ヘルメットが人気のAGVとは
イタリアの名門ブランド
AGVはイタリアの名門ブランドです。1947年に起業し、企業当初はヘルメットを製造していませんでしたが、翌年には半帽タイプのヘルメットも手掛けるようになりました。現在は豊富なヘルメットを展開しているブランドとなりますが、半帽タイプはありません。
1969年頃にはバイクレースでフルフェイスヘルメットも登場し、現在のAGVが手掛けているヘルメットは、顔を覆うフルフェイスヘルメットが中心になっています。
AGVのヘルメットはプロも愛用
AGVのフルフェイスヘルメットは信頼性の高いアイテムとなります。プロのレーサーにも愛用されていて通算9勝、12度も表彰台に登ったバレンティーノ・ロッシも愛用しているメーカーです。ロッシの他にはジャコモ・アゴスチーニやケニー・ロバーツなども愛用しているブランドとなります。
AGVは流通網がはっきりとしている
AGVは海外のブランドですが、流通網がはっきりしているところもポイントです。日本ではダイネーゼ・ジャパンが正規輸入店としてAGVのヘルメットを取り扱っています。そのためアマゾンや楽天などの通販で好みのAGVのヘルメットが見つからない場合はダイネーゼ・ジャパンのHPから購入するといいでしょう。
ダイネーゼ・ジャパンにはECサイトあり、直接流購入することもできます。また、東名阪など都市部には店舗もあります。
ヘルメットのサイズについて
海外サイズは大きい
ヘルメットに限らずスキーやスノーボードなどのウェア類や靴など海外のブランドのアイテムは、日本人よりも体格が大きい外国人に合わせて作られているため大きいです。そのため日本人が使う場合はサイズ感が大きく、使いにくいことが多々あります。
頭に装着するヘルメットは特にサイズ感に注意しましょう。フィット感が悪くなるだけではなく、合っていないヘルメットを使うと規定の耐衝撃性にならない場合も考えられます。
AGVのヘルメットは特別仕様
AGVは、イタリアのブランドですがダイネーゼ・ジャパンが輸入した日本向けの正規ヘルメットはアジアンフィット(日本人向けの内装)になっていて日本人の骨格に合わせて作られている特殊なサイズ感のモデルです。ヘルメット自体の大きさではなくパッドなどの内装で細かく調整されています。
種類によってはパッドは取り外せるようになっていて、AGVのフルフェイスヘルメットは日本向きの特別仕様のためサイズ感合わない心配はありません。
AGVの内装は日本仕様の物を
着脱式になっているため内装も交換できます。アジアンフィットモデルとなっているためAGVのヘルメットの内装を交換するときは、日本人の骨格に合った国産のものを選びましょう。海外製品に換装してしまうと締め付けが強かったり、クッション性に不具合が出る可能性があります。
そのため換装するときは、AGVから発売されているので純正パーツをを使うようにしましょう。日本で発売されている純正パーツもきちんと特別仕様モデルです。
AGVはサイズが選べる
AGVは日本向きの特別仕様に加え、MサイズやSサイズなど細かなサイズもきちんと選べるようになっているところもポイントです。サイズバリエーションが各種類ごとにきちんとあるため、フィット感の高いヘルメットが選べるようになっています。
AGVのフルフェイスはどの種類でもサイズバリエーション、アジアンフィットになっているためフィットしやすいです。
ヘルメットの選び方
1:頭に合うサイズ
AGVはイタリアのブランドですが、日本で販売されている商品はダイネーゼ・ジャパンにより特別仕様のモデルが流通しています。サイズを選ぶだけでフィットするため、初心者でもわかりやすいです。ヘルメットを購入するときにS~XLなどのサイズを選んで購入しましょう。
頭のサイズはメジャーを使い頭部の外周を測定します。測定方法はおでこのいちばん高い場所から後頭部のいちばん高い場所を通すだけです。
2:種類・モデル
AGVには多種多様なフルフェイスがあります。そのためモデル別に選ぶというのもおすすめです。プロが出場するレースで使われているもの、コスパのいいものやツーリングに向くものなど種類によって特性が変わっていきます。デザインを含め使い方に合った自分の好みのヘルメットを選びましょう。
夏のツーリングや、長距離移動には、ヘルメットを装着したままでも給水できるハイドレーションに対応したモデルがおすすめです。
ハイドレーションとは
ハイドレーションは、パウチのようなソフトライプのボトルにチューブをつないで給水できるにたものです。登山ではバックパックを背負ったまま給水でき、ツーリングではヘルメットを装着したまま給水できます。
レース用ヘルメットについて
レースで使いたい場合はMFJ競技用ヘルメット公認マークがあるか確認して選んでください。認定マークがあると一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)がレースの中でもライダーの安全が確保できると認定した安全性の高いヘルメットという意味になります。
つまり認定マークがあると一般的なヘルメットよりも高い安全性を持つ意味です。AGVはレース用のヘルメットも多いため認定マーク付きモデルも豊富にあります。
3:インプレを参考
AGVのヘルメットはファーストインプレッション(インプレ)や評価を参考に選ぶのも一つの方法です。口コミなどを確認して選ぶといいでしょう。イタリアの人気ブランドのためインプレや評価も多いです。
AGVのヘルメットK1・3を紹介
K1
K1 AGV
AGVのK1はレース用ヘルメットの技術を取り入れ通常使用を想定したツーリング向きのヘルメットです。見た目は、レーシングモデルと似ていますが、MFJ認定マークは入っていません。「あらゆるロードライディング」をテーマに設計されていて、普段遣いもしやすいモデルになります。
シンプルなカラーからレーシングモデルのような派手な色合いまでデザインが豊富なところもK1の特徴です。視界も広いと評判になっているモデルになります。
K1の魅力
ベンチレーションは前面に5か所と背面に2か所あり通気性を確保できるようになっていたり、着脱できるパッドのため交換したりフィッティングを自分でカスタムできるようになっていたりとスペックが高いです。さらに、顎の部分には開閉式の換気システムがあり、開けると風がヘルメットの中を吹き抜けるようになっています。
K1のインプレ
AGVのエントリー向きのコスパの高いヘルメット「K1」の評価です。視界が広く日本独自仕様のためフィッティングが高いと評判になっていて評価の高いヘルメットの一つになります。サイズ展開はS~XLです。
風切り音するという声もありますが、価格対し品質が高く全体的に高く評価されていてインプレも総評すると使いやすいといわれています。
K-3 VS
AGV K3
K1のようにコスパの高いモデルですが重量が少し軽くなり、インナーバイザーが付いているモデルです。インナーバイザーとは、ヘルメットの中にあるバイザーを意味します。
二重にすることで路面状況に対し柔軟に対応できる仕組みです。例えば見た目重視で外側のバイザーをミラーにしてみたり、暗い場所を苦手とするバイザーを装備していても、外側のバイザー上げてインナーバイザーを使うと簡単に視界を確保できます。
K-3の魅力
比較的コスパが高く、使いやすいインナーバイザーになっているところがポイントです。また、マックスピンロック仕様で温度差でバイザーが曇らなくなっていて、上方向への視界が広いため長距離走行しても疲れにくく進化したモデルになっています。
K-3 VSのインプレ
agv K3 SV ロッシ winter test2016
— ごん⭐️ (@k2516y) September 27, 2020
購入!!!!
kabutoの安いやつから一気にレベルアップ!軽さに衝撃を受けた。フィット感にも衝撃を受けた。次元が違うw
46皆はロッシやん!って言うかもしれんけど俺からしたら中村俊輔モデルや!!笑
明日はコイツと旅出るぜ!!#agvk3 #バイクのある生活 pic.twitter.com/hUzCFv2GXi
K3VSは重量が1490gのヘルメットです。インナーバイザーモデルとなっていますが、前述したエントリー向けのK1と比べると少し軽くなっていてインプレでも軽さが高く評価されています。AGVはイタリアブランドですが、日本モデルはきちんと日本人の骨格に合わせて内装が施されているためフィット感が高いです。
AGVのヘルメットK5シリーズを紹介
1:K-5 S
K-5 S AGV
K-5 Sはコスパのよさを踏襲しつつより上位モデルの近づいたフルフェイスヘルメットです。AGVのヘルメット中でも比較的軽いヘルメットになっていて材質には軽量なカーボンも使われているモデルになります。
ワンタッチでバイザーが操作できたり、インバイザー付きだったりと前述してきたモデルのいい部分を踏襲しつつさらに軽量になっていて重量は1430gしかありません。
K-5 Sの魅力
AGVの上位モデルと同じようにカーボンと高性能ファブリックが使われています。また、騒音を抑える新型ウィンドプロテクターを搭載しているなどワンラックアップしたKシリーズです。ファブリックが異なることで、瞬時に汗を吸収したり、快適な肌触りなっているところも魅力です。
また、AGVが発売する通信システムに対応しツーリングでの無線通話の導入がしやすくなっています。
K-5 Sのインプレ
agv K5-S・17年モデル届いた!
— 白露🐝🦈@S1000RR🇩🇪 (@Shiratsuyu_s) July 13, 2017
かっこいい😍そして軽い!びっくりするくらい軽い!
自分好みの赤×黒柄...最高だよ〜(๑╹ω╹๑ ) pic.twitter.com/ayz1zKG1ZT
AGVのK-5Sは上位モデルと同じ素材で作られているためインプレでは、重量が軽いという声が多いです。軽いと披露せず長距離のライドもしやすくなります。また、AGVらしいデザイン性も好評です。
2:K-5 JET
K-5 JET AGV
フルフェイスヘルメットが多いAGVの中では珍しいオープンフェイスモデルです。種類はKシリーズですが大きく構造が異なりオープンフェイスのためより普段使い、街乗りで使いやすくなったモデルになります。
フルフェイスからオープンフェイスにすることで軽量化にも繋がり、運転中の負担が軽減され疲れにくい点を考えるとツーリングでも使いやすいモデルです。
K-5 JETの魅力
K-5 JETは簡素化されたヘルメットで空気が入りやすいですが、ベンチレーションもきちんとあるところがポイントです。前面3箇所、背面に排気用ベンチレーションが2箇所あり熱がこもりにくいモデルになっています。また、インバイザー仕様になっていて状況に応じバイザーの使い分けができる便利な仕様です。
K-5 JETのインプレ
AGV K5 のジェットヘルかっこよき
— キャベツ次郎 (@cbr74sarada) July 3, 2019
同じカラーのフルフェイスよりこっちのが好みかも pic.twitter.com/oFZFdexVFp
AGVはフルフェイスヘルメットも多いですが、オープンフェイスヘルメットも人気です。一般的なオープンフェイスと比べるとデザイン性が高く評価されています。ツーリング、普段使いなどさまざまなシーンで使いやすくフィット感の高いヘルメットです。
AGVの軽量なヘルメットを2種紹介
1:K-6
K6 AGV
AGVの人気ヘルメットK-6です。インバイザー仕様ではありませんが、K-6には下位モデルには搭載されていない非常にクリアな特殊なバイザーが使われています。プロレーサーがサンバイザーの透明度を称えたほどクリアな視界が魅力です。
重量も軽く長時間のツーリングでも疲れにくく、カーボンアラミドファイバーにより耐衝撃に強いKシリーズのフラグシップモデルになります。
K-6の魅力
K-6の大きな魅力は、軽さです。K-6の重量は1360gしかありません。インプレでも紹介しますが本品の軽さはフルフェイスヘルメットとしては非常に軽いです。
また、内装も品質が高く抗菌プロテクションが使われていたり、瞬時に汗を吸収するパッドが使われていたりする部分も踏襲しています。
K-6のインプレ
AGVのK-6のパッドは品質が高く速乾性が高くメンテナンスしやすいところもポイントです。軽さとメンテナンスのしやすさを両立したモデルになります。さらに価格もK1と比べると少し高価ですが、他のモデルと比べると低価格なところが魅力です。
2:AX9
AX9 AGV
AGVのオフロード向きのヘルメットです。オフロード向きのヘルメットは、帽子のツバのようにサンバイザーの上が出っ張っています。カーボン、アラミドにグラスファイバー製シェルを使用し軽さと強度を両立したモデルです。ひさし部分が高速走行でも安定する設計のためオフロードだけではなくオンロードでも使えるヘルメットです。
AX9の魅力
本品はオフロードでもオンロードでも使いやすいAGVのヘルメットです。ひさし分を取り外したり、道具なしで着脱可能なできる顎部分のチンガードがあり路面の状況に応じ4種類の使い方ができます。チンガードがあると風が顎のまわりに入ってくることなく巻き込み風を防いでくれるため、暑い時期などは外すといいでしょう。
AX9のインプレ
新ヘルメット
— マガジン@クチバシテネレ (@magazin0728) December 22, 2019
AGV AX9 PACIFIC ROAD
ツーリングメインで考えた時に、ガチガチのオフロードヘルメットより、アドベンチャータイプの方が楽(笑)
快適性
視認性
抜群で最強 pic.twitter.com/DMu0dQuEp7
AGVのAX9はさまざまなシーンで使える用になっていて好評です。視界も広く快適さも両立しカーボンとアラミド繊維による軽さも魅力ポイントになります。AGVのヘルメットは上位モデルと軽量なものが多く疲れにくいところも魅力です。
AGVのインプレは評価が高い
AGVのヘルメットはレーサーも愛用
AGVはプロレーサーも愛用しているイタリアの有名ブランドです。輸入品ではなく正規取り扱い店から販売されているAGVのヘルメットは日本向けの特別仕様でフィットしやすくなっていてサイズもS~XLまで選べるものが豊富にあります。
AGVのヘルメットはエントリーモデルでもデザイン性が高いところがポイントです。また、製品の安全性を認証するSGマーク付きになっているため初心者でも安心してツーリングができますよ。
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