ルミエールランタンとは
コールマンが発売する人気ランタン
ルミエールランタンはコールマンが発売するガス式のランタンの一種です。コールマンと言えばランタンのロゴがおなじみのアウトドアブランド、で非常に明るいガスランタン「2500ノーススターLPガスランタン」などが有名になります。
今回紹介するルミエールランタンは2500ノーススターLPガスランタンとは大きく構造が異なり、照明として使うのではなくキャンプの雰囲気をよくするアイテムとして用いられる人気ランタンです。
発光体がないランタン
一般的にガスなどの燃料を使うランタンは、マントルと呼ばれる発光体があるため光量が大きく非常に明るいのですが、ルミエールランタンはマントルがなくろうそくのように炎の明るさだけで周囲を照らすことしかできない暗めのランタンになります。
ルミエールランタンはマントルがないため光量はありませんが、炎の落ち着く色合いの光で優しく周囲を照らしてくれるため他のランタンと比べると雰囲気作りに長けている癒やされるランタンです。
はじめに
今回紹介するコールマンのルミエールランタンの情報は2021年7月時点のものです。価格などの情報は変動する可能性があります。
ルミエールランタンを紹介
ルミエールランタン
ルミエールランタンは登山などのアウトドア向けのガス缶(OD缶)を使用するガスランタンです。OD缶を土台として使い、筒状のガス缶の中でろうそくのように炎が燃え続けるため風情がありキャンプの夜をドラマチックに演出してくれます。
230gのガス缶で約28~38時間も使えるため連泊でも使いやすく、ルミエールランタンはサイズが7.3×6×高さ18.3cmしかなく他のランタンと一緒に持ち運びやすい小型サイズです。
OD缶のみ対応
近年は家でも使いやすいカセットボンベ(CB缶)を使ったキャンプ用品が増えてきていますが、ルミエールランタンはOD缶しか使えません。この点は注意が必要ですが、前述したように小型のガス缶でも長時間使えます。
光量が低い分、他のガス式ランタンと比べ長く使え、ランニングコストが低いため初心者でも使いやすいランタンです。また、OD缶は他のアウトドア用品と共用しやすいため道具が増えても組み合わせしやすくなっています。
本体はガラスのため取り扱い注意
他のガス式のランタンと同じように、グローブ部分はガラスです。そのためコンパクトですが取り扱いは他のガスランタンと同じように慎重に扱いましょう。ルミエールランタンはプラスチック製の専用ケース付きなので持ち運びやすいです。
本体部分は金属のため割れるということはありませんが注意して扱いましょう。ガラスグローブだけの交換用パーツも発売されていて、交換用パーツだけなら比較的安価になります。
ルミエールランタンの使い方
使い方は他のガス式ランタン、ランプと同じように簡単です。ガス缶にルミエールランタンを取り付けましょう。ネジのようになっているためルミエールランタンを持って回して取り付けていきます。この時にガラスの部分は持たないようにしてください。
また、取り付ける前にガス調整用のつまみがきちんと閉まっているか確認してから取り付けるようにします。開いている状態でいきなり取り付けるとガス漏れの原因になるため注意してください。
ルミエールランタンの点火方法
点火方法はガス調整用つまみの反対側にある穴からライターなどの炎を近づけてから、ガス調整用のつまみを回してガスを出すだけです。あとは火の勢いを調整用のレバーで調整することで炎の大きさが増減し明るさが変化します。
発光体がないため火の大きさで明るさ調整するシンプルな構造です。消火するときは、ガス調整用のツマミを閉めるだけになります。きちんと閉まったか確認し、ガラス冷めたらガス缶から外し収納しましょう。
ルミエールランタンの使い所
ルミエールランタンの明るさは前述したようにキャンドル1本ほどの明るさのため他のランタンのようにサイト全体を照らすことはできません。テーブルの上で使うと辺りを照らしてくれるためムーディーなランプになります。
小さくても燃料を使い実際に燃焼しているランプのためテント内では使わないようにしましょう。火事、事故の原因になります。
ルミエールランタンの注意点
ミエールランタンは、6000円で購入でるランタンですが、現在非常に品薄になっていて通販では定価よりも高く販売されています。さらに偽物もありますので極端に安価なもの、極端に高いものは正規販売品ではない可能性があるため注意してください。
コールマン公式サイトではルミエールランタンを5980円で発売しているため、この価格を参考に購入するといいでしょう。ですが交換用グローブも本体同様に定価で入手できない可能性もあります。
ルミエールランタンの魅力
1:おしゃれな人気ランプ
おしゃれな外見というのがルミエールランタンの大きな魅力です。キャンドルランタンのようなガス式のランタンのため他のランタンと比べ非常に魅力のあるシルエットになっています。発光体がないため直接揺らめく炎も見えるため癒やしの効果も期待できる人気ランタンです。
また、通常モデルの他によりおしゃれにデザインされた特別モデルのルミエールランタンもあります。特別モデルにはガラスに白い模様が描かれていて評価が高いです。
IL版は販売終了
ルミエールランタン IL
特別モデルのルミエールランタンは「ルミエールランタンインディゴ」といいます。2021年7月時点では販売終了品と記載されていて現在発売されている在庫のみとなります。気になる方は早めにチェックしてくださいね。特殊モデルのため少し価格が変わっているので注意してください。
本品は現在市場に出ている在庫がなくなると手に入らなくなるスペシャルなモデルです。
安価なグローブなどに変えられる
ルミエールランタン グローブ
そのままでもデザイン性が高いですが、本品はグローブ部分を交換できるようになっているためコールマンだけではなく、他社から発売されているグローブに交換することでさらにおしゃれにカスタムすることもできます。
コールマン以外のメーカーから発売されているグローブは安価なものから、やや高価なものまでさまざまなものが発売されているため、好きなデザインや価格から選ぶといいでしょう。安価すぎるものは評判を確認して選ぶと安心です。
人気漫画にも登場
現在のキャンプブームに大きな影響を与えた漫画ゆるキャン△( 原作あfろ)にも登場するアイテムの一つです。そのため非常に注目度が高く、おしゃれでレトロなランプとして非常に人気があります。非常におしゃれなランプのため家の中に飾るというか方もいるぐらいです。
そのため単なるキャンプ用品ではなくインテリアとの一種としてもおすすめになります。
2:燃費のいい燃焼式ランプ
ガスランタンはホワイトガソリン、灯油を使うランタンと同じくらい光量の高いものが多いですが、本品は燃焼式のランタンの中ではろうそく程度の明るさしかありません。比較すると非常に暗いですが、その分ランニングコストが非常に低く燃費のいいところがルミエールランタンの魅力です。
コールマンが発売するガス缶には、230gと470gの2つのサイズがありますが、小さい230gでも前述したように最低でも24時間以上使えます。
ガスが少ないときにも便利
CB缶ならカセットコンロで使い切りやすいですが、OD缶は少しだけ残っても対応するアイテムがアウトドア用品しかないため少し使いにくいです。ルミエールランタンは、燃費がいいためガスが少し残ったときでも数時間使えることからガス缶を空にするときにも非常に便利なアイテムになります。
ガスが少しでも長く使えることから余ったガスをキャンプで使い切りやすいです。
3:癒やしの光
ランタンというと発光体が発光するため、炎は見えず癒やされるような光り方はしません。ルミエールランタンと同じガス専用のランタンでも同じです。ルミエールランタンは発光体がないため直接炎が見え、焚き火のように炎を見るだけで癒やされます。
また、ガラスで覆われていますがライターで着火する隙間があり風が入ることにより、適度に揺らめくところも癒やしの効果があると言われていますよ。点灯するだけで癒やされるランタンです。
科学的に証明された癒やし
ルミエールランタンは科学的に証明された癒やしの力をもつランタンです。バーナー部分は1/fゆらぎになっています。1/fゆらぎとは規則的なゆらぎの中に不規則な動きがあるもののことで、ろうそくの炎や蛍の発光リズム、川のせせらぎ、波の音、小鳥のさえずりなどが相当し見たり聞いたりするだけでリラックスできるものです。
ルミエールランタンは、バーナー部分がろうそくの炎と変わらず1/fゆらぎのような癒やしが期待できます。
雰囲気作り長けている
炎の明かりということでオレンジの暖色、適度なゆらぎということで前述したようにルミエールランタンは雰囲気作りに長けているランタンです。テーブルに置いて点灯するだけでドラマチックなキャンプになります。
サイズが20cmほどの小さいランタンのためソロキャンプでも雰囲気作りのアイテムとして通常ランタンとは別に用意できるところも魅力的です。
4:安心して使える
燃焼式のランタンはポンピングが必要になったり、発光体を取り付け空焼きをする、発光体を壊さないように慎重に扱うなど慣れるまで取り扱いに苦労する部分もありますが、ルミエールランタンは初心者でも安心して使えるランタンです。
本体のガラスのため落としたりぶつけたりすると壊れますが、発光体がないため振動で発光体が壊れること無く、ポンピングなども不要になります。持ち運びやすい樹脂製のケースがあり安心して運べます。
点火も安心
ルミエールランタンは点火するときも安心できるシンプルな構造です。下部の隙間に着火した火口が長いライターなどを近づけてからガス調整用のツマミを回すと安全に点火できます。点火するときはアウトドア、キャンプ向けの火口が長いライターなどを使うといいでしょう。
手入れ不要で安心
燃焼式ですがガスを使うタイプは比較的メンテナンスしなくても使えるため初心者が安心して使える道具です。
ホワイトガソリンを使うランタンだと本格的なメンテナンスが必要ですがルミエールランタンはガス缶に接続する部分にあるOリングに以上がないか確認する、グローブに汚れがあれば拭き取るぐらいのメンテナンスしかなく初心者でも使いやすいランタンになります。
5:使い方が簡単
ルミエールランタンは使い方が簡単です。少し安心して使える点と重複する部分になりますが、ガス缶をテーブルなどに置いてネジを閉めるようにルミエールランタンを取り付けた後は、火口の長いライターなどで火を近づけてガス栓を開くだけです。
後は火力調整用のレバーを動かすだけで明るさが任意に変えられるシンプルでわかりやすい構造になっています。LEDランタンのように簡単ではありませんが、燃焼式のランタンの中では非常に簡単です。
携帯しやすいサイズ感
よく似た製品のhinoto(SOTO)、ノクターン(スノーピーク)と比べると少し大きいサイズになります。しかし、本体サイズ約φ7.3×6×高さ18.3cmというのはキャンプ用品としてはコンパクトで持ち運びやすい大きさです。他社の製品より大きい分少し明るめというのもルミエールランタンの魅力になります。
特別仕様のインディゴレーベルのルミエールランタンもデザインは異なりますがサイズや付属品は変わらず持ち運びやすいです。
ルミエールランタン口コミ・評価
ルミエールランタンの使用感に関する口コミ
ルミエールランタンは前述したようにキャンドルランタンのように揺らめく炎がキャンプの夜をドラマチックに演出してくれるため雰囲気作りにおすすめのランタンです。光量自体は少ないため複数人でキャンプをする場合はテーブルの数カ所に置いておくとまんべんなく照らせられます。
コールマンのオンラインストアと同じ定価で購入できると約6000円となりコスパも高いです。
ゆらゆらと揺れる灯は、とてもいい雰囲気を演出してくれます。テーブルの両サイドに配置したくなり、使用後にもうひとつ購入してしまいました。
ルミエールランタンの取り付け方法に関する口コミ
非常に使いやすいところが魅力のルミエールランタンですが、取り付ける時に本体下部の金属部分を持って取り付けないと割れてしまうという口コミがあります。取り付け方で紹介したようにきちんと金属でできた本体下部を持って取り付けるようにしましょう。
ルミエールランタンは樹脂製のハードケースが付属するため持ち運びで割れることはなく取り付ける時に気をつけると扱いやすいです。
先日、セッティング時にうっかりグローブをもって捻ってしまったら簡単に割れてしまいました。
運良くアウトドア用品店で入手できましたがどこでも品薄ぎみのようなので、二度と割らないように大切に使いたいと思います。
ルミエールランタンのまとめ
ルミエールランタンは癒やしのランタン
コールマンの大人気ランタンは売り切れになっている場所が多く品薄状態が続いている大人気ランタンです。照明器具としての光量はありませんが、キャンプの夜をおしゃれに、ドラマチックに飾る雰囲気作りに向いている小型のランタンになります。
口コミでもルミエールランタンの揺らめく炎に魅せられる方が多く、ルミエールランタン自体もおしゃれな外見をしていて好評です。また、グローブを交換することでよりおしゃれにカスタムできます。
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出典:https://www.amazon.co.jp