VECTOR HAWK
SHOEI ショウエイ Z-8
OGKカブト SHUMA
リード工業 ヘルメット HS-501M
コミネ HK-172
ゼニス YJ-17
マルシンヘルメット M-520
BELL ヘルメット Qualifier
シンプソンヘルメット モデル30
AGV K1 JIST TOP DREAMTIME
N21 Visor Classic
国内で入手できるバイク用ヘルメット
1986年より原動機付自転車1種も、ヘルメットが着用義務となりました。つまり、バイクを乗る際にはヘルメットを被らないと違反になりますよということです。
それ以来、バイク用ヘルメットは材質などで大きな進化を遂げています。これは国内・海外ブランドともに切磋琢磨して、万が一のバイク事故に対して、いかにライダーを守るかをテーマとし、現在まで続いています。1986年当時と比較すると、形状などの変化をしていますが、現状で国内で入手できる安全人気のバイク用ヘルメットを紹介します。
バイク用ヘルメットの選び方
バイク用ヘルメットは、どんな物でも使用してよいという訳ではありません。最低限、安全企画をクリアしたバイク用ヘルメットを使用しましょう。
ヘルメットに緑色のSが書いてあるステッカーが貼ってあるのが、SG規格の合格証です。マイナーメーカー製ですと、その検査を受けずに市場で販売していますので、注意してください。
それ以外に、JIS規格・スネル規格などあります。それらの規格は衝撃検査が厳しくなっており、バイク用ヘルメットとしての安全基準レベルが上がっています。高規格をクリアしたヘルメットは値段が高くなる傾向です。
バイク用ヘルメットの形状について
バイク用ヘルメットは、おおまかに分けて3種類の形状が販売されています。半キャップ(お椀型)・ジェット(オープンフェイス)・フルフェイスの3種類です。その中で半キャップ型ヘルメットは、125cc以下の原動機付自転車にしか使用できません。
それさえ頭に入れておけば、選び方は自由です。ライダーの気にいったヘルメットを、他のヘルメットと比較しながら選ぶとよいでしょう。
半キャップ(お椀型)ヘルメット
主に50㏄クラスのスクーターを走らせるライダーが使用します。制限速度30キロが原則ですので、簡単で比較的軽い重量のヘルメットが好まれるのでしょう。
マイナーなヘルメットメーカーな物が多く見受けられ、安全基準を満たしていない物があるので、選び方は慎重にしましょう。国産・海外ブランドのヘルメットが多く、安いのが人気ですが、125cc以下のバイクに限定されます。
ジェット(オープンフェイス)ヘルメット
バイク用ヘルメットの初期は、半キャップ型オンリーでしたが側頭部・後頭部の強い衝撃に対処するため、側頭部・後頭部を覆ったジェット型が登場しました。現在でも大型バイクで使用している人もたくさんいます。フルフェイス型と比較すると視野が広い特徴があります。
そして重量も軽いという特徴もあります。フルフェイス型と人気を二分しているヘルメットです。
フルフェイス型ヘルメット
ジェット型のヘルメットは正面は開けていますが、強い衝撃に対して比較的弱いということで鼻から下も覆ったヘルメットで、極端にいうと目の部分だけ開いているタイプです。バイクの走りを楽しむライダーが多く使用していますので、選び方の参考にしてください。
特徴として強い衝撃に対して頭部の安全性は高くなります。しかし、ジェット型と比較して重量は重くなりますので、ツーリングで使用した場合、多少疲れが残るでしょう。
バイク用人気ヘルメットメーカー1
アライ
アライのヘルメットは、より衝撃をかわす性能を高めるため、実績あるスネル規格のテストラインを目安に、シールド取付け部分を24mm下げて、ヘルメット側頭部をより滑らかなフォルムを実現させています。
主材料は、繊維密度を高めたスーパーファイバー。通常のグラスファイバーよりも、引張り強度を高めているのが特徴的です。
注目モデル・VECTOR HAWK
こちらの注目モデルですが、フロントベンチレーションはアライヘルメット初の前後2穴となる、デュアルフロー・ダクトを採用しています。
前側のダクト穴から外気を取り入れ、後ろ側のダクト穴から負圧を利用し、ヘルメット内の熱気を排出する仕組みです。それだけではなく、ダクトを閉めた状態でも、ダクト後方スリットから熱気を排出する仕組みで、ヘルメット内を快適な状態に保ちます。
VECTOR HAWK
バイク用人気ヘルメットメーカー2
ショウエイ
ショウエイのヘルメットは、快適なスポーツライディングを軽快なフォルムで創造する、ピュアスポーツフルフェイスです。Zシリーズが誇るコンパクトさと軽さ、そして快適性能が、快適なスポーツライディングを創造します。
シンプルなデザインだけでなく、おしゃれなデザインを採用したものも。お好みに合わせて選んでみてください。
注目モデル・Z-8
ショウエイから販売されているこちらのモデルは、マットな質感が特徴的です。コンパクトと軽量をコンセプトとしたZシリーズで、よりスポーティに進化したデザインを採用しています。
視界や操作性を向上させた、新たなシールドシステムや効果的な走行風の導入、排気による高効率ベンチレーションシステムなどを搭載しているのがポイントです。
SHOEI ショウエイ Z-8
バイク用人気ヘルメットメーカー3
OGKカブト
カラーバリエーションが豊富なヘルメットを探しているという方には、こちらのOGKカブトのヘルメットがおすすめです。全5色から選択できるデザインで、シンプルなデザインを採用しています。
フルタイプのデザインを採用しているヘルメットで、どのようなバイクコーディネートにも取り入れやすいです。ぜひこの機会に購入してみてください。
代表モデル・SHUMA
OGKカブトから販売されているこちらのモデルは、布袋 やブレスガードF、チンカーテンDやシリコンオイルが付属しています。磨き上げた空冷性能が高い快適性を実現。
3万円程度の値段で購入できます。これからヘルメットを愛用したいと考えている方にも適したモデルです。お好みでデザインを選んでみてください。
OGKカブト SHUMA
バイク用人気ヘルメットメーカー4
リード工業
日本国内で古くからバイク関連パーツや用品を販売しているメーカーで、リードのブランドで親しまれています。用品販売の中で、ヘルメットも製造販売しています。選び方の幅は狭く、半キャップとジェット型がほとんどです。
他のバイクパーツ・用品との関連もあり、他メーカーと比較して開発テンポはマイナーでグラフィックの変更程度ですが、50ccのライダー達が使用する半キャップやジェット型のシェアが高い国産ヘルメットメーカーです。グラフィックの多彩な変更に特徴があります。
代表モデル・HS-501M
125cc以下限定で被ることのできる半キャップ型の代表です。衝撃を発泡スチロール材で受けるのではなく、コルク材で受けとめるタイプです。被りやすく、多くの原付バイク愛好者が使用しているヘルメットです。当然SG規格を取得しています。
リード工業 ヘルメット HS-501M
バイク用人気ヘルメットメーカー5
コミネ
安価でコストパフォーマンスに優れているヘルメットを探しているという方には、コミネから販売されているヘルメットがおすすめです。デザインは、パールホワイトとマットブラックの2パターンから選択可能。
サイズ展開も豊富なので、自分の頭の形に合わせたヘルメットを選びやすく成っています。ぜひこの機会に購入してみてください。
代表モデル・HK-172
コミネから販売されているこちらのモデルは、インナーサンバイザー標準装備で、強い日差しの時にも快適に使用可能です。高品質複合素材FRPシェルを採用し、高強度と軽量化を実現した本格ジェットヘルメットでもあります。
ドイツFIDLOCK社製マグネットバックルを、日本メーカーとして初めて顎紐に採用。十分な強度を持ちながら、顎紐脱着がワンタッチで可能です。
コミネ HK-172
バイク用人気ヘルメットメーカー6
ZENITH(ゼニス)
バイクメーカーのYAMAHAの用品販売会社・ワイズギアが販売するヘルメットブランドがZENITH(ゼニス)です。以前はオマケ的なマイナーイメージで見られたヘルメットでしたが、近年活発にフルフェイス型・ジェット型・を発表し、ヘルメットの選び方の幅も広がっています。
もちろん新素材などを採用し、強い衝撃に対しての対処も向上した品質を国内外にリリースしています。国産ヘルメットとしてシェアを広げつつあります。
代表モデル・YJ-17
ゼニスの主力ジェット型ヘルメットといってよい製品です。高級安全規格のJIS2種をクリアしている製品で、ツーリング・通勤などに多くのライダーが使用しています。ベンチレーション・サンバイザー・シールドなど使いやすい高性能品を搭載しています。大型バイクを含むすべてのバイクで使用できます。
ゼニス YJ-17
バイク用人気ヘルメットメーカー7
マルシン
昭和23年よりヘルメット製造している国産ヘルメットメーカーです。現在はフルフェイス型の製造はしておらず、ジェット型のみとなっています。ジェット型ヘルメットは特徴的なタイプのパイロット型もあります。
マイナーメーカーと見られがちですが、海外製品をOEM製造し国内販売もしています。自社ヘルメットはマルシンブランドで販売しています。
代表モデル・マルシンM-520
マルシンヘルメットの主力ともいえるモデルです。非常にかぶりやすく設計されており、あご紐はワンタッチで脱着でき、内装は取り外して洗濯もできます。
現代のヘルメットのトレンドでもある、蒸れを防ぐベンチレーションも搭載され、カラーも6色の中から選べます。コストパフォーマンスに優れたモデルです。125cc以下バイク専用ヘルメットです。
マルシンヘルメット M-520
バイク用人気ヘルメットメーカー8
BELL(ベル)
ベルから販売されているヘルメットは、工具なしで簡易的に素早くシールド交換が可能となっています。ツヤなしタイプのデザインを採用しているヘルメットなので、かっこいい雰囲気を醸し出してくれるのが特徴的。
2万円程度で購入できるので、コストパフォーマンスに優れている商品を探しているという方にもおすすめです。ぜひこの機会に購入してみてください。
代表モデル・Qualifier
ベルから販売されているこちらのモデルは、大人気エントリーモデルの迷彩デザインとなっています。耐衝撃性に優れた軽量ポリカーボネイト、ABS樹脂を使用しているのがポイントです。
速度流換気と流れ調整システムで、ヘルメット内部を効果的に冷却。耳部分のくぼみをオーディオポケットとして使用可能となっています。
BELL ヘルメット Qualifier
バイク用人気ヘルメットメーカー9
SIMPSON(シンプソン)
アメリカの老舗ヘルメット・ブランドがシンプソンです。ジェット型・フルフェイス型を販売しており、選び方は多くの種類のヘルメットの中より選ぶことになります。
フルフェイスは他メーカーと比較するとフェイスガード部に特徴があり、昔からのシンプソンファンに強い支持を受けています。素材などのマイナーチェンジをよく行い、日本国内でも人気ヘルメットとなっています。
注目モデル・シンプソン モデル30
1980年代に発売されていたモデルが原型です。廃番になっていましたが、あまりの人気のため復刻しました。当然ヘルメットの規格も現代のものに合致させてあります。別名、スターウォーズと呼ばれているヘルメットです。
シンプソンヘルメット モデル30
バイク用人気ヘルメットメーカー10
AGV(エージーブイ)
イタリアの老舗用品メーカー・ダイネーゼのヘルメットブランドがAGVです。創業よりモータースポーツと強い結び付きがあり、現在もレーサーにヘルメットを多数供給しており、そこから得られるデータ―を製品に反映させています。
選び方は、多くのジェット型・フルフェイス型ヘルメットより選ぶのですが、フェイス面に特徴があるヘルメットも販売しており、海外レースにおいて日本国産ヘルメットと同等の評価です。日本国内でも人気のあるメーカーです。
代表モデル・K1 DREAMTIME
AGVヘルメットのエントリーモデルとして位置しているのが、K1DREAMTIMEです。日本正規輸入品であれば、日本人サイズのシェルのヘルメットが手に入ります。ベンチレーションやエアロダイナミクスに優れています。グラフィックも目立ちます。
AGV K1 JIST TOP DREAMTIME
バイク用人気ヘルメットメーカー11
NOLAN(ノーラン)
ヘルメットにデザイン性を求めているという方には、ノーランから販売されているヘルメットがおすすめです。こちらのヘルメットは、オートバイに適しています。
デザインは、ホワイトとブラックの2パターンから選択可能。自分の好みに合わせてデザインを選んでみてください。気になるという方は、この機会に購入してみましょう。
代表モデル・N21 Visor Classic
ノーランから販売されているこちらのモデルは、ポリカーボネートシェルやVPSのサンバイザー、マイクロロック保持システムを搭載しているヘルメットです。
ヘルメットロックリングが搭載されているので、安全の走行を行えます。フルフェイスタイプのヘルメットではありますが、顔を全体的に覆わないデザインで快適です。
N21 Visor Classic
バイク用人気ヘルメットメーカー12
WINS(ウインズ)
2001年よりヘルメットに参入した国産メーカーです。選び方は、ジェット型・フルフェイス型から選べるのですが、他メーカーと比較してもあまり採用されていない特徴的ヘルメット、システムヘルメットをリリースしています。衝撃に強い素材などをよく研究しており、性能面においても他国産メーカーと遜色はありません。
注目モデル・MODIFY
システムヘルメットと呼ばれるヘルメットで、その日の気分によりジェット型・フルフェイス型に変化させる特徴を持っています。パーツの脱着で行いますが、強い衝撃に耐えることができます。
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バイク用ヘルメットメーカーのまとめ
現在の日本では、国産・外国産のヘルメットを入手できる状況にあります。この記事で紹介したヘルメットメーカーは、日本国内で使用する最低限の安全基準をクリアした製品をリリースするメーカーです。
もちろん、上級基準をクリアした製品もリリースしています。ヘルメットを選ぶということは、ライダーの命に関係しますので、慎重に比較しながら選んでください。
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