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発火の危険性も?スマホのバッテリーが膨張する、原因&5つの対策を紹介!

スマホのバッテリーが膨張している時は、注意が必要。何らかの対処をしないと、膨張したバッテリーが爆発・発火する危険性があります。本記事では、スマホのバッテリーが膨張する原因や対処方法をご紹介するので、適切に対策を立てていきましょう。
2021年9月22日
kon_w
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バッテリーが膨張したスマホは要注意!

日常生活に欠かせない機器となったスマホですが、取り扱いに注意が必要な場合があります。特に気をつけておきたいのが、バッテリーの膨張。膨張によって本体が変形しているようなら、きちんと対策をしていきましょう。

バッテリー膨張の原因を突き止めよう

白い背景に置かれたスマホ
フリー写真素材ぱくたそ

対策を決めるためには、膨張の原因を突き止めることが重要です。原因が明確になれば、対処の仕方も見えてきます。端末の心臓部分とも言えるバッテリーだからこそ、安全に使えるように工夫していきませんか?

本記事では、バッテリーが膨らむ原因や、対処方法についてご紹介します。また、膨らむことによってどのような危険視があるのかも解説するので、参考にしながら適切にバッテリーを扱うようにしてください。

バッテリーに膨張が起きる原因

膨張が引き起こされる原因はさまざま。当てはまる原因がある場合は、適切に対処して膨張を防いでいくことが大切です。どのような原因が考えられるのかチェックして、バッテリーの様子を確認していきましょう。

バッテリー膨張の原因①:充電中にスマホを使う

ケーブルに繋がれたスマホ
Photo bynickypung

意外とやってしまいがちな原因としてあげられるのが、充電中に端末を使用する、ということです。電力を蓄えている間は、思っている以上にバッテリーへの負担がかかることがあります。そんな時に端末を使用することで、さらに負荷がかかるため、注意が必要です。

たまに使用するなら問題がない場合がほとんどですが、長時間使用することで負荷が大きくなり、いつの間にか膨張が起こっていることがあります。充電中に使用していないか、振り返ってみましょう。

熱くなっていたら気をつけよう

「充電中だけれども、スマホを使いたい」と思うことがありますよね。そう言った場合は、端末に触れて熱くなっていないかどうか確認をしてください。熱くなっていないのであれば、バッテリーへの負荷はそれほど大きくないと考えられるため、使っても問題ないでしょう。

もし、熱い場合は大きな負荷がかかっている可能性があります。熱くなっていたら使用するのはやめた方が無難。また、あまりにも熱くなりすぎていたら、ケーブルを抜くことが大切です。

バッテリー膨張の原因②:気温が高い環境に放置

スマホを操作する指先
Photo bystevepb

高温の環境は、精密機器に過度な負担をかけることがあります。スマホに関しても例外ではなく、気温が高い場所に置くことによって、少しずつバッテリーに不具合が起きるようになるでしょう。

短時間なら影響は少ないですが、長時間高気温の環境に置くことで負荷が大きくなり、膨張に繋がることがあります。日頃から熱い場所に置くことが多くなっていないか、使用環境を見直すようにしてみてください。

暑い場所での使用にも注意

暑い場所で使用する際にも、注意が必要です。使用によって負荷がかかり、さらにバッテリーが膨らむ原因になります。特に夏場は暑い場所にいることが多くなるので、端末への負担を意識するようにしてください。

直射日光が当たるような場所で長時間使用していると、どんどんバッテリーへの負荷が大きくなり、膨張も進む可能性があります。暑さは大敵と考えて、対策を立てることが大切です。

バッテリー膨張の原因③:充電しすぎ

充電中の黒いスマホ
Photo byFreePhotosART

正常に端末を使用するために欠かせない充電ですが、やり方によってはバッテリーに負担をかけることがあります。例えば、充電が終わっているのにケーブルに繋ぎ続けることが多い場合は注意が必要。バッテリーに電力を送り続けることで負荷がかかり、膨張を引き起こすことがあります

充電をする時は、どのくらいチャージできているかこまめに確認するのがおすすめです。100%の充電が達成できているのであれば、早めにケーブルを抜いておきましょう。


就寝時の充電は避けよう

やってしまいがちな注意ポイントとしてあげられるのが、就寝時の充電です。眠る前にケーブルに繋いで充電をしておけば翌日には満タンになるので便利ですが、実はバッテリーへ大きな負荷をかけている可能性があります。

充電が終わっているのに就寝していて気づかずケーブルを抜かないことで、どんどん膨張が進むことがあるため、気をつけましょう。就寝時の充電は避けて、他のタイミングでチャージするのがおすすめです。

バッテリー膨張の原因④:全く充電していない

スマホを操作する人の手元
Photo byJESHOOTS-com

充電しすぎはよくありませんが、全く充電しないのも端末へ負荷をかけることがあります。長期間充電をしないことによってバッテリーの機能が落ち、膨張を引き起こす可能性が高まるため、気をつけましょう。

メインのスマホであれば頻繁に充電することが多いと思いますが、サブのスマホを持っている場合は、いつの間にか長期間充電せずにいることは珍しくありません。日常的に使用しない端末でも、定期的に充電をすることが大切です。

バッテリー膨張の原因⑤:大容量のアプリを使用

たくさんのアプリが入ったスマホ
Photo byPexels

近年はハイクオリティなアプリが増え、使用するデータ容量も増加傾向にあります。大容量のアプリを長時間使用することによって負荷がかかりやすくなり、膨張の原因になるため気をつけましょう。

短時間であれば問題ありませんが、何時間もアプリを連続使用するとバッテリーへの負荷が大きくなります。スマホゲームなど、ついつい長時間使ってしまいがちなアプリには特に注意するようにしてください。使用時間を定めて、早めに切り上げるのがおすすめです。

たくさんのアプリを同時起動した時も注意

1つあたりのデータ容量は少なくても、同時にたくさんのアプリを起動していると、バッテリーへの負担が大きくなることがあります。知らないうちに複数のアプリを起動したままにしていませんか?こまめに停止するようにしないと、膨張の原因になります。

アプリはとても便利なツールですが、使い方によってはスマホが劣化する原因になるので、十分に気をつけて利用するようにしてみてはいかがでしょうか。

バッテリー膨張の原因⑥:経年劣化

両手でスマホを操作する人
Photo byPexels

製造してすぐのバッテリーは、負荷がかかったとしても大きな影響を受けないことがほとんどです。一方で、製造から長い年月を経ている場合は劣化が起こり、少しの不可でも影響を受けやすくなります。

長年使用している端末の場合は、内部の精密機器だけでなくバッテリーも劣化している可能性が高いので、気をつけてください。他の原因が当てはまらない時は劣化を疑うとよいでしょう。劣化を放置しておくと故障に繋がることもあるので注意が必要です。

バッテリーが膨張した時の対策5選

膨張が確認されたら、早めに対処するしましょう。何もしていないと、バッテリーがどんどん膨らんでいく可能性があります。基本的な対処法をご紹介するので、きちんと対処をした上で安全に端末を使えるようにしてください。

膨張した時の対策①:電源を切る

ノートと一緒に置かれたスマホ
Photo byPexels

最初にやっておきたいのが、電源を落とす、ということです。電源を落とすことによってバッテリーを休ませましょう。特に発熱している時は早めに電源を落として、しばらく置いておきます。発熱が落ち着いたら、再び電源を入れてください。

膨張した時の対策②:保管場所を変える

もし、暑い場所に置くことが多いのであれば、保管場所を変えてください。なるべく涼しく、風通しのよい場所がおすすめです。また、車内など高温になりやすい場所に放置するのは避けてください。誰もいない車内に放置しておくことで気温が上がり、スマホがさらに劣化する可能性があります。


膨張した時の対策③:アプリを消去

ホーム画面が表示されたスマホ
Photo by masato_photo

負担をかけやすい大容量のアプリを消去するのも、1つの方法です。「このアプリを入れてから膨張が気になるようになった」と思い当たるものがあるなら、早めに消去するのがおすすめ。また、複数のアプリを同時に起動している状態も悪影響を与えるので、こまめに休止させるようにしてください。

膨張した時の対策④:修理に出す

すぐに取り入れられる対処法をやってみても全く元に戻らない時は、専門家の手を借りるのがベストです。購入した端末のメーカーや通信会社などに問い合わせて、修理に出してください。修理の過程でバッテリーを交換すれば、問題なく使えるようになる場合がほとんどです。

膨張した時の対策⑤:買い換える

たくさん並んだスマホ
フリー写真素材ぱくたそ

膨張具合によっては、スマホが変形し、使えなくなってしまうこともあります。バッテリーを取り替えても対処しきれない時は、買い替えを検討しましょう。また、修理費用よりも買い替え費用の方が安くなり場合もあります。費用対効果を考慮に入れて、納得のいく対処をしてください。

バッテリーの膨張を放置した時の危険性

「大したことないから、何もしなくても大丈夫」と考えて膨張を放置しておくと、思わぬトラブルが起きることがあります。続いては、膨張によって引き起こされる危険についてチェックしていきましょう。さまざまな危険性が考えられるため、早めに対処することが重要です。

バッテリー膨張の危険性①:画面が割れる

ヒビが入った画面
Photo bymatthewpriest

多少の膨らみであれば端末に大きな影響を与える可能性は低いですが、膨張が進むと、知らないうちに画面が割れることがあります。端末のフレームがバッテリーを抑えきれなくなり、破損の原因に。画面が割れると端末が使えなくなってしまうので、注意してください。

バッテリー膨張の危険性②:精密機器が故障

内部の精密機器も、膨らんだバッテリーによって悪影響を受けます。バッテリーに押しつぶされ、故障の原因になるので気をつけてください。アプリが起動しなくなったり、電子マネー機能が使えなくなったり、さまざまな不具合が起きやすくなります。

バッテリー膨張の危険性③:データが失われる

画面がブラックアウトしたスマホ
Photo byniekverlaan

精密機器への悪影響が大きくなると、端末に保存していた写真や動画などのデータが失われる恐れがあります。せっかく保存したデータが全てなくなってしまったら、大変。膨張が確認された場合、大切なデータはバックアップを取っておくのがおすすめです。

バッテリー膨張の危険性④:発火する

膨らみが大きくなると、バッテリーは発熱しやすくなります。端末に触れた時に熱さを感じた時は、注意が必要。発熱では収まらず、発火する危険性があります。

特に高温の環境に放置していると、発火のリスクが高まるので気をつけましょう。発火によって火事が起きてしまわないように、早めに対策を立ててください。


バッテリー膨張の危険性⑤:爆発する

小石の上に置かれたスマホ
Photo byhurk

最悪の場合は、爆発する可能性もゼロではありません。膨張を放置したまま高温の環境に放置することで、爆発が引き起こされることがあります。爆発時に近くに人がいた場合、大怪我につながることも。急な爆発を防ぐためにも、きちんと対処して安全な状態にすることが大切です。

バッテリーの膨張を防ぐ対策

安全な状態でスマホを使い続けるに、日頃から膨張を防ぐための対策をしておきましょう。日常生活の中で簡単にできる対策ばかりなので、大切なデータを守るためにも、実践するようにしてみてはいかがでしょうか。

バッテリー膨張の予防策①:充電しすぎない

ケーブルが抜かれたスマホ
Photo bymhoppsy

まず意識しておきたいのが、充電しすぎない、ということです。充電をスタートして100%まで達したら放置せず、早めにケーブルを抜きましょう。簡単なことですが、この繰り返しによって劣化や膨張を防げるようになります。

バッテリー膨張の予防策②:明るさを落とす

画面が明るい状態が長時間続くと、端末への負荷が大きくなります。明るさを落とし、なるべく負荷をかけないようにするのも効果的な対策です。設定画面で明るさを調整しておきましょう。また、自動的に明るさを調整できるエコモードがある場合は、利用するのがおすすめです。

バッテリーが膨張したら早めに対処しよう!

スマホを操作する女性
Photo by Dick Thomas Johnson

一見すると何の問題もないように見えても、バッテリーが膨張した状態が続くことで、さまざまな危険が起きる可能性が高まります。発火や爆発に至ったら大変なので、早めに対策することが大切です。

原因を明確にして対策をしておけば、最悪の事態は防げるでしょう。自分だけで対処できない時は、メーカーや通信会社に問い合わせをするのがおすすめです。日常的に使うものだからこそ、トラブルが起きないように大切に使用するようにしてみてください。

スマホのトラブルが気になる方はこちらもチェック!

スマホは、バッテリーの膨張以外にもさまざまなトラブルが起きることがあります。関連記事でもスマホのトラブルや対処法についてご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。