなアレンジかぼちゃにすることができます。
折り紙おばけの折り方
コウモリやかぼちゃと並んでハロウィンで人気の飾りにおばけが挙げられます。ハロウィン飾りにできる折り紙おばけはバリエーションが多く子供でも簡単な折り方のものが多いことも特徴です。その中でもシンプルな折り方を動画で紹介します。いろいろな色の折り紙を使って折ることでハロウィン飾りをさらに華やかにしてくださいね。
折り紙コウモリの飾り方アレンジ
完成したハロウィン折り紙をさらに工夫して飾りつけすることで、作品がよりおしゃれに大変身します。土台も紙を材料にすると子供でも簡単に扱うことができて、アレンジの幅を広げることが可能です。どんなハロウィン飾りにしたいかイメージを膨らませるために、折り紙で作ったハロウィン飾りの人気の高い飾り方アレンジ方法を紹介します。
器にのせるだけの簡単ハロウィン飾り
立体的に折った折り紙コウモリやかぼちゃは皿やコップなどの器にのせるだけでもかわいいハロウィン飾りに大変身です。写真のように木の実や葉っぱなど自然のものと合わせて飾りつけするとよりハロウィンらしさが増して素敵な飾りつけになりますよ。
壁にかけることができるハロウィン飾り
完成したハロウィン飾りをリースやガーランドにすることで壁に飾りやすくなります。作品のようにかぼちゃ・おばけなどに顔を書いたり、コウモリを切り絵のガーランドにしてみたりと子供でも簡単にできるアレンジ方法が多数あるため、自分だけのハロウィン飾りを作ることが可能です。
ハロウィン折り紙のまとめ
子供と一緒に楽しめる人気のイベントであるハロウィンを、一緒に折ったコウモリやかぼちゃなどの折り紙飾りで盛り上げてみませんか?折り紙は子供でも簡単にかわいい作品を作ることができ、折り紙作品のアレンジの仕方を工夫すると、ハロウィン飾りの幅がさらに広げることが可能です。
どんなハロウィン飾りにするか完成像のイメージを膨らませ、たくさんの折り紙飾りを折って、楽しいハロウィンにしてくださいね。
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暮らしーのでは折り紙飾りだけではなく、さまざまな人気のハロウィン飾りの作り方やアレンジ方法を紹介しています。折り紙コウモリと一緒にたくさんの飾りを作って、ハロウィンイベントをさらに盛り上げてみてください。
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出典:photo-ac.com