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ベランダの防水工事は一般人でもできる!自分でやれる適切なリフォーム方法をご紹介!

ベランダ防水工事を、自分で施工してみませんか。DIYでできるベランダ防水工事の施工方法や、必要になる材料などについて解説します。ベランダの防水工事DIYのビギナーでも、チェックすればきっと施工させることができるでしょう。
2021年7月3日
ユウキ
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この記事で紹介しているアイテム

ロックペイント床 防滑タイプ

ニッペ 水性ベランダ・屋上床用防水遮熱塗料

タイセイ ファストフラッシュシート

ベランダの防水はDIYでもできる

工法を学べば自分でもできる

ベランダは劣化することで水漏れが起きやすい場所です。自分でベランダの防水工事をしたいと考えている人も多いかもしれませんが、自分にはハードルが高いと感じているのではないでしょうか。

実はベランダの防水工事は適切な手順を踏むことで自分でもDIYで施工ができるのです。ただ、ベランダの防水工事を成功させるには、適切な工事方法や材料などを理解する必要があります。自分でベランダの防水工事を行うメリットは多いので、ぜひ調整してみましょう。

ベランダの防水をDIYで行うメリット

防水工事の価格を安く抑えられる

ベランダの防水工事を自分で行う最大のメリットは、やはり工事価格を安く抑えられることでしょう。大まかな目安として、専門業者に依頼するよりも5割ほど安く工事を行うこともできます。業者によっては目安ですが、最大8割も安く工事を行うことも可能です。

これほど安く工事ができる理由は、施工代金、つまり施工手間自体を自分で行うからです。安く材料を入手することができれば、さらに安く工事を行うことができるでしょう。

他の人を自宅に入れる必要がない

また、工事業者を自宅に入れる必要がないこともメリットではないでしょうか。方法にもよりますが、一般的にベランダの防水工事を行う場合は、外からではなく家の中から工事を行うことになります。

また、一般的に家の中に工事業者が入ることにより、家の中を見られたりトイレを貸すことにもなるでしょう。そのために家の掃除などを事前にしておかなければならないというわずらわしさを感じないのも、ベランダの防水工事をDIYで行うメリットではないでしょうか。

施工業者に騙されるような心配がない

ベランダの防水工事の一般的な施工金額の目安を知っていますか。多くの人は、目安としてもどのくらいの工事価格が必要なのかイメージできないでしょう。つまり、場合によっては施工業者に金額を騙される可能性があるのです。

しかし、ベランダの防水工事を自分で工事すれば、こうしたリスクを回避することができるでしょう。材料においても自分で調達をしますので、手間はかかりますが、金額においては間違いなく安心できます。

ベランダ防水工事のデメリットも知っておく

耐久性が低くなる可能背がある

ベランダの防水工事のデメリットも知っておけば、失敗を防ぐことができるかもしれません。デメリットとして、やはり何年も持つような業者レベルの施工ができない可能性があります。プロの施工はどうしても高価ですが、価格相当の良さも当然あるでしょう。

業者と同等レベルの施工能力を発揮することは、DIYではかなり難しいです。しかし、手順をしっかりと守ることでプロ同等に近い施工も可能なため、こうした失敗を防ぐためには材料手順はしっかり守りましょう。

防水層の施工は困難

防水層とは、ベランダの防水施工部で一番下に当たる層です。この防水層が最終的な雨漏りを防いでくれていますが、この防水層はDIYでは施工は困難だと考えておきましょう。実は防水層の施工は専門的な知識が必要になるのです。

つまり、プロでなければこの防水層は施工することがかなり困難だということだと言えます。プライマー塗装やトップコート塗装などは自分でDIY施工ができますが、防水層の塗装はできないことを理解しておきましょう。

アフターケアを受けることができない

もし、DIYでベランダの防水工事を行って結果的に雨漏りが直らなった場合、プロに依頼をすればかなりの費用を請求されることになるでしょう。つまり、DIYの場合はプロによるアフターケアを受けることができないということです。

しかも現在のDIY施工を一度全て撤去して再度施工しなければならないため、費用はさらに膨らみます。こうしたリスクが発生する可能性があることを知っておくことが大切でしょう。しかし成功すれば驚くほど安く仕上げるとができます。


ベランダの防水工事の方法は3種類

1:ウレタン防水

ベランダの防水工事は大きくわけて3種類あります。予算や自分の施工レベルに最適な施工方法を選びましょう。3種類うちの1種類目はウレタン防水です。ウレタン塗装を塗るという作業のため、シートを貼るよりも簡単でしょう。

また、このウレタン塗装は安いというメリットもあります。3種類の施工方法の中でもビギナー用の方法のため、手間もかからずおすすめです。ただし、3種類の工事の中でも塗装ムラにより見た目が悪くなるというデメリットもあります。

2:FRP防水

3種類の工事方法の中でも中間レベルに位置するFRP防水は、一般的に耐久性をあげるために行われる工事方法です。目安としてウレタン塗装よりも倍以上の耐久性があると考えて問題ありません。また、細かい部分にも施工できるメリットもあります。

しかし、耐久性が高い代わりに価格が高いという面もあるでしょう。手間がかからず工事方法としてはビギナーにはおすすめですが、価格が高いためより長期的な耐久性を求めたいときには選んでみてください。

3:ウレタンシート防水

3種類の工事方法の中でも一般的にかなり安い価格で施工できるのがウレタンシート防水です。ウレタン塗装やFRPと比べれば目安として3割ほどは安く工事を行うことができるでしょう。ただし、ウレタンシートは劣化により形状が変わります。

ベランダは日中は熱を受けやすいため、どうしても形状が変わってしまうのです。また、何年も耐えることができる耐久性はありますが、一度穴が開いてしまうと全てのウレタンシートを交換する必要があるできるでしょう。

ベランダの防水工事で必要なアイテム

防水用の材料

まずは防水工事用の材料を揃えましょう。塗装施工にする場合は、その専用塗料だけではく下塗り塗料や塗装用のローラーなども揃えておくことが重要です。この材料によって防水の耐久性や工事方法などが決まります。

そのため、この防水用の材料選びは慎重に行うことが一般的です。何年も防水性能を持たせるためにも、耐久性を意識した防水用の材料をじっくりと検討して選びましょう。そうすれば安心できます。

スクレーパー

防水工事を行う前には、現在のベランダの防水用の材料を除去する必要もあります。ウレタンシートなどが貼ってあった場合は、そのウレタンシートを剥がして綺麗にする必要があるのです。そのために、スクレーパーを準備しておきましょう。

ウレタンシートを貼る場合は、古いウレタンシートにより形状が変形しやすくなります。また、塗料を塗る場合でも古いウレタンシートと一緒に耐久性が悪化して剥がれやすくなるのです。スクレーパーは必ず準備しておきましょう。

養生テープ

養生テープは塗装作業を行うときに、他の箇所に塗料が付かないために準備しておきます。バルコニーを綺麗に使いたい場合、防水工事後の見た目も気になるはずです。綺麗にリフォームをしたという満足感を得るためにも、養生はしっかりと行っておきましょう。

養生テープは屋外用の物であれば、どのようなテープでも問題ありません。また、しっかりと養生をしておけば塗装の手間もかなり楽になりますので安心です。適切な施工のためも準備しておきましょう。

ベランダの防水工事の手順

まずは下地処理

ベランダ、バルコニーの防水工事を行う場合は、まずは下地処理を行います。下地処理は、ベランダの防水工事の耐久性を何年も持たせるための重要な施工になりますので、しっかりと行っておきましょう。

スクレーパーなどを使い、かなり強めにベランダの表面を削ります。古い塗料やシートなどをできる限り剥がしておきましょう。そして、さらに耐久性を何年も得られるように、削りカスは完全に除去しておきます。紹介した3種類の工事とも、この下地処理は必ず必要です。

水洗いを行う


完全に下地が現れたら、水洗いを行っておきましょう。これも耐久性が何年も得られる重要な施工手順です。高圧洗浄機があれば安心ですが、ない場合でも隅々まで時間をかけて洗浄しておくことをおすすめします。

ベランダ、バルコニーの水洗いが終わったら、しっかりと表面を乾かしましょう。この乾燥も、一般的に耐久性を何年も得られる重要な工程です。天気がよく、乾燥している時期を見計らってベランダの防水工事を行う方がいいかもしれません。

プライマー塗装

下地が綺麗になったら、プライマー塗装を行いましょう。プライマー塗装は、トップコート塗装の食いつきがよくなりますので、何年も持つ防水性能を得られます。プライマー塗装は目安として2回ほど塗布しておきましょう。

適切なプライマー塗装は、1度目は薄めに塗り、2度目は少し厚さを設けて塗ることです。手間はかかりますが、2回塗装することで、より何年も持つ耐久性を得られますので、適切なプライマー塗装技術を身に着けておきましょう。

トップコート塗装

表面が適切に乾燥したら、次にトップコート塗装を行います。トップコート塗装には、ウレタンが使われることが一般的です。トップコート塗装は、2回塗るのが一般的です。実はトップコート塗装は厚塗りはできないようになっています。

適切な塗装の厚みを出すには、2回に分けてトップコート塗装を行うことが一般的な方法なのです。一度塗布した後は、目安として2時間は間隔をあけましょう。そうすれば、トップコート塗装だけでもかなりの耐久性を得られます。

防水シートは接着剤を使用

塗装による防水ではなく、防水シートによりベランダの防水工事を行う場合は、プライマー塗装の後に接着剤を塗布してシートを貼っていきます。ベランダの形状が複雑な場合は、一度に接着するのではなく、部分的に徐々に広げていきましょう。

ベランダの形状にもよりますが、慣れればシート防水工事も楽に行えます。シワがよってしまうと適切な能力が発揮できず、何年も耐久性のある施工になりませんので、シワだけは注意して施工しましょう。

ベランダ防水工事をDIYでの費用と工期

おおまかなDIY施工の費用

ベランダのDIY防水工事を行った場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。紹介した3種類の施工方法にもよりますが、目安として一般的に10万円以下で済ませることができます。これは目安として4平方メートルのベランダを想定しましょう。

当然、これよりも広くなればから費用がかさんできますが、業者の手間代金と比べればはるかに安いです。ベランダの防水工事はリフォームの中でもはっきりと効果が現れます。3種類の施工方法を検討してトライしてみましょう。

おおまかなDIY施工の工期

では工期はどのくらいかかるでしょうか。これもあくまでも目安ですが、適切な手順で施工した場合は3日もあれば完成させることができるでしょう。しかし、4平方メートルよりも広いベランダ、さらにはベランダの形状によっても工期は変わります。

また、塗料がなかなか乾かないこともあり、梅雨時期などは倍の期間を目安として考えておきましょう。また、トップコート塗装は時間をかけて乾燥させる必要があるため、梅雨時期はの場合は時間がかかります。

ベランダの防水工事をDIYで行う注意点

塗装は湿度を意識して施工する

ベランダの防水工事で最も重要なのは、塗装の乾燥です。何年も耐久性を出すためには、できるだけ湿度が低い日に施工をすれば、塗装の乾燥は適切に進んでいきます。また、同時に気温も重要なポイントになるでしょう。

塗料によっては乾燥に必要な時間や気温、さらには湿度を明記したタイプもあります。何年も耐えることができるベランダの防水工事が完成すれば、長く安心して住める家になりますので、こうした注意点は必ず守るように心がけましょう。

風向きも意識して施工する

紹介した3種類の施工方法で、トップコート塗装をする場合は、近隣の悪臭対策も意識しましょう。トップコート塗装の塗料は、かなり強い悪臭がします。そのため、風向きによっては近所迷惑になる可能性があるのです。

風向きを意識して施工するか、風が少ない日を選んで施工すれば安心でしょう。また、適切に養生を行えば、塗料の臭いが飛散しませんので、必要であればしっかりと養生をしておけば安心です。計画的にスケジュールを組んで施工するようにしましょう。

おすすめのベランダ防水材料3選

1:ロックペイント床・ベランダ用防水 防滑タイプ


この塗料は水性のため、臭いがきつくなくベランダの防水DIY施工でも近所に迷惑はかかりにくいでしょう。また、コンクリートへの密着性が高いため、ベランダ防水工事がビギナーでも施工する可能性が高いと言えます。

耐水性にも耐候性、さらには紫外線にも強い塗料のため、長期的な防水能力を求めたいときにもこの塗料はおすすめです。比較的安い価格で購入できますので、気になる人はぜひ購入してみてください。

ロックペイント床 防滑タイプ

出典:楽天
容量21㎏
カラーブラウン、グレー、モスグリーン

2:ニッペ 水性ベランダ・屋上床用防水遮熱塗料

屋上の熱が気になる場合は、この塗料を選んでみましょう。ベランダは住んでいる地域にもよりますが、日中はかなり高い熱が発生することがあります。熱によりせっかくのベランダ防水能力も低下してしまう可能性があるのです。

そうした不安がある場合は、この塗料を使ってみてください。また、5パーセントほどであれば水で薄めて使うこともできます。塗料が硬すぎて使い辛いときには、適量を水で薄めて使えば、スピーディーな施工が可能になるでしょう。

ニッペ 水性ベランダ・屋上床用防水遮熱塗料

出典:楽天
容量14㎏
乾燥時間夏(30℃):約1時間 、冬(10℃):約4時間
塗り面積目安18~22平米(2回)

3:タイセイ ファストフラッシュシート

このベランダ防水シートは高価なシートですが、プロも使用していますので、完成の仕上がりがとても綺麗になります。さらには耐久性がかなり高いため、何年も優れた防水機能を維持することができるでしょう。

そしてこのベランダ防水シートは施工も簡単に行えます。厚みがありシワがよりにくく、さらにはコンクリート面に吸い付くうようになるため、とても楽にベランダ防水工事が行えるでしょう。価格以上の良さを実感できますので、ぜひ選んでみてください。

タイセイ ファストフラッシュシート

出典:楽天
サイズ56cm×5m
カラーグレー

防水工事で快適なベランダにしよう

計画的に施工すればきっと成功する

紹介した3種類の施工方法、そしてベランダ防水工事に必要な材料をしっかりと整えば、プロのような施工に近づけることは可能です。少しでも失敗を防ぐためにも、必ず時間をかけてベランダ防水工事の計画を立てることをおすすめします。

また、紹介した施工方法や材料、さらには注意点をもう一度確認してください。自分で施工をして成功すれば、次の施工も自分で行えるためぜひ、DIY能力を高めるためにもベランダ防水工事に挑戦してみましょう。

ベランダのガーデニングが気になる方はこちらをチェック!

ベランダでガーデニングをしてみませんか。ガーデニングをしてみたいけれども、広い庭がないときには、この記事で紹介されている素敵なベランダガーデンに挑戦してみましょう。