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夏場でも冷房の要らない、部屋の暑さ対策をご紹介!室内が簡単&涼しくなる方法とは?

日本の暑い夏、冷房は室内の温度管理に便利ですが体に合わない方やコストが気になるという方もいらっしゃるでしょう。そんな方でも効果的に冷房を使わない方法で部屋の暑さ対策するやり方があります。簡単な工夫で快適に部屋の暑さ対策をして夏を乗り切る方法をご紹介しましょう。
2021年7月14日
佐藤3
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はじめに:冷房なしで効果的な部屋の暑さ対策

簡単で効果的な部屋の暑さ対策が知りたい

Photo bypalacioerick

日本の暑い夏は冷房がなくてはやっていけないという方も多いですが、快適に健康的に過ごすのに本当に冷房だけに頼っていて大丈夫でしょうか。また冷房をつけっぱなしにするのは電気代も気になりますよね。

暑い季節にできるだけエコで快適な部屋にするには、必ずしも冷房だけに頼る必要はありません。気温はそれほど高くないけれどじめじめとして体感的に不快というときはむしろ冷房は体に悪いこともあるでしょう。

部屋の暑さ対策方法をご紹介

部屋の状態によっては少しの工夫でずっと涼しくすごすこともできます。目からウロコの夏の部屋の気温の下げ方をご紹介しましょう。誰でも簡単にできることばかりなので、明日の朝からでも試せるものばかりですよ。

部屋で快適に過ごすための冷房に頼らずにできる暑さ対策方法を解説していきます。

夏の部屋の暑さ対策をしないとどうなるのか

日本の夏には絶対に冷房は必要なのでしょうか?冷房は温度設定をして機械が自動的に室内温度や湿度を調整してくれるので便利ではありますが、使えない人がご家族にいたり冷房よりも効果的でコストがかからない暑さ対策もあるでしょう。

部屋の暑さ対策が必要なケースやおすすめの方、またその両方の組み合わせを考慮して部屋にあった暑さ対策の見直しをするのが理想的です。

部屋の暑さ対策が必要な理由1.

部屋の暑さ対策で夏の健康生活

フリー写真素材ぱくたそ

日本は四季がある季節を感じられる国ですが、夏の暑さ冬の寒さの差が激しいのが特徴です。気温が上昇すると夜寝苦しい・やる気や食欲がおきず元気がなくなるなどよいことはありません。

また日本は気温だけでなく湿度が高いのも困りものです。湿度が高いと熱中症の原因ともなるため積極的に部屋の暑さ対策をしていきましょう。湿度に関しては冷房よりも除湿をする方が、体感的な意味も含め部屋の暑さ対策になる場合もあります。

部屋の暑さ対策が必要な理由2.

行き過ぎた省エネはNG

フリー写真素材ぱくたそ

夏になると電力不足や省エネの声が高くなりますね。もちろん節電は悪いことではありませんが、行き過ぎた省エネは健康を害してしまうことも多いです。

特に体温調節がまだ上手にできない乳幼児には冷えすぎた室内温度もよくありませんが、湿度が高く蒸し蒸しした環境も健康的にはNGです。脱水症状などの危険度がましてしまうでしょう。

冷房を消してもできる暑さ対策を

また乳幼児だけでなくご高齢者がいるご家庭では、冷房を付けると寒すぎるという意見もあるでしょう。単純に冷房を止めるというだけでなく、もっとナチュラルで簡単に省エネできる部屋の暑さ対策で、みんな快適に過ごす環境をキープすることが大切です。

部屋の暑さ対策が必要な理由3.

フリー写真素材ぱくたそ

冷房を入れると寒いけれど、何もしないと暑いという体験をされた方も多いのではないでしょうか。そんなときに多くの方が窓を開けたり扇風機を付けたり、除湿を試されると思います。

部屋の中をより快適な空間に調整するのは、健康的な生活には必要なことです。暑いからとだらだらと過ごしていたのでは夏をエンジョイすることはできませんね。

冷房が合わない人も快適に過ごす方法

冷房を使わない部屋の暑さ対策は何も電気代を倹約するという目的だけで行うわけではありませんね。中には冷房を入れると体の不調を感じるという、いわゆる冷房が体質に合わない人もいるものです。

冷房を付けるとおなかが痛くなったり体がだるいなどといった症状を感じる方でもできるのが、遮光をしたり湿度を下げたりすることでできる部屋の暑さ対策方法となっています。

簡単快適!夏の部屋の暑さ対策方法7選

簡単で効果的な夏の暑さ対策の方法はいくつかあります。まずは今あるものや少しの工夫でできる簡単な方法から試すのがおすすめです!ここでは部屋を快適にしてくれる暑さ対策の中から、主に生活の見直しでできる方法を解説していきましょう。

部屋の暑さ対策方法1.

気化熱を利用した暑さ対策


Photo by nakimusi

空気の温度を下げるには気化熱を利用した方法が効果的であるといわれています。気化熱とは水分が蒸発するときにその表面の温度を下げてくれる効果のことです。この気化熱を利用してできる、簡単な生活の工夫に日本に昔からある打ち水があげられます。

やる時間や量など打ち水のやり方解説

打ち水ですがこれは逆に蒸し蒸しして暑くなったという方もいますが、これにはおこなうタイミングや場所・水についてのちょっとしたコツがあるのでそちらを踏まえてお試しください。

まず時間ですが打ち水がすぐに蒸発していまうような炎天下の時間帯は避けます。逆に空気中の湿度をあげる結果になり過ごしにくいと感じてしまうからです。

日なたよりも日かげがおすすめ

また打ち水をする場所ですが、日なたのアスファルトなどよりも日かげの建物の壁や窓などに外側からおこなうのが効果的です。打ち水をすることにより、気化熱で建物の壁や窓の温度が下がることで部屋の温度も下がるでしょう。

使用する水はお風呂の残り水などで

よりエコに打ち水をするなら使用する水は前の晩の風呂の残りの水などを使うのがよいでしょう。また打ち水の量ですが多すぎると先程申し上げたとおり、湿度を上げてしまって逆に不快感があがってしまいます。

湿度をあげすぎないよう1箇所にひしゃくで1杯程度。ひしゃくがないご家庭でもバシャバシャと水浸しになるまでおこなわず、水たまりができない程度にやるのが適量です。

部屋の暑さ対策方法2.

部屋の気温が低いうちにやりたい対策法

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打ち水よりももっと手軽に部屋の暑さ対策できるのが、涼しいうちに室内の温度があがらないようにする工夫です。夜のうちに下がった部屋の空気の温度をできるだけキープするには遮光カーテンをしめる・すのこなどで窓の外側から日かげを作るなどが効率がよくおすすめとなっています。

暑さ対策をしながらおしゃれになる解説

家の外観も気になる方はおしゃれなサンシェードはいかがでしょうか。夏場だけの使用であれば保管をしっかりすれば何年も使うことができて、毎年の部屋の暑さ対策にもなり経済的です。

アウトドアがお好きな方なら手持ちのタープを窓の外に設置しておくという使い方も、日差しを遮るという点ではおすすめの使い方。庭でアウトドア気分にもなれて一石二鳥です。

部屋の暑さ対策方法3.

空気循環に!効率よい扇風機の置き方

フリー写真素材ぱくたそ

冷房を使わない部屋の暑さ対策の基本グッズともいえるのが扇風機やサーキュレーターの存在です。効率効に部屋の温度を下げるためには風の通り道を作ってあげることが大切となってきます。効果的な扇風機の使い方を解説しましょう。

扇風機やサーキュレーター使い方解説

部屋の気温をあげない暑さ対策には扇風機を窓際に設置する方法をお試しください。これは特に朝の外気の温度が低いときにおこなうのが、より効率的な部屋の暑さ対策になります。

まずは部屋の窓を扇風機の幅程度開けます。この時扇風機の羽根への巻き込みの恐れがあるようなカーテンは、あらかじめまとめておいてください。

扇風機の風量調整や時間目安

夜部屋の窓やドアを閉めっぱなしにしていたという方ならば、扇風機の風量は最初は強で。時間の目安は15-30分程度で充分です。こうすることにより、外の涼しい空気が部屋の中に入り込み全体の気温を下げてくれます。

対面の窓やドアを開けて効率アップ

また窓の対面に窓やドアがある場合はそれを開けておくことで、より効果的に空気の流れを作ることが可能です。それ以降も午前中いっぱいくらいは微弱な風量でそのまま扇風機を回し続けることで湿度による部屋の気温上昇を防いでくれるでしょう。

部屋の暑さ対策方法4.

扇風機の涼風アップで部屋の暑さ対策

フリー写真素材ぱくたそ

朝の涼しいうちの扇風機の使い方の次は、すでに上がってしまった気温を一瞬で涼しくしてくれる扇風機の使い方です。使用する道具は扇風機と水を入れて凍らせたペットボトル。これも気化熱を使った部屋の暑さ対策の方法となっています。


扇風機&ペットボトルの使い方解説

扇風機の風を涼しくする方法にもいろいろなやり方がありますが、身近にあるものでできる方法としてペットボトルの水を凍らせたものを置く方法は手軽でおすすめです。

扇風機の後ろ側に置くことで邪魔にならずに部屋の空気よりも涼しい風が送られてきますが、うまく置くことができないという方は凍ったペットボトルを扇風機の前に置いてください。

凍ったペットボトルがない場合には

凍ったペットボトルを用意するのには凍らせる時間がかかりますね。それを待つ間にもできるもっと簡単な方法もご紹介しましょう。100均などのスプレーボトルに水を入れて、顔や腕など肌の露出している部分に吹き付けてから扇風機の風に当たること。

これだけでも気化熱でとても涼しいです。水に少量のミントを入れるとミントの香りでより清涼感がアップするのでこちらもおすすめ!

部屋の暑さ対策方法5.

自然を使ったエコな部屋の暑さ対策

Photo by HIRAOKA,Yasunobu

ガーデニングがお好きな方や収穫も一緒に楽しみたいという方は、ゴーヤやアサガオ・ヘチマやぶどう棚などのつる性の植物を窓の外の庭に植えるというグリーンカーテンもおすすめです!

今からできるグリーンカーテン解説

夏前から準備が必要となりますが今年の夏はこれで涼しく過ごせると思うとガーデニングもより一層楽しめることでしょう。種まきからも栽培できますが、1-2本と数が少なければ苗を買ってきて植え付けるのが簡単で初心者の方にもやりやすい方法となっています。

摘心といって太い茎を適度な高さで切ることで、その両側から脇芽が出てきて少ない苗の本数でも広範囲に日かげを作ることができるでしょう。

部屋の暑さ対策方法6.

壁の温度を下げる水ぶきで暑さ対策

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次は部屋をきれいに掃除しながら暑さ対策できる方法をご紹介しましょう。やり方は簡単で水ぶきシートで部屋の床や壁を拭くだけです。これも気化熱の現象を応用した室温を下げる方法で、部屋の気温をあげる原因である壁や窓・床などの温度をダウンさせる効果があります。

水ぶきのやり方解説

壁が布製のクロスの場合は水ぶきができない場合があるので、まずは水が使えるか確かめてからお試しください。もし壁ができなくてもドアや窓、床を拭くだけでも充分効果があります。

またこのとき部屋の窓を開けて換気とともにおこなうことで、より気化熱が発生しやすい状態を作ることができるでしょう。夏場のフローリングや畳のベタベタとした不快な感触も一緒に取り除くことができますよ。

部屋の暑さ対策方法7.

見た目で涼を感じる簡単DIY

日本人は虫の鳴き声や風鈴のちりんちりんという音色・寄せる波の音など音に対して敏感で涼を感じることができる民族だといわれています。具体的に気温を下げることはありませんが、暑さ対策として涼しげなお部屋の飾りを作ってみませんか。

マスキングテープとペットボトル・ひもで作れる簡単な暑さ対策グッズの作り方です。

インテリアで感覚からできる暑さ対策解説

透き通ったものやブルー系のグッズなどは涼を感じやすいものとして夏のインテリアとして積極的に部屋に置きたい飾りです。

また部屋の敷物をいぐさマットにしたり、べたべたとした感触を取り除いたクールカーペットなどに変更すれば、足の裏から涼しさを感じることで暑さ対策にもなるでしょう。

おすすめ!部屋の暑さ対策グッズ

部屋の暑さ対策グッズ1.

扇風機やサーキュレーター

Photo by kobakou

部屋の中の空気を循環させて汗をかいた肌の気化熱により体温を下げてくれる扇風機やサーキュレーター。置く場所によっていろいろな部屋の暑さ対策の使い方ができます。冷房よりもずっと電力もかからずコスパもよく、経済的なのはいうまでもありませんね。

ひとり1台は用意したい暑さ対策グッズ


冷房がない部屋や省エネ中のオフィスのデスクなど、最近はひとり1台簡単に持てるような小型なものや首から吊り下げるタイプ・USBを電源とするコンセント不用なものなどいろいろな機種が市販されています。

値段も安価なものが多いので、使用される場所や状況に合わせて選べるのが扇風機やサーキュレーターのよいところです。夜間就寝時に使用するなら冷えすぎを防ぐためにもタイマー付きがおすすめです。

部屋の暑さ対策グッズ2.

除湿機

Photo by masato_photo

暑さを感じるのは湿度に大きく左右されるといわれています。またこの湿度は熱中症の発生にも大きな影響があるのはご存知ですか?

肌に水分の膜ができて発散できず、体内に熱がこもってしまうのが熱中症の大きな原因といわれています。一般的にはその膜は本人の汗であることが多いのですが、湿度が高いとそれと同様な現象が起こりやすくなってしまいます。

除湿することで部屋の快適度があがります。実際それほど部屋の気温が高くないのに湿度が高くて不快感があるときにはこの除湿機の使用はとても効果的。

たとえば夜になって蒸し蒸しして寝苦しいときなどがそのよい例で、太陽が沈んでもう日光による空気温度上昇がないにも関わらず暑さを感じるのはこの湿度のせい。除湿すると冷房で無理やり気温を下げるよりも健康的な場合も多いのです。

部屋の暑さ対策グッズ3.

遮熱シート

セキスイ遮熱シート

出典:Amazon
サイズ100x120cm
取り付け方法マジックテープ

部屋の中で特に外気の影響を受けやすいのが窓辺です。そのため窓から部屋の暑さ対策をするのが一番効果的といわれています。積水から出ているこの遮熱シートは窓にマジックテープで貼るだけだから賃貸などの原状復帰が必須な部屋にも設置が簡単です。

遮熱シートの効果例

遮熱シートは貼ってすぐから部屋の空気が涼しくなったのを感じることができるほど即効性があります。メーカー発表で-11度の部屋の気温低下と遮熱だけでなく目隠し効果・UVカット効果など夏の部屋には嬉しい3つの効果があると評判です。

まとめ:快適!効果的な部屋の暑さ対策

冷房なしで暑い夏を乗り切る部屋の暑さ対策法

出典:https://photo-ac.com/

夏を乗り切るために簡単にできる部屋の暑さ対策方法をご紹介してきました。ひとつに限定せず複数の暑さ対策を合わせておこなうのも効果的でおすすめ!

グリーンカーテンなどは春ころから準備しておくとさらにコストを減らせることもありますので、できるだけ計画を立てて夏を乗り切っていきましょう。

エコで簡単にできる効果的な暑さ対策!

このほか日本に昔からある打ち水や冷房の代用品として経済的に使える扇風機の目からウロコの置き方など、エコで簡単な暑さ対策の方法も省エネが推奨させる現代では見直したい生活の工夫です。

どれもすぐにできるものばかりですので、気になる暑さ対策方法があったらやりやすいやり方から是非お試しくださいね。

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