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意外と知らない?スマホのブルートゥースの仕組みと使い方を徹底解説!

スマホを活用する際に大活躍な機能となったブルートゥース。ワイヤレスイヤフォンなどを使う上で必須。今回の記事では、スマホのブルートゥースの仕組みと使い方や注意点を一挙に解説いたします。スマホを更に活用して、より充実した快適な毎日を過ごしましょう!
2021年9月16日
奏咲
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押し寄せるワイヤレス化への波

フリー写真素材ぱくたそ

スマートフォンは年々進化を続けているデジタルガジェットデバイスです。従来の発想では想像もつかなかった新機能や便利な機能が追加されたり、動作の高速化が実現しており、今や誰しもの生活に密着しています。

そんな常に進化を続ける昨今のスマホ界隈において、特にユーザーにおいても影響が大きいのが「ワイヤレス化」の波かもしれません。iPhone・Androidどちらもイヤホンジャックを撤廃するのは珍しいことではなくなってきました。

スマホのブルートゥースについて解説

本記事では、Bluetooth(ブルートゥース)の使い方について解説いたします。以前まではブルートゥースはマニアックな機能の1つでしかありませんでしたが、今やすっかりスマホユーザーに定着してきている機能です。

ぜひ本記事を参考にしていただき、スマホを今まで以上に活用してください。ブルートゥースを何に使うかも紹介します。使いこなせれば、スマホの機能をフル活用できるので、快適な生活に繋がること間違いありません。

そもそもスマホのブルートゥースって何?

Photo bymattiaverga

さて、スマホに搭載されているブルートゥースという機能。使い方など実践的な内容を取り扱う前に、まずは「ブルートゥースとは何か」という点をチェックしておきましょう。

必須知識というわけではありませんが、ある程度知識として頭に入れておくことは大切です。ブルートゥースが一体どういったもので、何ができるのか、何が必要なのなのかなど、基本的な部分を頭にインプットしていきましょう。

ブルートゥースは無線通信規格の1種

「ブルートゥースとは何か」という質問に一言で答えるのであれば「無線で通信する規格の1種」と回答するのが最も簡潔かもしれません。とはいえ、それだけでは意味が分からないという方もいらっしゃるはずです。

昨今のスマホ関連ガジェットで最も身近なブルートゥース関連機器は、イヤフォンでしょう。AirPodsなどをはじめとする「完全ワイヤレスイヤフォン」などを接続する際に用いるのが「ブルートゥース」です。

Classによっては100m離れても接続可能!

ブルートゥースには「Class」という規格があります。こちらはClass1からClass3まであり、それぞれ無線接続できる距離や出力が異なるので注意が必要です。特に知っておくべきなのはやはり接続可能距離でしょう。

Class1の場合は、なんと最大接続距離は100m。Class2は10m程度で、Class3の場合は1mほどになります。一般的に流通しているワイヤレスイヤフォンなどは大抵Class2なので、頭に留めておくといいでしょう。

スマホのブルートゥースの仕組みは?

続いては、スマホに搭載されている「ブルートゥースの仕組み」についてです。こちらもシンプルに説明をすると、2.4GHz帯域を利用してデバイス同士を無線(ワイヤレス)で接続すると言い表せるでしょう。

従来の赤外線通信などと比較してブルートゥースは障害物に強いのが特徴。ワイヤレスイヤフォンを装着した状態でスマホ本体とある程度距離を取ったり、隣の部屋であったりしても問題なく使えるのは、ブルートゥースだからこそだといえるのです。


ブルートゥースの通信に料金はかからない!

ブルートゥースを利用すると、音楽をスピーカーやイヤフォンに流したりできるのでデータの通信に料金が発生するのではないかと不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ブルートゥースの通信に料金は必要ありません

そのため、契約中のスマホの通信料金などを気にする必要はありません。もちろん「ブルートゥースでの通信」に限って言える話なので、通常のスマホのデータ通信などには十分に注意しましょう。

ブルートゥース対応機器かはマークを確認

街中で家電量販店などに行ってみると、パッケージにブルートゥースのマークがプリントされている商品が数多く並んでいることに気が付きます。ブルートゥースのマークが書かれている商品は、ブルートゥースに対応している機器だということです。

もしブルートゥースデバイスを探している際は、そのマークを目印に選ぶといいでしょう。対して、ブルートゥースは避けたいという際は、逆にそのマークがない商品を選べばOKです。

スマホでのブルートゥースの使い方!

フリー写真素材ぱくたそ

それではいよいよ、スマホでブルートゥースを使う方法・手順について解説いたします。ブルートゥースを知らない方にとっては「接続方法」と聞くと難しそうに思えてしまうかもしれませんが、その方法は至ってシンプルです。

また、スマホでブルートゥースを利用する際に注意・意識するべきポイントなどについても取り扱います。iOSスマホとAndroidスマホ、それぞれの方法・手順をざっくりと確認していきましょう。

接続したい機器とスマホをブルートゥースでペアリング

さて、スマホでブルートゥースを利用する場合、スマホとブルートゥース対応機器を「ペアリング」する必要があります。ペアリングは「ペアとして設定する」と捉えておいてください。iOSスマホとAndroidスマホ、それぞれの方法をチェックしていきましょう。

iPhone・iPadでのペアリング手順

フリー写真素材ぱくたそ

まずはiPhoneやiPadといったiOSスマホでのブルートゥース接続方法からチェックしていきます。iOSデバイスの場合は、まず「設定」アプリを開きましょう。そうすると、一覧の上の方に「Bluetooth」という項目があるはずです。

そちらを開くと、接続可能なデバイスが一覧で確認できます。スマホと接続・連動したいデバイスを選択し、ペアリング要求を承認すれば接続完了です。非常にシンプルな方法でブルートゥース接続ができます。

Androidでのペアリング手順

Androidデバイスで接続する場合も、iOSと基本的な流れは同様。設定アプリからブルートゥースの項目を選び、接続可能デバイス一覧から選択してペアリング要求を承認するという流れです。

Androidスマホの場合設定アプリを開かずに、ステータスバーを開いてブルートゥースのアイコンを長押しすると直接ブルートゥースの設定画面を開ける機種もあります。操作工程が格段に減りスムーズに接続・切断ができるので活用しましょう。


一度ペアリングすると紐づけられる

iOSスマホ・Androidスマホどちらのスマホでも、一度ペアリング設定が完了したスマホとブルートゥースデバイスは紐づけが記憶されます。そのため、2回目の接続以降はわざわざブルートゥースデバイス選択画面を開かずに接続が可能です。

逆に、スマホとペアリング設定を解除したいという場合はブルートゥースデバイス選択画面を開き、該当のデバイスを選択・削除しましょう。スピーカーなどを売却・譲渡した場合などは必ず削除するようにしてください。

スマホとブルートゥースでペアリングするときの注意点

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スマホと何かしらの接続機器をブルートゥースでペアリングするときに意識したいポイントが、そのデバイスが「ペアリングモードになっているか否か」です。ペアリングモードになっていなければ、スマホ側にデバイスが表示されません。

そのため、スマホとワイヤレススピーカーなどを接続したいという時は、必ず接続する機器が「ペアリングモードになっているか」をチェックしましょう。

心当たりのないペアリング要求が来ることも

場所やスマホの設定によっては、見知らぬデバイスからペアリング要求が来ることもあります。単に接続先を選択するのに間違えてタップしてしまったという可能性も考えられますが、場合によっては悪意を持って接続を試みている可能性もゼロではありません。

そのため、もし心当たりのないデバイスからスマホに対してペアリング要求が来たら、迷うことなく拒否してください。身を守るためにも、スマホやデータを守るためにも絶対に拒否しましょう。

ブルートゥース機能を使う時の注意点

さて、上手く扱うことができればとても便利なブルートゥースですが、良い点ばかりではありません。多少なりともデメリットというものが存在します。一体どのような点を注意するべきでしょうか。

ここからは、ブルートゥースを使う際の注意点に注目していきましょう。リスクともいえる危険な要素もありますから、使う際には用心が必要です。簡単にリスクから身を守る方法もあるので、知識としてだけでも取り入れておきましょう。

バッテリー消費量が増大する

ブルートゥースを常にオンにしておくと、オフにしている時と比較してバッテリーの消費量が増大します。年々技術の進歩・スマホのスペック上昇と共に改善が進んでいますが、常にオンよりはオフの方がバッテリーは長持ちするのが現実です。

とはいえその差は本当に微々たるもの。長時間ブルートゥースデバイスに接続する予定が明らかにない場合はオフ、割と頻繁に様々なデバイスを接続・解除する場合は常にオンにするなどしてみても良いでしょう。

ブルートゥースの脆弱性によるリスク

ブルートゥースは便利な反面、リスクもあります。過去にはブルートゥースに重大な脆弱性が発見され世界中のブルートゥース対応機器がリスクを負うなど、恐怖に思えることもありました。また、日常でも知らない人からペアリング要求が来ることもあります。

もちろんアップデートで対応されましたが、今後新たな脆弱性が発見される可能性も十分に考えられるでしょう。スマホ利用者各個人で高いセキュリティ意識を持ちながら活用してくださいね。

セキュリティ対策として基本オフにする


ブルートゥースを使いたいけど、リスクが怖いという方もいらっしゃるでしょう。そういった方の場合、不要な時はブルートゥースをオフにしておくことをおすすめいたします。ブルートゥースがオフになっていれば、ブルートゥースを用いた攻撃は基本できません。

簡単にセキュアにでき、結果的にバッテリー持ちも多少良くなるので一石二鳥です。もちろん常にオンが悪いというわけではありませんので、自分の使い方に応じて柔軟に設定しましょう。

ブルートゥースを使えば車とも接続できる

さて、ブルートゥースについて様々な角度から注目してきました。近年だとAirPodsをはじめとした「ワイヤレスイヤフォン」がブルートゥースデバイスとして親しまれていますが、他にも便利な活用方法はたくさん存在しています。

身近な例だと、車と接続すると便利です。カーオーディオにブルートゥース接続をすれば、スマホで音楽を車載のスピーカーに流せます。カーナビなどによって対応可否があるので、もし対応している場合はぜひ試してみてくださいね。

ハンズフリー通話に対応している車もある

メーカーや車種および車のグレードなどにもよりますが、スマホと車をブルートゥース接続すれば「ハンズフリー通話」ができる場合もあります。スマホを取り出したり触ることなく、車側で電話の発着信ができます。

場所を問わず頻繁に電話をする機会が多い方、特に「着信が多い方」に強くおすすめできるブルートゥース活用事例です。音楽にしろ通話にしろ、車に搭載されているスピーカーから音が出るのでボリュームも十分満足できることでしょう。

ブルートゥースを活用してより便利に過ごそう

Photo byflag

今回の記事では、ブルートゥースについて様々な角度から注目してきました。名前やスマホで使うものというざっくりとした知識だけでなく、仕組みや何に使うか、使い方なども頭にインプットしておくことは重要です。

ブルートゥースとスマホを上手く連動させられれば、スマホライフを格段に向上させられること間違いありません。もしブルートゥースやワイヤレスデバイスとの連動を使ったことがないという方、ぜひ試してみて下さいね。何に使うかはあなた次第です。

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本サイトはアウトドア関連情報を取り扱うメディアですが、スマホやデジタルデバイスに関連した記事も多数掲載されています。ガジェットというカテゴリでいうと、GoProなどに関して取り扱った紹介・解説記事も多いです。

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