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何年くらいで買い替え時?スマホの平均寿命を解説、バッテリー劣化の原因も!

Androidのスマホ端末の機種変更・買い替えをいつおこなうべきかお困りですか?端末の故障以外の買い替え時期・寿命の原因にバッテリーの劣化があります。面倒なデータ移行をせず何年も同じスマホを使いたい方へ。バッテリーの寿命サインや長持ちさせる方法も解説します。
2021年9月13日
佐藤3
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はじめに:スマホの買い替えはいつ?寿命と原因

スマホの寿命はバッテリーか本体どちらが先?

出典:https://photo-ac.com/

今使っているスマホに満足していますか?動作が遅いと感じたり、AndroidOSのバージョンが足りなくて使えなくなってしまったアプリが増えてきて困っていないでしょうか。中には電源が入りにくくなった・使っている途中で再起動がかかってしまうなど端末故障が起こっている方もいるのではありませんか?そんな場合はスマホの買い替え時期が来ています。

スマホバッテリーの寿命を伸ばす方法も解説

これらのスマホでの不都合を感じる原因はバッテリーや端末本体の寿命に関係することが多いです。バッテリーや本体寿命を今まで以上に長持ちさせる方法は存在します。

できれば故障しなければ何年でも使い続けたいスマートフォン。バッテリーの寿命を長持ちさせ伸ばすために簡単にできる方法や、端末本体の故障を少なくするちょっとした豆知識を解説していきます。

厚生労働省の統計から見る日本人のスマホの寿命

日本人はどのくらいの頻度でスマホを買い替えているのでしょうか。それには国勢調査が役に立ちます。

ここは厚生労働省が発表している最新の消費動向調査に基づいて日本人のスマホ購入・買い替え状況をご紹介するコーナーです。平均値のみ公開されていますので、多くの人がどうしているのかを簡単にしることができます。

厚生労働省の消費動向調査で調べた買い替え基準

Photo byTumisu

令和3年3月に発表された厚生労働省の消費動向調査内には令和2年4月から翌年3月までの期間を対象におこなわれた、耐久消費財(寿命がある電化製品)の買い替え調査が一覧となっていて、その中にはスマートフォンも入っています。

こちらをまだご覧になっていない方のために、ここではスマートフォンを何年使っているのか・買い替えを日本人(2人以上の世帯調査)がどのような割合でどういった理由でおこなっていたかをご紹介しましょう。

日本人のスマホの買い替えは4.3年平均

令和2年から3年3月までスマートフォンを買い替えをおこなった人の買い替え前のスマホの使用年数平均は4.3年でした。平均ですのでこれよりも早く買い替えた人も長く使った人もいるでしょう。

ネット調査でもほぼ同割合の買い替えが伺える

Photo bynvtrlab

この数字をより実際に近づけるために英国の大手モバイルテックサイトの調査(2021年9月13日現在:投票人数6447人)と照らし合わせてみると、スマホ(Androidに限定)は1-3年で買い換えるという人が過半数(50%)を締めていたので、日本の消費動向調査の何年使ったかの平均値もそれほどずれたものではないことがわかりますね。

スマホの寿命を感じた理由1位は故障

また消費動向調査の中には買い替えの理由もありましたが、こちらは故障による買い替えがトップでした。しかし上位品目への交換のためというのもそれほど数字が違わないことも見逃せません。

この2つの数字をあわせると約6割以上の人の買い替え理由となり、故障ではないがスマホの寿命を感じて買い替えたという人が、過半数以上であることは火を見るより明らかなことがわかりますね。

なぜ上位品目への移行が寿命と考えられるのか


出典:https://pixabay.com

上位品目への買い替えを寿命に入れたのには理由があります。それにはAndroidスマホのアプリアップデートの保証期間が3年の物が多い(近年はもっと多いメーカーも見られるが一般的には3年で一区切りとなるスマホが大多数)からです。

それ以降はアップデートができず、最新の機能を求めるのであれば買い換える必要がある=実質古いスマホの寿命であったと感じる人が多いためです。

消費動向調査 令和3(2021)年3月実施分 - 内閣府

スマホの寿命を縮める避けたい使い方や充電法

スマートフォンなど持ち歩いて使う電気機器はバッテリーが非常に大切です。電池がなければ電話を掛けるだけでなく受けることもできず、仕事に支障が出ることも。

思わずしているバッテリー劣化を招く寿命を短くする充電方法や端末本体への影響も見ていきましょう。

スマホ寿命を左右するバッテリー寿命

出典:https://photo-ac.com/

スマートフォンの寿命・買い替え時期のサインとなることが多いバッテリーの寿命。バッテリーは新しく購入したものでも古いスマホである場合に多い、バッテリーの製造年月日が古いと交換してもそれほど寿命がもたないものもあります。

そんな場合を除いて新品と交換した場合にだいたい寿命は2年間といわれているのが現状です。これは使い方次第で寿命を長持ちさせる事が可能ですので、記事の後半も参考にしてください。

バッテリー寿命で気をつけたい過充電

古いスマホの場合は特に気をつけて欲しいのがバッテリーの充電挿しっぱなしです。スマホは放置しておいても少しずつ電池を消費します。バッテリーの寿命には充電回数上限があるため、100%を超えた挿しっぱなし充電はこの回数を無駄に消費するといわれていたためです。

しかし新しいスマホではこの心配はなく過充電防止機能が付いているため、近年ではこの充電挿しっぱなしはそれほどバッテリーには影響がないといわれています。

スマホの充電を0にするのも寿命が減る

Photo byStockSnap

過充電よりも現在気をつけてほしいのが充電容量0%まで使い切ってしまうこととなっています。0%にしてから充電するよりも20-30%程度で充電を開始して100%になる前に充電器から外すのが、古いスマホ・新しいスマホ共通したバッテリー充電のおすすめのやり方です。

充電量が0%になるとバッテリーや端末本体の劣化を招き寿命を短くするため避けたいことといわれています。

スマホの寿命を縮める充電中の使用

フリー写真素材ぱくたそ

充電中の使用は過充電と同じくバッテリーを劣化させ寿命を短くします。主にこの場合に問題になるのはスマホの端末本体の熱による暴走です。バッテリーを充電するのにも熱が出ますし、スマホを使うことによっても熱が発生するためかなり端末が熱くなってしまうでしょう。

充電中使用でデータ破損も

熱でおこるスマホの問題は非常に深刻です。バッテリーが膨らむ・破裂する・モニター画面の接着剤が溶けて剥がれてまっぷたつになるなどこの熱によって起こる事故は数知れません。こうなってしまうと何年使ったなど関係なくデータ破損も避けられないでしょう。

寿命の前にやっておきたいスマホのデータ保存

スマホの買い替えには元の端末に入っているデータの移行も必要となってきます。また不慮の故障などで修理をする場合も端末の初期化が必要な場合も多く、買い替え前提でなくても時々はデータのバックアップは必要となってくるでしょう。

こちらの章では寿命が来る前に対策しておきたい、そんなデータのバックアップやセーブしておく方法について解説します。


スマホのデータ保存方法1.

フリー写真素材ぱくたそ

スマホの大切なデータを保存するには、同じキャリアで機種変更をしてショップでデータ移行をおこなってもらうのが一番簡単な方法です。自分でやるのが怖い人・今使っているスマホの上位互換品に機種変更したいと考えている方はこの方法が一番てっとり早く、自分は何もせずによいため安全なやり方となっています。

スマホのデータ保存方法2.

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別のキャリアに変更したい場合や、中古の白ロムを購入して安くスマホを変えたいという方は自分でデータを保存して移行しなくてはいけませんね。その場合に簡単なのはデータをSDカードに保存するやり方となります。

SDカード保存したものを新しい端末で復元してあげればよいのでそれほど難しい作業ではありませんが、この方法も難しいと感じる人は無理をせず次の方法も試してみましょう。

スマホのデータ保存方法3.

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これは古い端末と新しい端末が手元にあることが必要です。機種変更をしたいスマホを買ってから古い機種を破棄する前におこないましょう。キャリア純正のデータ移行ツールというものがあります。

アプリとしてダウンロードできるような形式もあるため、古い機種を使えなくする前に調べて用意しておいてください。特におサイフケータイのデータは古いスマホを使えなくする前にサーバーにデータ移行を済ませておきましょう。

スマホ本体やバッテリーの寿命を見極めるサイン

最後になりますがほかの人の買い替えスパンなどには関係しない、スマホ端末に依存する買い替え時を見極めるサインについてお話しましょう。

たとえ同時期に購入した同じ機種であっても使用しているアプリの種類や何時間使うのか・連続で使うのかなどでも個人での買い替えタイミングの差がでてきます。統計では測れない個人個人の買い替え時期の目安としてください。

本体やバッテリー寿命のサイン1.

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スマホの大きな買い替え基準となるバッテリーの寿命。寿命が間近なサインとして充電の減りが早くなるというものがあります。

これはMAXまで充電できる容量が減ること、端末が古くなることにより充電池の容量が不足しがちになることに由来するでしょう。このような現象が起こり始めたら充電回数の上限が近づいているのかも知れません。

アプリに本体が追いついていないことも原因

近年のアプリでは3Dレンダリングを多様したものもあり、これらは電池使用率も高いため減りも早くなりますが、結局はこういったものに省電力で対応できない機種は充電回数も増えすぐにバッテリー寿命が訪れることになるので、そろそろ買い替え時サインと見られます。

新しい端末にすることでより長持ちすることも

AndroidOSはバージョンアップによりバッテリー使用量の調整機能が追加されています。もしスマホが古くて最新OSになっていないという人は、無駄なバッテリーを使っている可能性もあるでしょう。

明るさ自動調整や使用していない常駐アプリの制限を掛けてくれたりという、大きなバッテリー使用量の原因となる部分をOSが管理してくれます。そのため自分で面倒な明るさ設定やメモリ不足などをいちいちする心配もなくなります。

本体やバッテリー寿命のサイン2.

フリー写真素材ぱくたそ

スマホ端末本体が寿命の場合は使用時の熱に気をつけてみるとよいでしょう。充電と同様にスマホ端末本体もオーバーフローになればなるほど熱を発しやすくなります。

この熱はスマホの劣化からの故障の原因となるのも心配ですが、スマホが古くてアプリに追いついていけていないというサインでもあります。現在は対応機種になっていても次のアップデート・その次のアップデートには不対応機種になっている可能性も。

端末がそろそろ古くなってきているサイン

特定のアプリを使用しているときにスマホが異様に熱くなるなど現象が起こった場合は似ている軽く使える代替えアプリに切り替えるという対応策もありますが、アプリケーションを快適に使える端末環境ではなくなっているのでスマホの買い替えのサインとも見ることができます。

本体やバッテリー寿命のサイン3.

フリー写真素材ぱくたそ

起動に時間がかかる・アプリのロード時間か長くなったと感じたときもそのスマホの買い替えについて考えてみて方がよい端末の寿命といえるでしょう。あなたが使われている端末はそのままでも、アプリはアップデートされていきます。

最新OSになればなるほど性能はあがりますので、アプリのアップデートは最新OSに対応したものとなります。そのため古いスマホではどうしても動作がもっさりとしたものになったり、ロードが長くなりがちです。

熱を持たなくても使いにくくなるのは必至

この状況で本体やバッテリーに負担がかかるのが先程の熱を持つということになるのですが、そこまで行かなくてもロードが長い・なかなか起動しないというのは大切な時間の無駄遣いになるだけでなくストレスの原因となります。そろそろ新しいスマホに買い替えることも考えた方がよいでしょう。

まとめ:スマホの買い替え年数は寿命次第

可能な限りスマホの寿命を長持ちさせよう

出典:https://photo-ac.com/

スマホの寿命を早める原因となるバッテリーや端末本体の劣化。それは寿命を縮め劣化を増長させてしまう使い方・充電方法にありました。

どうしても避けられないOSやアプリのアップデートができない状況にならないかぎり、できるだけ長持ちさせてスマホの買い替え費用を節約したいとお考えの方は、是非寿命を長持ちさせる方法を試すことをおすすめします。

電池寿命が気になる方はこちらもチェック

今回はスマホの買い替え時と寿命を短くする使い方やその原因を紹介・対策方法を解説してきましたが、暮らしーのではこのほかにも家電製品やバッテリー(電池)の寿命を長持ちさせたり劣化のサインをキャッチする方法も発信しています。気になるという方は是非こちらも見てくださいね。