キジハタ釣りの魅力とは?
キジハタはスズキ目、ハタ科に分類される魚で、日本から中国沿岸の温暖な海域に生息しています。クエやマハタと同じハタ科の魚で、非常に味が良く高級魚として扱われているのが特徴。
産地で名称が異なり兵庫県、大阪、福井にかけてはアコウと呼ぶことが多いく、また島根県はアカミズと呼ばれています。ロックフィッシュの中でも、人気の高いターゲットとなるわけですが、やはりその魅力はゲーム性の高さにあるでしょう。
キジハタ釣りの季節
山陰のキジハタは5月から11月にかけて釣ることができます。メインシーズンは6月からなのですが、中には4月の下旬から沖から接岸ししてくるものも。この時に接岸する第一陣は比較的サイズが大きく、5月にランカーサイズが良く釣れています。
一方、6月以降は産卵が始まり多くのキジハタが接岸してくるため、数釣りをするのは6月以降がお勧めでしょう。
キジハタ釣りに適した天候
ヒラスズキやスズキ、青物などは多少波がある日のほうが釣りやすい傾向がありますが、キジハタは基本的に時化て底荒れして、海中が濁ってしまうと比較的釣果が下がります。少しの濁りだと大丈夫なのですが、濁りが多く入った日はお勧めしません。キジハタ釣りのベストな天候は凪の日でしょう。
キジハタはどんな所で釣れるの?
キジハタは基本的にどんな漁港でも釣ることができますが、アオリイカの産卵するような藻が生えていてごろたエリアは特にいる可能性が高いです。また、漁港の消波ブロックなどの間に居ついていたりします。
一方漁港以外では磯がメインになります。磯は沖に沈み瀬があるポイントなどがお勧めですよ。
大型のキジハタを狙えるポイント
キジハタは比較的水深の浅いエリアでも釣れますが、なかなか大型のキジハタと出会うことはできません。大型を狙うエリアはまず水深が10メートル以上あるポイントで潮通しの良いポイントが大型のキジハタと出会う可能性を高くするポイントになります。
私の実績では20メートルあるエリアでの大型のキャッチ率が高いです。大型は1級ポイントに居つくことがほとんど。沈み瀬があり、その瀬に潮が良く流れるポイントを見つけることが大型のキジハタをキャッチするポイントです。
キジハタ釣行の時間帯
山陰ではデイゲームが基本になります。地域によってはナイトゲームが基本になるようですが山陰エリアはナイトゲームでの釣果情報は少なく、デイゲームでの釣果が圧倒的に多いです。キジハタ釣行の時間帯は朝まずめから夕まずめまでと至って普通のデイゲームと同じです。山陰のキジハタゲームは日が出てからがメインになります。
キジハタの時合い
キジハタの時合いは経験上朝まずめではなく比較的日が昇った10時前後が多い傾向にあります。これは日と潮によるとは思いますが以外にも朝まずめ夕まずめを外れた時間帯にまとまって釣れることが多いです。
もちろん朝まずめや夕まずめといった時間にも釣れます。朝まずめが終わりいったん休憩したりしがちですが、まずめを外した時間に釣れることが多いので油断は禁物です。
キジハタの食べている物は?
キジハタは基本的に雑食でなんでも食べます。山陰エリアのキジハタの口の中から良く出てくるものは、イワシなどの小型のベイト、タコ、イカ、カニなどが良く出てきます。
山陰エリアはアオリイカが多く夏場に産まれたアオリイカをベイトとしていることが多いです。この時期になるとアオリイカを狙い大型のキジハタがシャロ―エリアにさしてくることもあります。
まとめ
キジハタは日本全国生息エリアが広く漁港などで釣ることのできるおいしい魚として大人気のターゲット。特に山陰エリアは個体数が多く全国各地からアングラーが足を運ぶ大人気フィールドです。
エリアによっては大会なども行われている熱いエリアになります。今回は時期やフィールドの記事でしたが次回は具体的な狙い方、ルアーなどを解説していく予定です。
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