バンドック コット
バンドックのコットとは
バンドックとは
バンドックは株式会社カワセが複数展開するブランドの一つで主にアウトドア用品を手掛けているブランドです。代表的な製品は軍隊が使用する特殊なテント(パップテント)を模したソロベースとなり、ソロベースの発売後一気に知名度が高くなった非常に勢いのあるアウトドアブランドになります。
バンドックは非常に製品数が多くテントだけではなくタープやマット、コットなどを発売していてどの製品も低価格帯でコスパが高いところが魅力です。
コットとは
今回は紹介するバンドックの「コット」紹介しますね。コットとはキャンプや野外フェスなどのアウトドアでも使える持ち運びしやすいベッドのことです。一般的なベッドと比べると簡易ベットのため小さめにありますが、寝心地はキャンプ用のマットよりもいいと言われています。
そのためキャンプで快適な眠りを求める方にはおすすめしたいアイテムです。今回紹介するバンドックのコットの価格や寸法などの情報は2021年7月時点のものになります。
バンドックのコットの基本情報
バンドック コット
バンドックのコットの正式名称は「LOWコットBD-206」です。バンドックが定めるメーカー希望小売価格は 16,500円(税込)ですが、希望価格やり安く販売されています。
バンドックのコットはタイプとしては高さが低いロータイプコットです。ロータイプだとパーツが小さくなるため収納サイズがコンパクトになり、比較的軽くなるため携帯しやすくなりますが、組み立て方が少し難しくなったり力が必要になるなどの特徴があります。
メーカー希望小売価格について
メーカーがいくらで売って欲しいという希望を添えた価格です。バンドックの場合は参考上代と表現していて実際にいくらで販売するかは販売店によって変わるためお得に購入するには、通販を含め複数の店舗で見比べて購入するといいでしょう。
定価のように販売価格が決まっているというわけではなく販売店が自由に決められるためタイミングや販売店にて価格が変動しやすいです。
サイズ・収納サイズ
組み立て(使用時)のサイズは60×184です。横幅60cmというのは最近発売されてコットと比べると少しスリムな形状になりますが、エアーマットと同じようなサイズ感になっていて狭くはありません。
収納サイズは17×12×54cmと非常にコンパクトになります。収納自体になると横幅が非常に短いことからバイクツーリング、徒歩でのキャンプでも持ち運びやすいですよ。重量は1.9kgと他社のコットと比べると非常に軽量です。
高さは13.5cm
バンドックのコットの高さは13.5cmです。他社のロータイプコットと比べると低すぎることも高すぎることもないちょうどいい高さになっていますよ。低すぎて床に背中が付くということもありません。
素材・強度
バンドックのコットは安いときでは1万円以下で発売されていました。非常に安いですがフレームや生地の素材は他社のコットと同じような頑丈な素材でできています。フレームの材質はアルミ合金にアルマイト処理が施されていますよ。アルマイト処理は摩耗や腐食、傷つきを防ぐ加工になります。
生地の材質は、ポリエステル生地となりキャンプではテントなどで使われている普遍的な素材です。バンドックのコットの耐荷重は80kgになります。
耐荷重は少し低め
バンドックのLOWコットBD-206は耐荷重が80kgです。ポイントは他社のコットと比較すると80kgというのは低めになるところがポイントです。日本人の平均身長、体重からすると安心して利用できる耐荷重になっていますが、体格のいい方は注意してくださいね。なお、他のローコットでは100kgを超えるものがおおいです。
バンドックのコットの組み立て方
バンドックのコットに限らず組み立て方のローコットはほとんど同じ組み立て方をします。まず生地を地面に広げて行きましょう。次にメインフレームを組み立てていきます。ベッドの左右のフレームとなる大切なパーツです。
フレームが組み立てられたら生地にフレームを通していきます。この際に脚部パーツを取り付ける穴からフレームが飛びさないように注意して入れましょう。通せたら蓋のように布をかぶせるのを忘れないように注意してください。
脚部の取り付け
生地にフレームを通せたらコットと横にして立たせている状態で地面側に脚部パーツ取り付けてから体重をかけながらパーツを取り付けてくださいね。この部分は同じ組み立て方をするコット共通で力が必要になりやすいです。慣れると簡単とも言われていて家で一度組み立てられるか確認したほうがいいでしょう。
体重をかけるのがポイントとなり、脚部パーツも強度が高いアルミ合金のためそう簡単に折れるようなものではありません。
4本の脚部パーツ
同タイプコットもたくさんありますが、バンドックのコットは足が4本しかなく慣れると組立時間が他のコットよりも短くなります。4本の足だと安定性が気になりますが、バンドックのコットはきちんと安定している使いやすいです。
また、左右のフレームを通した後に布をかぶせるのはバンドックならではの仕様となるため他のコットを組み立てたことがある方も忘れないように注意してくださいね。
バンドックのコットの魅力
1:価格帯
バンドックのコットは安いところでは1万円未満という破格の値段で発売されている場合があり非常にコスパに優れている製品です。国内の人気ブランドから発売されているコットで1万円未満というのは珍しく、コットのトップブランドになると4万円近くするものが多くなります。
そのため初めてのコットでなおかつ中国のブランドではなく日本の人気ブランドのコットがいいという方は、バンドックのLOWコットBD-206がおすすめになります。
たくさん揃えられる
低価格なぶんファミリーキャンプでは人数分揃えやすいという魅力があります。バンドックのコットは旧モデルのときから低価格で新しいモデルの本品は安いところでは8000円台で販売されていてトップブランドの半額以下の値段です。非常に安いためたくさん揃えるほど低価格な恩恵を受けますよ。ファミリーキャンプなどにおすすめです。
2:旧モデルよりも使いやすくなった
バンドックのLOWコットBD-206には旧製品が存在します。
旧製品はブルーの生地がよく目立つおしゃれなデザイン性がありますが、1人で組み立てられないと言われていて生地にフレームを通すだけでも一苦労する、力が強くないと組み立てられないと言われていましたが、本品は組み立てやすさが大幅に改善されていて1人でも組み立てられるところが大きなポイントです。1人で組み立てられるようになったことでソロキャンプでも使えます。
旧モデルよりも軽量
コットは持ち運びを前提としたアウトドア用のベッドです。そのためコンパクトになったり軽量な物が多く旧製品も持ち運びを前提とした作られていましたが、脚部パーツが鉄(スチール)、ポリエステル生地にPVC加工が施されていたため重たく持ち運びにくかったと言われています。
新モデルのバンドックのLOWコットBD-206は頑丈さと軽さのアルミ合金が採用されていて持ち運びしやすいアウトドア用の簡易ベットとして機能しますよ。
3:収納サイズがコンパクト
収納サイズがコンパクトで持ち運びやすいところもバンドックのコットの大きな魅力です。収納サイズが大きいと軽自動車では持ち運びにくくなりますが、バンドックのコットは長辺が54cmしかなく小さな車でも積載できます。
また、大きな車でもバンドックのコットが大きいと家族分のコットを車載するだけで他のアイテムを載せられなくなりますよ。コットの収納サイズが小さいほどファミリーキャンプでも使いやすいです。
収納サイズに定評がある
バンドックのLOWコットBD-206は収納サイズが小さいためファミリーキャンプでコットを複数用意しても持ち運びやすい特徴があります。バンドックではコットの収納サイズをアピールしていませんが、口コミやレビューでも収納サイズの小さい点は非常に評価の高い部分です。
ツーリング用としても使える
DODが発売するバッグインベッドは収納サイズは長辺が51cmです。バッグインベッドはバッグに入るコット、キャンプツーリングでも使えるコットになります。バンドックのコットは長辺54cmのため大きな差はなくキャンプツーリングでも使いやすいサイズ感となります。
収納サイズはバイクでのキャンプツーリングでは特に重要です。バイクの荷台より左右それぞれ15cm以上飛び出さないように積載しないと道路交通法違反になります。
4:バンドックのコットは軽量
バンドックのLOWコットBD-206は184×60×高さ13cmの標準的な大きさです。しかし重量は、非常に軽くウレタンフォームのマットが入った厚み5cm程度のインフレータブルと変わらない重さになります。コットで2kg以下というのは非常に軽く、非常に珍しい製品です。
重さだけで考えると徒歩でのキャンプでも楽に持ち運べる重量になり、コンパクトな収納サイズと重量に対して低価格なところが評価されています。
5:子どもが安心して使える
バンドックのコットはローコットです。ローコットは背が低いため小さい子どもが使うときでも安心して使えます。ベッドから落ちるということもなく、寝るのも簡単で子連れのキャンプにおすすめのコットです。また、前述したように収納サイズが小さいことからファミリーキャンプに向いています。
さらに、コットはベッドと比べ狭いため寝相が悪い方でも安心して利用できる高さになっていて初めてコットを利用する方も使いやすいですよ。
ローコットの魅力
バンドックのコットにはローコットの魅力もあります。高さがないロースタイルのため小さなテントでも導入しやすくソロキャンプでもバンドックのコットは使いやすいです。高さがないことで小さなテントでも圧迫感がなく開放感があり使いやすいですよ。
タープの下で使ったときもローコットのため開放感があります。また、重心が低くなるため高いハイコット比べると安定感が増していて体を動かしても安心です。
足が4本でも安定
前述したようにバンドックのコットは他社のコットと比べると足の本数が1~2本少なめです。脚部が少ないですがローコットということで安定性が高いですよ。またパーツが少ないことで軽量で持ち運びやすい収納サイズになっているバランスのいいコットになっています。
6:サイズ感が小さなテントに合う
21年7月現在発売されているコットの中には68cmや70cmなどのワイドサイズなコットも多いです。ワイドサイズだと寝るときにゆったり使えて快適な寝心地が得られることから人気がありますが、広い分コンパクトなテントに入らず、大きいテントを使う必要があり荷物を小さくまとめたい方からすると悩みの種になっています。
バンドックのコットは横幅60cmのスリムなコットのため1人用の小さなテントでも導入できる魅力がありますよ。
一人用テントとは
近年発売されているテントはソロ向けでもゆったりサイズの1~2人(1.5人向け)のテントが多いですが、キャンプツーリング向けのテントのように横幅が60~70cm程度の小さなテントも存在します。横幅がない1人用のテントでもバンドックのコットなら入りやすいですよ。
7:快適な寝心地
バンドックのLOWコットは、低価格ですが寝心地も評価されていますよ。詳しいレビューや評価は後述しますが、包み込まれるような寝心地と評価されています。コットは銀マットやエアーマットと比べ体が地面に接すること無くハンモックのように宙に浮いた状態になることから非常に寝心地がいいですよ。
そのためバンドックのコットは、低価格でコンパクトで持ち運びやすく、マットよりも快適な寝心地があるコストと機能性が高いアイテムです。
断熱性がある
バンドックのコットは、体が地面と密接ぜず浮いている状態となり銀マットやエアーマットよりも断熱性があります。コット自体はポリエステル生地のため断熱性はありませんが体と地面(テントの床)が離れることで空気が断熱材の役割を果たしてくれるため非常に快適なキャンプができます。
そのため冬キャンプの装備としてもバンドックのコットはおすすめです。低価格でコンパクトなところが荷物が多くなる冬キャンプに向いています。
夏のキャンプにも
断熱は冬によく聞く言葉ですが、夏でも断熱は有効的です。夏の断熱は暑い温度が体に伝わらないようにすることで、涼しく過ごせます。そのためバンドックのコットを使うと寒い時期でも暑い日でも快適に過ごせることから使い勝手がいいですよ。夏はテントを使わず、タープとコットだけで宿泊する方もいるぐらいです。
低価格ですがきちんとコットとしての魅力を備えています。
8:組み立て方が簡単
バンドックのコットは組み立て方も簡単です。前述したように旧モデルではフレームを通すときに力が必要になり、2人で組み立てるようになっていましたが、バンドックの最新版コットのLOWコットBD-206は1人でも組み立てられるようになっていますよ。
脚部が少ないところも他のコットと比べ組み立てしやすさもポイントです。ただ手を挟んだりしないように軍手などを使って注意しながら組み立てたほうがいいと言われています。
バンドックのコットのレビュー・評価
組み立てやすさに関するレビュー・評価
バンドックのコットは旧モデルと比べ組み立てやすさに定評があります。女性でも簡単に組み立てできる点は大きな魅力です。バンドック以外のメーカーでも組み立てしやすいコットが発売されていますが、ここまで組み立てるのが簡単なコットは非常に珍しいですよ。
組み立て式のコットは力が必要なるものが多く、力が不要で短時間で設置できるコットは数が少なくレビューでも高く評価されている部分になります。
組み立て方に関するレビュー・評価
バンドックのコットはコンパクトで持ち運びしやすいですが、組み立て方時に慣れが必要という声もあります。初心者が前述したレビューのように数分で組み立てるのは少し難しいです。手を挟まないように注意しながら家で一度組み立てて、要領がわかってから使うといいでしょう。
他は使った事無いのでわかりませんが、軽くて折り畳み後もコンパクトです。
強度は、足が4箇所の割りに、しっかりしていると思います。
よくレビューにあるように、組み立てに関してはコツが必要ですが、馴れれば問題無く組み立てれます。ポイントは足の部品にしっかり体重をかけて、弓のように反らしてやる感じです。
値段の割りに良い商品だと思います。
価格に関するレビュー・評価
バンドックの参考価格は1万円を超えていますが、バンドックの製品が実際に発売されている価格はメーカーの参考価格よりも非常に安くなります。安い場合だと8000円台で発売されていることがあり非常にコスパの高いコットになっていますよ。
前述したようにバンドックのコットにはさまざまな魅力があり、低価格なためコスパ最高と好評です。逆に高価な場合は、少し検討したほうがいいという意見もあるため注意してくださいね。
1万円切った値段で買えるコットでこんなに軽いのは凄いと思います!この値段でこのクオリティなら満点と言って良いんじゃないですか?
軽さに関するレビュー・評価
バンドックのコットは他社と比べ非常に軽いところも大きなポイントです。軽いためバックパックにいれて持ち運べるほど軽量と評価されていますよ。2kg未満のため自転車を使ったキャンプでも持ち運びやすいでしょう。また軽いためキャンプだけではなく音楽フェスなどでも使いやすいです。
バンドックのコットは気軽に持ち運べるためさまざまな場所で使えるところも人気があります。
軽くてパックパックに適していると思います。身長182cmの私が、今までにこのベッドで5泊しましたが快適に寝れました。耐荷重が80kgと低めなのが少々心配ですが今のところ大丈夫です。
寝心地に関するレビュー・口コミ
横幅60cmのスリムなベッドですが、寝心地がいいと評価されていて背の高い方でも問題なく使えると好評です。
とても寝心地が良い。当方身長180センチ、小さいかなと思ってたけど問題ないです。コスパはかなり高いです
バンドックのコットのまとめ
コスパの高い軽量コット
バンドックのコットは携帯性に優れてたコンパクトなコットです。足の本数が少ないため少し耐荷重が低めですが、そのぶん早く設置できるなどバランスが優れていて評価が高いですよ。組み立て式のため設営に慣れが必要ですが、同タイプのコットを組み立てた事がある方は、簡単と評価しています。
横幅が小さいため、ソロ用の小さなテントにも導入しやすく使い勝手もいいコットです。
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