MIS0640
MIS0731
MIS0637
MIS0693
MIS2114 LD
LD MIS0639
MIS0694
ザックで有名なミレーとは?
ミレーとはザックを制作していたフランス人の夫妻の名前であり、現在はアウトドア用品の老舗ブランドでもあります。1921年ザックのメーカーとしてスタートし、これまでなかったショルダーストラップ付きのザックを初めて作り、さらにヒマラヤ登山隊の利用により丈夫な生地のザックとしてさらに有名になりました。
ミレーの会社はフランスのフランス南東部にある自然に囲まれたアルプスの町アヌシーにあり世界中に商品を出荷しています。
ミレーは世界的に認められたアウトドア商品のブランド
ミレーのザックがヒマラヤ登山隊により生地などの性能が実証確認され、信頼できるザックとして認められるようになりました。その後もナイロン製のストラップでパッド付き、縫い目なしの丈夫なザックを発売しています。
機能性や快適性、丈夫で安全性な素材を研究し、新しいゴアテックス生地の利用やダウンを入れた高品質のパーカーなどザック以外にも次々に作り出し、今ではアウトドア商品として世界的に認められたブランドです。
ミレーザックの特徴とは?
ミレーザックの特徴としてあげられるのは、丈夫な生地を使用し機能的で使いやすいということです。ザックの収納力だけでなく過酷な条件の利用でも型崩れしないよう、背面構造はフラットになっています。荷重を体全体に分散させるためにハーネスベルトは広いです。
また歩行中の腕の重さを分散させるハンドレストや非常時に位置を知らせるエマージェンシーホイッスル機能、ポケットは荷物の出し入れがしやすいことなどがあります。
ミレーのザックの定番はサースフェーとは?
ミレーザックには種類がたくさんありますが、その中でサースフェー(SAAS FEE)が定番と言われています。その理由は日本人が利用しやすいように日本人の体形や日本の気候に合うように、ミレーの会社と日本の利用者の声をもとに共同開発したことです。
基本設計は丈夫な生地を使い、重心が高く荷重が背中全体に分散し背中に吸い付くようにする重心・ホールド設計とエアコンフォートシステムなどがあり、快適な背負い心地を長く維持できます。
ミレーザックのサースフェー最新設計
ミレーザックは利用する生地などは毎年設計が変わるものではなく、数年に一度最新モデルチェンジや最新リニュアルとして改良が行われます。
サースフェーの最新のモデルチェンジやリニュアルは中型ザックで行われました。ここではサースフェーの基本設計に加え、どのようなところがモデルチェンジやリニュアルされたのか紹介します。
ミレーサースフェーのサイズ改良で機内持ち込みOK!
登山などで遠方へ出かけるときに飛行機を利用することがありますが、サイズの関係で機内に持ち込めない不便さがありました。また預けたザックを到着した空港での受け取る時間ロスや、場合によっては行方不明になることもあります。
そのようなことがないようにサースフェーの30+5lや40+5lなどのサイズを高さ・幅・奥行のバランスを考慮し、機内持ち込みサイズの基準値内に収まるように改良し機内に持ち込めるようになりました。
ミレーサースフェーの背負い心地の改良
ミレーサースフェーの基本設計に、快適な背負い心地が長く維持できるようにするということがありますが、今回のモデルチェンジでは背負い心地をさらに進化させています。
背負い心地で進化した内容は、これまでのウェストクッションの面積をさらに広げ、ウェストベルトでザックを腰でしっかり支えることになり、より安定した背負い心地を実現できました。
ミレーサースフェーのポケット改良
ミレーサースフェーでポケットにペットボトルを入れる場合は縦にしか入れられないため一度ザックを降ろしてボトル取り出していました。今回の改良ではザックを背負ったまま手を後ろに回して横から簡単に取り出せるようにサイドポケットを改良しています。
また他の改良としては、これまでの拡張型ウェストポケットを大きくし、地図や大きめのスマホが収納できるような改良です。
ミレーサースフェーのリニュアル内容
ミレーサースフェーのリニュアル内容は、両サイドのカラーをグレーに変更、トップスカートのカラーもグレーに変更し統一感がでるようにしたことです。
また雨蓋のストラップとサイドにある荷物の圧縮やポールなど入れるときに使う、サイドコンプレッションのストラップの太さや長を変えました。そのことで装着ミスの防止やマットなど大物の装着にも対応できます。さらに本体とサイド部分の強度と軽さがでるように改良したことなどです。
ミレーザックの2021年春夏モデル紹介4選
ミレーザックにはウェルキンやサースフェー(SAAS FEE)、プロライターやトリロジーなど種類もたくさんありますがその中から定番と言われるサースフェーを紹介します。サースフェーの最新設計されたモデルやリニュアルされた商品の中から主な容量ごとに選び、特徴や素材、サイズやカラーの数などを紹介します。
ミレーザックのサースフェー30+5 MIS0640
MIS0640
ミレーMIS0640の特徴は本体の開口部が広くなり、ザックカバーが雨蓋につき収納時にきれいに収まるようになりました。サイドにはボトルがスッポリ納まるポケットがあり、背面パッドやハーネスは超撥水性で通気性がよく蒸れを減らし、雑菌の繁殖も抑えられます。
容量30+5LL、素材はCORDURARナイロンですが背面システムを採用しているため背中の蒸れは心配ありません。サイズは背面長がS43cm、M48cm 、L51cmでカラーは6色です。
ミレーザックのサースフェー40l+5 LD MIS0639
LD MIS0639
ミレーLD MIS0639の特徴は女性モデルで、ザックの背面の構造を女性が長時間背負っても無理なく利用できるような設計に工夫をしていることです。工夫内容は胸が当たる部分のショルダーハーネスを少し広めにし、女性が背負ってもフィット感があるようにしています。
容量40l+5l、素材はCORDURARナイロンで、背面システムの採用で背中の蒸れは心配ありません。サイズは背面長がレディースサイズ43cm、Mサイズ48cm 、Lサイズ51cmでカラーは3色です。
ミレーザックのサースフェー50+15MIS0731
MIS0731
ミレーMIS0731の特徴は50+15Lという少し大きめのサイズですが、雨蓋で高さを調節でき機内持ち込みも可能なサイズとなりました。また雪山トレッキングの時ストックが雪に埋もれるのを防ぐスノーバスケットサイズ等に合わせ、調節可能なホルダーや幅広の荷物も取付けできる長めのサイドコンプレッションストラップなどがあります。
容量50+5l、素材はCORDURA®ナイロンで、蒸れを防ぐ背面システムを採用。サイズは背面長がM48cm 、L51cmでカラーは1色です。
ミレーザックのサースフェー60+20MIS0637
MIS0637
ミレーMIS0637の特徴はいろいろな登山のシーンで利用できるザックで、特に容量の大きさから荷物の多くなる数日間にわたる登山の場合などに適しています。その他雨蓋は取り外してザックの高さを調整でき機内持ち込みも可能です。
外した雨蓋はサブバックとして利用もでき、またメイン収納にU字型のフロントアクセスジッパーがあり直接アクセスできます。容量60l+20l、素材はCORDURA®ナイロンでサイズは背面長が43~53cm調節可能、カラーは1色です。
ミレーザックの2020年秋冬モデル紹介3選
ミレーザックで2020年秋冬モデルの中からサースフェーを除き、いろいろな種類の代表的な商品の中から愛用されることの多い3つを選び紹介します。商品の持っている特徴や素材、容量やサイズ、カラーなどの紹介です。
ミレーザックのクンプ35MIS0693
MIS0693
ミレーMIS0693の特徴はメインが背面側から大きく開けるワイドジップオープン式で、収納やパッキングが楽なことです。トップの大型ポケットには一眼レフも入る大きさでレインカバーを装備しています。またフロントのポケットはノートパソコンやA4冊子も入る大きさです。
その他左右に2つのポケットと折り畳み式の大容量ポケットがヒップベルトについています。容量35lで素材はCORDURA®ナイロン、サイズはS43cm・M48cmでカラーは3色です。
ミレーザックのプロライター30+10 MIS2114LD
MIS2114 LD
ミレーMIS2114LDの特徴は、ザックの開口部を荷物の量に応じて上下に調整することが簡単にできるところです。フロントにはワンタッチでリリースできるアイスアックスホルダーやギアホルダーがあり、サイドにはストラップやアタッチメントがあって、スキーの装着なども簡単です。
その他ウエストベルトには取外し可能なギアホルダー付が付いています。容量30+10lで素材はCORDURA®ナイロン、サイズは背面長U=40cmでカラーは1色です。
ミレーザック EXP 35 MIS0694
MIS0694
ミレーMIS0694の特徴はスーツケースのようにメイン収納が全開でき、荷物の出し入れが楽でノートパソコンが収納できるようにパッドが付いていることです。またフロントポケットには雑誌などが入れられ、大型サイドポケットにはバッテリーチャージャーポケットや2Lのペットボトルが入ります。
ザックの底面にシューズが入るボトムシューズポケットがあり、いろいろな収納ができます。容量35lで素材はCORDURA®ナイロン、サイズは背面長U=49cmでカラーは1色です。
まとめ
ミレーのザックは丈夫な生地を研究する伝統もあり、使いやすさなどから多くの登山家に愛用されているザックです。時々最新設計によるモデルチェンジやリニュアルが行われます。サースフェーの2021年春夏モデルやサースフェー以外の2020年秋冬モデルの代表的なモデルを紹介しました。
今回のモデルチェンジなどで好評なのは機内に持ち込めるサイズにしたことで、これまで機内に持ち込めず苦労した部分が解消できることは見逃せない内容です。
ミレーザック最新モデル気になる方はこちらチェック!
ミレーのザックは種類も多く、自分にどれがあっているのか迷うほどです。自分に合ったザックを探すためにも容量やカラーだけでなく、利用している生地や機能の内容など特徴をいろいろ比較検討することも必要になります。
またザックの種類によっては新設計によるモデルチェンジで大きく変化することもありますし、細かい部分のリニュアルで便利さが変わることもありますので注意してチェックする必要です。

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