100均アイテムでカセットコンロ風防を自作!
野外調理でカセットコンロを使う時には、風防があると便利です。野外では風が強い日も多く、調理中にカセットコンロの火が不安定で消えてしまうと、なかなか調理が完成しません。
風防は強風からカセットコンロの火を守ってくれ、同時に火の強さを安定させる役目も担ってくれます。これからカセットコンロ風防を用意するという方には、100均アイテムを使った自作方法がおすすめです。
100均アイテムで自作するメリット
カセットコンロ風防があると野外の強風から火を守ってくれるので、調理中にとても役立ちます。カセットコンロ風防の自作というと難しそうですが、そんなことはありません。メリットを抑えて、カセットコンロ風防の自作に挑戦してみてください。
①出費を抑える
カセットコンロ風防を自作するにあたって、100均アイテムを使うのが出費を抑えるのに効果的です。材料はほぼ100円で、コンパクトなものが多いので、カセットコンロ風防のサイズにもぴったりのアイテムが揃います。
材料の費用が安く済むとわかれば、DIYに不慣れな方でも失敗を恐れずに始めることが可能です。工作好きなお子さんと一緒に作業をするのもいいでしょう。軽い気持ちでカセットコンロ風防の自作に挑戦できて、楽しい時間を過ごせますよ。
②自分の好みに作れる
また、100均のアイテムを使えば、自分の好みのサイズやデザインで自作可能です。自分のカセットコンロにぴったりの風防を自作できます。自作したものには愛着がもてますし、ちょっとしたメンテナンスも可能です。
またサイズだけではなく、カセットコンロの風防はアイデア次第でさまざまな工夫もできます。自作することで、アウトドアなのでより使いやすくコンパクト仕様にしたい、自分の好みのデザインにしたい、という方には特におすすめです。
カセットコンロ風防の自作の事前準備
カセットコンロ風防の自作に必要なもの
カセットコンロの風防は火のそばで使うものなので、耐火性のあるものを使いましょう。材料の加工には特別な道具は必要ありません。100均アイテムは加工しやすくコンパクト仕様なので、家にあるも適当なサイズにカットするためのカッターやはさみ、針金のカットや加工に使うペンチ、ネジをはめ込むときに使うドライバーので十分です。
他に固い素材に穴をあける電動ドリルなどがあれば万全で、改めて用意する必要はありません。
カセットコンロ風防自作の際の注意点
カセットコンロ風防の自作材料において、注意することがあります。それはカセットコンロの風防に使う素材の選び方です。風防はカセットコンロの火を守るためのものなので、十分な注意で取り扱う必要があります。
カセットコンロの火の近くで使う風防の取り扱いには危険が伴います。屋外で使用する場合は、周りの環境にも注意しましょう。風防自作の材料には安定性のある素材で、不燃性のもの、もしくは耐火性のある素材を選ぶようにしましょう。
100均アイテムでカセットコンロ風防自作2選
①まな板×蝶番×アルミホイル
100均のまな板と蝶番、アルミホイルを使って、折りたたみ可能でコンパクト仕様な持ち運びにも便利なカセットコンロの風防を自作しましょう。まな板は木材なので燃えやすく引火の危険性があるため、アルミホイルで木材全面をしっかり覆います。
準備
主な道具は、まな板に蝶番を取り付ける際に使うプラスのドライバー、アルミホイルのカット作業に使うハサミやカッター、両面テープです。どれも家にあるもので構いません。
特別な道具や技術も不要なので、誰でも工作のように簡単に完成させることができますよ。100均のまな板3枚とそれぞれに付ける蝶番を4個、まな板を覆うアルミホイルです。全て100均で手に入ります。
自作方法
自作方法の手順の紹介です。カセットコンロを覆えるよう、同じ大きさのまな板3枚を横に並べて、それぞれを繋げるように蝶番金具を取り付けましょう。プラスのドライバーでしっかりと固定していきます。
その後まな板に両面テープでアルミホイルで全面を覆うようにして貼り付ければ自作風防の完成です。テープは熱で溶けてしまうため、カセットコンロの火にあたる面に貼らないようにしましょう。
②ステンレストレー×ボルト
100均にはさまざまなサイズのステンレス製のトレーが売られています。ステンレスは鉄なので、耐火性も十分です。ステンレストレーでカセットコンロ風防の自作に挑戦しましょう。
ステンレストレーは、抗菌性もあり調理場面でよく使われます。お皿や食材置きにも使え、重ねてコンパクトに持って行けるので、キャンプやアウトドアでも役立つこと間違いなしです。風防としてだけではなく、調理場面で活躍してくれますよ。
準備
自作の材料には角型のステンレストレーを用意します。カセットコンロの大きさに合わせてサイズや個数を決めましょう。トレーの縁が斜めになっており、そのまま繋げるのが難しいため、穴をあけてボルトを通して固定するのがおすすめです。
ステンレストレーは固い素材なので、穴をあけるための電動ドリルが必要です。ステンレスは頑丈なので、キリで穴をあけるのは大変です。ボルトとナットは穴のサイズと数分用意しておきましょう。
自作方法
まずステンレストレー同士を組み合わせて、重なる部分に電動ドリルで穴をあけていきます。中央に設置するものには左右に2つずつ、側面になるものにはトレー同士を繋げる面に2つ程あけるといいでしょう。
穴にボルトを通してステンレストレーを固定して完成です。ボルトは取り外しが簡単なので、持ち運びの際はトレーをコンパクトに重ねることができます。現地に到着してから組み立てができるので、キャンプやアウトドア用としておすすめです。
アルミパネルでカセットコンロ風防自作3選
①アルミパネル×ワイヤー×焼網
自宅のガスコンロ用アルミパネルで、自作に挑戦しましょう。アルミパネルは、主にガスコンロの調理時の汚れを防止するためのものですが、アルミ製なので耐火性があり安心です。
パネルをそのままカセットコンロの風防に使うには、薄くて風ですぐに吹き飛ばされてしまうため難しいです。そこで100均の焼き網でアルミパネルを固定すれば、キャンプやアウトドアで使えるコンパクトなカセットコンロ風防を自作できますよ。
準備
ガスコンロ用として売られているアルミパネルを1枚、パネルの裏に固定する焼き網3枚とワイヤーが必要です。全て100均で売られています。ワイヤーの固定には、ペンチやニッパーが必要です。
自作方法
まずアルミパネルの裏に焼き網を並べておきます。アルミパネルの四角に穴をあけたら、ワイヤーを通したらニッパーなどで適当な長さにカットしましょう。2つをワイヤーでしっかりと固定すれば完成です。
完成したものは折りたたんでコンパクト収納できるので、キャンプ道具にも便利です。100均には結束バンドもありますが、プラスチック製で耐火性が弱いため、カセットコンロの近くでの使用はおすすめできません。
②燃料用五徳×アルミパネル×マグネット
100均ダイソーの人気キャンプギアのひとつ、五徳を使っての自作アイデアです。五徳は、本来フライパンや鍋などのクッカーを置くものとして使われますが、アルミパネルと一緒なら、カセットコンロの風防の土台代わりとして使えますよ。
準備
100均に売られている五徳とアルミパネルとマグネットを用意します。マグネットをアルミパネルに貼り付けるための両面テープも必要です。アルミパネルをカセットコンロの大きさに合わせる場合は、ハサミを用意しましょう。
他に道具は不要です。両面テープも手で切れる簡単なものが多いですし、材料の加工もほとんどありません。アルミパネルは風防の役割とともに汚れ受けとしても役立ちます。自作とはいえ、工程も簡単です。
自作方法
作り方は、アルミパネルの下部にマグネットを貼り付けておき、組み立てた五徳に貼り付ければ完成です。五徳は3枚入りで、三角形を作るように組み立てますが、ここではコの字にして使いましょう。
道具不要なので、完成前の状態で材料をそのままキャンプやアウトドアに持って行き組み立てます。五徳を風防代わりに使えれば汎用性もあり便利ですね。
③ブックエンド×マグネット×アルミパネル
鉄製の重さのあるブックエンドを使って、強風でも倒れない、しっかりとしたカセットコンロ風防を自作するのはいかがですか。100均のブックエンドは、プラスチック製のものから、ステンレス製のものなどさまざまあります。
中でもシンプルな鉄製のブックエンドは、重さのある本でもしっかりと支えてくれる頼もしい存在です。アルミパネルと一緒に自作すれば、アウトドアやキャンプにおいて風防としても活躍してくれます。
準備
ブックエンドは鉄製の重さのあるブックエンドを使ってカセットコンロ風防を自作します。サイズは同じものを2つ用意しましょう。マグネットは小型で磁力の強いものを選べば問題ありません。
アルミパネルはカセットコンロを覆える十分なサイズのものであれば、何でもいいです。必要な工具などはありません。マグネットを固定する両面テープだけ用意しましょう。
自作方法
鉄製のブックエンドをL字型に置いたら、背面にアルミパネルを設置します。それぞれが重なる場所にマグネットをテープで貼り付ければ完成です。自作のカセットコンロ風防として使用できますよ。
使わないときは折りたたんでコンパクトに片付けて収納可能です。設置や作り方は簡単なので、誰でも自作できます。持ち運びにも便利なので、キャンプやアウトドアで重宝しますよ。
100均アイテムで風防代わりになる陣幕を自作
①フリーラックパネル×コーナースタンド
100均ダイソーのフリーマルチパネルとコーナースタンドを使って、カセットコンロの風防にもなる陣幕を自作しましょう。それぞれ他のアイテムを自作するものですが、組み合わせて使うことでキャンプに便利な風防として活躍してくれます。
本来焚き火用の陣幕はカセットコンロ用の風防よりもやや大き目サイズです。しかし折りたたみができるので、コンパクトになり持ち運びも苦になりません。火のそばで使うので、耐火性が心配な場合はアルミホイルを被せて使ってもいいでしょう。
作り方
材料は、ワイヤーネット用のコーナースタンドと組み立てラック用のフリーラックパネル2枚です。フリーラックパネルを風防として、カセットコンロの火を強風から守ります。
作り方は、まずフリーラックパネル2枚を結束バンドで固定します。ワイヤーネット用のコーナースタンドに立てれば完成です。強風で立てられないときは、テント用のペグを使って固定すれば問題ありません。
②帆布×園芸用支柱
100均に売られている園芸用支柱と、帆布と呼ばれるデニム地のしっかりとした生地を使えば、大き目サイズの焚き火用陣幕も自作できます。カセットコンロの風防代わりはもちろん、ちょっとしたパーソナルスペースとしても利用可能です。
材料は全て100均で揃えることができますし、誰でも作れるのでぜひ挑戦してください。布部分と支柱を取り外せば、コンパクトに持ち運べますよ。
作り方
まず用意した帆布生地を2枚並べて、1枚にするように縫い付けます。この時、中央に支柱を通す穴を作る必要があるので、支柱の幅をとって重ねて縫いましょう。生地の両端にも同じように支柱を入れる袋部分を作っておきます。
生地の準備ができたら、それぞれの袋部分に支柱を通します。ずれないように支柱と布をしっかりと固定し縫い付けたら地面に固定しましょう。支柱を地面に差した後、ロープで固定すれば、風防の役割を兼ねた陣幕の完成です。
③すのこ×デニム生地
100均のすのこを使えば、アウトドアにぴったりのカセットコンロ風防兼陣幕が簡単に作れます。すのこをばらした木板を柱として使い、幕の部分に上部なデニム生地を使用することで、強風にも耐えうる丈夫な陣幕を作りましょう。
材料は100均すのこ2枚、デニム生地3枚、万能ベルト、ペグ8本、タッカー、布用ボンドです。使わないときはコンパクトに折りたたんで収納しておけますよ。
作り方
まずすのこを解体し、同じサイズの木材を8本用意します。それぞれにやすりをかけたら、下部に万能ベルトをカットしたものを巻き付けてタッカーで固定しておきましょう。
デニム生地3枚を広げたら、その間に木板で布を挟むように2本セットにして置きます。布用ボンドで仮止めして、最後にタッカーで外れないように固定しましょう。万能ベルトにペグを挟んで地面に固定すれば、倒れる心配がありません。
自作のカセットコンロ風防で便利に!
100均アイテムで作るカセットコンロ風防の自作アイデアはいかがでしたか。どれも100均アイテムで作れるものばかりなので、コスパよくDIYもキャンプも楽しめますよ。カセットコンロ風防を自作して、アウトドア調理に便利に活用しましょう。
100均DIYできるキャンプギアはコチラ!
100均アイテムを使ったカセットコンロの風防が自作アイデアをご紹介しましたが、他にも100均DIYでキャンプギアを自作できますよ。興味のある方は下記の記事をご覧ください。キャンプギアを自作して、コスパよくアウトドアを楽しみましょう。
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