使いやすい防水のビデオカメラが満載!
マリンスポーツや登山などのアウトドアでビデオカメラを使う機会も多くなり、軽量で防水や防塵の機能があるものが人気になっています。国内メーカーだけでなくアメリカや中国などの海外メーカーから多彩な商品が発売中です。
防水ビデオカメラは種類も豊富!
フルハイビジョンや4Kなどの解像度のほか、明暗のコントラストや撮影時間に関係するバッテリーやメモリの容量なども選ぶのに必要な情報です。また、手ブレ補正やズームなどの機能も動画の質を保つのに重要な役割を果たします。
現在は光学設計やデジタル処理が得意な老舗メーカーの防水商品や、ハウジングを使えば水深40mまでの防水ができるビデオカメラなどバリエーションも豊富です。そんな魅力的な防水タイプのビデオカメラを厳選してピックアップしていきます(本記事は2021年6月18日の情報をもとにしました)。
防水ビデオカメラのおすすめ9選!
ここからは具体的に防水性のあるおすすめ商品を取り上げていきます。最初に仕様の概略を述べ、その後で魅力や使い方についてご説明するスタイルです。
一般的なホームビデオのような形状のものから、頭などにつけるウェアラブルなものまで多彩なので、楽しみながらお気に入りを探してみてください。
1:GZ-RX690
防水で話題のビデオカメラはコチラ!
GZ-RX690
メーカー | JVCケンウッド |
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画質 | フルハイビジョン |
光学ズーム | 40倍 |
手ブレ補正 | 電子式 |
重さ | 306g |
サイズ | 幅60mm・高さ59.5mm・奥行128mm |
日本ビクターとケンウッドが合併してできたJVCケンウッドが扱う防水のビデオカメラです。エブリオRというアウトドアを目的としたシリーズの一つで、画質はハイビジョンで、電子式の手ブレ補正も搭載されいてます。
サイズは幅60mm・高さ59.5mm・奥行128mmとコンパクトで、306gほどと軽量なのも扱いやすいポイントです。光学ズームは40倍と野外フェスやバードウォッチングなどでの遠い場所からの撮影にも向いています。カラーはオレンジとブラックで、値段は49800円ほどです。
防水ビデオカメラの強みや使いやすさ
このビデオカメラは本体にWi-Fi機能があり、アプリを使ってスマホなどへ映像を送ることもできます。また、タブレットの画面で確認しながらビデオカメラを遠隔操作できるのも特徴です。
防水はIPX8(潜水)やIPX6(暴噴流)で水深5mで1時間、水深1mで4時間の撮影ができます。また、防塵もIP5X(粉塵で動作を妨げない)とアウトドアでも安心の仕様です。
フルハイビジョンの画質がきれいで、タッチパネルなどの使い勝手がよいなど口コミでも評価が高いビデオカメラになります。
2:GZ-RY980
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GZ-RY980
メーカー | JVCケンウッド |
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画質 | 4K |
光学ズーム | 10倍 |
手ブレ補正 | 電子式 |
重さ | 620g |
サイズ | 幅79mm・高さ76mm・162mm |
JVCケンウッドが扱う4Kの防水型ビデオカメラ、エブリオRシリーズの最上位機種です。防水や防塵は上でご紹介した汎用機・GZ-RX690と同等になります。手ブレはソフトウェアで補正し、スマホなどと連動できるWi-Fiが搭載されているのも便利なところです。
光学式のズームは10倍ほどとスポーツ観戦などにも十分なレベル、幅79mm・高さ76mm・奥行162mmとコンパクトで、620gと軽量のビデオカメラになります。色はブルー系の1色で、値段は69780円ほどと安いのも人気のポイントです。
防水ビデオカメラの強みや使いやすさ
この防水ビデオカメラは高容量のバッテリーを積んでいて、4Kの設定で約4.5時間のムービーがとれます。また、SDカードのスロットが2つあり、2枚で3時間以上の4K動画の記録が可能です(64GBカードの場合)。高精細なだけでなく落ち着いた色調もこのビデオカメラの特徴で、日差しの強い場所でもコントラストのきいた絵がとれます。
シュノーケリングなどの水深5m以下でのマリンスポーツにも最適、アクションカメラと違いズームがきくのが強みと口コミでも評判です。
3:HDR-AS50
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HDR-AS50
メーカー | ソニー |
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画質 | フルハイビジョン |
光学ズーム | なし |
手ブレ補正 | 電子式 |
重さ | 58g |
サイズ | 幅24.2mm・高さ47.0mm・奥行83.0mm |
ソニーから2016年に発売されたフルハイビジョンのロングセラーのビデオカメラです。専用の防水ハウジングが付属し、これを使えば水深60mで連続30分の使用が可能、防塵処理もされています。
衝撃にも強くマイナス10度でも動作するので、過酷な環境のアウトドアにもぴったりです。また、ソニーならではの手ブレ低減のソフトウェアが搭載されているのも特徴になります。幅24.2mm・高さ47.0mm・奥行83.0mmとコンパクトで58gと超軽量なのも売り、21800円ほどの安い値段も評判です。
防水ビデオカメラの強みや使いやすさ
このビデオカメラはモードが多彩です。広角ムービーがとれる「ワイド」とノーマル画角の「ナロー」が選択できるほか、3倍までのデジタルズームもできます。
スリムな形状のため、自転車やバイクにのせたり、スノーボードやダイビングなどで体につけたりと使い方もさまざまです。ほかにもフルハイビジョン画質で1秒間に120フレームのハイスピード撮影や、WATER撮影モードなる水中に特化した機能があるのも魅力になります。
4:DSC-RX0M2
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DSC-RX0M2
メーカー | ソニー |
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画質 | 4K |
光学ズーム | なし |
手ブレ補正 | 電子式 |
重さ | 132g |
サイズ | 幅59.0mm・高さ40.5mm・奥行35.0mm |
ソニーのデジタルカメラの人気シリーズ・サイバーショットのアウトドア向け商品です。IP68相当の防水・防塵機能があり、水深10mまで耐えられるほか、衝撃にも強い仕様になっています。
1.0型の感度の高いイメージセンサや、広角レンズを使った4Kの画質が売りですが、30p(1秒間に30枚)で4時間以上とれるビデオカメラとしても評判です(128GBメモリの場合)。幅59.0mm・高さ40.5mm・奥行35.0mmとコンパクトで132gと軽量、値段は75000円ほどになります。
防水ビデオカメラの強みや使いやすさ
このデジタル機器には本体に三脚ネジ穴があるので、ミニ三脚などに取り付けての撮影が便利です。ソニーオリジナルの手ブレ防止処理によりなめらかな動画が得られるのも強みになります。
また、液晶モニタが上180度・下90度も可動するのも便利なところ、動かしても防塵や防水は保たれるので、水中などでのダイナミックなムービー撮りが可能です。また、4K動画をほかのモバイル機器に転送できる楽しい機能もあります。
5:DC-FT7
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DC-FT7
メーカー | パナソニック |
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画質 | 4K |
光学ズーム | 最大9.0倍 |
手ブレ補正 | 光学式 |
重さ | 319g |
サイズ | 幅116.7mm・高さ76.1mm・奥行37.3mm |
パナソニックが2018年に発売した人気のデジタルカメラ・LUMIXシリーズの防水型製品になります。4Kの静止画だけでなく、ムービーの撮影もできるパナソニックでもユニークなビデオカメラです。
光学ズームは最大9倍で、最大4倍のデジタルズーム機能があります。またサイズは幅116.7mm・高さ76.1mm・奥行37.3mmとコンパクトで319gと軽いのもメリットです。生産は終了していますが、現時点でも購入が可能で商品サイトでも高い評価を得ています。
防水ビデオカメラの強みや使いやすさ
この商品は本体が31mもの防水機能があり、そのままダイビングに使えるのも特徴です。水中は暗いためシャッター速度の低下により手ブレが発生しやすいですが、パナソニック独自のレンズスライド式の手ブレ防止処理により、ピントの合った映像が得られます。
ほかにも解像度のあるビューファインダーや明るい液晶モニタを備えているので、屋外やビーチなどでも視認性が高く、登山やマリンスポーツにもぴったりなビデオカメラです。
6:HERO9・Black
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HERO9・Black
メーカー | ゴープロ |
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画質 | 5K |
光学ズーム | なし |
手ブレ補正 | 電子式 |
重さ | 158g |
サイズ | 幅71.8mm・高さ50.8mm・奥行33.6mm |
アメリカのカリフォルニア州に本社があるゴープロから、昨年末発売になった最新商品です。スポーツに用いられるアイテムとして人気で、5Kの精細なムービーが得られます。
同梱のハウジングとセットで水深40mまでの防水性があり、 ダイビングなどにも最適です。光学ズームは無しで、手ブレはソフトウェアで補正します。サイズは幅71.8mm・高さ50.8mm・奥行33.6mmで158gと軽量、値段は53000円ほどです。
防水ビデオカメラの強みや使いやすさ
ビデオカメラにはダイナミックな動画をとるための多彩な機能を搭載、画面のタッチで1.4倍(2.7Kモード以上)から2倍ズーム(2.7Kモード未満)ができます。また、全ての解像度モードに手ブレ補正機能が対応、「Hyper Smooth3.0」という独自のソフトウェアによりスムーズな動画がとれると評判です。
操作はタッチパネルだけでなく、専用アプリを使えばスマホからもできる仕様で、(スマホの)大きな画面が見やすいとの口コミもあります。
7:オズモ・アクション
防水で話題のビデオカメラはコチラ!
オズモ・アクション
メーカー | DJI |
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画質 | 4K |
光学ズーム | なし |
手ブレ補正 | 電子式 |
重さ | 124g |
サイズ | 幅65mm・高さ42mm・奥行35mm |
中国の広東省(かんとんしょう)に本拠をおく、DJIが2019年に発売した防水のビデオカメラです。DJIは世界的にも有名なドローンメーカーで、搭載するビデオカメラ開発で得られたノウハウが蓄積されています。
防水性は水深11mなので、ダイビングなどに利用する場合は専用のハウジングの購入がおすすめです。レンズは145度の広角でフレームから外れる心配なく動画がとれます。幅65mm・高さ42mm・奥行35mmとコンパクトで124gと軽量、32180円ほどと安いのも人気点です。
防水ビデオカメラの強みや使いやすさ
ビデオカメラの機能は比較的シンプルでセッティングが直感的にできます。明るさやモードのセットをあらかじめ設定できるので、ワンタッチで動画を撮り始められるのも便利なところです。
また、スポーツなどでの激しい動作でも「ロックステディ」という手ブレ対応のソフトウェアによりなめらかな映像が得られます。ほかにも、HDRモードという屋内外などでの明暗の切り替えがスムーズになる手法や、パラパラまんがをつくるタイムラプスなどのしくみが満載です。
8:ONE・X2
防水で話題のビデオカメラはコチラ!
ONE・X2
メーカー | Insta360 |
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画質 | 5.7K |
光学ズーム | なし |
手ブレ補正 | 電子式 |
重さ | 107g |
サイズ | 幅46.2mm・高さ113mm・奥行29.8mm |
Insta360から昨年(2020年)末に発売になった防水ができる最新型のビデオカメラになります。Insta360とは、DJIと同じく中国広東省の深セン市にあるArashi・Vision社のカメラブランドです。
360度の全方位の映像が得られることが特徴で、5.7Kという高画質もセールスポイントになります。ハウジングなしでも10m防水で、専用ケースを使えば水深45mでも性能が変わらない仕様です。サイズは幅46.2mm・高さ113mm・奥行29.8mmの手のひらサイズで107gと軽いのも人気点、値段は51000円ほどになります。
防水ビデオカメラの強みや使いやすさ
この防水ビデオカメラは正面と背面に1枚ずつレンズがあり、両方を使って360度の映像をつくるしくみです。「FlowState」という独自のブレ防止処理が両方のレンズからの映像を利用し、動画をなめらかにしてくれます。
また、ビデオカメラを斜めに構えてしまったときもこの補正機能が働き、自動で水平を保ってくれるのも便利なところです。ほかにも、片側レンズのみで撮影したり、SNSでライブ配信したりと多彩な遊び方ができます。
9:MOVIO・M1034K
防水で話題のビデオカメラはコチラ!
MOVIO・M1034K
メーカー | ナガオカトレーディング |
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画質 | 4K |
光学ズーム | なし |
手ブレ補正 | なし |
重さ | 56g |
サイズ | 幅59mm・高さ41mm・奥行25mm |
ナガオカトレーディングが扱う防水性のあるビデオカメラとなります。レコード針で有名なナガオカの製品なども扱う会社で、この商品は2018年に発売されたものです。ソニー製の高精細センサーの搭載で4Kの画質があり、レンズは170度ほどの広角になります。
透明な防水ケースが付属しバッテリーはUSBで充電式、microSDカードは別売りになります。サイズは幅59mm・高さ41mm・奥行25mmで重さは56gほど、5500程度と取り上げた中で最も安い商品です。
防水ビデオカメラの強みや使いやすさ
小型のビデオカメラですが背面には2インチのモニタを完備、視認性もよく設定もしやすくなっています。ハイビジョン撮影で90分ほどの動画がとれるので、ちょっとした屋外撮影にも便利です。
また、Wi-Fi機能もありスマホでの動画生成やダウンロードもできます。手ブレの補正はないので、バイクや自転車など緩やかな動作での撮影に最適、初めて防水型にチャレンジする機種としてもちょうどよい商品です。
防水ビデオカメラの比較表
商品 | |||||||||
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商品名 | GZ-RX690 | GZ-RY980 | HDR-AS50 | DSC-RX0M2 | DC-FT7 | HERO9・Black | オズモ・アクション | ONE・X2 | MOVIO・M1034K |
メーカー | JVCケンウッド | JVCケンウッド | ソニー | ソニー | パナソニック | ゴープロ | DJI | Insta360 | ナガオカトレーディング |
画質 | フルハイビジョン | 4K | フルハイビジョン | 4K | 4K | 5K | 4K | 5.7K | 4K |
光学ズーム | 40倍 | 10倍 | なし | なし | 最大9.0倍 | なし | なし | なし | なし |
手ブレ補正 | 電子式 | 電子式 | 電子式 | 電子式 | 光学式 | 電子式 | 電子式 | 電子式 | なし |
重さ | 306g | 620g | 58g | 132g | 319g | 158g | 124g | 107g | 56g |
サイズ | 幅60mm・高さ59.5mm・奥行128mm | 幅79mm・高さ76mm・162mm | 幅24.2mm・高さ47.0mm・奥行83.0mm | 幅59.0mm・高さ40.5mm・奥行35.0mm | 幅116.7mm・高さ76.1mm・奥行37.3mm | 幅71.8mm・高さ50.8mm・奥行33.6mm | 幅65mm・高さ42mm・奥行35mm | 幅46.2mm・高さ113mm・奥行29.8mm | 幅59mm・高さ41mm・奥行25mm |
商品リンク |
ここまでピックアップしてきた防水対応のビデオカメラを一覧にしました。画質や重さ、サイズなどを比較しながら選べるようになっています。画質はフルハイビジョンや4Kだけでなく、5K以上まであり、スポーツ向け商品の大きさは手のひらに収まるほどコンパクトです。
防水・防塵のレベルや光学ズームやブレ防止などの有無などにより、価格は5000円ほどから80000円超えまで幅広いラインナップがあります。お気に入りのビデオカメラがありましたら、商品サイトで詳細な仕様をご確認ください。
防水のビデオカメラでアウトドアを満喫!
防水型のビデオカメラのおすすめ商品をピックアップしてきました。ソニーの「HDR-AS50」は光学製品を扱うメーカーならではの、さまざまな補正機能が埋め込まれたベストセラーでした。
ゴープロの「HERO9・Black」は話題のシリーズの最新版、水深40mの防水性だけでなく強力な手ブレ対策も強みになります。また、防水ビデオカメラの入門にはナガオカの「MOVIO・M1034K」も候補の一つです。魅力的なビデオカメラを入手して、迫力のあるムービー撮影をお楽しみください。
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