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独自システム満載の傑作テント!モンベルのクロノスドームをモデル毎に徹底レビュー!

モンベルが発売するクロノスドームは2021年秋にアップグレードモデルが発売されるほど大人気のテントです。今回は新たに発売されるアップグレードされた新しいモデルのクロノスドームと共にモンベルのクロノスドームの魅力を紹介いたします。
2021年8月26日
揚げ餅
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モンベルのクロノスドームを紹介

モンベルとは

モンベルとは日本の登山家が起業したアウトドアブランドです。登山、キャンプ、サイクリングなど幅広いアウトドア、アクティビティに関連するアイテムをリリースしている信頼と実績のあるメーカーとしてキャンパーや登山家から親しまれています。

通販だけではなく全国に直営店となるモンベルショップを展開していてクロノスドームのようなキャンプ道具だけではなくレインウェアなどの機能性ウェアなどの豊富な製品を販売していて人気です。

クロノスドームとは

Photo by km058

クロノスドームはモンベルが発売する登山でもキャンプでも使いやすい評価の高い大人気テントの一つです。モンベル独自システムにより形状自体は従来のドームテントと変わりませんが、インナーは広めになっていて快適に過ごせます。

サイズバリエーションも豊富にありソロキャンプ向けサイズでは登山、バイクツーリングなど多彩なアウトドアで利用できるコンパクトで軽量な作りです。大きいサイズは最大で4人まで使えます。

モンベルのクロノスドーム共通の特徴・魅力

1:設営が簡単

クロノスドームは登山でもキャンプでも使えるベーシックなドーム型のテントです。一般的なドームテントはポールを対角線上に交差させるのですがスリーブに通すものも多く少し手間がかかります。

モンベルのクロノスドームはジョイントが中央にあり、スリーブに通さなくても交差するようになっていてポールにフックを引っ掛けていくだけで設営できるシンプルな構造です。登山でも使われているテントということで設営しやすくなっています。

モンベルの独自構造

全てのポールとソケットがショックコードでつながっているところも本品の魅力です。他のテントでもショックコードでつながっているものは多いですが、モンベルのクロノスドームはジョイントで交差する独自システムが採用されていて設営が簡単なだけではなくスピーディーにできます。

詳しくは後述しますが2021年にアップグレードされたモデルは前室の確保に必要なペグの数が減り、より素早く設営できるようになっているところも魅力です。

2:登山でもキャンプでも使える

Photo byFree-Photos

登山でもキャンプでも使えるところも大きな魅力です。キャンプ向きのテントだとポールやペグなどが1つのスタッフバッグの中にセットになっていますが、モンベルのクロノスドームはテントとポールが個別のスタッフバッグに入っていて小分けして運べます。

ちょっとした工夫ですが、小分けすることでキャンプでも登山でも使え持ち運びやすいです。大きい4型もキャンプ用テントと比べると軽量で登山で使いやすくなっています。

3:見た目より広い

クロノスドームにはモンベル独自システム「バーティカル・クロス・システム」が採用されていて、ポールがクロスする部分が通常のテントと異なり、直角に交差するため天井を大きく張り出すようになっていてインナーが同サイズのテントと比べ広くなっています。

また、ポール自体緩やかな曲線を描いているためフライシートが大きく張り出されていて広めになっているところもポイントです。

4:アップグレードされた

クロノスドームは長年親しまれるモンベルの定番テントです。登山でもキャンプでも使われている定番テントが2021年にマイナーチェンジして全体的にアップグレードされています。価格も旧モデルと比べ少し高くなっているため簡単にアップグレード前と現行モデルと比較しながらクロノスドームを紹介していますね。

クロノスドームのアップグレードされた点

旧クロノスドームから変わった点は3つあり、入り口が一般的なD型から全面フルオープン可能な逆T字になって広く開くようになり出入りしやすくなっています。また、インナーのメッシュ面積が増え通気性もたくなって熱がこもりにくい構造にアップグレードされていて快適です。

アップグレード版クロノスドームは構造が少し変わり、モンベル独自システムはそのままにペグダウンの箇所が減っているためより簡単かつスピーディーに設営できます。

生地の厚み(デニール)が異なる


旧モデルと比べ生地が少し薄くなっていて新モデルのフライシートは68デニールになっています。68デニールというのは低価格帯のテントでも多く、旧モデルと比べ少し生地が薄くなっていますがテントとして問題ない厚みです。

また、重量とデザインも少しだけ変わっていて旧モデルと比べると少しだけ現行モデルのほうが重たくなっています。重量は増えていますが、僅差のため旧モデルでも現行モデルでも登山とキャンプで使える万能なテントです。

今回紹介するクロノスドームは新型

今回紹介するクロノスドームはバージョンアップされた新型をメインに紹介していきます。旧モデルとは価格差も含め前述したような違いがあるため注意してくださいね。

モンベルのクロノスドームのスペック

モンベルのクロノスドームの共通スペックを紹介

モンベルのクロノスドームの各モデルを紹介していく前に現行モデルのクロノスドームのスペックに付いて紹介しますね。大きさにより高さや重量は変わりますが、材質や耐水圧などは共通する部分となります。

モンベルのクロノスドームの材質

フリー写真素材ぱくたそ

クロノスドームのインナーは68デニールのリップストップ加工のポリエステルでできていて裂け目が広がらない生地です。また、圧力がかかりやすいフロアは、70デニールのナイロンタフタ製で少し丈夫になります。ナイロンはポリエステルよりも強度がありインナーより少しだけ厚めです。

フライシートは68デニールのリップストップのポリエステルになり、旧モデルが75デニールのため現行品は少し薄いです。ポールはアルミ合金になります。

モンベルのクロノスドームの仕様

Photo byJillWellington

インナーに撥水加工と難燃加工が施されています。テントに難燃加工が施されているのは珍しいです。モンベルの難燃加工はCPAI84法に基づく試験が行われていて火が付いてもどんどん燃え広がらず自己消化されるようになっていて万が一でも安心できる仕様になっています。
   
フライシートの耐水圧1500mmで難燃加工仕様です。インナーのフロアも難燃加工になっていて、圧力が加わりやすいため耐水圧は2000mmと少し高いです。

モンベルのクロノスドームの付属品

クロノスドームの付属品はテント本体のスタッフバッグ、ポールのスタッフバッグ、3mmのガイロープ5本、16cmアルミペグ14本、ポール応急補修用パイプ1本となっています。付属品のペグは簡易型のペグではなく市販品のようなアルミペグになっていて整備されたキャンプ場では使いやすいでしょう。

鍛造ペグのような硬いペグではないため砂利、小石、硬い地面では曲がる可能性があります。グランドシートは付属しないため注意してください。

モンベルのクロノスドームのカラー

Photo byPexels

モンベルのクロノスドームは旧モデルも新モデルもカラーバリエーションは2色ありオレンジとブルーになっています。また、少しだけデザインが変わっていて旧モデルはフライシートの左右で色が異なっていましたが、新しいモデルのクロノスドームは左側だけ色が違うデザインです。

 

モンベルのクロノスドーム1型について

モンベルのクロノスドーム1型のサイズ

クロノスドーム1型

出典:楽天
出典:Amazon
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出典:Amazon
出典:Amazon
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※こちらは旧モデルになります

クロノスドーム1型はソロキャンプではちょうどいいサイズになり登山では詰めて交互に寝ると2人で利用できる100×220cmの広さがあります。

収納サイズは、本体が直径16×34、ポールが直径6×43cmになりコンパクトです。重量は2.0kg(総重量2.2kg)と軽量です。旧モデルは1.95kg(2.19kg)とさらに軽いため設営のしやすさよりも軽さを優先したい場合は、旧モデルのほうがおすすめになります。

モンベルのクロノスドームの前室とテントの高さ

1型の前室は奥行き75cm、幅は220cmもあるため荷物もきちんと置けます。高さは105cmもり登山用のドームテントとしては比較的高さがあり快適さもあります。モンベル独自システムにより広めになっていてモンベルのクロノスドームは1人用テントとは思えない広さがあり快適です。

モンベルのクロノスドーム1型が使える場所


Photo byFabricioMacedoPhotos

クロノスドーム1型は軽量なため登山や自転車ツーリングでも使える重量です。そのためクロノスドームはどこでも使える万能なテントになります。また、コンパクトに収納できる点を活かして防災用品としてもおすすめです。

マイナーチェンジした現行モデルではインナーのメッシュの面積が増えたことにより、通気性も高く暑い時期でも過ごせるようになっているなど季節問わず使いやすくなっているところもポイントになります。

ソロキャンプ用のテントとしては広め

幅が100cmもあるためソロキャンプ向けのテントとしては、広めのサイズがありゆったり使えるところもポイントです。前室もあるため荷物を置く場所にも困りません。高さがあるためオプションの天井部分に取り付けるメッシュ小物入れを使うことで小物もきちんと分けて収納でき便利です。

オプションの天井部分のメッシュ小物入れはクロノスドームのサイズが異なっても全モデル対応するためオプションの導入はしやすくなっています。

モンベルのクロノスドーム1型の評価

出典:https://www.amazon.co.jp

口コミやレビューは旧モデルのものですが、サイズ感は現行のアップグレードされたモンベルのクロノスドーム1型と同じです。そのため、旧クロノスドームの口コミも現行モデルの口コミとして捉えられます。

1型はコンパクトで軽量ですがモンベルの独自システムにより広く、設営と撤収が非常にしやすいテントです。横幅が100cmと余裕があり荷物を中に入れても過ごしやすいためソロキャンプから登山でも使えて扱いやすいと評価されています。

ポールは交差部を含め1体化しており、 交差部に1本だけ刺したままにすると綺麗に畳めます
ムーンライトは未経験ですが、本製品も設営/撤収はかなり楽だと思います

室内サイズも縦220cm/横100cmと余裕があり、1人(身長170cm)で使用すると充分な広さです

モンベルのクロノスドーム2型について

モンベルのクロノスドーム2型のサイズ

クロノスドーム2型

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
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出典:Amazon
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出典:Amazon
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※こちらは旧モデルになります

モンベルのクロノスドーム2型のサイズは130×230cmです。1型と比べると横幅が30cmしか大きくなっていないためソロキャンプでもディオキャンプでも使いやすいサイズ感になっています。高さは1型と変わらず105cmです。

収納サイズは、本体が直径16×35cm、ポールが直径6×44cmとなり2型の収納サイズはほぼ変わりません。広くなっている分、重量は2.24kg、付属品を含む総重量2.44kgです。

モンベルのクロノスドームの前室・高さ

モンベルのクロノスドーム1型と2型はほとんど違いがなく、高さと前室の奥行きは同じです。そのためクロノスドーム2型はよりゆったり使いたい時に向いているやや大きいソロキャンプ向きのテントといえます。130cmのため一般的な2人用テントと比べると少し小型になっている点は注意しましょう。

モンベルのクロノスドーム2型の使える場所

フリー写真素材ぱくたそ

少し大きくなりましたが一般的なキャンプ用のテントとは違い、横幅が狭い構造になっていて2人用ですが登山にも対応する軽量でコンパクトなテントです。モンベルのクロノスドーム1型よりもより2人で使いやすくなったモデルになります。

登山に対応できるテントですが、モンベルの独自システムにより居住性もよくキャンプ用としても使いやすいです。特にバリエーションアップした新モデルは通気性が改善され出入りしやすい魅力があります。

自転車・バイクツーリングにも

Photo byJillWellington

モンベルクロノスドーム2型は2人用のテントですが、1型とほとんど収納サイズ、重さが変わらないことから自転車、バイクツーリングでも使いやすい万能な軽量なテントです。ソロキャンプではかなりゆとりのある広さですが、登山でもキャンプツーリングでも自由に使えるところがクロノスドーム2型の魅力になります。

モンベルのクロノスドーム2型の評価

出典:https://www.amazon.co.jp

2人用の2型ですが、自転車のキャンプツーリングでも使えると評判です。また、1型と同じように登山からキャンプに対応する使いやすいテントになっています。

2型は2人で使いやすくなった1型と考えるといいでしょう。また、1型との違いはほぼサイズだけとなり収納サイズや重たさはあまり変化なく1型と同様に人気です。付属品も1型と同じできちんと補修用のパーツなどが入っていて長旅でも安心して使えます。

ヨーロッパ・サイクリング1人旅に行った時に使いましたが、とても良かったので、また購入しました。90日の旅行の内、半分以上使いましたが、全然問題ありませんでした。雨の日は走れないので、キャンプ場暮らしになります。


モンベルのクロノスドーム4型について

モンベルのクロノスドーム4型のサイズ

クロノスドーム4型

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

※こちらは旧モデルになります

交互に寝ることで4人で利用できるクロノスドームの中で一番大きいサイズがクロノスドーム4型です。サイズは210×240cmになります。収納サイズは本体が、直径23×48cm、ポールが直径7×53cmです。4人用ということで高さは125cmと少し高くなっています。

収納サイズが大きくなったことから登山では少し使いにくいですが、重量自体は3.69kg、付属品を含む総重量4.0kgと他の4人用と比べると軽量です。

モンベルのクロノスドームの前室・高さ

前室の他に後室もあり奥行きが80cmになっているため複数人でも問題なく対応できるテントになっています。オプションの小物入れもきちんと対応していて、荷物をテント内に収納でき複数人で使いやすいです。

モンベルのクロノスドーム4型の使える場所

通常のキャンプや大型のバイクなら持ち運べるサイズ感、重量になっています。テント本体とポールを分けて持ち運べるため集団での登山でもベースキャンプとして使えるようなテントです。徒歩や自転車では少し収納サイズが大きくなっているため難しくなっています。

モンベルのクロノスドーム4型の評価

出典:https://www.amazon.co.jp

クロノスドーム4型は前後に荷物スペースがあり、出入り口も2つあるため通気性の確保がよりしやすくなっていて非常に過ごしやすいです。交互に寝ると4人で利用できますがゆったり使う場合は3人での利用がおすすめになります。ファミリーキャンプでも使えると評価の高いおすすめテントです。

大人2名、子供1人で快適に過ごせました。寒季以外は使えると思います。
ポールは始めからクロス状になっており組み立てやすく、丈夫。4人用は他のクロノスと違って前後に出入口&前室があります。
寝るだけならこのサイズ、このシンプルさで十分です。

モンベルのクロノスドームのまとめ

モンベルのテントは使いやすい

フリー写真素材ぱくたそ

モンベルのクロノスドームは大きさ問わずさまざまなキャンプに対応できる使いやすいテントです。また、バージョンアップして通気性や設営のしやすさが改善されより使いやすくなった人気テントになります。初めてテントを買うという方も何度もキャンプをした方でも納得できるテントとして評価も高いです。

旧型もまだ発売されているため軽さを優先したい方は旧型がいいでしょう。

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