エアマジックドームとは
ロゴスの次世代テント
今回紹介するエアマジックドームは大阪に本社を置く日本のアウトドアメーカーのロゴスが2020年にプレスリリースを出した新型のテントです。従来のテントは、繊維強化プラスチックかスチールやアルミ合金製のポールを使って設営していましたが、エアマジックドームはフレームを取り除いた新しい構造しています。
エアマジックドームはフレームレスですが、空気を注入していくことで浮き輪のようにフレームが膨らんでいき設営できる構造です。
空気入れで簡単
浮き輪に空気を入れるだけでも意外と大変なためテントという大きなものを空気だけで張るとなると、空気を入れるだけで大変そうなイメージありませんか?実はエアマジックドームは簡単に空気が入るようになっていて設営しやすいテントです。
電動の空気れを使わなくてもいいように設計されていて手動の空気入れで難なくきちんとエアマジックドームが設営できます。今回はそんなエアマジックドームの魅力や設営方法(使い方)などを紹介しますね。
エアマジックドームの基本情報
エアマジックドームM
エアマジックドーム
エアマジックドームは前述したようにフレームレスの新しいテントです。付属する専用の手動式空気入れで空気をチューブに送ることでチューブがフレームの役割を果たすため、フレームを組み立てたり、スリーブに通しピンに固定する必要がなくテントを設営したことがない方でも設営しやすくなっています。
また、撤収するときもバルブを少し緩め空気を放出するだけで従来のテントよりも設営も撤収も簡単かつ、すばやくできるところが魅力です。
Mのサイズ
エアマジックドームはファミリーキャンプ向けのドームテントとなりサイズ違いがあり4人で快適なサイズとMと、6人で快適なXLの2種類がります。
Mサイズの全体の大きさは250×337×高さ147cm、インナーサイズは210×210×高さ127cmです。収納サイズは幅70×30×高さ30cmとなり4人用のテントとしてはフレームがないためコンパクトになり重量は7kgとサイズに対し軽めになります。
エアマジックドームL
エアマジックドームXL
子ども2人を含めた6人用のXLサイズはテント全体が310×405×高さ190cm、インナーが270×270×高さ165cmです。大きいですがフレームレスのため収納サイズは小さめで75×32×32cmに収まります。
また、重さも6人用テントとしては軽量な9kgしかなく駐車場とキャンプサイトが離れている場所でも使いやすいです。大型テントですがフレームレスのため背の低い方でも設営しやすい次世代のテントになります。
耐水圧2000mm
エアマジックドームの耐水圧はそれぞれ2000mmと高めになっていて強めの雨が降っても問題なく使えるスペックになっています。インナーのボトムは3000mmとなり空気を注入する特殊なテントですが、設営方法だけではなく他の部分も高スペックです。
フライシートはポリエステルの一般的な生地ではなく難燃性素材が使われ、燃え広がりにくい素材になっています。UVカット加工や撥水加工などもきちんと施されていて高スペックです。
オプションの電動ポンプ
グランベーシック エアマジック 電動ポンプ
エアマジックドームに空気を入れるための電動エアポンプです。通常のエアポンプよりも簡単に設営できるようになるためよりすばやく設営したい方にはおすすめのアイテムとなります。
エアマジックドームの設営方法
エアマジックドームは空気を入れるだけ
設営方法は前述したように空気入れで空気を入れるだけです。非常にシンプルでわかりやすい設営方法になっていてフライシートを広げ、付属するエアポンプに一番太いノズルをセットしましょう。2箇所あるバルブのうち1箇所だけ開いて空気を入れていきます。
一定量空気を入れると音が変わってくるのでそれを目安にしてMサイズでは30~40回ほどエアポンプで空気を入れていきましょう。LXサイズでは50回ほどが目安になります。
エアマジックドームの撤収方法
エアマジックドームは空気を抜くだけで平らになるため、あとはインフレータブルマットと同じように収納して行きましょう。いきなりバルブを全開にせず2箇所のバルブ少し開いて空気を抜きましょう。後は折りたたみながらインフレータブルのように空気を抜きつつ収納袋のサイズに折りたたみ収納するという形になります。
いきなりバルブ全開にすると大きな音と勢いの強い空気が放出されるため危ないです。少し開いてから空気を抜きましょう。
エアマジックドームの魅力
1:設営・撤収が簡単
エアマジックドームの一番の魅力といえば、フレームレスになっていて空気で設営できるところが大きなポイントです。手動のエアポンプでも簡単に空気が入るためエアマジックドームMで組み立て時間が約90秒ほどで通常の組み立て式のテントと比べると非常に早く設営できます。
また、設営が簡単なワンタッチ式と比べてもほとんど変わらず非常に簡単です。ファミリー向けテントがすばやく張れるため小さな子どもいる家庭にもおすすめになります。
大型サイズでも短時間
大人4人、子ども2人の大型サイズのエアマジックドームXLでも設営は非常に簡単かつスピーディーです。大きくなっても完全にフレームレス構造で空気をエアポンプで注入するだけとなり設営時間は100秒程度しかなくすばやくキャンプの拠点となるテントが設営できます。
また、両サイズともにインナーをセットする必要がなくダブルウォールテントですが一体になったような構造で設営するごとにインナーを取り付けなくてもいいため便利です。
エアマジックドーム専用のエアポンプ付き
エアマジックドーム専用のエアポンプが付属しているところも大きなポイントです。別途購入しなくても手動式ですがエアポンプが付属するためエアマジックシリーズを初めて購入する方でも使いやすくなっています。
エアマジックシリーズにはエアマジックドームだけではなく2ルームテントなどの大型テントもあり、空気を注入するだけのフレームですが大型テント設営できる確かな強度もあり、すばやく設営、撤収したい方におすすめのテントです。
2:ファミリーキャンプに特に向いている
本品はファミリーキャンプに非常に向いているテントです。通常のテントは小さな子どもを見張りながらの設営になり、子どものことを考えると拠点となるテントはいち早く設営しておきたい方も多いのではないでしょうか?
エアマジックドームとは数分で設営できるため、小さな子どもがいる家庭でもキャンプがしやすくなります。また、初キャンプでも簡単に設営できる魅力があり拠点の確保がしやすいため使い勝手が抜群にいいです。
使いやすいサイズ
エアマジックドームは空気で簡単に膨らむテントですが、サイズが大きくファミリーキャンプで使いやすいサイズ感が魅力的なテントです。Mは大人2人でゆったり使えるサイズ感になりデュオキャンプなどでも使いやすくなっています。
ひとまわり大きい6人用サイズは子どもが大きくなっても使える広めのサイズ感です。Mよりも広いですがエアポンプで空気を入れるだけのため非常に使いやすくデュオ、ファミリーにおすすめテントになります。
小学生でも設営可能
従来のテントは大人が設営する必要がありましたが、エアマジックドームはボールや浮き輪、自転車の空気入れと方法は変わりません。空気を注入する大まかな回数だけ覚えておくと小学生でも設営できるテントです。
さまざまな種類のテントでエアマジックドームは唯一小学生でも設営できるテントとなり、同じように簡単に設営できるワンタッチ方式はフレームを組み立てたりジョイントをお仕上げるため小学生だけで設営するのは少し難しくなります。
3:前室がある
エアマジックドームはコンパクトな前室があり、少量の荷物やテントを使っている人数分の靴がきちんと前室に収まるようになっています。特殊なテントですが、ドームテントとして基本的な機能がきちんと備わっていて使いやすいです。
テントの幅だけ前室があるためXLでもきちんと靴置き場、荷物置き場が確保できるベーシックな構造になっています。
タープとセットで使いやすい
エアマジックドームとは近年発売されたドームテントの中では珍しく前室が広めの作りになっていないオーソドックスなタイプのドームテントになっています。前室専用のフレームを使ったタイプのドームテントだと作業をする時に便利ですが、ソロ以外では結局タープが必要になることが多いです。
そのためエアマジックドームとは前室が広すぎないオーソドックスな形状のためタープと組み合わせしやすい昔ながらの形状をしているところも魅力になります。
4:高スッペク生地
エアマジックドームの生地は撥水加工、防水加工、UVカット加工、難燃性の4つの加工が施されています。設営方法が特徴的なテントですが、生地もきちんとしているとレビューなどでは好評です。特に難燃性は使われているのは珍しく他社のテントでは見かけにくい仕様になります。
エアマジックドームは難燃性ですが火の粉で穴は開くので焚き火との距離は注意してくださいね。引火した時に燃え広がらないように自然消火されるような加工です。
耐水圧は2000mm
耐水圧が2000mmというのもポイントです。耐水圧とは雨が生地に染み込むときの圧力を表していて一般的に1500mm以上あると雨でも安心できる数値と言われています。ただし強い雨が長時間降る場合では1500mmでは少し不安な値です。
エアマジックドームは2000mmのため強い雨が、長時間降り続いても問題なく使える防水性があります。
5:メッシュが多彩
エアマジックドームはメッシュの通気口が多彩にあるインナーを装備しているため風通しがよく熱がこもりにくいです。上部のベンチレーション、サイドにある下部のベンチレーション、背面のベンチレーションの3箇所に出入り口を加えた全面にメッシュがある構造になっています。
出入り口はメッシュとフルクローズが切り替え可能です。出入り口をメッシュにすることで非常に大きなベンチレーションになり、大人数でも快適に過ごせます。
上下にあるため空気が循環しやすい
メッシュになる部分が上下にあることで暖かくなった空気が天井のベンチレーションから抜け、下部のベンチレーションから冷たい空気が入るようになっていて自然と空気が流れるような作りになっています。
背面のベンチレーションはサイドよりもメッシュ部分が大きく作られているため空気がテント内に入りやすい構造です。また、大型ドアを採用しているため出入りもしやすく荷物も入れやすい快適なインナーになっています。
小物入れとランタンフック
ポールがないフレームレス構造ですが他のテントと同じような作りになっていてきちんとテント内にランタンが吊り下げられるようにフックが付いていて扱いやすいです。ランタンは床に置くよりも吊り下げたほうが周囲をきちんと照らしてくれます。
また、小さなメッシュ状の小物入れもきちんとついていてポールが空気になっている以外通常のファミリーキャンプ向けテントと変わりません。
6:アースカラー
旧モデルのエアマジックドームと比べると2020年7月頃にロゴスからプレスリリースされた現行モデルはアースカラーに変更されています。落ち着いた色合いになっていてエアマジックドームは、Tradcanvasシリーズに分類されているテントです。
Tradcanvasとは、ロゴスが発売するチェアやワゴンなどのアイテムの中でベージュ系の色合いをしたシリーズでTradcanvasエアマジックドームが正式名称になります。
7:製品バリエーションも豊富
エアマジックドームは製品のバリエーションも多く、テント単体からグランドシートのセットやオプションの電動エアポンプセットのモデルなどもあります。さまざまなバリエーションがありグランドシートを持っていない方にはセットがおすすめです。
ロゴスのエアマジックドームのレビュー
エアマジックドームは広く使いやすい
キャンプ場作業時の、作業ベース兼、寝所として、logosのエアマジックドームXL-BJを導入。二人作業用なら全然おっけいな広さ。寝るときは作業台を外に出せば広々。寝所専用として、一回り小さいエアマジックドームM-BJが一つあって良いかもしれない。そうすると3〜4名での連泊にも対応できそう。 pic.twitter.com/9PZJjDAiVk
— チャリ飯 (@Shimofrist) May 14, 2021
エアマジックドームは広くて設営しやすいため非常に使いやすいです。広いだけではなく設営しやすさもあり家の中でも秘密基地のようにも使えます。6人用だと大きなテーブル中に入れられるため非常に使いやすいです。
そのため一回り大きいエアマジックドームとはデュオキャンプに大きなテーブルを導入でき快適に過ごせます。
女性でも簡単に設営できる
空気を入れるだけ!設営約90秒の簡単エアテント⛺️
— 高松店 LOGOS SHOP (@logos_takamatsu) July 16, 2020
『Tradcanvasエアマジックドーム』♫
(MとXLがございます)
防災用にもあると安心ですね(・ω・)!
#必ず朝は来る #ロゴス #高松 #キャンプ #災害対策 #アウトドア #アウトレット pic.twitter.com/yCkFW5Atzm
付属の手動エアポンプを使えば誰でも簡単に設営できるところがエアマジックドームの魅力です。従来のファミリーキャンプ向けのテントは大きくことなる点となり、短時間で設営も撤収も簡単でき評判になっている部分です。前述したオプションの電動ポンプを使うとより、簡単に設営できるようになります。
ロゴスのエアマジックドームのまとめ
すばやく設営できるテントの決定版
ロゴスのエアマジックドームは空気で設営できる次世代型のテントになります。ファミリーキャンプ向けのテントがわずか数分で設営できるのは、設営が簡単なワンポールテントでも難しいです。
また、通常のテントと同じように豊富なベンチレーション、ランタンフックなどもあります。ロゴスならではの難燃性の素材など機能のたかい素材が使われていて快適です。
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出典:https://item.rakuten.co.jp