バイク用のワークマンイージス：はじめに
2021春夏コレクションからバイク向けを
高騰するアウトドアアパレルに喝を入れたワークマン。高機能・高性能・低価格の代名詞として、人気も安定期に入りました。ワークマンのイージスはバイクツーリングでコスパ最強！そんな評判に注目しているバイク乗りは多いことでしょう。
ワークマンのイージスは防水防寒スーツの人気が高いものの、春夏のバイクツーリングで使える製品もあります。シンプルなデザインはバイクでの通勤や通学にもおすすめです。
ワークマンをバイクツーリングで使い倒す！
ワークマンのウェアはバイクツーリングを積極的に楽しみたいアクティブなバイク乗りにおすすめです。バイクに乗っているときと観光をするとき、この相反する条件のバランスを保てます。
ツーリングにはバイク向けのウェアが快適です。しかし、勝負服的な派手なデザインや乗車姿勢を想定した長い袖や裾は、ツーリング先での散策や観光で見た目や着心地に疑問を感じることがあります。気兼ねなく酷使できる価格も人気です。
ワークマンからバイク向け製品を探す！
バイク乗りに人気のワークマンブランドはイージスのバーカーズシリーズ。ワークマンのイージスは小柄なバイク乗り向けのサイズが多いのもおすすめポイントです。
ここではワークマンで買えるバイクにおすすめの製品を紹介します。後半ではワークマンのイージスをバイクで着用する際の注意点も記載しました。なお、この記事は2021年7月1日現在の情報をもとに作成しますことをご了承ください。
イージス・バイカーズシリーズ2選
バイクツーリングに特化した機能性
ワークマンのバイカーズはイージスブランドに属したシリーズで、バイクツーリングに特化した機能性に人気があります。二重の前立て、高めの耐水圧、低めの透湿性、この3つが特徴です。ミドルレイヤーを重ね着すれば防水防寒スーツとしても使えます。
ワークマンが2021年春夏コレクションでリリースしているイージスのバイカーズシリーズは、レインスーツ2種類のみです。防寒タイプは秋冬コレクションで期待したいですね。
イージス・バイカーズBR002
ワークマンのイージス・バイカーズ3レイヤー透湿レインスーツBR002は防水性の高いバイク用レインウェアです。耐水圧は20,000mmですので、高速道路を利用したツーリングにも期待できる防水性能を備えています。
透湿性は2,000gと低めなものの、バイクでのツーリングでは十分。バイクツーリングは運動量が少ないので、透湿性は低くてもOKです。ミドルレイヤーを工夫すれば、防水防寒スーツとしても使えます。
イージスBR002のおすすめポイント
ワークマンのイージス・バイカーズ3レイヤー透湿防水レインスーツBR002は、高機能なレインウェアです。
走行風によるバタつきを抑えられる腕やウエストのアジャスターは、バイク用レインウェアの証。襟をアジャスターで調整できますので、ヘルメットからしたたり落ちる雨水が侵入するのを防げます。
カラーもバイクに合わせやすいですし、フードは取り外しできます。これで価格は5800円とコスパ最強です。
イージス・バイカーズBR002A
ワークマンのイージス・バイカーズ3レイヤー透湿レインスーツBR002Aは先述したイージスBR002の色違いです。高機能でシンプルなデザインはイージスBR002と同じなのですが、イージスBR002Aには透湿性の高い素材が用いられています。
カラーバリエーションを増やすと、たまたま生地の透湿性が高かったのかもですが、同じ価格なら性能は高いほうがうれしいですね。渋めのカラーは車種を問わず合わせられます。
イージスBR002Aのおすすめポイント
ワークマンのイージス・バイカーズ3レイヤー透湿レインスーツBR002Aはアクティブなバイク乗りにおすすめです。ツーリング先での観光や散策、キャンプツーリングなど、体を動かす機会が多いツーリングでは透湿性の高さに助けられます。
ちなみに、イージスBR002とイージスBR002Aはパンツもバイク用に特化したデザインです。裾は大きく開いてベルクロテープで調整できますので、バイク用ブーツを容易に履けます。
バイクでも使えるイージス6選
ワークマンのイージスはバイク乗りに人気があるものの、歩行を前提としたデザインのウェアも多いですね。バイクで着用できるかをチェックしましょう。
上下セットならパンツの股下をチェック。股下がカジュアルウェア並みのイージスはバイク向けではありません。また、透湿性の高いイージスは運動を伴うアウトドア向けです。
アウトドア向けのイージスもバイク用として使えます。バイクに乗るスタイルに合わせて選択しましょう。
イージスR1300
ワークマンのイージスR1300/3レイヤーストレッチレインスーツは、アウトドア用と兼用したいバイク乗りにおすすめです。耐水圧は20,000mmで透湿性は3000g。バイクで着用するには十分な性能だといえます。
パンツの機能性は歩行を想定したものです。裾はドットボタンで留めるタイプですし、バイクには少し短いといえます。しかし、価格は上下セットで4900円とお手頃です。
イージスR1300のおすすめポイント
ワークマンのイージスR1300/3レイヤーストレッチレインスーツは、フードの取り外しができないパーカータイプです。パーカータイプは柔和なデザインに人気があります。ツーリング先の散策や観光地でも、周囲の景色に溶け込みやすいですね。
襟口の調節がしやすいのもパーカータイプのおすすめポイント。ヘルメットから落ちる雨水が侵入するのを防げます。冷気も侵入しにくいので、防寒対策にも有効です。
余談：パーカータイプはバイク向けではない？
パーカータイプはバイク向けではないという情報も見かけます。乗車姿勢の前傾が強いバイクでは、フードが走行風で膨らむからです。転倒した時にフードが何かに引っかかると首を傷めるという情報も見かけます。
しかし、スタンドカラータイプ絶対論は成立しません。パーカータイプとスタンドカラータイプのメリットとデメリットを認識し、バイク乗りの選択にゆだねるべきだといえます。
イージスR1P
ワークマンのイージスR1P/デミニーストレッチレインパンツはバイク向けの機能性を備えたレインパンツです。カーゴポケットが左側にしかない徹底したバイク向け！デニム風の素材がこなれ感を演出します。耐水圧は15,000mmと高性能ですし、透湿性は5,000gと高めです。
脱ぎ履きがしやすい前開きタイプで、フラップが雨水の侵入を防ぎます。膝にはニーパッドを標準装備！取り外しや位置の調整も可能です。
イージスR1Pのおすすめポイント
ワークマンのイージスR1P/デニミーストレッチレインパンツは、晴雨兼用のバイク用パンツとして人気です。レインウェアを脱げば雨が降る、着ればやむ…それはバイクツーリングあるある。ワークマンのイージスR1Pなら、デニムのデザインを捨てることなく急な雨に対応可能です。
夏は暑さを感じるものの、早春や晩秋は防寒用としても着用できます。冬のバイクツーリングにはミドルレイヤーを工夫しましょう。
イージスR013
ワークマンのイージスR013/2.5レイヤーハードシェルジャケットはアウトドア向けのジャケットです。しかし、バイクツーリングではアウターとして便利に使えます。耐水圧は15,000mmで透湿性は3000gと、性能は十分です。
前立てが二重ではありませんので、長時間の雨天走行ではファスナーから浸水する可能性があります。また、細身シルエットですので、プロテクターとの相性も確認しましょう。
イージスR013のおすすめポイント
ワークマンのイージスR013/2.5レイヤーハードシェルジャケットは軽い着心地がおすすめポイント。原付バイクや小型バイクでの完全装備に抵抗を感じるバイク乗りにおすすめです。また、バイクでの通勤や通学でアウターとして着用すれば、急な雨をしのげます。
アウトドア向けですので、キャンプツーリングのアウターにもおすすめです。バイク専用ジャケットはテントサイトでの作業で煩わしさを感じることがあります。
イージスR022
ワークマンのイージスR022/ブリザテックジャケットもアウトドア向けで、バイク向けではありません。止水ファスナーが用いられているものの、前立ては二重ではありませんので、雨天時にバイクで着用するとファスナー部から浸水する可能性があります。
しかし、バイク用のアウターにはおすすめ！おしゃれでありながらスタンダードなデザインは悪目立ちしませんし、フード付きのパーカータイプはツーリング先の風景に馴染みます。
イージスR022のおすすめポイント
ワークマンのイージスR022/ブリザテックレインジャケットは高い透湿性がおすすめポイント。バイクを降りて遊歩道散策をしたりトレッキングをしたりなど、アクティブなバイク乗りにおすすめです。
また、アウトドア向けのレインジャケットをバイクツーリングのアウターにすると、雨の降り始めからレインウェアを着用するまでの間を埋めてくれます。また、アウター兼レインウェアにすれば荷物を減らすのにも有効です。
イージスR017
ワークマンのイージスR017/ガジェットレインジャケットは、タウンユースを想定したアウトドアライクなジャケットです。マウンテンパーカーデザインはバイク乗りに人気がありますし、観光地でのそぞろ歩きでも風景に馴染みます。
耐水圧は10,000mmで透湿性は5,000gと高機能！外側6つ、内側5つ、着脱式収納バッグ1つと、収納スペースは多彩。ウエストバッグやヒップバッグの必要性を感じなくなります。
イージスR017のおすすめポイント
ワークマンのイージスR017/ガジェットレインジャケットは背面のベンチレーションがおすすめポイント。背面のベンチレーションは内部の蒸れを外へ排出してくれますし、走行風でジャケットが膨らむのを抑えてくれます。
背面のベンチレーションはバイク専用ジャケットでも省略されがちですので、バイク乗りにはありがたいですね。袖はバイク向けのデザインになっていませんので、オリジナルの工夫を施しましょう。
イージスR014A
ワークマンのイージスR014A/バッグインレインジャケットはリュックを背負ったまま着用できるレインウェア。ツーリングでの着用には高機能といえませんが、バイクでの通勤や通学でリュックを愛用している人におすすめです。
耐水圧は10,000mmですので、バイクでの通勤や通学の距離にはオーバースペックなくらいの防水性を備えています。透湿性が5,000gと高めなのは、自転車での着用を想定しているためです。
イージスR014Aのおすすめポイント
バッグインタイプには、パンツとセットになったイージスW-7600/バッグイン透湿レインスーツもあります。イージスW-7600のほうがバイク向けで高機能ですが、イージスR014Aはパンツを別売りのものから選べるのがおすすめポイントです。
イージスW-7600は透湿性が2,000gと低いものの、ジャケットは前立てが二重で、フードを折りたたんで襟に格納するタイプ。パンツは靴に雨水が入りにくいデザインです。
ワークマンのイージスをバイクで酷使する！
ワークマン最強説の真意
ワークマンはイージス以外にも、フィールドコアブランドやWMBブランドでバイクでの着用を想定したウェアをリリースしています。
しかし、過酷な環境下でも100%の技が要求される職人さんを支えるのがワークマンの本業。モータージャーナリストをアンバサダー（広告塔）として迎えているものの、作業現場での着用感を優先しているのは事実です。
ワークマンはバイク専用アパレルメーカーではないことを認識しておきましょう。
ワークマンはかつてからバイク乗りに人気
かつてのこと、バイク専用ウェアは上級者にしか許されない雰囲気でしたので、初心者ライダーにとって敷居の高いものでした。また、カジュアルなスタイルでツーリングを楽しめるデザインでもなかったのです。
そこでバイク乗りが着目したのが作業用品。合理的なデザイン、雨に濡れても乾きやすい素材、汚れているくらいのほうがかっこいい雰囲気など、作業用品にはヘビーデューティな魅力があります。
バイクの楽しみ方の変化
バイクをライフスタイルのツールとして楽しむ流れが、ワークマンのイージスを後押ししているのも事実です。
グルメスポットや絶景スポット巡り、ソロキャンプの移動手段、そして小さなバイク旅、そんな場面でも、ワークマンのイージスは気負うことなく着用できます。
ワークマンのイージスは評判が評判を呼び、過熱ぎみの情報が行き交い、ワークマン最強説もささやかれているのが現状です。
バイク乗りにとってのパーフェクトは？
ワークマンのイージスにパーフェクトを求めるバイク乗りの声も見かけます。しかし、ワークマンのイージスはバイク乗りだけのブランドではありません。ワークマンのイージスは釣りを発端としたブランドで、アウトドアでも人気です。
バイク専用のウェアは長い袖や股下が特徴。ワークマンのイージスにはバイクでの着用を想定した製品もありますが、アウトドアでの着心地も考慮して、袖や股下はバイク専用のウェアほど長くありません。
ワークマンのイージスはひとつの選択肢
袖の長いジャケットはキャンプ場での作業で煩わしさを感じます。股下の長いパンツは観光地でのそぞろ歩きで裾を踏みがちです。
バイクに乗る時の快適さを求めるならバイク専用ウェアが最強、バイクで観光やアウトドアを楽しむならワークマンのイージスが最強、それぞれにメリットがあります。
ワークマンのイージスがバイク乗りにとってパーフェクトなウェアになると、私たちは選択肢を失いかねません。
工夫するのもバイクの楽しみ方
ワークマンのイージスをバイク用として着用するには、価値を見いだし、創意工夫をする必要があります。
歩行を想定した袖や股下をどう処理するのか？どんなプロテクターと合わせるのか？そんな試行錯誤をするのもバイクの楽しみ方の一部です。
しかし、ワークマンにバイク乗りの言葉を伝えるのは大切なコト！価格が高くなるのは回避してほしいところですが、バイク向けのイージスが増えたらうれしいですよね。
バイク用のワークマンイージス：まとめ
創意工夫で価値を引き出す
ワークマンのイージスは高機能・高性能・低価格に人気があります。歩行を想定したウェアが多いものの、バイクツーリングで着用できるものも見つかります。ワークマンのイージスはツーリング先の風景にも馴染みやすいので、カジュアルなスタイルを好むバイク乗りにもおすすめです。
しかし、ワークマンの本業は作業用品。ワークマンのイージスに価値を見いだし、創意工夫すれば、バイクツーリングで最強のウェアとなります。
ワークマンが気になる人はこちらをチェック！
ワークマンのパンツや登山用品、新作アイテムもチェックしましょう。流行を追いかけるファストファッションブランドの手触りに疑問を感じたバイク乗りはワークマンへGO！
ワークマンがリリースする製品には確固たる理由があります。その理由とあなたの求めるものが合致すれば、あなたもワークマン男子やワークマン女子です。
バイク乗りがワークマンのイージスを愛用する理由も、実物を手に取れば理解できることでしょう。
ワークマンのパンツ6選！ストレッチ素材でゆったり履けて、動きやすい種類はこれ！
作業服などの職人向きの店「ワークマン」からはカジュアルウェアもたくさん発売されていて、非常に人気があります。今回はワークマンのさまざまなカジ...
最強のコスパ！ワークマンの登山用品人気15選！服もグッズも揃えられて機能性も◎
アウトドアウェアの人気ブランド、ワークマンには幅広い品揃えで男性だけでなく女性にも人気の商品が勢ぞろい。最近は登山用品も豊富な品揃えで話題に...
【2021春夏】ワークマンの新作アイテム10選！通気性抜群でどんなシーンでも快適！
ワークマンの新作アイテムは機能性・デザイン性ともに優れており、幅広い世代から注目を浴びています。屋外レジャーも快適に過ごせる人気アイテムが盛...