コールマンのノーススター2500はランタンの定番
自然の素晴らしさが見直されキャンプがブームになっています。ファミリーキャンプから山ガールにソロキャンプまで、キャンプの楽しみ方もさまざまです。最近はキャンプ場も整備されトイレやシャワー施設が完備し、キャンプ女子も増加中。
キャンプブームとともにキャンプギアも充実し、キャンプギアの主役ともいえるランタンが進化し、人気のランタンが多数あります。
世界が認めるノーススター2500
そんなランタンの中で人気になっているのがコールマンのノーススター2500。コールマンといえばガソリンランタンがよく知られていますが、最近は操作が簡単なLPガスランタンも充実し人気です。
今回はコールマンの人気ガスランタン・ノーススター2500のスペックや使い方などをマルチに紹介します。
コールマンは100年以上の歴史
コールマンは、1901年に米国カンザス州ウイチタで創業。1903年に自家製ランプの製造を開始し、耐久性が優れ燃費にも拘り、メンテナンスが簡単なガソリンランプを開発しました。
1905年にガソリンランプの販売を開始し、コールマン・アーク・ランプがフットボールのナイトゲームで最初に使用された照明になっています。
1914年になると初の屋外用全天候型ガソリンランタンを発売しました。第二次世界大戦中に米軍に採用され、信頼が大きく飛躍したのです。
1998年にガス式ランタン・ノーススターを発売
196o年代からは照明器具だけでなく、テントや寝袋やキャンプチェアなどを発売し、取り扱うキャンプギア製品を大きく拡大しました。
ノーススターが誕生したのは1996年。キャンプサイト全体を照らす大光量で自動点火装置つきランタンとして開発されました。発売当初はガソリン式だけでしたが、1998年にガス式のノーススターが発売されています。
ノーススター2500の4種類の紹介
コールマンのノーススター2500には4種類のカラーがあります。常時そろうのがグリーンとレッドと、おしゃれなネイビーカラーです。さらに、2021年には限定カラーとしてバターナッツも発売されました。
スペックは同じでもカラーが異なるとランタンのイメージは大きく違って見えるのです。そんなノーススター2500の4タイプを紹介します。
ノーススター2500基本スペック
「コールマン(Coleman)ランタン2500ノーススター」は、別売りのLPガスを使用するLPガスランタンです。
約1543ルーメンの明るさで、キャンプサイトを照らす320キャンドルパワーは200wに相当する大光量になります。燃焼用マントルの取り付けもワイヤークリップでワンタッチで取り付けが可能です。
コールマンノーススター2500はケース付き
着火は内蔵のイグナイター(点火装置)により、簡単に点火できます。燃焼時間はLPガス470g缶使用時で、約4~8時間になります。本体サイズは径が約14.5×高さが26cmあり、重量は約1.3kgです。収納に便利なソフトケースも付いています。
シリーズ①：ノーススター2500 グリーン
ノーススター2500のグリーンカラーはノーススターの基本スペックが採用されています。グリーンは濃い深みのある色で、落ち着いた雰囲気が漂うランタンです。他のキャンプギアとのカラーバランスも合わせやすく、キャンプ場の緑に溶け込みテントサイトに自然に馴染みます。
シリーズ②：ノーススター2500 レッド
コールマンノーススター2500のレッドタイプは、赤色ながら決して華美ではなく、落ち着いた重厚感が漂うランタンです。
サイズや重さや燃費などのスペックはコールマンノーススター2500のグリーンタイプと同じで、カラーが違うタイプになります。
シリーズ③：ノーススター2500 ネイビー
コールマンのインディゴレーベルシリーズのノーススター2500は、カラーがネイビーです。スペックは同シリーズのレッドやグリーンと同じになっています。
コールマンのインディゴレーベルは、高いデザイン性から人気で固定ファンが多いランタンです。
コールマンのインディゴレーベルは、青やデニムを基調としたシックながら華やかな感じがするデザインのキャンプギアになっています。
シリーズ④：ノーススター2500 バターナッツ
「コールマンノーススター2500バターナッツ」は、2021年の新商品で販売個数制限商品です。重さやサイズなどのスペックは同シリーズの他のカラーと同じで、ソフトケースも付いています。
バターナッツカラーは、限定商品ということもあり人気が極めて高く、しばしば入荷待ちとなることがあるほどです。
ノーススター2500の口コミ
コールマンのノーススター2500の実情を知るには、実際に使用したユーザーが発信する口コミが大いに参考にできます。人気のランタン、ノーススター2500の口コミはインターネット上に多数あり、そんな口コミから参考にできる5件の口コミを紹介します。
ノーススター2500の口コミ①：バターナッツがよい
こちらのユーザーの方はノーススター2500の限定カラーのバターナッツが特に気に入り、キャンプ場のサイトにとてもよく似合うと大満足されています。光量もあって、マントルの取り付けを間違えなければ手頃に使えるランタンと高評価です。
はじめて本格的なガスランタンを購入しましたが、光量があって調節もでき、マントルさえうまく付ければ誰でも手ごろに使えます。
そしてこの限定色であるバターナッツは、サイトにとても馴染みました。一生モノが手に入って大満足です。
ノーススター2500の口コミ②：2台欲しくなる
こちらのユーザーはグリーンタイプを持っていて、2個目のノーススター2500として、バターナッツを購入しています。評判通りバターナッツのレトロな雰囲気が好評で、バターナッツタイプをメインで使いたいとのコメントです。
購入するまで数ヶ月、待って良かったです。今回バターナッツ色を購入しました。カラーデザインで大変気に入っております。グリーンも良いですが、バターナッツもレトロな雰囲気がさらに良いです。メインのランタンとして、使用していきたいです。
ノーススター2500の口コミ③：高級感がある
こちらのユーザーはコールマンのノーススター2500を理想的なガスランタンと認識しています。デザインもカラーも長く求めていたランタンで、実際に手にしてみると、高級感があり、これから使い倒したいと高評価の口コミです。
理想的なガスランタン ノーススター2500がずっと欲しかったのですが、こんなカラーが欲しかった、理想的なデザインのランタンです。
プラスチック感が少しあるのかと思いきや、写真よりも全然高級感がありました。これから使い倒したいと思います！
ノーススター2500の口コミ④：グループキャンプで使える
こちらのユーザーはコールマンのノーススター2500に絶大な信頼感があり、ナッツカラーを一目惚れで購入しています。取り扱い方も簡単で収納ケースもバッチリとの口コミです。グループキャンプでも使えると、明るさにも満足しています。
今回はバターナッツカラーに一目惚れでの購入ですが、型はもちろん信頼のノーススターですので初心者〜慣れている方まで扱いやすく、収納ケースも付属でバッチリです。ガスランタン特有の「シュー」とした音は気になったりならなかったりしますがグループキャンプでも満足のいく明るさです。
ノーススター2500の口コミ⑤：最高のランタン
こちらのユーザーの方は念願だったソロキャンプに、コールマンのノーススター2500を持って出かけ、使用しています。実際に使ってみて、デザイン、明るさ、雰囲気ともに最高と実感し、短いコメントながら高評価が付けられた口コミです。
ソロキャンプデビュー 念願のソロキャンプデビューのために購入‼️
デザイン・明るさ・雰囲気 、最高です。大切にしたいと思います。
ノーススター2500の使い方
コールマンのノーススター2500は使い方が簡単といわれています。この章では動画も加えて、ノースター2500の操作手順の紹介です。
コールマンの製品に多いポンピング工程はありませんが、正しく使用しなければ事故も起こりえるので操作手順は大事になります。
使い方①：ランタンの組立
グローブガードのベイル穴が横にくるようにしてカラーにはめ込み、グローブガード内にグローブを垂直に差し込みます。
ベンチレーターを取り付けますが、ベンチガードのベイル穴が、グローブガードのベイル穴と重なるように取り付けましょう。
ベンチレーターをナットで取り付け、ベイルを左右に少し開いてベイル穴に差し込み、確実に挿入したことを確認します。
使い方②：点火の準備
ランタン下部のカートリッジ接合部の「O」リングとシーリングとワッシャーに異常がないか確認しましょう。
器具栓ツマミを右側のOFF方向に止まるまで回し、閉じたことを確認します。LPガスカートリッジを水平にして、ランタンの接合部に対して垂直に取り付けて、カートリッジを反時計回りに止まるまで確実にねじ込みましょう。
使い方③：マントルの取り付け
マントルの取り付けについては、コールマンの純正マントル95型がおすすめです。ベンチレーターのナットを外して、ベンチレーター、グローブガード、グローブを真上に引き抜くように外します。
マントルが垂直になるように、マントルの上下のワイヤークリップ部分を、上部はバーナーチューブに留め、下部はマントルサポートの凹んだ部分に合わせてクリップでしっかりと留めましょう。
使い方④：空焼き
器具栓ツマミがそれ以上右に回らないことを確認して、マントルの下部からまんべんなく均等に火を付けて、マントルが完全に燃焼するまで焼きます。完全にマントルが焼ければ空焼きが完了です。
ベンチレーター、グローブガード、グローブをランタンの上に元のように戻して、ベンチレーターナットを閉めて固定します。その時に、ガードワイヤーが決まった位置になるようセットしましょう。
使い方⑤：点火・消火・保管
器具栓ツマミを左側のHIGHにゆっくりと回してLPガスを出し、イグナイター(点火装置)ボタンを数回、カッチト音がするまで確実に押してマントルに点火します。
光量調節は器具栓ツマミを回して最適な明るさを選びましょう。消火は器具栓ツマミを右側のOFF側に止まるまで回して確実に消火します。
使い方⑥：収納・保管
器具栓ツマミが右側に回らないことを確認します。ガスカートリッジを水平に保ち、容器を時計回りに回して外します。
ガスカートリッジは必ずキャップをして、風通しのよい湿気の少ない40度以下の場所で保管しましょう。ランタン本体は付属のソフトケースに入れて保管することをおすすめします。
使い方を動画で確認
ノーススター2500の手順を紹介しましたが、インターネットの動画の中にノーススター2500の操作手順を紹介したものがあります。目で見るとより理解できることもあり、添付のYouTubeの視聴がおすすめです。
カスタム化もできる
コールマンノーススター2500は4種類のカラーがありますが、既存製品に好みのカラーがない場合、コアなファンはカラーを自分で塗り替えることがあるようで、まさに世界で一つのノーススター2500になります。
ただし、カスタム化する工程すべては自己責任になるので、それを踏まえてカスタム化を行いましょう。
ノーススター2500用消耗品2選
ノーススター2500には使用すると消耗する部品があり、部品の交換が必要になります。既述にもありますが、消耗品はコールマンの指定の正規品がおすすめです。そんな消耗品からマントルと、ガスカートリッジについて紹介します。
ノーススター2500用消耗品①：コールマンマントル
コールマンのランタンにはコールマン専用のマントルがおすすめになります。ノーススターランタン2500シリーズに適合したマントルが「コールマンマントル」です。
マントルのセットはマントル上下のワイヤーをひねって固定するだけと極めて簡単。2枚セットで不測の事態に備えて、1セット用意しておくことをおすすめします。
ノーススター2500用消耗品②：ガスカートリッジ
LPガスランタンのノーススター2500用は、燃料のガスカートリッジもコールマン専用の製品がおすすめです。「Coleman純正LPガス燃料 Tタイプ 470gサイズ」は、缶のサイズが径約11cm、高さが14.8cmで、容量は470gあり、安定的な高火力が確保できます。
LPガスが残ったカートリッジの保管については、高温多湿を避け、40℃以下の冷暗所で、必ずキャップをして保管しましょう。
安全性まで考えると燃費のよいLPガス
ノーススター2500のについて燃費がよいか気になるのですが、ノーススター2500にはコールマンの純正LPガス燃料「Ｔタイプ470g(定価:786円)」がおすすめで、1本で一晩使うことになります。灯油よりは高いのですが、安全性まで考えると必ずしも燃費が悪いという判断にはならないようです。
ノーススター2500はカッコイイランタン！
コールマンのLPガスランタン・ノーススター2500について、サイズや重さに燃焼時間や定価から、空焼きを含む使い方についてまで採り上げました。
口コミにもノーススター2500はカッコいいランタンで、所有することで満足しているユーザーがいます。そんなノーススター2500で、キャンプをカッコよく思いっきり楽しみましょう。
コールマンノーススター2500が気になる方はこちらをチェック！
コールマンのLPガスランタン、ノーススター2500についてサイズや重さだけでなく、明るさや燃費について紹介しました。そんな、LPガスランタンのノーススター2500が気になった方は以下の記事のチェックをおすすめします。ランタンの定価や燃焼時間などランタンに関わる貴重な情報が満載です。
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