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【メーカー別】大型ネイキッドバイクおすすめ12選!伝統の名品や最新車種もご紹介!

大型の大型ネイキッドバイクは余裕あるパワーをバーハンドルのイージーな操作感で楽しめるバランスのよさがおすすめポイント。紳士的な印象にウェアの選択肢が広がり、おしゃれを楽しめるのも特徴です。伝統的なスタイルの車種を挙げ、国産の大型ネイキッドバイクを紹介します。
2021年7月21日
hosokawa_taka
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おすすめの大型ネイキッド:はじめに

ツーリングのスタイルを問わない懐の深さ

大型のネイキッドバイクはツーリングのスタイルに合わせやすいのがおすすめポイント。気ままなペースで距離を重ねるソロツーリングでも疲労しにくく、マスツーリングでは仲間に合わせた走り方ができます。路面の状態が変化しても対応しやすく、神経をすり減らすこともありません。

ここではおすすめの大型ネイキッドバイクを紹介します。なおこの記事は2021年7月20日現在の情報をもとに作成しますことをご了承ください。

大型ネイキッドの定義と伝統的なスタイル

ネイキッドバイクの定義はあいまいです。直列4気筒エンジンにツインショック、といった伝統的なスタイルのバイクもネイキッドなら、2気筒のモノサスモデルもネイキッドと呼ばれます。

カウルレスならすべてネイキッドに含めるといった情報も見かけますが、オールドルックやストリートをネイキッドと呼ぶのは苦しいですね。

バイクに血統はつきもの。ここではメーカーごとに源流となった伝統的なネイキッドバイクも紹介します。

国産大型ネイキッド:ホンダおすすめ3選

ホンダの伝統的な大型ネイキッドスタイル

ホンダの大型ネイキッドで伝統的な車種は1982にリリースされたCB750Fです。漫画「バリバリ伝説」の巨摩郡や、デイトナ100マイルで優勝したフレディ・スペンサーにあこがれたベテランライダーは多いことでしょう。

新車で買える現行モデルと比較すると、CB750Fは速いバイクではありません。しかし、当時は大型二輪免許の取得が難しかった時代。大型ネイキッドのCB750Fはバイク乗りの憧れでした。

ホンダの大型ネイキッド①CB1300SF

CB1300SFは1998年の3月にリリースされた大型のネイキッドバイクです。新車で購入できる現行モデルは、2021年にマイナーモデルチェンジが施されました。

CB1300SFは有り余るパワーを重厚な乗り味に変換し、紳士的なキャラクターに仕上げられています。伝統的なシルエットと水冷エンジンの組み合わせがかっこいいですね。低いエンジン回転数で距離を稼げますので、ツアラーとしての資質にも優れています。

CB1300スーパーフォアの性能

車種:CB1300スーパーフォア
エンジン 水冷DOHC4バルブ直列4気筒
最高速度 259.2km/h
(6速7750回転)
エンジン回転数 2990回転
(6速100km/h)
※スペックシートの数値から計算した理論上の性能

ホンダの大型ネイキッド②CB1100

CB1100は2010年の6月にリリースされた大型のネイキッドです。新車で購入できる現行モデルは、2017年の1月にマイナーモデルチェンジが施されました。

印象はクラシカルですが、大型ネイキッドで最速。理論上の最高速度はCB1300SFよい速いですね。しかし、それは数値上の性能でしかありません。

回りたがらないエンジンで、低い回転数でクルージングを楽しむ大型ネイキッドで、ツアラーとしても活躍します。

CB1100の性能

車種:CB1100(STD)
エンジン 空冷DOHC4バルブ直列4気筒
最高速度 261.0km/h
(6速7500回転)
エンジン回転数 2874回転
(6速100km/h)
※スペックシートの数値から計算した理論上の性能

ホンダの大型ネイキッド③CB750

CB750は1992年の2月に販売が開始され、2008年モデルまで生産された大型のネイキッドです。2001年と2004年にマイナーモデルチェンジが施されましたが、CB750Fの印象を強く映したシルエットは変更されていません。

教習車として活躍した扱いやすさは唯一無二!フラットなトルク特性は峠でも思いのほか速いですね。また、中古車価格が思いのほか安く、ツーリングで気兼ねなく酷使できます。


CB750の性能

車種:CB750
エンジン 空冷DOHC4バルブ直列4気筒
最高速度 206.9km/h
(5速8500回転)
エンジン回転数 4109回転
(5速100km/h)
※スペックシートの数値から計算した理論上の性能

国産大型ネイキッド:ヤマハおすすめ3選

ヤマハの伝統的な大型ネイキッドスタイル

ヤマハは中型バイクのほうがネイキッド然とした印象が強く、数多くの名車をリリースしてきました。ヤマハの伝統的なネイキッドスタイルを完成させた車種は、美しさを極めたXJ400や、ナナハンキラーと絶賛された2ストロークのRZ350です。

ヤマハの大型ネイキッドには伝統的な車種がありません。大型のXJシリーズやGX750はツアラーに近いといえます。名車と名高いXSシリーズもクルーザー的です。

ヤマハの大型ネイキッド①MT-07

MT-07は2014年の8月にリリースされた大型のネイキッドです。新車で購入できる現行モデルは2021年の7月にマイナーモデルチェンジ。最高出力を発生させるエンジン回転数を抑えて扱いやすさを強調し、燃費性能も向上されています。

MT-07は大型バイクで最も軽い車両重量がおすすめポイント。リヤサスペンションは減衰力調整機能を備えています。エンジンは蹴りだし感の強い270度クランク直列2気筒です。

MT-07の性能

車種:MT-07
エンジン 水冷DOHC4バルブ直列2気筒
最高速度 208.3km/h
(6速8750回転)
エンジン回転数 4201回転
(6速100km/h)
※スペックシートの数値から計算した理論上の性能

ヤマハの大型ネイキッド②XSR900

XSR900は2016年の9月に販売が開始された大型のネイキッドバイクです。新車で購入できる現行モデルは2020年の2月にマイナーモデルチェンジが施されました。ヤマハの名車RZ-Rのカラーリングがクラシカルな印象を強調しています。

同じ3気筒エンジンを搭載したMT-09やトレーサー9GTはフルモデルチェンジされて排気量が888㏄へアップされましたが、XSR900の排気量は845㏄のままです。

XSR900の性能

車種:XSR900
エンジン 水冷DOHC4バルブ直列3気筒
最高速度 242.3km/h
(6速10,000回転)
エンジン回転数 4127回転
(6速100km/h)
※スペックシートの数値から計算した理論上の性能

ヤマハの大型ネイキッド③XJR1300

XJR1300は1998年の3月に販売が開始され、2015年モデルまで生産された大型のネイキッドです。美しいデザインでまとめられ、空冷エンジンの冷却フィンがネイキッド然とした印象を強調しています。

決して速いバイクではありませんが、国産最大排気量の空冷4気筒エンジンはトルキー!ツアラーとしての資質も高いですね。燃費は現行モデルに劣るものの、21Lの燃料タンクが航続距離を伸ばしてくれます。

XJR1300の性能

車種:XJR1300
エンジン 空冷DOHC4バルブ直列4気筒
最高速度 217.7km/h
(5速8000回転)
エンジン回転数 3674回転
(5速100km/h)
※スペックシートの数値から計算した理論上の性能

国産大型ネイキッド:スズキおすすめ3選

スズキの伝統的な大型ネイキッドスタイル


スズキの伝統的な大型ネイキッドといえばGS750ですが、名車といえばカタナです。

GSX750SはGSX1100Sカタナの国内版として販売されました。当時はセパレートハンドルやスクリーンに認可が下りず、アップハンドルのスクリーンなしで販売されたのです。

GSX1100Sカタナに似せてカスタムすると、かっこよすぎるデザインがあだとなり、取り締まりを受けることもしばしば。巷ではカタナ狩りと言われました。

スズキの大型ネイキッド①KATANA

KATANAは2019年の5月に販売が開始された現行モデルの大型ネイキッドバイクです。伝統的なカタナデザインを踏襲していますが、ベースには大型ネイキッドのGSX-S1000が用いられました。

伝統的なデザインですが走りはアグレッシブ!倒しこみが軽く、速いペースでのファンライドも得意です。切れ味重視の名刀といえます。

燃料タンク容量は12Lと少ないものの、思いのほか燃費はいいので航続距離を伸ばせます。

KATANAの性能

車種:KATANA
エンジン 水冷DOHC4バルブ直列4気筒
最高速度 229.8km/h
(6速10000回転)
エンジン回転数 4352回転
(6速100km/h)
※スペックシートの数値から計算した理論上の性能

スズキの大型ネイキッド②GSX-S750

GSX-S750は2017年の3月に販売が開始された大型のネイキッドです。新車で購入できる現行モデルは2018年にマイナーモデルチェンジが施されています。

レーシーな吸排気音を奏でるGSX-R直系のエンジンがおすすめポイント。エンジンを回してこそ速いペースを維持できます。ハイオク仕様ながらも燃費性能は優秀です。車両重量を最大トルク値で割ったトルクウエイトレシオは2気筒モデルをも凌駕します。

GSX-S750の性能

車種:GSX-S750
エンジン 水冷DOHC4バルブ直列4気筒
最高速度 231.2km/h
(6速10500回転)
エンジン回転数 4541回転
(6速100km/h)
※スペックシートの数値から計算した理論上の性能

スズキの大型ネイキッド③SV650

SV650は2018年の1月に販売が開始された大型のネイキッドバイクです。新車で購入できる現行モデルは2019年にマイナーモデルチェンジを受けています。

理論上の最高速度は中型ネイキッド並みですが、SV650はベストバランスの大型ネイキッド。ダイレクトな加速感を得られるV型2気筒エンジンを搭載し、軽い車体を安定感のあるハンドリングで楽しめます。大型ネイキッドらしからぬ価格も魅力です。

SV650の性能

車種:SV650
エンジン 水冷DOHC4バルブV型(90°)2気筒
最高速度 183.5km/h
(6速8500回転)
エンジン回転数 4633回転
(6速100km/h)
※スペックシートの数値から計算した理論上の性能

国産大型ネイキッド:カワサキおすすめ3選

カワサキの伝統的な大型ネイキッドスタイル

カワサキの伝統的な大型ネイキッドといえば750RS、通称Z2だといっても過言ではありません。他メーカーの大型ネイキッドで伝統的な車種を見ると、多くは1980年代のリリース。750RSのリリースは1973年ですので、国産大型ネイキッドの原型とも言えます。

世界で通用する750㏄ネイキッドを開発するため、Z2のエンジンはZ1のものを全面改良!バランスの良さはZ1よりZ2のほうが上!ともいわれています。

カワサキの大型ネイキッド①Z900RS

Z900RSは2017年の2月に販売が開始された大型ネイキッドです。エンジンの振動をわずかに残し、大型ネイキッドらしい有機的なフィーリングに仕上げられています。

Z900RSはZ1への敬意を感じる伝統的なシルエットがおすすめポイント。懐古主義から生まれた大型ネイキッドではなく、クラシカルな雰囲気を味わえるバイクです。速いバイクを目指したZ1と違い、軽いうえに重心が低く、ツアラーとしても活躍します。

Z900RSの性能


車種:Z900RS
エンジン 水冷DOHC4バルブ直列4気筒
最高速度 229.3km/h
(6速8500回転)
エンジン回転数 3707回転
(6速100km/h)
※スペックシートの数値から計算した理論上の性能

カワサキの大型ネイキッド②Z H2

Z H2は現行モデルで最速の大型ネイキッドです。高速ツアラーであるニンジャH2のスーパーチャージャー付きエンジンを搭載し、トルクウエイトレシオは大型ネイキッドでナンバーワン。しかし、ニンジャH2SEよりリヤスプロケットを2丁落とし、扱いやすさにも配慮されています。

ハイオク仕様ですが燃料タンクは19Lと大きく、WMTCモード値燃費から算出した航続距離は321.1kmです。

Z H2の性能

車種:Z H2
エンジン 水冷DOHC4バルブ直列4気筒
スーパーチャージャー付き
最高速度 260.6km/h
(6速11000回転)
エンジン回転数 4220回転
(6速100km/h)
※スペックシートの数値から計算した理論上の性能

カワサキの大型ネイキッド③ゼファー750

ゼファー750は1989年の8月にリリースされ、2007年モデルまで生産された大型のネイキッドバイクです。熱狂的なカワサキファンから酷評された時代もありましたが、今は中古車価格が高騰しています。

Z2の印象を忠実に再現しながらも、車体は400㏄ネイキッド並みです。あえて剛性を控えたフレームにZ650(ザッパー)由来のエンジンを搭載し、カワサキ車らしいクセのあるハンドリングが人気です。

ゼファー750の性能

車種:ゼファー750
エンジン 空冷DOHC2バルブ直列4気筒
最高速度 216.9km/h
(5速9000回転)
エンジン回転数 4150回転
(5速100km/h)
※スペックシートの数値から計算した理論上の性能

おすすめの大型ネイキッド:まとめ

大型ネイキッドでツーリングを極める

ツーリングは誰かに理解を求めなくていいあなただけの時間。大型のネイキッドバイクはツーリングのスタイルを極めるのにおすすめです。

余裕あるパワーは心にゆとりももたらし、柔軟性の高いバーハンドルは目的地を選びません。服装の自由度が高く、おしゃれを楽しめるのも特徴です。

有り余るパワーを自制心でコントロールできてこそバイク乗り!大型ネイキッドバイクの紳士的な印象があなたを素直なバイク旅へといざないます。

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ツーリングのスタイルはバイク乗りの数だけあるといっても過言ではありません。あなただけのツーリングスタイルを確立するために便利なアイテムを揃えましょう。

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