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【駐車場無料】尾白川渓谷で川遊びを満喫!綺麗な清流の魅力やアクセス方法をご紹介!

山梨の尾白川(おじらがわ)渓谷は、絶景の中での川遊びが実現できるところです。高原の尾白川渓谷は都会とはまるで異なり、綺麗な渓流ならではの魅力でいっぱい。夏休みの観光にもおすすめな、尾白川渓谷の川遊びの魅力をご紹介します。
2021年7月19日
はぐれ猫
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目次

尾白川渓谷とは

日本名水百選に入る山梨県の景勝地

夏に人気の尾白川渓谷は、山梨県北部の北杜市にあるスポットです。ここは南アルプスのエリアで、尾白川は標高680m地点に流れています。西方の甲斐駒ヶ岳に源流があり、神馬伝説が名の由来となりました。

そんな尾白川渓谷は、とても透き通ったエメラルドグリーンの水が日本名水百選にも入るほどの魅力。だから夏の川遊びが楽しみです。(当記事は2021年7月17日時点の情報を元に掲載しています。)

アウトドアの魅力たっぷりの尾白川渓谷

周囲はすべて大自然に満ちている尾白川渓谷は、夏休みなど休日のアウトドアが充実するところです。清流での子供の川遊びが盛り上がるのはもちろん、キャンプを一緒に楽しめるスポットもあります。

魅力的な渓谷は山岳部にあるだけに、子供連れの気軽なハイキングでも人気。周辺は自然に親しめる施設が多いので、都市部から訪れるなら宿泊を兼ねた利用がおすすめです。

基本情報

尾白川渓谷

  • 住所
    〒408-0315
    山梨県北杜市白州町白須8886
  • 電話番号
    0551-42-1117
  • 公式サイトURL
    http://www.hokuto-kanko.jp/guide/ojiragawa_valley

尾白川渓谷のアクセス

電車とバスでアクセス

バスでアクセスする場合、JR穴山駅などのバス停から、韮崎・下教来石線に乗り込むのが近道です。白須バス停で大坊上・白須・大武川線に乗り換え、竹宇公民館や名水公園べるがのバス停で下車します。

名水公園べるがから2kmほど西へ歩けば、川遊びの目的地となる尾白川渓谷です。なお午後遅い時間にはバスが発着しません。また近隣の長坂駅からの場合、バスがないのでタクシー移動がおすすめできます。

車でアクセス

車で尾白川渓谷にアクセスする場合には、中央自動車道の須玉ICが近場です。国道20号や県道614号などを経て、川遊びスポットに近い駐車場までは15分ほどの所要時間です。

長坂ICも近場にあり、現地までの移動に時間をかけません。カーナビを使ってアクセスの場合には、駐車場にある売店おじろを目印にするのがおすすめです。

北杜市営駐車場

渓谷の北東側の森には、春から無料で使える北杜市営駐車場があります。大型の観光バスも含めて105台まで入場できる、砂利敷の広い駐車場です。

こちらの駐車場は管理人が常駐で、日向山や甲斐駒ヶ岳の登山口も兼ねています。尾白川渓谷の川遊びが混雑する夏の時期も、無料なので安心です。

尾白川渓谷の川遊びポイント

①甲斐駒ヶ岳神社の前

第1の川遊びポイントが、甲斐駒ヶ岳神社の前です。ここは自然の景色が綺麗な尾白川周辺でも、駐車場からもっとも近い河原。売店から450mほど坂道を下った先にあります。

神社の前の付近は、駐車場がもっとも近いことが人気の理由です。移動にそれほど時間をかけないため、気軽な川遊びを求めている子供連れ家族に好まれています。


このあたりの渓谷は幅広になっていて、山々の見通しも良くて開放的なスポットです。清流を見ればどこまでも大きな石がゴロゴロとし、岩場からは小滝が連なって迫力を感じます。

しかし尾白川渓谷の中では比較的に平坦であり、水深が浅い場所が多い地点です。そのため幼い子供にとっても危険性は少なめで、水の危険を回避したい家族におすすめします。

②千ヶ淵(せんがぶち)

甲斐駒ヶ岳神社より少し上流へ向かうと、千ヶ淵と呼ばれる川遊びのスポットがあります。神社前からは300mほどの距離があり、尾白川渓谷の登山道や、シャワークライミングで進むのが通常です。

千ヶ淵までも岩がゴロゴロとした自然の風景が続き、斜面になっているので危険を伴うこともあります。そのため、とことん秘境での川遊びを求める探検派におすすめです。

目的地の千ヶ淵にたどり着くと、そこは岩の断崖から小さな滝が流れ下る景色の綺麗なポイントになっています。千ヶ淵の滝壺にはエメラルドグリーンの水が溜まっていて、とても幻想的です。

尾白川渓谷に前日までに雨が降っていると、滝の迫力はかなりのもの。滝壺には深いポイントもあるので、神社前とは違った川遊びの楽しみ方ができます。

尾白川渓谷の川遊びの利用

川遊びの時期と時間

高原の涼しい尾白川渓谷なので、川遊びは6月下旬以降になってからがおすすめです。7月の頃には最高気温が28度まで上昇し、水温も20度台の前半程度まで上がっています。

8月も同様に川遊びが楽しめますが、夏休みシーズンは混雑も必至なところです。9月の初旬までは川遊びは不可能ではありませんが、中旬以降は寒くて川に入れそうもありません。

川遊びの楽しみ方

どこでも無料な尾白川の清流では、純粋に冷たい水を感じ取ったり遊泳を楽しむのもよいです。浮き輪を持ち込めば、子供が上流から流されて遊べたり、小滝に打たれたりといった過ごし方もできます。

渓谷に水深のあるポイントがあれば、飛び込み遊びもできるところです。シュノーケリングの装備を持ち込み、水中の川魚や生き物を探してみる川遊びもおすすめします。

川遊びの注意点

夏の川遊びがおすすめな尾白川渓谷ですが、過ごす上での注意点が幾つかあります。まず綺麗な川の周辺は全て岩場になっているので、子供の川遊びで危険がないよう、装備を整えていく必要があります。

川遊びの時は、頭を保護する帽子や、足を保護できる水中サンダルの装備があると安全です。千ヶ淵より上流にも川遊びできる場所はありますが、危険な道を通るため自信がない人にはおすすめできません。

川遊びに利用できる施設

夏の尾白川渓谷では、川遊びに使える施設があるのかは気がかりなところです。実は清流の尾白川のすぐ近くには、利用できる設備が何もありません。便利な施設は、450m離れた北杜市営駐車場にあります。

駐車場は売店も備えている旅行の拠点であり、無料トイレや水道もちゃんとあって、自動販売機も備えているので困りません。ただ子供の足で川遊びポイントと往復する場合、若干遠く感じてしまいそうです。

売店おじろ

創業40年を越えている売店おじろは、渓谷の観光には欠かせないスポットです。小さなお店は北杜市営駐車場や尾白川渓谷キャンプ場の管理棟でもあり、観光案内や登山届の提出所も兼ねています。

店内ではクールダウンにぴったりなアイスクリームやジュースがあり、お菓子やお土産などの販売も兼ねるところです。尾白川渓谷の川遊びはもちろん、登山の時にも立ち寄ってみてください。

尾白川渓谷のキャンプと川遊び

白須観光 尾白川渓谷キャンプ場


川沿いの白須観光尾白川渓谷キャンプ場は、自然の中でこっそり過ごせる魅惑的スポット。市営駐車場からは400m離れた地点にあり、川遊びポイントである甲斐駒ヶ岳神社のお隣です。

このキャンプ場は綺麗な渓流のそばにエリアが広がり、車を乗り入れられるオートサイトもあります。川遊びとキャンプを組み合わせた旅行ができるので、夏には人々が詰めかけるところです。

キャンプ場の川遊び

キャンプサイトの目の前に、尾白川が流れています。渓谷の他のポイントに比べ、プライベート性が高いのが特徴。時期によっては貸切に近い感じで、無料の川遊びができるところです。

自然の中の清流は大きな石だらけで、小滝があったりと川遊びしてみたい魅力に満ちています。浮き輪などの道具を自由に持ち込みして、子供も大人も朝から川遊びに夢中になってみてください。

キャンプ場の利用

この尾白川渓谷キャンプ場は、例年4月初めから11月中旬まで営業しています。車やキャンピングカーの乗り入れが可能で、犬と一緒に過ごすこともOK。川遊びの時期も、宿泊と日帰りに対応する施設です。

敷地には炊事場、食堂、風呂などあり、レンタルは豊富に揃います。テントサイト30ヶ所の他、バンガロー6棟も選べるのも魅力。日帰りなら800円、バンガローの宿泊でも2,000円と格安な料金です。

基本情報

白須観光尾 白川渓谷キャンプ場

  • 住所
    〒山梨県北杜市白州町白須888-6
  • 電話番号
    0551-35-2345
  • 公式サイトURL
    https://www.hokuto-kanko.jp/guide/5987

尾白川渓谷の登山コース

尾白川渓谷コース

もっと奥深くまで尾白川渓谷を楽しむなら、登山もおすすめします。いつでも景色が綺麗な渓谷には中距離のハイキングコースがあり、夏休みの時期には登山者が大勢やってくるほど人気です。

渓谷の清流に沿って一周するスタイルの遊歩道は、順調ならおよそ3時間で回れるので初心者向き。自然の中には見どころがたっぷりあるので、装備を万全にして川遊びやキャンプの時に歩いてみてください。

尾白川渓谷コースの見どころ

駐車場から尾白川渓谷の遊歩道をスタートすると、川沿いには幾つもの水の見どころが続きます。千ヶ淵や百合ヶ渕、そして不動滝。特に尾白川渓谷で有名なのが、コースの折返し付近にある神蛇滝です。

神蛇滝は三段になって流れる様子が圧巻の姿。渓谷のコースは夏の川遊びの時期なら涼しさ全開で、川遊びを好まない大人も楽しめます。このコースは、秋の紅葉の季節も歩いてみたいものです。

②日向山(ひなたやま)ハイキングコース

渓谷の周辺では他の登山道も魅力ですが、日向山に向かうコースも人気があります。川遊びの拠点となる市営駐車場を出発点とし、尾白川から離れて西へと伸びているコースです。

広葉樹の平坦な道のりは景色もよく、秋には紅葉の名所にもなっています。標高1,659mの山頂は雁ヶ原(がんがはら)と呼ばれ、八ヶ岳などの眺望が見事。登り2時間程度なので初心者向きです。

基本情報

日向山ハイキングコース

  • 住所
    〒408-0315
    山梨県北杜市白州町白須
  • 公式サイトURL
    https://www.hokuto-kanko.jp/sp/mt_hinata

尾白川渓谷の見どころ

①甲斐駒ヶ岳神社


杉の大木が生える森に、甲斐駒ヶ岳神社が鎮座しています。尾白川渓谷のすぐそばにある神社は、江戸時代の頃に創建されたもの。出雲の大己貴命(おおなむちのみこと)が祭神です。

境内の入り口には石鳥居があり、奥に行けば本殿や摩利支天神社など幾つかの摂社、神楽殿もあります。おごそかな雰囲気に満たされた神社は、
川遊びの時にお参りしてみたいところです。

基本情報

甲斐駒ヶ岳神社

  • 住所
    〒408-0315
    山梨県北杜市白州町白須8884-1
  • 電話番号
    055-253-3620
  • 公式サイトURL
    http://kai-komagatake.com/index.htm

②白州・尾白の森 名水公園 べるが

渓谷よりも下流には、白州・尾白の森 名水公園 べるがという旅行スポットがあります。ここは日本名水百選の尾白川に接する親水公園で、キャンプをしながら子供が川遊びもできる名所です。

園内にはキャンプ場や宿泊施設があり、BBQやレストラン、温泉を目的にすることもできます。公園は5歳以下なら無料で遊べるところで、人工滝のある尾白川堰堤での川遊びが人気です。

尾白の湯

名水公園べるがや尾白川渓谷で川遊びをする時は、公園内の尾白の湯にも立ち寄ってみてください。こちらは甲斐駒ヶ岳のふもとにこんこんと湧き出る、天然温泉の施設です。

超高濃度の温泉は赤茶色の湯が珍しく、疲労回復効果や温熱効果が高くなっています。露天風呂は山梨の星空も綺麗に見えるとして、旅行者に評判です。

白州・尾白の森 名水公園 べるが

  • 住所
    〒408-0315 山梨県北杜市白州町 白須 8056
  • 電話番号
    0551-35-2800
  • 公式サイトURL
    http://www.verga.jp/

尾白川渓谷へ行こう

夏の山梨の清流を求めて

夏に尾白川渓谷へ行けば、見事なまでの自然の絶景が待っています。渓谷での川遊びは無料な上に、マイナスイオンもたっぷり。仕事の疲れも解消されて、癒やされてしまう予感がしませんか。

そして尾白川渓谷なら、キャンプや登山も利用しやすいことがわかってきました。猛暑の夏には平野部を離れて、尾白川渓谷でのんびりと過ごしてみたいものですね。

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