検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

雨でも快適、靴用防水スプレー使い方講座!素材別の注意点や乾かす時間なども解説!

革靴スニーカーなど種類と履く頻度に関わらず靴には防水スプレーをしておくと長持ちします。スプレー式なので使い方も簡単。今回は効果的な防水スプレーの使い方とともに乾かす時間や頻度などの注意点も解説していきましょう。防水スプレーの選び方ややり方にこまった方必見です。
2021年7月16日
佐藤3
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

この記事で紹介しているアイテム

はじめに:汚れも防ぐ防水スプレー使い方

防水スプレーは靴の種類で使い方を変える

Photo byJustcreativestock

お気に入りの靴は防水スプレーをしておくと防水だけでなく汚れもつきにくくなって長く美しく履くことができます。靴の素材にも種類があるように防水スプレーにも靴の素材や仕上がり感で選べる種類があるのはご存知でしたか?

靴を新しく買ったらまずは汚れや水から大切な靴を守ってくれる防水スプレーをしておく習慣を付けるのがおすすめです。

効果的な防水スプレーの使い方解説

靴によっては防水スプレーの選び方を間違えると足が蒸れやすくなったり、つやが無くなる・色が変わるなどということも。最悪色落ちしてまだらになって外に履いていけなくなってしまう場合もあります。

今回はそんな失敗を防ぐため、靴の素材別に汚れや水分をはじく効果的な防水スプレーの種類やそのやり方について解説していきます。

まずは防水スプレーの種類をチェック!

それでは最初は靴用の防水スプレーの種類とその一般的な効果についてご説明します。中には撥水スプレーと表記されているものもありますが防水としても遜色ないくらい水をはじき汚れを防ぐ効果の高いスプレーもあります。

使用できる素材などパッケージ表記の確認は大切ですが、他の方の使用例などレビューをしっかり事前準備としてチェックしたり店員さんに相談したりという購入時の注意も必要です。

防水スプレーの種類1.

シリコン系統防水スプレー

現在日本で製造販売されている靴用の防水スプレーの大半がフッ素系の防水スプレーとなっています。こちらのネバーウェットネオはアメリカ製の強力撥水スプレー。撥水といってもかなり強力で防水スプレーとしても充分使える強さです。

防水スプレーの系統の選び方はズバリ!靴の素材によって換えます。フッ素系は布製品の防水・撥水に優れているためスニーカーや子ども用ズックや上履きなどの防水・防汚に特化した商品です。

シリコン系防水スプレーの特徴

靴の表面にシリコン皮膜を作り手軽につかえて確実な効果がある防水スプレーとして、古くから人気があるのがシリコン系の防水スプレーの特徴です。

製品によって差はありますが速乾性の高い商品が多く、出掛けの天気によってシュッとひとふき。乾かす時間がそれほどかからないため当日の朝でも使うことのできる手軽さも人気となっています。

防水スプレーの種類2.

フッ素系統防水スプレー

アメダス 防水スプレー

出典:楽天

フッ素系の防水スプレーも最近はABCマートなどの靴屋にいくといろいろな種類を見つけることができるようになりました。その中でも特に人気が高いのはコロンブスのアメダスです。コロンブスは歴史もある靴クリームなど革靴を中心とした靴のメンテナンス製品メーカーの大手。

革靴の防水スプレーならアメダスがおすすめ

アメダスは輸入品と比較して輸送コストがかからない分リーズナブルな価格で専用メーカーの高品質の防水スプレーが手に入るため、非常に人気の高いブランドであり商品です。主に革靴を中心とした靴の防水スプレーとして使用されていますが布製品にも使用可能なものもあります。

フッ素系防水スプレーの特徴


フッ素系の防水スプレーは乾かす時間が長いものがほとんど。基本的に使用する前日に防水スプレーをして24時間以降に履いて外出というのが流れとなります。

ただしその効果は防水スプレーと対極であった通気性との両面の効果を発揮するものとして、近年注目を集め蒸れにくい防水スプレーとして一般的な地位を確保た製品です。

素材別に紹介!防水スプレーの効果的な使い方

防水スプレーを使いたい靴の素材に合わせたやり方やスプレー種類の選び方はとても重要です。それというのも防水スプレーは靴の表面に膜を作ることで水や汚れを防ぐため。また足が蒸れやすいという人は通気性についてもチェックが必要となるでしょう。防水スプレーの上手な使い方を解説していきます。

防水スプレーを使う前の準備

防水スプレー以外のあると便利なもの

Photo bykalhh

靴に防水スプレーを使用するとき手に付くのが嫌という方は下に敷く・靴の内側にスプレーをしないよう丸めて中に入れるという目的で古新聞はとても役に立つアイテムです。

このほか防水スプレーの使い方の前にある程度汚れを落としておく必要もあるため、メンテナンス用の靴ブラシもご用意ください。スニーカーなどは一度洗ってしっかり乾燥させてからスプレーしたいので靴洗剤もあるといいですね。

革靴への防水スプレーの使い方

革靴に使う防水スプレーの種類

Photo bylegitagram

防水スプレーをされる場合が多い革靴には特に防水スプレーの種類選びは慎重に。おすすめは通気性を重視したフッ素系のスプレーの使用です。また靴用とされているものの中には革の栄養剤が入っているものも。

これらは靴の色を変えてしまうおそれがあるため、まずは目立たない部分に吹き付け乾燥させ変色がないか確認してから使ってください。

使い方1.

革靴の場合は特に靴の内側にスプレーしないよう気をつけて作業します。新聞紙を丸めて中に入れる方法は確実でおすすめ。屋外の地面やベランダの床などに薬剤がつかないようシートや新聞紙などを敷いた上に靴をセットして準備します。

使い方2.

スプレーする前に必ず風向きをチェックしてください。自分ができるだけ吸い込まないよう革靴は必ず口よりも下の位置に置く・吹き付けるものよりも風上に立つのが防水スプレーの使い方のコツです。

使い方3.

早速スプレーしていきますが長時間同じ場所に吹き付けるのは避けましょう。ポイントは薄く均等に。

特に新品ではじめて防水スプレー加工をするときは、一度で仕上げようとせず乾かしてもう一度スプレーするという重ね塗りで表面の膜を作る方法が失敗しづらいやり方です。

使い方4.

ほとんどに革靴+防水スプレーは3の使い方で乾いたら完成ですが、中には薬剤が白く残ってしまう場合があります。特に革靴では目立つため乾かした後にタオルや柔らかい布で乾拭きすることで、白い膜を落として美しく仕上げることができるでしょう。

スニーカーの防水スプレー使い方

スニーカーに使う防水スプレーの種類


Photo byOpenClipart-Vectors

スニーカーは革のものは革用の防水スプレーを。布製のスニーカーは布製と書かれた防水スプレーを使うのが基本の選び方です。布製ならシリコンでもフッ素でもどちらでも使うことができますが、革スニーカーの場合は革靴と同様でフッ素系の防水スプレーでおこないます。

使い方1.

革靴でも一部ありますが、靴紐の付いている場合が多いスニーカーへの使い方はまずこれらの紐を取り外すところからはじめます。この目的は紐のホールや裏側のベロの部分にもしっかり防水スプレーを使いたいためです。

使い方2.

立ち位置や靴と自分の位置関係については革靴と同じ。防水スプレーを2-30cm離れた場所から軽く噴霧し、とくにシューホールの下に隠れがちなベロは少し表面の布を手でめくりながらスプレーしてください。

エナメル靴の防水スプレー使い方は?

エナメル靴の防水スプレーはどうするか

Photo byMabelAmber

光沢が長く続くエナメルなど合成皮革の靴。もともとこのような靴は防水性が高いのでそれほどスプレーの必要性はないのですが、あえてメンテナンスをしたいという方は必ずエナメル用と書かれた防水スプレーをお選びください。

やり方は革靴と同じだが

ただし防水スプレーの成分によっては着色している染料が溶けて変色してしまうことがあります。大切な靴である場合はまずは目立たない部分で色落ちや溶け具合を確認してから全体に使用するようにしてください。

革靴や頻度は?防水スプレーの使い方注意点

防水スプレーの使い方注意点1.

室内では使わない

使い方の特徴として長時間噴霧することになる防水スプレーは、ほかのエアゾール製品よりも吸い込む確率が上がってしまいます。呼吸器系の障害を防ぐ意味でも必ず屋外での使用をしましょう。

室内で使ってしまうのと自分だけでなく家族やペットの健康も害してしまうことにも。使用場所は屋外でできるだけ風通しのよい風上の位置で作業するようにしてください。

防水スプレーの使い方注意点2.

乾かす時間は大切

フリー写真素材ぱくたそ

防水スプレーの種類によって使い方も変わってきます。特にフッ素系の防水の場合は乾かす時間がとても重要です。ある程度の時間を経過してはじめて本来の防水や撥水効果を発揮するものが多いためとなっています。

フッ素だけでなくシリコン系の防水スプレーに関しても必ず乾かす時間は事前に確認して、充分時間的な余裕を持って作業できる使い方を心がけてください。

防水スプレーの使い方注意点3.


雨の日の使い方は難しい

Photo byJillWellington

靴の乾燥具合も大切ですが、雨の日のような湿度の高い時には防水スプレーの使い方難易度があがります。それというのも防水スプレーというのは空気中の水分を吸い込んで結晶化・表面に膜を作るという化学反応を利用して防水するものだからです。

湿度が高いと早く結晶化がおこってしまい、ムラになる・白っぽくなってしまうという失敗がおこりやすいため、防水スプレーの使い方初心者の方にはおすすめできません。

防水スプレーの使い方注意点4.

防水スプレーを使う頻度

Photo byFree-Photos

次に頻度ですがこれは人によって変わってきます。もちろん新品の時に防水スプレーを使っておくというのはどのようなケースでもおすすめできる使い方。

そのあとは履くたびに毎回という方もいれば、1ヶ月に1度で充分という感想を持たれる方もいらっしゃいます。

目安として週に1度の頻度からはじめる

使用する防水スプレーの効果の持続時間にも影響されますので、目安として1週間に1度の頻度でおこない防水力が足りなければ頻度をもっと頻繁に、充分という方はもう少し間をあけたり、週いちペースを持続するなど自分好みに調整してみてください。

まとめ:防水スプレーの上手な使い方

素材に合った防水スプレーの使い方を

Photo byDarbagan

今回は革靴やスニーカーなど素材に合わせた種類の選び方と使い方の2本立てで解説してきました。主に通気性の問題で防水スプレーを使い分ける必要がでてきます。

いつも使用している防水スプレーの仕上がりにしっくりこないという方は、別の種類に一度変更してためし履きしてみるのもよい方法です。

使い方が気になる方はこちらもチェック

今回は防水スプレーの種類や使い方について解説してきましたが、暮らしーのではこのほかにもアウトドアで役立つクッカーの使い方や、登山での安全には必須なザイルの使い方などさまざまなグッズ・アイテムの使い方の記事をご用意しています。