みょうがをおいしい食べ方で楽しもう!
みょうがはさまざまな食べ方が楽しめる
みょうがの代表的な食べ方は薬味ですが、実はそれ以外にもさまざまな食べ方が楽しめるのをご存知ですか?風味が豊かで栄養素にも優れているみょうがは、主食や汁物としての食べ方もおすすめです。今回は、みょうがのさまざまな食べ方をまとめているのでチェックしてみてください。
また、みょうがは夏を代表とする野菜です。夏バテを解消するようなさっぱりとしたレシピによく合うので、参考にしてみましょう。みょうがの栄養素についても知っておくと、よりおいしい料理に仕上がります。
みょうがに含まれている栄養
みょうがにはさまざまな栄養素が含まれています。栄養素やその効果を知っておくことで、よりバランスの取れたおいしい献立が完成するのでチェックしておきましょう。特にみょうがは夏野菜でもあるため、夏に嬉しい効果が詰まっています。
ただ薬味として何気なくみょうがを使うのではなく、その栄養素も理解しておかずやお弁当に活用してみましょう。以下では主なみょうがの栄養とその効果をまとめているので、参考にしてみてください。
むくみ予防
みょうがにはカリウムという栄養素が含まれており、主にむくみ予防に効果があります。カリウムは体内にある塩分と結びつき、体の外に排出する効果が期待できる成分です。そのため、むくみを予防して太り過ぎや体の不調を解消します。
また、カリウムを摂取すること血流促進や食欲増加の効果も期待できますよ。特に夏は血流が悪くなりやすく、また食欲不振になりやすい季節です。みょうがをかしこく摂取して、体を整えましょう。
風邪予防
みょうがは風邪予防に効果的な野菜です。みょうがに含まれているカンフェンという成分には、抗ウイルス効果や抗炎症作用があるため、風邪を予防してくれます。そのため体調を整えたいときは、みょうがを積極的に食べるのがおすすめです。
また、みょうがは喉の痛みを緩和させる効果も期待できます。喉の調子が悪いときは、みょうがをたっぷり使った料理を食べましょう。
みょうがのおいしい食べ方4選|生編
①1分でミョウガのウマウマおつまみ
「1分でミョウガのウマウマおつまみ」は、生のみょうがをたっぷり摂取できる食べ方です。ミョウガ以外に必要な材料は調味料だけなので、大量にみょうがを消費した料理を作りたいときにも向いています。ポン酢とマヨネーズを使っているため、みょうが独特の風味も緩和されますよ。
そのためお子さんのおかずにもおすすめで、ついつい箸が進んでしまうレシピです。簡単な食べ方なので、料理をする時間がないときにも活用してみてください。
ミョウガ
好きな分
味の素
少々
ポン酢
ひと回し
マヨネーズ
適量
おかか
好きな分
②トマトとミョウガの味噌ナムル
「トマトとミョウガの味噌ナムル」は、みょうがの独特な風味を抑えられる食べ方です。味噌やごま油など風味の強い調味料と合わせるので、みょうが独特の風味が簡単にかき消されます。また、トマトと組み合わせているので、あっさり食べられるのがポイントです。
使用する調味料の数は多いですが、混ぜ合わせるだけなので簡単にできる料理ですよ。作り置きしておいて、副菜やおつまみとして活用してみましょう。また、トマトだけでなくもやしや人参を組み合わせるのもおすすめです。
③切って5分!ピーマンとミョウガの胡麻和え
「切って5分!ピーマンとミョウガの胡麻和え」は、大人におすすめのおいしい料理です。独特な風味のあるみょうがと、苦味の強いピーマンが合わさって大人っぽい味になります。簡単にできる基本のレシピなので、時間がないときや弁当にもおすすめです。
ピーマンもみょうがも細くカットするのが料理のポイントになります。細く切った方が、味が馴染みやすくなって食べやすいです。調味料は先に混ぜ合わせておくと、ダマにならずに済みます。
ピーマン
3こ
ミョウガ
1つ
■ 調味料
白すりごま
小さじ2
マヨネーズ
小さじ1
めんつゆ(2倍濃縮)
大さじ2
しお
ひとつまみ
さとう
小さじ1
しょうゆ
小さじ1/2
④大根葉と茗荷の生ふりかけ
生のみょうがをたっぷり食べられる食べ方が、「大根葉と茗荷の生ふりかけ」です。捨ててしまいがちな大根の葉とみょうがを合わせて、簡単に作れるのが魅力になります。大根の葉もみょうがもごまも、全て風味が豊かな食材なのでご飯がよく進むレシピです。
たくさん作っておけば、普段の食卓だけでなく弁当にも活用できます。みじん切りにするだけの簡単レシピなので、時間がないときでもササッとつくれておすすめですよ。
大根葉
10束
みょうが
6本
鰹節
2袋
すりごま
大さじ5
醤油
適量
みょうがのおいしい食べ方4選|漬け編
①セロリのみょうが醤油漬け
みょうがのおいしい食べ方の一つが、「セロリのみょうが醤油漬け」です。醤油ベースの漬けダレに漬けているので、みょうがの独特な風味が苦手な人でも食べられます。生のみょうがをそのまま漬けることで、シャキッとした食感は残しておけますよ。
材料を切って漬けタレと一緒に冷蔵庫で保管するだけなので、レシピも簡単です。また、時間がないときでもササッと料理できる食べ方ですよ。漬け時間は半日以上がおすすめですが、1時間程度でも食べられます。
・セロリ:6本
・茗荷:3個
・醤油:大さじ2
・白だし(濃縮2倍):大さじ2
・酢:大さじ1
・塩:小さじ2/3
②福神漬け
みょうがのおいしい食べ方として、「福神漬け」もおすすめです。福神漬けといえば大根などを想像しますが、みょうがやきゅうりなどの夏野菜を使うとまた違った風味が味わえます。漬けることで野菜のかさが減るので、みょうがをたくさん消費したい人にもおすすめです。
また、福神漬けにすると冷蔵保存で1週間程度日持ちします。一度にたくさん作って、毎日の料理にプラスしてみましょう。もちろんカレーとの相性も抜群なので、是非活用してみてください。
体に優しい
みょうがの基本的な食べ方としておすすめな福神漬けですが、体に優しい点もおすすめなポイントです。市販の福神漬けは着色が使用されているものが多く、あまり使いたくないという方もいます。しかし手作りの福神漬けであれば、保存料や着色料不使用で安全です。
お茶漬けやおにぎりの具材に使用するなど、さまざまな使い方ができるため料理のレパートリーも広がります。是非時間があるときに作ってみてください。
・きゅうり:3本
・ナス:2個
・みょうが:1~2個
・出汁を取った後の昆布:5×10㎝
・生姜:1片
・塩:大さじ1
・出汁(もしくは水):50ml
・酒:50ml
・醤油:50ml
・砂糖:50ℊ
・酢:大さじ1
・白ごま:少々
③みょうがの甘酢漬け
みょうがの基本的な食べ方の一つが、「みょうがの甘酢漬け」です。甘酢にみょうがを漬けることで、独特な風味が和らいで食べやすくなります。そのためお子さんがいるご家庭や、薬味類が苦手な人におすすめのレシピです。
材料がみょうがと粒胡椒、お酢だけなので簡単に作れるのも魅力的なポイントとなります。漬ける時間が長くなると、またマイルドで違った風味が楽しめておすすめです。他の野菜も一緒に漬けて、楽しんでみましょう。
・みょうが:適量
・粒こしょう:適量
・お酢:適量
④きゅうりとみょうがの浅漬け
「きゅうりとみょうがの浅漬け」は、みょうがをおいしく食べられるおすすめの食べ方です。漬けの中でも浅漬けは基本的な食べ方なので、是非みょうがにも利用してみてください。市販の浅漬けの素を使用したレシピであれば、時間短縮にもなっておすすめです。簡単なレシピなので、誰でも挑戦できます。
漬ける時間はひとそれぞれですが、1日冷蔵庫で寝かせると味がしっかり染み込むのでおすすめです。みょうがだけでなく、きゅうりやナスなどの夏野菜も一緒に漬け込んでみてください。
きゅうり
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1本
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なす
|
1本
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みょうが
|
1個
|
エバラ浅漬けの素
|
適量
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みょうがのおいしい食べ方4選|その他
①ピリ辛揚げ浸し
みょうがをおいしく簡単に摂れる食べ方が、「ピリ辛揚げ浸し」です。素揚げしたみょうがをめんつゆに漬けるだけなので、レシピも簡単ですよ。夏の暑い季節に揚げ浸しは人気の料理なので、是非みょうがを活用してみてください。
一度加熱しているため、みょうが独特の風味が和らぎます。ただし加熱しすぎると食感が損なわれてしまうので、ほどほどにしておきましょう。みょうがだけでなく、ナスやピーマンなどいろいろな野菜と料理してみてください。
赤唐辛子がポイント
みょうがをそのままおかずとして食べられる「ピリ辛揚げ浸し」は、赤唐辛子がポイントです。容器の中にみょうがとめんつゆを入れたら、輪切りにした赤唐辛子を適量いれましょう。ピリッとした辛味がみょうがに染み込んで、味のアクセントになります。
揚げ浸しの基本的なレシピを覚えておけば、さまざまな野菜に応用できるのでおすすめです。夏の基本的なおかずのひとつなので、是非チャレンジしてみてください。
・ナス:3個
・ピーマン:3個
・みょうが:2個
・めんつゆ(ストレート):1カップ
・赤唐辛子(乾燥):1/2本
・生姜のすりおろし:少々
・揚げ油:適量
②みょうがの肉巻き
「みょうがの肉巻き」は、みょうがをおかずとしての食べ方で楽しめる料理です。みょうがを肉で巻いているので、お子さんにも人気のレシピになります。また、加熱することで独特の風味が和らぎ食べやすいです。甘辛いタレを絡めれば、普段みょうがが苦手な人でもおいしく食べられます。
みょうがはそのまま肉巻きにしても、千切りにしても大丈夫です。好みに合わせて料理の方法を変えてみましょう。肉をキツめに巻くことで、調理中も崩れません。
みょうがの量に注意
「みょうがの肉巻き」はおかずとして人気の食べ方ですが、みょうがの量に注意しましょう。基本的に肉一枚につき、みょうがは半分がおすすめです。多すぎるとみょうががはみ出してしまうだけでなく、独特の風味が強くなります。
また、出来上がったら半分にカットして食卓に出すようにしましょう。みょうがはそのままだと硬いので、カットしておくと食べやすいです。基本的な薬味として知られているみょうがですが、この様におかずとしての食べ方もできますよ。
豚薄切り肉
10枚(200gほど)
みょうが
5本
塩・胡椒
少々
小麦粉
適量
油(焼く用)
適量
③みょうが&しそが香る豆腐のお味噌汁
薬味やごはんのお供としての食べ方が人気のみょうがですが、お味噌汁に入れるのもおすすめです。みじん切りにしたみょうがと大葉を加えれば、独特な風味の味噌汁が完成します。レシピも簡単なので、誰でも気軽に楽しめる食べ方です。
また、夏場は冷たいお味噌汁にアレンジした食べ方もおすすめです。冷や汁とみょうがは相性が抜群なので、是非試してみてください。特に夏バテした体に嬉しい食べ方なので、食欲を回復させたいときにぴったりです。
新鮮なみょうがはアク取り不要
みょうがの斬新な食べ方としておすすめな味噌汁ですが、新鮮なみょうがを使うようにしましょう。なぜなら新鮮なみょうがの場合、アク取りの必要がないからです。新鮮なみょうがからはアク取りしなくても、美味しい食べ方で楽しめます。
ただし古いみょうがを使いたい場合は、独特の風味が苦手な場合はアク取りをしましょう。軽く水にさらせばいいので、アク取りの方法も簡単です。
みょうが
2こ
大葉
2〜4枚
出汁
1パック
豆腐
1丁
味噌
適量
④さわやか!なすと茗荷の焼き浸し
みょうがの食べ方でおすすめなのが、「さわやか!なすと茗荷の焼き浸し」です。揚げ浸しが基本的な食べ方ですが、焼き浸しはより香ばしく食べられます。ごま油を使用すると、独特な風味がついて美味しいです。
焼き浸しはダシを取るのが面倒ですが、白だしを使えば簡単に作れます。今回ご紹介するのは基本的なレシピなので、料理初心者の方でも簡単に作れておすすめの食べ方です。夏場はそうめんを入れて食べる食べ方もおすすめですよ。
好みでアレンジを加えよう
みょうがのおいしい食べ方である焼き浸しですが、好みでアレンジを加えてみましょう。例えばしょうがをすりおろしたり、薬味類を一緒に浸して風味を移したりするのがおすすめです。また、そのまま食べるだけでなく、大根おろしを乗っけてもおいしい食べ方ができます。
また、漬ける時間によっても味が変化するのが特徴的です。漬ける時間が短いと、野菜本来の味や食感を楽しめる食べ方ができます。逆にたくさん漬けると、ダシの旨味をたっぷり吸い込んだ食べ方が楽しめますよ。
なす
2本
みょうが
2個
生姜すりおろし
小さじ1
白だし
80cc
みょうがをおいしい食べ方を試してみよう!
みょうがは薬味として使われることの多い野菜ですが、実はさまざまな食べ方が楽しめます。そのまま食べる食べ方や、みじん切りにして調理する食べ方などレパートリーは豊富です。夏バテを解消してくれる野菜でもあるので、是非積極的に摂取してみましょう。
今回ご紹介した食べ方以外にも、みょうがにはさまざまな食べ方が存在します。自分にあった食べ方を研究して、みょうがをおいしく摂取してみてください。
たらの芽の食べ方が気になる方はこちらをチェック!
みょうが同様季節の野菜として人気なのが、たらの芽です。以下の記事では、たらの芽をおいしい食べ方を紹介しているので是非参考にしてみてください。みょうが同様独特な風味が強い野菜なので、さまざまな食べ方を試してみましょう。
また、たらの芽は天ぷらとしての食べ方がオーソドックスですが、他にもいろいろな食べ方が楽しめます。料理のレパートリーを増やすきっかけにもなるので、以下の記事を合わせてチェックしてみましょう。

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