赤ちゃんの暑さ対策
本格的な夏の暑さがやってくると、赤ちゃんを連れてお出かけするときにママが注意したいのが熱中症。熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のことです。
年々夏の気温は上がってきていて、毎年熱中症により救急搬送される方もいるので、熱中症や暑さ対策に注意が必要になります。
赤ちゃんは大人に比べて熱中症になりやすい？
赤ちゃんは身体が小さく、大人に比べて体温調節機能も未熟なため熱中症になりやすいと言われています。ベビーカーに乗っている赤ちゃんは、大人よりも地面に近い状態にいることになり、地面の熱や照り返しの影響を受けやすいことも、赤ちゃんが熱中症になりやすい原因の1つです。
また、赤ちゃんは自分の身体の調子が悪くても、ママに訴えることが難しいため、ママは赤ちゃんの様子を注意してみることが必要になってきます。
暑さ対策とこまめな水分補給で熱中症を予防
気温や湿度が高い、風が弱い、日差しが強い、水分補給の不足、などが熱中症の原因です。これらの要因のために体温が上昇し、体温調整機能のバランスが崩れて身体に熱が溜まり、溜まった熱が身体の外に放出できないことで、熱中症が起こります。
では、熱中症にならないためには、どういった対策をする必要があるのでしょうか。熱中症を予防するには、暑さ対策をして体温の上昇を防ぐことと、こめまな水分補給が必要です。
経験を元に暑さ対策・水分補給に便利なグッズをご紹介
筆者は、1歳と4歳の子を持つママです。熱中症を予防するには暑さ対策とこまめな水分補給が重要なので、毎年この時期には、しっかりとした暑さ対策と、十分な水分補給をできるよう心がけています。
今回の記事では、私の経験をもとに、実際に使ってよかった赤ちゃんとお出かけする際の暑さ対策、こまめな水分補給におすすめの便利なグッズについてご紹介します。便利グッズを使用し、夏のお出かけを快適なものにしましょう。
ベビーカーの赤ちゃんの暑さ対策4選
出典：ライター撮影
最初に、ベビーカーを使って赤ちゃんと外出するときの、おすすめ暑さ対策グッズについてご紹介します。先述したように、ベビーカーに乗っている赤ちゃんは、ママよりも地面に近い状態にいることになるので、暑さ対策に注意が必要です。
座面の高さが高い、便利なハイタイプのベビーカーもありますが、低いタイプがまだまだ主流になっています。しっかりと暑さ対策をして、ベビーカーに乗っている赤ちゃんを熱中症から守りましょう。
1．ベビーカーの暑さ対策グッズ：サンシェード
出典：ライター撮影
直射日光が直接赤ちゃんに当たることで、赤ちゃんの身体に熱がこもってしまい、熱中症を引き起こす原因となってしまいます。直射日光を避けるために、ベビーカーについているサンシェードを使って、日陰を作って暑さ対策をしてあげましょう。
ベビーカーによっては、サンシェードが小さかったり、ついていなかったりします。その場合は、後付けできる便利なサンシェードもありますので、購入して付けてみてはいかがでしょうか。
2．ベビーカーの暑さ対策グッズ：保冷剤やアイスノン
出典：ライター撮影
次にご紹介する、赤ちゃんとベビーカーで外出するときの暑さ対策におすすめなグッズは、保冷剤やアイスノンです。ケーキを購入した時にもらえる保冷剤や、小さなタイプのアイスノンを予め凍らせておき、ベビーカーの隙間に入れたり、ガーゼタオルでくるんで赤ちゃんの足首や手首に当てて、暑さ対策をしましょう。
保冷剤やアイスノンは、赤ちゃんに直接当ててしまうと低温やけどになってしまう可能性があるので、注意が必要です。
3．ベビーカーの暑さ対策グッズ：ミニ扇風機
出典：ライター撮影
次にご紹介する、赤ちゃんとベビーカーで外出するときの、おすすめ暑さ対策グッズは、ベビーカー用の小型扇風機です。風が少ないことも熱中症を引き起こす原因の1つなので、ベビーカー用の扇風機を使用して、赤ちゃんに風を送ることで暑さ対策ができます。
充電式のタイプや、電池式の便利なタイプがあるので、自分の生活スタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。風を送ってあげることで、赤ちゃんも快適に過ごすことができます。
4．ベビーカーの暑さ対策グッズ：ベビーカーシート
続いてご紹介する、ベビーカーを使って外出するときの、おすすめ暑さ対策グッズは、ベビーカーシートです。ベビーカーシートは、ベビーカーに取り付けることで、赤ちゃんの汗を吸収したり、凍らせて使用することで、赤ちゃんを涼しくしたりすることができるタイプもあります。
汗をしっかりと吸収してくれるので、赤ちゃんも快適に過ごすことが可能です。丸洗いできるタイプもあり、簡単に取り付けられる便利なグッズとなっています。
抱っこひもの赤ちゃんの暑さ対策3選
出典：ライター撮影
次に、赤ちゃんを抱っこひもに入れて外出するときの、おすすめ暑さ対策グッズについてご紹介します。抱っこひもは赤ちゃんとママがぴったりと密着でき、赤ちゃんの安心感が高まり、間近で赤ちゃんの様子を観察できる便利なお出かけアイテムです。
その反面、ママとの密着度が高いために、ママも赤ちゃんも体温が上がりやすく、注意が必要になります。暑さ対策をすることで、ママも赤ちゃんもくっついたまま快適な外出が可能です。
1．抱っこひもの暑さ対策グッズ：日傘
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最初にご紹介する、抱っこひもを使用して赤ちゃんとお出かけするときの、おすすめ暑さ対策グッズは、日傘です。炎天下で日光を浴び続けることで、赤ちゃんの身体の中に熱がこもってしまい、熱中症を引き起こす原因となってしまうので注意しましょう。
日傘をさすことで、赤ちゃんを直射日光から守り、暑さ対策ができます。片手がふさがってしまうので、バッグはリュックやショルダーなどの、両手が空くタイプのバッグがおすすめです。
2．抱っこひもの暑さ対策グッズ：保冷剤やアイスノン
出典：ライター撮影
赤ちゃんを抱っこひもに入れて外出するときの暑さ対策グッズとしても、保冷剤やアイスノンの使用が有効です。100円均一に売っているお弁当用の小さな保冷剤やアイスノンを、タオルに包み赤ちゃんの首や熱がこもりやすい箇所に当ててあげるのが、おすすめ。
抱っこひもによっては、抱っこひもに小さなポケットがついている便利なタイプもあるので、そこに保冷剤を入れて暑さ対策をし、赤ちゃんとママが快適に外出できるようにしましょう。
3．抱っこひもの暑さ対策グッズ：メッシュタイプの抱っこひも
出典：ライター撮影
次にご紹介する、赤ちゃんを抱っこひもに入れて外出するときの、おすすめ暑さ対策グッズは、メッシュタイプの抱っこひもです。抱っこひもは、どうしてもママと赤ちゃんの熱がこもりやすく、汗もかきやすいのが難点。
メッシュタイプの抱っこひもであれば、通気性が高く、汗も素早く吸収し速乾性があり、赤ちゃんとママの暑さ対策になります。コンパクトに折り畳める便利なタイプもありますので、1つ購入してみるのはいかがでしょうか。
チャイルドシートの赤ちゃんの暑さ対策4選
出典：ライター撮影
次に、赤ちゃんをチャイルドシートに乗せて外出するときの、おすすめ暑さ対策グッズについてご紹介します。車必須の地域であれば、赤ちゃんとのお出かけもチャイルドシートが必要です。
チャイルドシートは、シートと赤ちゃんをベルトでしっかりと固定するため、熱がこもりやすく、暑さ対策に注意が必要になります。大人と違い、自分で背中を浮かせて熱を逃がすことは難しいので、暑さ対策をして快適に外出できるようにしましょう。
1．ベビーカーの暑さ対策グッズ：2Lのペットボトル
まず最初にご紹介する、赤ちゃんをチャイルドシートに乗せて外出するときの、おすすめ暑さ対策グッズは、2Lのペットボトルです。日除けがない箇所に車を駐車しておくと、チャイルドシート自体も熱くなるため注意しましょう。
2Lのペットボトルを凍らせておき、外出前にタオルにくるんでチャイルドシートに乗せておくことで、チャイルドシートが熱くなるのを防ぎ、暑さ対策ができます。コスパも良いので、おすすめのグッズです。
2．チャイルドシートの暑さ対策グッズ：ミニ扇風機
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チャイルドシートを使って赤ちゃんと外出するときも、暑さ対策として、ミニ扇風機の使用が有効です。大きい車や、型が古い車だと、クーラーを入れても、クーラーの風が全体に行き渡るのに時間がかかることがあります。
そんな時に、ミニ扇風機を使用して、車内の空気を循環させたり、クーラーの涼しい風を赤ちゃん側に送ってあげたりすることで、暑さ対策が可能です。簡単に固定できる、クリップ型のミニ扇風機も販売しています。
3．チャイルドシートの暑さ対策グッズ：保冷シート
続いてご紹介する、赤ちゃんをチャイルドシートに乗せて外出するときの、おすすめ暑さ対策グッズは、チャイルドシート用の保冷シートです。赤ちゃんをチャイルドシートに乗せると、シートと赤ちゃんがベルトで固定されるため、背中に熱がこもりやすくなるので注意しましょう。
チャイルドシート用保冷シートを敷くことで、汗を吸収して汗疹ができるのを防いでくれたり、赤ちゃんを涼しくさせて、快適に過ごしたりすることが可能です。
4．チャイルドシートの暑さ対策グッズ：サンシェード
続いてご紹介する、赤ちゃんをチャイルドシートに乗せて外出するときの、おすすめ暑さ対策グッズは、サンシェードです。窓からの直射日光を遮ることで、赤ちゃんの体温の上昇を防ぎます。動物の絵が描かれたサンシェードなどもあるので、赤ちゃんが快適に過ごすことができ、さらに車に乗るのも楽しくなるかもしれません。
マグネット式で装着できるタイプの便利なサンシェードもあり、ネットやベビー用品店で購入できます。
あんよの赤ちゃんの暑さ対策2選
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次に、自分で歩くことのできる赤ちゃんとお出かけするときの、おすすめ暑さ対策グッズについてご紹介します。赤ちゃんは大人に比べて身長が低いため、赤ちゃんが立った状態だと、大人より地面からの熱や照り返しの影響を受けやすいので、注意が必要です。
歩き始めの赤ちゃんは、大人の抱っこを拒否して自分で歩きたがる子も多いですが、暑さ対策をしっかり行いつつ、こまめに様子を見てあげましょう。
1．あんよの赤ちゃんの暑さ対策：帽子を被らせる
出典：ライター撮影
まず最初にご紹介する、あんよができる赤ちゃんとのお出かけのときに、おすすめする暑さ対策グッズは、帽子です。赤ちゃんに帽子を被らせてあげることで、赤ちゃんの頭に直射日光が当たるのを防ぎ、体温の上昇を防止します。
むぎわら帽子や綿の素材など、風の通しやすいタイプの帽子だと赤ちゃんも快適に外出ができるでしょう。首にゴムひもが付いているタイプだと、風が吹いても帽子が飛んでしまわないので、おすすめです。
2．あんよの赤ちゃんの暑さ対策グッズ：保冷リュック
出典：ライター撮影
続いてご紹介する、あんよができる赤ちゃんとのお出かけのときに、おすすめする暑さ対策グッズは、保冷リュックです。保冷リュックは、凍らせた保冷剤やジェルをリュックに入れて、赤ちゃんに背負わせて使用します。
保冷リュックは、赤ちゃんが背負うことで、熱がこもりやすい背中部分を涼しく快適に保つことができる、便利なグッズです。専用の物でなくても、赤ちゃん用のリュックに小さ目の保冷剤を入れて使用するのもおすすめ。
赤ちゃんの水分補給におすすめグッズ2選
熱中症を防ぐには、暑さ対策をすることはもちろん、十分な水分補給をすることも重要です。赤ちゃんは大人と違い、自分で注意して水分を摂ることができないので、熱中症にならないよう、こまめな水分補給を促してあげる必要があります。
じっとしていても汗が出てくるこの季節、身体の水分が不足しないよう、こまめな水分補給が必要です。ここからは、赤ちゃんがこまめに水分補給することができる、便利なグッズについてご紹介します。
1．赤ちゃんの水分補給に便利なグッズ：ストローマグ
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最初にご紹介する、赤ちゃんの水分補給に便利なグッズは、ストローマグです。ストローマグは、水筒にストローがついているタイプのもので、赤ちゃんが持ちやすいサイズや形状をしています。ストロー飲みがまだできない赤ちゃんには、飲み口が哺乳瓶の先のようになっているベビーマグがおすすめです。
飲み口だけ付け替えできる便利なタイプや、赤ちゃんが自分で飲みやすいよう持ち手がついているタイプもあります。
出典：ライター撮影
外出先だけでなく、家の中にいても熱中症は起こりえるので、こちらの写真のように家の中で使用するタイプのストローマグに、水を入れておき赤ちゃんの手の届く範囲に常に置いておくのもおすすめです。
自分で持ち手を持って飲むことのできる赤ちゃんであれば、気が向いた時に自分で飲むことができます。口をつけた水分を常時置いておくのは不衛生なので、3～4時間置きを目安に新しいものに取り換えましょう。
2．赤ちゃんの水分補給に便利なグッズ：使い捨てストロー
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続いてご紹介する、赤ちゃんの水分補給に便利なグッズは、使い捨てタイプのストローです。外出先で赤ちゃんに水分補給をさせようとした時、コップ飲みやペットボトルからの直飲みができない赤ちゃんだと、上手に水分を摂ることができません。
そんな時に活躍するのが、こちらの使い捨てストローです。コップやペットボトルにさして、水分補給を促しましょう。100円均一などで売っていて、持ち歩きに便利な個包装タイプもあります。
外出時の赤ちゃんの暑さ対策まとめ
今回は、暑い時期に赤ちゃんとお出かけするときの、おすすめ暑さ対策グッズ・水分補給に便利なグッズについてシーンごとに15種類ご紹介しました。参考になるものは、あったでしょうか？赤ちゃんは大人と違って体温調整機能が未熟であったり、環境の影響を受けやすかったりするので、熱中症には注意が必要です。
この記事でご紹介した便利グッズを使用してしっかりと熱中症対策を行い、赤ちゃんとの快適なお出かけを楽しみましょう。
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