TOMOUNT パップテント
TOMOUNTのパップテントを紹介
パップテントとは
パップテントとは軍隊が使っている特殊なテントです。一般的なテントと大きく異なり兵士がそれぞれ生地を持っていて2枚合わせることで一組のテントになるものもあります。そのため一般的なテント使い勝手が異なり、初心者には少し使いにくいテントになります。
今回紹介するTOMOUNTパップテントはポーランド軍のテントを模した形状でギアです。バンドックなどのブランドからも発売され近年非常に人気のあるテントになります。本記事の情報は2021年7月現時点のものになります。
TOMOUNTとは
TOMOUNTはAmazonで購入可能な新進気鋭のアウトドアブランドです。今回紹介するパップテントだけではなくワンポールテントやドームテントなどさまざまなテントを発売しています。また、テント類だけではなくアウトドアベッドやテーブルなども発売しているブランドです。
通販でしか購入できませんが、日本で言うところのキャプテンスタッグやDODのように幅広くアイテムを販売していて評価の高いアイテムがたくさんあります。
TOMOUNTのパップテントの基本情報
TOMOUNT パップテント
TOMOUNTのパップテントは化繊のモデルとTC素材のモデルがあります。現在は化繊モデルのパップテントは取り扱われていません。
TOMOUNTのテントはポーランド軍幕(パップテント)を模した形状になっていてフライシートとインナーのダブルウォールテントです。標準で付属するインナーはメッシュインナーになっていて通気性の高い生地になっていて夏キャンプにおすすめになります。
キャンプに人気のカラー
TOMOUNTのパップテントは購入するタイミングで少しカラーやデザインが異なります。大きく分けると3つのカラーがありスカート部分が濃い茶色に本体が茶色のモデル、スカートを含む全体が白っぽいアイボリーのようなモデルの2種類と現行モデルのキャラメル色です。
キャラメル色はスカート部分がベージュに近い色合いになり、本体部分がキャラメル色になりカラーバリエーションが比較的多いテントになります。
TOMOUNTのパップテントのサイズ
TOMOUNTのパップテント使用時のサイズは360×200×115cmです。インナーサイズは、210×85×100cmのソロ用のサイズとなり横幅が85cmありますが、パップテントは三角形になるため壁際になると高さが低くなっているため実際使える奥行きは広くはなくソロキャンプ向けサイズになります。
収納サイズは50×20×20cmになり比較的コンパクトになり、携帯しやすいサイズ感です。
TOMOUNTのテントの重量
TOMOUNTのテントはTC素材を使っているためソロ用のドームテントの重量と比べると5.7kgと重たいです。フレームの材質はジュラルミンになっていて軽さと強度を両立した素材が使われています。
TC素材とは、軽量なポリエステル生地と綿(コットン)を使った混紡素材で綿が持つ耐火性(焚き火の火の粉で穴があきにくい)や通気性などの機能とポリエステルがもつ速乾性や軽さなどをいいとこ取りしたバランスのいい生地で人気です。
重量について
綿(コットン)を使うとポリエステルなどの化繊にはない通気性などの機能がありますが、綿は重たくなり携帯性が下がります。TOMOUNTのパップテントは軽量な化繊との混紡になっているためソロ用のテントとしては重たいですが、綿だけしか使っていないテントと比べると重量は軽いです。
TOMOUNTOのテントの防水性
TOMOUNTのパップテントは素材がTCです。TCは綿が持つ特性を維持するためにポリエステルやナイロン生地のテントのような防水加工は施されていないため耐水圧は300mm程度になります。本品も明確な耐水圧の記載はなく、強い雨に長時間打たれ場合生地が濡れてくることがありますが、雨漏りすることは少ないでしょう。
TC素材は水を吸い上げると、繊維が膨張して水が染み込みにくくなる天然の防水加工があります。
TOMOUNTのパップテントの設営方法
TOMOUNTのパップテントは、ワンポールテントと同じ原理で設営します。フライシートを広げてペグで固定してからメインフレームを使って、フライシート中からお仕上げていき押し上げてロープとペグで固定しましょう。
付属品にペグとロープ、インナー、キャノピーポールがあり一通りパーツは揃っていてキャンプしやすいテントです。フライシートが自立した後にインナーを取り付けましょう。TOMOUNTのパップテントは設営が簡単です。
TOMOUNTのパップテントの魅力5選
1:デザイン・機能
TOMOUNTのテントは通常のキャンプ用テントではなくポーランド軍のパップテントを模した形をしています。そのためミリタリーテイストのギアが好きな方にはたまらないデザインです。軍隊向けのテント(軍幕)は国により違いがありそれぞれ形状が異なっています。
TOMOUNTのパップテントはツーポールシェルターを小さくしたような形状をしていて評価が高いソロキャンプにおすすめのテントです。
定番のカスタム要素も
パップテントはソロキャンプにおすすめのテントですが、もともと軍用品のためキャンプ用テントと比べると少し不便に感じるところもあり、パップテントの定番のカスタムとしてサイドファスナーの取り付けがあります。
自分でファスナーを取り付けるか業者に頼んで取り付けてもらうのですが、TOMOUNTのパップテントはカスタムしなくてもサイドファスナーがあり使いやすいです。サイドファスナーがあると張り方をアレンジできます。
2:TC素材とスカート付き
TOMOUNTのパップテントはTC素材です。TC素材は前述したように焚き火の火の粉で穴があきにくい素材で通気性、保温性、遮光性がある機能的な素材になります。重量もコットン100%のものよりも軽量で設営のしやすさは、ポリエステル生地のテントと変わらない魅力的な生地です。
すばやく設営でき通気性が高いため非常に過ごしやすいソロキャンプ向けのテントになっていて、結露にも強いため過ごしやすいテントになっています。
年中使えるパップテント
TOMOUNTのパップテントは、春夏秋冬いつでも使えるところが大きな魅力になります。春夏はメッシュインナーとTC素材の通気性により過ごしやすく、秋冬はTC素材の保温性と風の吹込みを軽減するスカートで過ごしやすいです。
冬はメッシュのため一般的なインナーより風は通しやすいですが、同型のテントで冬キャンプを満喫する方も多いため問題なく過ごせるでしょう。TC素材は通気性だけではなく吸水するので結露が垂れにくいです。
焚き火を近くで楽しめる
TC素材の恩恵として焚き火を近くで楽しめる魅力があります。ポリエステルやナイロンなどの化学繊維だと小さな火の粉でもテントにあたると穴が開いてしまいますが、TC素材は天然の防火素材と言われている綿を含むため穴があきにくいです。この部分もTOMOUNTのパップテントが冬キャンプで使いやすい理由になります。
3:さまざまなスタイルで使える
さまざまなスタイルで使えるところもTOMOUNTのパップテントの魅力です。サイドファスナーにより張り方のアレンジができタープのようにフルオープンにしてつかったり、サイドを出入り口にして正面を閉じるとプライバシーを確保した張り方になります。
タープ泊をするように、本品もインナーをあえて使わずコットだけで寝ても快適すごせるところが魅力です。本品をタープとして使うと一人ようではなく二人程度でも使えます。
4:設営が簡単なパップテント
前述したようにTOMOUNTのテントは軍幕という特殊な形状をしていますが、設営方法は非常に簡単です。初心者でも失敗することは少ないでしょう。取り扱い説明書は収納袋に縫い付けられているためなくさないようになっています。
最初はポールが2つあるため手間取りますが、慣れるとドームテントと変わらない速さで設営できるでしょう。フレームは設営するためのメイン、キャノピー用に分かれているので注意してくださいね。
5:価格
TOMOUNTのパップテントはTC素材です。TC素材は高機能で天然繊維の綿を使っているためポリエステル生地と比べ高価になりますが、TOMOUNTは低価格なギアが多い魅力があり、他社と比べると2万円未満という価格帯で発売されていてコスパが高い製品になっています。
タイミング次第になりますが、クーポンにより更に安くなる可能性がありTOMOUNTは非常にコスパが高いブランドです。
TOMOUNTのパップテントの口コミ
使い勝手に関する口コミ
TC素材を使用しているためTOMOUNTのパップテントは非常に使い勝手がいいと評価されています。焚き火で火の粉が舞い上がっても安心できる防火性、濃い影ができ涼しくなる遮光性、熱がこもりにくい通気性に加え結露を吸水してくれるため垂れてくることが少なめになり過ごしやすいです。
またコットン100%の生地と比べTC素材はポリエステルとの混紡で、化学繊維がもつ速乾性により乾きやすいところも評価されています。
焚き火をすぐ近く出しても穴が開くことも無く安心感があります。
結露もなく撤収時に乾かすのに時間がかかることもありません。
色味、佇まいともとても気に入っています。
サイズ感に関する口コミ
総重量は5.7kgとソロキャンプ用テントと考えると重たくなりますが、口コミでは公共交通機関を使った徒歩でのキャンプでも持ち運べるサイズ感と評価されています。決して軽いというわけではありませんが、一人で使いやすく、タープも兼ねているキャノピーにもなる使用で跳ね上げ用のフレームもセットになっていて非常に使いやすいテントです。
また、女性でも設営しやすいところが評価されています。
私は免許がないので電車移動なので…収納時の大きさはギリギリの許容範囲ですがw
女性でも初心者でも設営も簡単だと思います!
キャノピーは別途購入して150センチ位のものを使用しています。
雨に対する口コミ
TC素材の防水性に関しては前述したように高い耐水圧はありません。TOMOUNTのパップテントだけではなくTC素材のテント全体的に言えることですが強い雨には注意したほうがいいという口コミがあります。
対策としては防水スプレーなどでコーティングするという方法がありますが、防水スプレーを使うとTC素材が持つ通気性がなくなる可能性もあるため注意しましょう。
TC素材なので耐水性は低いです。防水スプレーをしないまま、強めの雨に降られてしまい、水が浸透してしまいました。防水スプレーすることをオススメします。
TOMOUNTのパップテントのまとめ
TOMOUNTのパップテントはおすすめ
TOMOUNTはまだ有名なメーカーではありませんが、好意的な口コミが多く品質も高いブランドです。パップテントは数が多いですが、スカート付き、TC素材で低価格なものはまだ少なく初心者が初めて買うテントにもおすすめできます。
インナー、キャノピー用ポールがきちんと付属する点も初心者におすすめの理由です。オプションであれこれ買い足さなくてもよくすぐにキャンプが始められます。
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出典:https://www.amazon.co.jp