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四国のツーリングスポットおすすめ12選!観光名所や絶景ポイントを中心にご紹介!

四国のツーリングは、海岸沿いのコースや秘境の絶景をワインディングできるコースなどおすすめのスポット満載。見どころの多い四国のツーリングは観光名所で有名グルメを楽しめる楽しいバイク旅となります。ぜひ旅に出る前に観光スポットをチェックしておきましょう。
2021年6月10日
水木誠人
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四国のツーリングは観光スポット満載!

Photo by khf_fjs

四国のツーリングは見どころ満載。まず、四国以外から訪れるライダーは橋を渡って四国に入ります。海風を感じながら四国に上陸したら、徳島県、高知県、愛媛県、香川県と自然豊かで名所の多い4つの県を一気に観光することが可能です。

さらに、四国の各地にはそれぞれの名物があり、ツーリングしながら腹鼓を打ち、有名な観光スポットや秘境と呼ばれる大自然を同時に楽しむことができます。

バイクならではのツーリングの旅へ出かけよう

Photo by khf_fjs

自然豊かで山あり海あり川ありの景色に富んだ4県をこよなく愛する、四国のライダーを魅了する四国ツーリング。バイクとだから楽しめるツーリングの旅は、ライディングのテーマに応じたコースを快走する旅にしたいです。ぜひ訪れてみたい観光スポットへバイクとともにツーリングしましょう。(当記事は2021年6月8日時点の情報をもとに作成されております。)
 

四国ツーリングおすすめの橋3選

ツーリングのために四国に上陸する際、四国在住のライダー以外の方は、フェリーを使うほか、瀬戸大橋、明石海峡大橋と大鳴門橋、しまなみ海道の3つのコースを使います。それぞれの橋の特徴や風景でどの道を使ってツーリングをはじめるのかを決めたいです。

①瀬戸大橋:四国と本州を結ぶはじめての橋

Photo byKanenori

瀬戸大橋は、岡山県と香川県を結ぶ橋の総称です。1988年に開通され、道路と鉄道が併用された橋で、「世界一長い鉄道道路併用橋」としてギネス世界記録(2015年)にも認定されています。

橋の全長はおよそ13km、橋の通行料金は3本の橋の中で最も安く、軽自動車のETC車の休日の片道料金は1620円。ただし、明石海峡大橋と大鳴門橋を結ぶ神戸淡路鳴門自動車道では淡路島も楽しめますので、コース設定の際に検討しましょう。

②神戸淡路鳴門自動車道:淡路島ツーリングも堪能

Photo byKanenori

本州の神戸市から明石海峡大橋を渡って淡路島に上陸し、淡路島を縦断してからさらに鳴門海峡大橋を渡って四国の徳島県鳴門市へ至るルートがこちらです。本州から最短で四国へと渡ることができるルートとなり、ゆっくりと淡路島を観光しながらツーリングをするのもおすすめです。

このルートを最安で利用する場合、神戸市の垂水ICから淡路IC、淡路島南ICから鳴門北ICと離島を渡る際に有料道路を使えば、片道1330円で四国に入ることができます。

③しまなみ海道:バラエティに富んだ橋の絶景

広島県の尾道市と愛媛県の今治市を結ぶしまなみ海道は、瀬戸内海に浮かぶ島々の絶景を楽しみながらツーリングしたい方におすすめです。サイクリングロードとしても人気が高く、サイクリングの聖地としても知られています。

全長およそ60kmで、離島を結ぶ美しい橋と相棒のバイクの写真を撮りながら、贅沢な旅を満喫できます。休日のETC車料金で、尾道市から今治市まで片道1880円です。

四国ツーリングおすすめスポット3選【香川】

香川県といえばだれもが思い浮かべる讃岐うどん。四国は香川県のツーリングでは、おすすめの立ち寄りスポットはうどん屋です。香川県はうどん県と呼ばれるほどうどん屋の軒数が多いため、香川県尾ツーリングではお腹が空いたらぜひ立ち寄りましょう。

①讃岐うどん・がもう:四国のうどん県が誇る人気店のひとつ

香川県内には数えきれないほどおいしいうどん屋が点在しますが、こちらは食べログなどでも人気が高い名店のひとつです。平日でも行列ができる人気店なので、できれば午前中に立ち寄りましょう。注文の際、うどんの量と汁の種類を選び、店の外でいただくというスタイルです。

お土産用のうどんも販売されています。旅の思い出として、旅先の食料として、ぜひあの味を再び楽しみたい方は購入しましょう。

讃岐うどんがもう

  • 住所
    〒762-0023
    香川県坂出市加茂町420-1
  • 電話番号
    0877-48-0409
  • 公式サイトURL
    https://sanukisyouji-gamou.stores.jp/
  • アクセス
    JR予讃線「鴨川」駅より徒歩15分ほど瀬戸中央自動車道坂出北ICより約8km(車で約10分)、坂出ICより約8km(車で約10分)、高松自動車道府中湖スマートI.C.(ETC車のみ)より約6km(車で...

②屋島スカイウェイ:歴史を感じる絶景ポイント


源平合戦の古戦場として知られる四国は香川県の屋島エリア。定番の観光スポットですが、瀬戸内海の美しい景色が眼下に見下ろせる屋島スカイウェイはツーリングライダーとしてぜひ足を伸ばしたいスポットです。

コース自体は短いものの、展望が開ける道は快適そのもの。下り坂なのに上り坂のように感じるミステリーゾーンもあるなど、ワクワクが止まりません。屋島山頂から四国最北端の竹居岬までほど近いのもうれしいです。

アクセス方法

屋島スカイウェイへは、国道11号線と交差する県道150号線を北上してアクセスします。かつては「屋島ドライブウェイ」の名で有料道路でした。4km弱の観光道路で、一部が「日本の風景街道」の「源平ロマン街道」指定されています。

③五色台スカイライン:香川を代表する景勝地を独り占め

五色台は紅峰・黄ノ峰・青峰・黒峰・白峰山という五色の名前が付いた標高400m以下の山々が瀬戸内海へと続く景勝地です。四季折々の花々が咲き競い、休憩スポットや展望所が設置されているので、景色を楽しみながら眺望を楽しむツーリングライダーにおすすめのスポットでもあります。

展望スペースからは瀬戸大橋の全貌を望むことができ、日中のパノラマビューのほか、夜の夜景も美しく、休暇村讃岐五色台で宿泊するのもおすすめです。
 

アクセス方法

高松自動車道の坂出ICより国道11号線を高松方面へ6kmほど進み、上氏部交差点を左折し、2kmほど先の林田交差点を右折します。かつて有料だった県道161号線に入り、トンネルを抜けて生島町交差点を左折すると、根香寺、五色台スカイラインの標識が出てきます。

四国ツーリングおすすめスポット3選【徳島】

四国は徳島県といえば、阿波踊り、鳴門海峡、剣山スーパー林道など、いくつもの名所で知られています。中でも、日常生活でなかなか訪れることのない祖谷渓や大歩危・小歩危といった秘境はツーリングライダーがぜひ足を伸ばしたいスポットのひとつです。

①大歩危・小歩危:相棒のバイクとともに秘境へ

Photo by km058

大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)は、悠久の時を経て吉野川の激流が生み出した渓谷で、秘境と呼ぶにふさわしい徳島県が誇る絶景です。とくに大歩危峡は国指定の天然記念物や名称に指定され、ライン下りやラフティングなどのアクティビティも盛んにおこなわれています。この美しい景色でのツーリングではバイクを止めて渓谷を眺めたいです。

アクセス方法

四国が誇る秘境、大歩危・小歩危へは、四国の酷道とも呼ばれる通称ヨサクこと国道439号線から国道32号線を北上してアクセスします。途中、JR大歩危駅や小歩危駅もあり、四国は徳島定番の観光地としても人気です。

②祖谷渓:日本三大秘境のひとつ

Photo bykameriki

四国は徳島県を代表する日本三大秘境のひとつが祖谷渓です。大歩危・小歩危からもほど近いので、合わせてツーリングしたい観光スポットで、葛類を使って架けられたかずら橋などの見どころが点在します。四季折々の見事な風景とともに相棒との記念の写真をおさめましょう。なお、国道439号線を剣山へ向かった奥祖谷二重かずら橋も見事です。

アクセス方法

祖谷渓は四国徳島の有名な観光スポットで、大歩危・小歩危と合わせて足を伸ばせます。国道32号線を大歩危駅から東に延びる県道32号線へ入ると、かずら橋へと通じます。時間を急がすのんびりと見学しましょう。

③蒲生田岬:四国最東端の岬へ

ツーリングライダーならば必ず行きたいスポット、岬。この蒲生田岬は四国最東端の岬で、徳島県阿南市に位置します。この岬を見守る白亜の灯台から太平洋のパノラマが見学できるほか、写真に撮りたいモニュメントなども点在。時間に余裕があれば日帰り温泉もおすすめです。


アクセス方法

徳島県阿南市を走る国道55号線から県道200号線で岬までアクセスします。県道の行き止まりまで進むと、岬のシンボルともいえるハートのモニュメントが見えてくるはず。無料駐車場もあります。

四国ツーリングおすすめスポット3選【愛媛】

有名な観光スポットが点在する四国は愛媛県のツーリングでは、観光メインで楽しむのもよし、四国トラストや石鎚スカイラインなどでツーリングメインで楽しむのもよしと、ツーリングライダーの旅の目的で遊び方もそれぞれです。

①石鎚スカイライン:神聖な自然の中をワインディング

Photo by kaidouminato

石鎚山は標高1982mの日本百名山に数えられる西日本の最高峰です。霊山として名高いこの名峰へと続く気持ちのいい石鎚スカイラインは、四国ツーリングの目玉のひとつでもあります。

国指定の名勝でもある面河渓から石鎚山登山口へと目指すおよそ17km、道中、長尾尾根展望台からは日本の滝100選の御来光の滝も楽しめるなど、ツーリングの見どころも多いことでも有名です。

アクセス方法

国道494号線から県道12号線に入って北上し、石鎚山の鳥居をくぐると、石鎚スカイラインの入口へとアクセスできます。気持ちのいいワインディングが続き、軽快なツーリングを楽しむことが可能です。

②四国カルストドライブルート:日本のスイスをライディング

Photo by khf_fjs

四国カルストは、標高1000m級の大自然の中に、白い石灰岩がゴツゴツとしたカルスト特有の景色が広がります。四国カルストへと通じる県道383号線は天空の道と呼ばれ、日本百名道にも選定されているツーリングのルートです。途中、ショップや食事処が集まる姫鶴平で小休止を楽しみましょう。

アクセス方法

四国カルストの天空の道と呼ばれる県道383号線へのアクセスは、国道439号線から県道48号線へと入るアクセス方法や国道197号線から国道440号線へと北上するアクセス方法などがあります。山深い一帯ですが、県道が細かく連なっていますので、楽しみながらツーリングしましょう。

③佐田岬:ライダーが目指したくなる四国最西端

Photo by inunami

四国は愛媛県の最西端に位置する佐田岬。この岬は、四国最西端のスポットであり、日本一細長い全長およそ40kmの半島としても有名です。佐田岬までのツーリングロードはメロディーラインと呼ばれ、走ると音楽が流れることでも知られています。

また、尾根に点在する巨大風車の風景も見られ、すばらしい景色を楽しむことが可能です。なお、灯台までは駐車場から徒歩20分ほどとなっています。

アクセス方法

四国最西端の佐田岬へは、夕焼けこやけラインと呼ばれる国道378号線から八幡浜市で国道197号線へとアクセスします。この国道197号線が佐田岬メロディーラインと呼ばれるツーリングロードです。ちなみにこの国道197号線、かつてはイクナ(197)国道と呼ばれるほどの悪路でした。

四国ツーリングおすすめスポット3選【高知】

四国は高知県でのツーリングは、何と言ってもシーサイドスポットが満載です。海風を感じながら、走りも空腹も満たされます。太平洋を望む岬までのライディングは忘れがたい旅の思い出となるはずです。四国は高知県でのツーリング、ぜひ満喫しましょう。

①四万十川:日本の原風景の中で相棒と記念写真を

Photo by senngokujidai4434

四国最長の川、四万十川。全長200km弱という大河なのに、増水すると川の水に沈んでしまうライダー心をくすぐる60あまりの沈下橋が点在します。また、四万十川といえばカヌーで川下りの旅もおすすめ。バイクにカヌーを積んで川下りも楽しむツーリングライダーも少なくはありません。ぜひ次の休みで体験してみては?


アクセス方法

四万十川沿いをツーリングする際、四万十川サイドロードを使うのが便利です。四万十川源流点から県道や国道をつないで河口へと至る道で、最後の清流と呼ばれる四万十川の美しい姿を満喫できます。四万十川源流点までは県道378号線でアクセスしましょう。

②足摺岬:四国最南端の人気スポット

Photo by sekido

四国は高知県に訪れたら、ライダーであれば絶対に目指したい足摺岬。四国最南端の岬で、足摺サニーロードや足摺スカイラインなど、ライダー心をワクワクさせるシーサイドツーリングが楽しめます。海が好きなライダー、大自然の風を感じながら最南端の灯台を目指していざ行かん。

アクセス方法

足摺岬までは県道3458号線の足摺スカイラインでアクセスできます。足摺サニーロードは岬の付け根を走る国道321号線で、321でサニーと名付けられた国道です。走りやすい道なので気持ちよく海風を感じながらツーリングしましょう。

③室戸岬:絶景ワインディングを楽しむコース

Photo by kennejima

四国は高知県を代表するもう一つの岬が室戸岬です。全長9kmの海沿いのスカイラインはワインディングが気持ちよく、太平洋の大自然と一体となってツーリングが楽しめます。シーサイドを走っていくと、月の名所、桂浜に到着します。坂本龍馬の像があり、歴史の香りが佇む美しい浜にもぜひ足を伸ばしましょう。

アクセス方法

室戸岬へアクセスするには国道55号線を利用しましょう。岬へ向かうとチュ、室津交差点から室戸スカイラインがはじまります。岬から湾岸線を西へ進むと桂浜です。なお、室戸岬は台風銀座とも呼ばれる台風の被害を受けやすいエリアなので天候には十分に注意をしてください。

名所と絶景に会いに四国ツーリングへ行こう

Photo bydendoktoor

四国のツーリングには、他県とは異なり、4県それぞれの景色を一度に楽しめるという醍醐味があります。山あり海あり川あり秘境ありと、大自然のすばらしさが凝縮され、ツーリングというツールを使って忘れがたい旅ができます。バイクで旅に出てみようと思ったら、ぜひ四国ツーリングがおすすめです。ぜひ旅立ちの準備をしましょう。

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