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ローカスギアの名作トレッキングポール「CP3」をレビュー!テントのポールにも◎

名作トレッキングポール「ローカスギアCP3」のレビュー記事です。トレッキングポールの必要性や役割、ローカスギアCP3の特徴や注意点、ローカスギアブランドについて詳しくレビューしています。この記事が、少しでも多くの方のお役に立てたら幸いです。
2021年12月24日
kazunori1731
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目次

はじめに

出典先:https://unsplash.com/photos/hHdJNsiCzfI

持ち運びやすさと使いやすさを両立させた、ローカスギアCP3。このトレッキングポールはただ軽いだけでなく、テントやタープテントのポールとして利用できる優れものです。登山やキャンプの荷物をできるだけ減らしたい方にとって、ピッタリの製品と言えるでしょう。

今回は、名作と言われるローカスギアCP3について詳しく知りたい方のために、ローカスギアCP3の特徴や注意点について詳しくレビューしていきます。

ローカスギアについて

出典: https://locusgear.com/items/khafra-hb/

ローカスギアCP3について詳しく知るには、まずは、このアウトドアブランドがどのような会社で、どのようなこだわりをもって製品と向き合っているか理解することが大切です。そのため、ここではローカスギアについて解説していきます。

アウトドアブランド「ローカスギア」

出典: https://locusgear.com/items/djedi-dcf-event-dome/

ローカスギアは、2009年、神奈川県相模原市で創業された日本を代表するアウトドア・ガレージブランドです。テントやタープテントだけでなく、シェルターやトレッキングポールなど、バラエティーに富んた製品を展開しています。

これらの製品は実用性とデザイン性を兼ね備えているのはもちろん、アジア各国や北米などに輸出されていることもあり、国内だけでなく海外からも高い評価を得ているのです。

美しさと頑丈さを兼ね備えた製品

ローカスギアは素材へのこだわりが強く、シェルターなどには、防弾ベストに採用される強靭かつ軽量な素材が使用されています。このアウトドアブランドは、見栄えに目がいきがちですが、質を第一に考えたハイクオリティな製品を開発しているのです。

コアファンも非常に多いローカスギア。一度購入すれば壊れることなく、末永く使い続けられる信頼性があるので、登山やキャンプを楽しみたい方にとって魅力的なアイテムに違いありません。

ローカスギアCP3の3つの特徴

出典: https://locusgear.com/items/cp3/

数々の製品の中でも、名作と言われるローカスギアCP3。シャフトのしなりを利用したテントポールとしての活用、雨や紫外線にも耐えられる丈夫なグリップ、調整しやすいロック式など、さまざまな機能が備わっているのです。

ここでは、ローカスギアCP3のシャフト、ローカスギアCP3のグリップ、ローカスギアCP3のロック式についてレビューしていきます。

①ローカスギアCP3のシャフト

出典: https://locusgear.com/items/cp3/

ローカスギアCP3は、公式サイトでも155gと表記がある通り、もっている感覚がないほどの軽さを誇ります。この軽さの理由は、軽量性に特化した、カーボンファイバーという高価な素材をシャフトに使用しているからです。

また、この素材は軽さに加えて、折れずにしなやかに曲がるという特徴があります。この特徴によって、ローカスギアCP3の荷重に対する強度や、衝撃吸収の効果を高めているのです。

②ローカスギアCP3のグリップ

出典: https://locusgear.com/items/cp3/

EVA素材(エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂)を使用したグリップは、中身を形成している大部分が空気の泡のため、従来のグリップに比べてかなり軽量です。そのため、今までになかった驚きの軽さを実現しています。

また、EVA素材は水や汗にも耐えられるので、雨の時に長時間使用したときや手汗をかいてしまったときでも安心です。しかも、紫外線にも耐えられるので劣化する恐れがありません。

③ローカスギアCP3のロック式

出典: https://locusgear.com/items/cp3/

ローカスギアCP3はレバーロック式のため、指でパチッと外すだけで伸縮します。それだけでなく、フリップロックというプラスティックパーツの付いたネジがあるので、登山中に緩さを感じてもネジ調整が簡単です。

フリップロックを締めるときは、レバーを外した状態でネジを回します。レバーを外さずにネジを回そうとしても、破損してしまったり、指を痛めてしまったりするので注意してください。
 

ローカスギアCP3のテント利用

出典: https://locusgear.com/items/khufu-dcf-b/

ローカスギアCP3は、テントやタープテントの設営に利用できます。トレッキングポールとテントポールの両方を持っていくのは大変です。利用者が大変な思いをしないように、テントやタープテントに併用するよう設計されています。

テント類にはポールが付属されていない

ローカスギアの公式サイトで展開されているテントやタープテントの多くが、ローカスギアCP3の使用を想定して作っています。そのため、テント類のほとんどにポールが付属しておりません。

また、ローカスギアCP3を2本持っていればつなげて長くできるので(別売りのジョイントを購入)、天井が高いテントやタープテントにも対応しているのは助かります。

ローカスギアCP3の使用時の注意点

出典: https://locusgear.com/items/cp3/

ここまで、ローカスギアCP3の素晴らしさをレビューしてきました。軽量素材によって持ち運びやすさを実現しているだけでなく、テントやタープテントのポールできるなど、使い勝手が抜群です。

しかし、素晴らしい特徴ばかりに思えるローカスギアCP3ですが、注意するべき点があるのも忘れてはいけません。ここでは、ローカスギアCP3のストラップの脆弱性、シャフトの抜け落ちリスクについてレビューしていきます。

ローカスギアCP3のストラップ


出典: https://locusgear.com/items/cp3/

ストラップは、握力を消耗しないようにするため、そして地面に押し付けるときのアシストとして取り付けてあります。ストラップを効率的に使うのが、登山するうえで大切なのです。しかし、ローカスギアCP3の場合、ネットでは「ちぎれてしまった」という意見がよく見られます。

ストラップがちぎれないための予防と対策

ローカスギアCP3のストラップに使用している素材は、ポリプロピレンと言われる、軽量で引っ張りに対する耐久力があるものです。丈夫なはずなのですが、軽量化を目指しすぎて薄くしすぎたのかもしれません。

登山している時にちぎれたら一大事です。ローカスギアCP3で登山するときは、正しい握り方をしているかチェックして、不必要に引っ張らないようにしましょう。また、念のため予備のストラップを持っていくのがおすすめです。

ローカスギアCP3のネジ

出典: https://locusgear.com/items/cp3/

ローカスギアCP3は、テントやタープテントのポールに利用できることから、伸縮の調整やジョイントがしやすい設計です。そのため、シュアロック・プラグルといわれる長さを固定するストッパーがついていません。

ローカスギアCP3はストッパーがないので、ネジが緩いと抜けやすくなってしまいます。ネジの締めが甘く、登山中に短くなったり、テントでの就寝中に抜けたら大変です。使用の際は、しっかり固定されているかチェックしましょう。

トレッキングポールとは

出典:https://unsplash.com/photos/zW8NsaUruMU

ローカスギアCP3に興味を持つぐらいですから、すでにトレッキングポールを使ったことがあるかもしれません。トレッキングポールを使えば、上半身の力を借りて登れるので、登り道が楽になります。

また、起伏が激しい山道や不安定な場所でも体を支えたり、急な下りでもブレーキの役割を果たすのです。トレッキングポールがあるだけで、ケガや疲労の予防ができるので、安心して登山を楽しめます。

トレッキングポールの復習

トレッキングポールは、体力に不安がある人や筋力不足な人にとって、救世主的な存在です。ですがそんな救世主も、どんな機能があるのか把握していなくては、使いづらいだけの荷物にすぎません。

そのため、登山を安全に楽しんでもらうためにも、トレッキングポールの役割について復習しておくのが大切です。

トレッキングポールの3つの役割

出典:https://unsplash.com/photos/5mezpWin6T8

ここでは、トレッキングポールの役割について詳しく解説していきます。トレッキングポールの主な役割は、不安定な場所でのバランス保持、腕の力を利用した推進力アップ、着地時の衝撃を緩和して体を守るの3つです。

①不安定な場所でもバランスを保つ


山は舗装された道と違い、標高が上がるほど起伏の激しい道のりや、バランスを崩しやすい足場が多くなります。転倒によるケガを防ぐためにも、トレッキングポールの使用が効果的です。

使用することで、通常なら転倒しそうな場面でも、ポールが自分の体を支えてそれを防いでくれます。不安定な登山道だったり、滑りやすい斜面で大活躍してくれるアイテムです。

②腕の力を利用して推進力アップ

出典:https://unsplash.com/photos/DDEBAl7ULAo

登りは、自分自身の体を持ち上げる動きになるので、全体重を支えている足の疲労はかなりのものです。特に、初心者だと、登山の翌日に足(すねやもも)の筋肉痛がかなり辛くて動けなかったという話をよく聞きます。

ですが、トレッキングポールを使いこなせば腕の力が利用できるので、効率的に登れるようになるのです。また、2点支持から4点支持になるので足にかかる体重も半減、疲労を和らげる効果も得られます。

③着地の衝撃を和らげて体を守る

実は、登山では、登りより降りのほうが大変です。スピードを上げてどんどん降ると膝を痛めてしまうし、勢いよく着地すると足を滑らしてしまいます。分かっていても降りるスピードは増していくので、非常に危険です。

トレッキングポールを活用すれば、ブレーキの役割をしてくれるので、スピードを抑えて降りられます。​​​​また、着地時の衝撃を和らげる効果もあるので、膝や腰の痛みを抑えたい方におすすめです。

まとめ

出典: https://locusgear.com/items/crescent-tarp-lg/

ローカスギアCP3は、ストラップやネジの調整に少し不安があるものの、それを払拭できる満足度の高い製品です。アウトドアを楽しむ機会があるなら、ローカスギアCP3を検討してみてはいかがでしょう。

軽量ですし、なにより、テントやタープテントのポールとして利用できるので荷物も減らせます。ローカスギアCP3は、持ち運びやすさと使いやすさを追求した、ローカスギアの名作トレッキングポールです。

ローカスギアCP3が気になる方はこちらもチェック!

今回はローカスギアCP3に的を絞りレビューしました。ですが、軽量だったり、テントポールとして利用できたりするのはローカスギアCP3だけではありません。以下の記事で軽量トレッキングポールについて、テントポールへの活用についての記事を紹介しているので、是非ご覧ください。