寝袋マットの選び方
選び方ポイント①：マットの種類
寝袋マットの第1の選び方ポイントは種類です。寝袋の下に敷いて使うマットには、主にクローズドセルマット・エアーマット・インフレータブルマットがあります。
クローズドセルマットはアコーディオンのように折りたたみできるタイプで、その他の2タイプと比べても設営が簡単な寝袋マットです。断熱性も高いため、地面の上に敷くだけで冷気をカットして防寒できます。耐久性に優れた製品も多く、長く愛用できる点も魅力的です。
エアーマットは空気を入れて膨張させられます。空気が中に入っているため柔らかさも感じられて寝心地もよいです。使った後には空気を抜いてコンパクトできます。使っている最中に穴が開いてしまった時には空気漏れが発生してしまうので、購入時には修理用リペアキットが付属されているかも確かめるようにしましょう。
インフレータブルタイプは、バルブを捻ると自動で膨張する寝袋マットになります。空気量が足りないと感じた場合は、ご自身で息を吹き込むかポンプを使って空気量を調整できる製品もあるので、お好みの硬さにして使うことが可能です。
断熱性も備わっているため、冷気から体を冷やさないように眠れます。エアーマットと同様に穴が開いたら空気漏れが発生するため、修理用リペアキットが付属されているかを確かめてみるのもおすすめです。
選び方ポイント②：マットサイズ
寝袋マットの第2の選び方ポイントは「大きさ」です。購入時は必ず寝袋マットの全長を確認して、ご自身の身長に適しているかを確かめるようにしましょう。
身長よりも大きな分にはまだよいですが、身長よりも小さすぎて、体がはみ出してしまっては十分な寝心地を得ることができません。そのため購入時には必ず全長を確認することはもちろん、横幅も体格に合うかチェックするのがおすすめです。
選び方ポイント③：マットの重さ
寝袋マットの第3の選び方ポイントは「重さ」になります。できるだけ荷物量を減らして、登山やキャンプに出かけたいということであれば、寝袋マットの重さにも気を使うべきです。軽くて1kg台の寝袋マットもありますので、軽さを重要視するのであれば比較するのを忘れないようにしましょう。
快適な睡眠ができる寝袋マットを紹介！
こからは登山やキャンプをする環境下でも快適な眠りをサポートしてくれる寝袋マットを集めて紹介します。バルブを捻るだけで自動膨張するインフレータブルタイプだけでなくアコーディオンのように折りたたみできて携帯しやすい寝袋マットもあるので参考にしてみてください。
海外でも人気の高いアウトドアブランドや、高品質で使いやすいと評判の寝袋・マットを揃えている人気ブランドのおすすめ製品を分けて解説しているので、お好みの寝袋マットを見つけてみてくださいね。（記載されている内容は2021年9月6日現在の情報を元に作成しています。）
コールマンの寝袋マット3選
おすすめ①コールマン ハイピーク/ダブル
寝袋マット「ハイピーク/ダブル」の特徴①
アメリカ合衆国の人気アウトドアブランド・コールマンより販売されているキャンパーインフレーターマットハイピーク/ダブルは、キャンプテント内で寝袋二つを並べて眠れるダブルサイズの寝袋マットです。
黄色の逆止弁を内側にすることにより、ポンプで空気を入れる時に逆流しないようにでき、しっかりと膨張させることが可能となっています。バルブを開けるだけで自動的に膨張するタイプの寝袋マットなので、初心者の方も扱いやすいです。
寝袋マット「ハイピーク/ダブル」の特徴②
膨らみが足りない場合には、付属されている収納ケースをポンプ代わりに使えます。収納時に黄色の逆止弁を外側に向ければ、空気排出時の逆流を防いで折りたたみできる寝袋マットです。厚みが10cmあるので、小石の多い地面の上に敷けばゴツゴツとした感触を軽減できます。
おすすめ②エリートダブルハイエアベッド
寝袋マット「エリートダブルハイエアベッド」の特徴①
アメリカ合衆国の人気アウトドアブランド・コールマンより販売されているエリートダブルハイエアベッドは、キルトトップクイーンサイズの大型エアーマットになります。
ご自宅で設置しているベッドと同等の柔らかさを持っているため、重たい体もしっかりと支えてくれる寝心地よいマットです。床の冷気や地面のゴツゴツ感も抑えられるため、朝まで快適に眠れます。
寝袋マット「エリートダブルハイエアベッド」の特徴②
取り外しできて洗えるキルティングトップ付きの寝袋マットです。使う時には3分以内に膨張させることができます。エアタイトシステムとダブルロックバルブにより、しっかりと空気漏れを防ぐことができて、お好みの硬さをキープすることも可能です。
キャンプで使った後にはポンプで空気を簡単に抜くことができ、キャリーバッグの中にコンパクトなサイズにして収納できるため、持ち運びも簡単にできます。
おすすめ③コンフォートエアーマットレス /W
寝袋マット「コンフォートエアーマットレス /W」の特徴①
種類豊富なキャンプギアを揃えているコールマンより理販売されているコンフォートエアーマットレスは、キャンプテント内で寝袋二つを並べて眠ることのできるダブルサイズのエアーマットになります。
バルブの開閉が簡単なダブルロック構造で、素早く空気注入できるマットです。耐圧分散構造で、横たわっている時にも体へのフィット感もよい寝心地抜群な寝袋マットになります。
寝袋マット「コンフォートエアーマットレス /W」の特徴②
厚みもあるため、地面から伝わるゴツゴツ感もなく、背中を痛めないように快適に眠りにつくことが可能です。地面の冷気から体を守ることもでき、寒さ対策もできる寝袋マットになります。
コールマンのメーカーロゴマークが記されている専用収納バックも購入時についてくる人気製品です。使った後にはコンパクトなサイズにでき、大型サイズでありながら重さが3.3kgしかないため、持ち運びも簡単にできます。
サーマレストの寝袋マット3選
おすすめ①ネオエアーXサーモ レギュラー
寝袋マット「ネオエアーXサーモ レギュラー」の特徴①
良質なキャンプ用マットを種類豊富に揃えているアメリカの人気メーカー・サーマレストより販売されているネオエアーXサーモレギュラーは、キャンプはもちろん、登山でも快適な寝心地で朝までぐっすりと体を休められる寝袋マットです。サーマレストのネオエアーシリーズの中では最も断熱性が高い特徴を持っています。
寝袋マット「ネオエアーXサーモ レギュラー」の特徴②
三角形チューブを互い違いに重ね、コールドスポットをなくすトライアンギュラーコアマトリックス、マットレス内に熱反射板を挟み込むサーマルテクノロジーを採用しているため地面からの冷気を防ぎつつ、同時に体から発せられる熱を反射して暖かい空気を保持できる寝袋マットです。
寝袋マット「ネオエアーXサーモ レギュラー」の特徴③
表側は柔らかくて肌触りもよく、体が滑りづらい生地が採用されています。寝返りを打った時の擦れるような音もなく、快適な眠りを得られる寝袋マットです。
購入時には標準で収納用スタッフサックをはじめ、空気入れのポンプサックや修理用リペアキットなどさまざまな種類の装備品が付いてきます。重量もわずか430gと軽量なので持ち運びも簡単です。
おすすめ②トレイルスカウト
寝袋マット「トレイルスカウト」の特徴①
サーマレストより販売されているトレイルスカウトは保温性の高いサーマルフォームを採用していて、4シーズンのキャンプ・登山で使える人気寝袋マットです。
厚みがわずか2.5cmですが、肉抜きされていないシンプルなフォームで断熱性が高いため、寒い季節に寝袋下に敷くだけで、冷気から体を守りながら快適に眠ることが可能です。
寝袋マット「トレイルスカウト」の特徴②
寝袋マット「トレイルスカウト」の特徴③
表面は耐久性の高いウレタン素材で滑りづらく、寝返りも打ちやすいマットになります。クッション性も高いため、重たい身体もしっかりと支えられる寝心地のよい寝袋マットです。キャンプや登山などのアウトドアで使った後には、コンパクトに畳んで専用の収納バッグの中に入れられるので、持ち運びも簡単にできます。
おすすめ③Z ライトソル R
寝袋マット「Z ライトソル R 」の特徴①
サーマレストより販売されているZライトソルRは、アコーディオンのように折りたたみできます。重さも410gしかないので、キャンプや登山などのアウトドアシーンでも楽に携帯できる寝袋マットです。
熱反射板が体温を逃さないで、その熱を利用して体を温める技術「サーマキャプチャーテクノロジー」を採用しているために保温性が高く、寒い秋冬の登山やキャンプでも活躍します。
寝袋マット「Z ライトソル R 」の特徴②
空気を取り込んで暖かさを高められるユニークな凹凸フォーム・Zライトも採用している寝袋マットです。寝心地や座り心地、断熱性を高めるためにエンボス加工も施しています。
選び方ではシルバー/レモン、シルバー/ブルーの2種類の色より決められる寝袋マットです。大きさや軽さが本当に丁度よいという口コミ、設置や片付けも楽チンという口コミも投稿されています。
クライミットの寝袋マット2選
おすすめ①スタティック V
寝袋マット「スタティック V」の特徴①
種類豊富にアウトドアギアを揃える人気アウトドアメーカー・クライミットの寝袋マット・StaticVは、Vチェンバー式チューブで空気の流れを抑制し、熱の発散を防ぎながら暖かさを効率的に保てられる保温性の高い寝袋マットなので、寒い秋冬のキャンプや登山でも快適に使うことが可能です。
寝袋マット「スタティック V」の特徴②
身体全体を均等にサポートしてくれます。本体だけでなく、スタッフサック・修理シートも付いてくる寝袋マットです。
重量がわずか514gしかなく、使った後には、空気を抜いてコンパクトに折りたたみできるため、持ち運びも簡単にできるアイテムになります。選び方ではネイビー・グリーン・リーコンなどさまざまなカラーより決められる寝袋マットです。
おすすめ②V LITE
寝袋マット「V LITE」の特徴①
アメリカ合衆国のアウトドアブランド・クライミットの寝袋マット・Vライトは、Vチェンバー式のチューブデザインで空気の偏りを防ぐことが可能です。また熱を逃げるのを抑えられる構造なため、寒い季節のキャンプや登山でも、床からの冷気をはじめ、凹凸感を抑えながら睡眠をとることできます。
寝袋マット「V LITE」の特徴②
1人でソロキャンプ・登山をする時に使える4シーズン対応の寝袋マットです。暖かくて寝心地もよいという口コミも投稿されています。空気を抜けばコンパクトになるキャンプアイテムで、収納ケースの中にも小さく収められるために持ち運びも簡単です。
イスカの寝袋マット2選
おすすめ①ピークライトマットレス 120
寝袋マット「ピークライトマットレス 120」の特徴①
寝袋メーカー・ISUKAより販売されているピークライトマットレス120は、軽量で耐久性の高い30デニールナイロン素材をベースとして、下生地に強力なノンスリップ加工を施していて、厚みを2.5cmに仕上げている寝袋マットです。快適性や軽量性、耐久性の全てがバランスよく実現された寝袋マットになります。
寝袋マット「ピークライトマットレス 120」の特徴②
軽量化を要求される登山はもちろん、サイクリングなどでも活躍する人気モデルです。使った後にはバルブから空気を排出した後にくるくると丸め、メーカー名が記された収納ケースに収められます。お値段もリーズナブルで、通販サイトの口コミでもよい評価を獲得している寝袋マットです。
おすすめ②コンフィライトマットレス 165
寝袋マット「コンフィライトマットレス 165」の特徴①
イスカより販売されているコンフィライトマットレス165は、快適性と断熱性を重視して設計された寝袋マットになります。すっきりとしたデザインで、地面からのゴツゴツ感や冷気を抑えられるので朝までぐっすりと眠りにつくことが可能です。
寝袋マット「コンフィライトマットレス 165」の特徴②
軽量性と耐久性に優れているナイロン30デニール素材の下側には、ノンスリップ加工を施しているため、横たわっている時に滑りにくく、快適な寝心地をキープしてくれます。
キャンプはもちろんですが、冬山登山や寒い時期の車中泊などで使うのもおすすめな寝袋マットです。使った後にはコンパクトにでき、平均重量がわずか670gと軽量なので持ち運びも簡単にできます。
おすすめ寝袋マットの比較一覧表
| 商品 |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 商品名 | キャンパーインフレーターマット ハイピーク/ダブル | コールマン エリートダブルハイエアベッド | コンフォートエアーマットレス /W | サーマレスト ネオエアーXサーモ レギュラー | サーマレスト トレイルスカウト | サーマレスト Z ライトソル R | クライミット Static V | Klymit V LITE | ISUKA ピークライトマットレス 120 | イスカ コンフィライトマットレス 165 |
| サイズ | 使用時サイズ/約200×128×10（ｈ）cm、収納時サイズ/約φ31×70cm | 49.5×20.3×38.6cm | 使用時サイズ：約189×138×19（h）cm | 寸法：51×183cm、収納サイズ（長さ×直径）：23×10cm | 展開時：51×183cm、収納時（長さ×直径）：28×14cm | 51cm×183cm、収納サイズ 51cm×13cm×14cm | 183 cm x 58.4 cm x 6.4 cm、パックサイズ：11 × 21cm | 182.9 × 58.4 × 6.4cm | 50×117×2.5cm、収納サイズ：φ10.5×26cm | ナイロン30D |
| 素材 | ポリエステル、ポリウレタンフォーム | PVC | 表面材質：30D高強度ナイロン、裏面材質：70Dナイロン | ウレタン | 架橋ポリエチレン | ポリエステル | 30Dポリエステル | ナイロン30D | 49×162×3.2cm、収納サイズ：φ14×27cm | |
| 商品リンク |
比較表について
上記は、本記事よりご紹介してきた人気ブランドの寝袋マットを一覧にしている比較表です。おすすめ寝袋マットの画像、使用・収納時のサイズ、寝袋マットに使われている素材を確認することも可能です。
比較表の一番下には、おすすめ寝袋マットのアマゾンや楽天での商品リンクも貼ってありますので、気になった寝袋マットがありましたらクリックして情報を確かめてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか？寝袋マットを睡眠時に寝心地をグッとアップさせてくれる便利なアイテムです。シュラフの下に敷くだけで、地面からの冷気や凹凸感も伝わりづらくしてくれるのも魅力なので、気になるタイプの寝袋マットがありましたら是非登山やキャンプに持って行って使ってみてくださいね。
アウトドアグッズが気になる方はこちらもチェック！
以下は、初心者でも安心して背負えるトレランザックのおすすめや、トレランザックの選び方や特徴についてを解説している記事、バーベキューコンロの選び方やおすすめ製品を種類多く紹介している記事です。
最後はキャプテンスタッグのおすすめテントをタイプ別に紹介している記事になります。こちらでも高品質なアウトドアグッズを多数紹介しているので、関心がありましたら目を通して参考にしてみてくださいね。
トレランザック１４選｜初心者でも安心！選び方と特徴もご紹介！
トレイルランニングに必要不可欠なトレランザックをご紹介！沢山の荷物を上手くまとめて楽しくトレランしませんか？大きさや形など、重要なポイントを...
バーベキューコンロの選び方！BBQのタイプ別におすすめ50選
バーベキューコンロといえば一人用の焼き肉コンロから催事や屋外パーティー用のドラム缶のぶった切りまでいろんなものがあり、BBQグリルといったお...
キャプテンスタッグのタイプ別おすすめテント15選！口コミ・評判はどう？
初心者から上級者まで、キャプテンスタッグのテントを愛用している人は多いでしょう。価格のリーズナブルさと、テントとしての満足のいく機能がそろっ...
出典：rakuten.co.jp