アタックザックには魅力的な商品が満載!
アタックザックとは、山登りの途中までは携帯し、山頂までの険しいアタックの時に活用するグッズです。胸や腰のストラップ類が充実したものも多く、体にフィットさせて山歩きができます。
ポケットやハーネスなど便利なアイテムがそろった最新製品や、宿泊用のメインバッグとして楽しめるもの、普段使いにもおすすめの超小型品などバリエーション豊富です。そんなアタックザックのおすすめ品をピックアップします(本記事は2021年5月27日時点の最新情報をもとにしました)。
アタックザックの選び方
アタックザックは山小屋から山頂までの日帰りを想定していて、収容は20リットルほどが一般的です。収納サイズはさまざまなので、用いるメインバッグの空きスペースを予想して選びます。
また、耐久性や防水加工の有無も選び方のポイントになります。そのほか、ポケットの数やストラップ類の使いやすさなども選択の重要な決め手です。
おすすめのアタックザック9選!
ここからはおすすめのアタックザックを1つずつピックアップしていきます。初めに、販売元や大きさなどのスペックについて述べ、魅力や活用術などについてご説明する手順です。カラーや大きさなどのバリエーションも追記していきますので、ご参考になさってください。
1: シートゥサミット・ウルトラシルドライデイパック
話題のアタックザックのスペックは?
ウルトラシルドライデイパック
容量 | 22L |
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サイズ | 高さ45cm・幅28cm・奥行18cm |
収納サイズ | 直径6cm・長さ12cm |
重さ | 110g |
オーストラリアに本社があるシートゥサミットが提供するアタックザックです。「海から山頂まで」という社名のとおり、多彩なアウトドア用品の販売を手がけています。このアタックザックは直径6cm・長さ12cmと手のひらに収まり、携帯が便利なのもセールスポイントです。
22リットルとアタックザックとしては標準的、広げると高さ45cm・幅28cm・奥行18cmほどになります。色はスカイブルー・ライム・ブラック・パシフィックブルーと選択肢が多いのも魅力です。110gと軽量で値段は7700円ほどになります。
アタックザックの活用法
このアタックザックは特殊なナイロン生地に、ポリウレタンのコーティングをすることで耐水性が高く、開口部は防水パッキン付きなので、雨の日でも快適に利用できます。
スリムな形状のため、険しい山道でもバランスを保ちやすいのもうれしいポイントです。また、15インチ程度のノートパソコンが収納できる大きさがあり、ビジネスバッグとしても活用できます。コンパクトに収まるので、エコバックとしても使える便利なアイテムです。
2:オスプレー・ウルトラライトドライスタッフパック
話題のアタックザックのスペックは?
ウルトラライトドライスタッフパック
容量 | 20L |
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サイズ | 縦45cm・横26cm・奥行22cm |
収納サイズ | 非公開 |
重さ | 190g |
1974年にアメリカで創業したアウトドアのブランド・オスプレーの最新製品になります。40デニールの破れにくいナイロン生地を使い、縫い目をシームシーリングテープで補強した防水機能などが特徴です。
20リットル入りで、寸法は縦45cm・横26cm・奥行22cmになります。190gなのでバッグに入れても重さを感じないのも魅力です。シャドーグレーと青緑系のトロピックティールの2色を準備、値段も7150円ほどと値段も抑えめになります。
アタックザックの活用法
こちらのアタックザックには、小物を入れるジッパー付きのポケットや、ボトル用のサイドポケットが設けられています。また、ハーネスはメッシュ仕様で、胸ストラップにはホイッスルがついているなど、山行用の機能も万全です。
縦に長い角形構造のため、すき間なく詰め込みやすいのも人気のポイントになります。使わないときはポケットに入るので、キャンプや旅行などのサブバックとしてもおすすめです。
3:ミレー・デフィ23
話題のアタックザックのスペックは?
デフィ23
容量 | 23L |
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サイズ | 幅29cm・高さ48cm・奥行15cm |
収納サイズ | 縦18cm・横18cm・奥行9cm |
重さ | 280g |
ミレーはフランスの有名なアウトドアブランド、その老舗から発売された2021年の春夏の最新作になります。40デニールのナイロン生地は耐久性があり、280gと軽量なのもセールスポイントです。
23リットルと日帰りのハイキングやトレッキングにも十分な大きさがあります。寸法は幅29cm・高さ48cm・奥行15cmで背面長は43cmです。縦18cm・横18cm・奥行9cmとコンパクトにまとめられるのも特徴になります。カラーはノワール(黒)インクブルー(濃紺)の2種類あり、値段は6930円ほどです。
アタックザックの活用法
このアタックザックは、シリコンコーティングにより防水性があるのもおすすめポイントです。また、ショルダーハーネスや背面部はクッション入りで背負い心地がいいと口コミでも話題になっています。
中央のジッパー式のほか両サイドにもポケットがあり、頻繁に使うアイテムをしまっておくのに便利です。収納ケースにもミレーのロゴがプリントされ、カバンや旅行用のスーツケースに入れておくだけでも安心感があります。
4:マウンテンダックス・ポケッタ20
話題のアタックザックのスペックは?
ポケッタ20
容量 | 20L |
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サイズ | 高さ45cm・幅27cm・厚さ16cm |
収納サイズ | 縦13cm・横21cm・奥行4cm |
重さ | 282g |
マウンテンダックスは1977年に創業の日本のアウトドアブランドになります。この商品は2016年に発売されたアタックザックで、今でも人気のあるロングセラーです。寸法は高さ45cm・幅27cm・厚さ16cmで、たためば縦13cm・横21cm・奥行4cmと小さくなります。
20リットルの容量で282gと軽いのが特徴、持ち運びも便利です。重心が低いクラシックな形状で、色はチャコールやロイヤルブルー、クリムゾンレッドから選べます。価格は3630円ほどとコスパも抜群です。
アタックザックの活用法
このアタックザックは70デニールのナイロンがメインで、頑丈で軽量なのが特徴です。また、裏面はポリウレタンでコーティングされ防水性もあります。ショルダーハーネスは芯材が入っているので柔らかく、胸や肩のストラップでぴったりフィットするのも人気点です。
また、フロントにはジッパー付きのポケット、サイドにはメッシュポケット、ステッキホルダーなどもあり、荷物の出し入れもスムーズにできます。コンパクトなつくりなのでアタックの際の利用だけでなく、旅行やアウトドアのお供としてもおすすめです。
5:モンベル・ポケッタブルデイパック20
話題のアタックザックのスペックは?
ポケッタブルデイパック20
容量 | 20L |
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サイズ | 高さ50cm・幅28cm・奥行き15cm |
収納サイズ | 縦18cm・横20cm |
重さ | 240g |
このアタックザックは、国内の人気アウトドアメーカー・モンベルが扱っています。20リットルで、高さ50cm・幅28cm・奥行き15cmと、タウンユースでも違和感のない外観です。
アタックザックごと、内ポケットに詰め込むスタイルで、縦18cm・横20cmほどとコンパクトになります。240gと軽いのも特徴で、色はブラックやマスタード、ネイビーなど6種類です。値段も3630円ほどとコスパ抜群、ほかにも、10・13・15・18リットル品があり、さまざまな選び方ができます。
アタックザックの活用法
このアタックザックにはテントにも用いられる210デニールのナイロンを採用、薄くて耐久性があります。また、ナイロンのみで構成されているので、丸ごとでも洗えるなどメンテナンスが楽なのもおすすめ点です。
ショルダーハーネスはクッション付きで快適な山歩きを楽しめます。また、ファスナーはYKK製品を採用するなど、国産ならでは品質です。フロント部に大きなポケットがあり、こまめに物の出し入れが可能、エコバックや防災用バッグなど多彩な使い方ができます。
6:ライペン・ライズパックS
話題のアタックザックのスペックは?
ライズパックS
容量 | 20L |
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サイズ | 背面長41cm・幅30cm・奥行16cm |
収納サイズ | 縦22.1cm ・横18.5cm ・奥行5.7cm |
重さ | 190g |
アライテントのオリジナルブランド・ライペンから提供中のアタックザックです。メーカー製品のエアライズ・フライシートに採用の30デニールナイロン生地が使われ、ボトムは210デニールのナイロンで補強、品質が高いことで定評があります。
20リットルほどの容量で190gと軽量です。サイズは背面長41cm・幅30cm・奥行16cmで、収納すれば縦22.1cm ・横18.5cm ・奥行5.7cmとお弁当箱サイズになります。カラーはオレンジとフォレストグリーンの2色で、6600円ほどと安いのも人気のポイントです。
アタックザックの活用法
シンプルなつくりですが機能が多く、自分好みのザックにカスタマイズできるのもこの商品の特徴です。サイド部分には4か所のユーティリティループがあり、コンプレッション用のベルト穴としても利用できます。
また、ショルダーストラップはパッド付きで快適な背負い心地、体にフィットさせるウエストベルトも完備です。また、背中にはウレタンなどを入れるポケットがあり、柔らかさも調整できます。扱いやすいので日帰りハイキング、旅行用などで併用できる便利なアイテムです。
7:ノースフェイス・フライウェイトパック22
話題のアタックザックのスペックは?
フライウェイトパック22
容量 | 22L |
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サイズ | 高さ46.5cm・幅27cm・奥行16.5cm |
収納サイズ | 非公開 |
重さ | 200g |
1968年にアメリカ・サンフランシスで創業したノースフェイスが扱う22リットルのアタックザックになります。40デニールの高強度ナイロンを使った200gの軽量ザックで、折りたためばデイパックのポケットに収納できる便利さもおすすめ点です。
ブランド名のロゴもかっこよく、色もシトロネールグリーンやブラック、ブルー、フレアオレンジ、ピークパープルなどカラフルなラインナップがそろっています。サイズは高さ46.5cm・幅27cm・奥行16.5cmで、8250円とリーズナブルです。
アタックザックの活用法
このアタックザックにはしっかりとしたチェストストラップが付いています。体に合わせて締めれば、ザックの揺れが防止できて山頂アタックも快適です。また、エアメッシュ素材で立体的な形状のショルダーハーネスは、通気性がよく疲れにくい構造になっています。
ほかにも、フロント面にはストラップアイテムをかけられるデイジーチェーン、両サイドにはポケットとコンプレッションベルトなど、機能が多いのもこのザックの魅力です。容量もあるので単体でも1泊旅行用として使えます。
8:カリマー・マーズトップロード27
話題のアタックザックのスペックは?
マーズトップロード27
容量 | 27L |
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サイズ | 高さ45cm・幅27cm・奥行22cm |
収納サイズ | 非公開 |
重さ | 360g |
イギリスのアウトドアブランド・カリマーが2019年に発売した、同社の最新アタックザックになります。27リットルとピックアップする中でも容量が大きく、宿泊でのアウトドアにも使えるスペックです。
サイズは高さ45cm・幅27cm・奥行22cmほど、コンパクトに折りたためて360gほどの重さなので、メインリュックでの携帯も苦になりません。天蓋で閉じるスタイルで、値段は8250円ほどとリーズナブルです。姉妹品にジッパー開閉式の18リットル品もあり、サイズや機能による選び方ができます。
アタックザックの活用法
マーズトップロード27はチェストストラップやヒップベルトが完備で、アタックザックと体をジャストフィットできます。また、サイドにはストックを固定できるポールキャリアがあるのもうれしいポイントです。
雨ぶたにはジップポケットがあり、小物の出し入れが手軽にできます。カラーもマスタードやネイビー、ブラックの3色がそろっていておしゃれなコーディネートも可能、旅行先でも活用できるおすすめのアタックザックです。
9:ブラックダイヤモンド・シラス9
話題のアタックザックのスペックは?
シラス9
容量 | 9L |
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サイズ | 高さ33cm・幅28cm・奥行5cm |
収納サイズ | 非公開 |
重さ | 28g |
1989年にアメリカで創業したアウトドアブランド・ブラックダイヤモンドが提供するアタックザックです。容量は9リットルで、サイズは高さ33cm・幅28cm・奥行5cmほどとご紹介するなかでも最小のザックになります。
生地は15デニールのウルトラライトナイロンで、28gと超軽量、たためば手のひらよりも小さいサイズになるのもセールスポイントです。カラーはウルトラブルーやアロイ(白)、ブラックの3種類で、登山やキャンプ、買い物などシーンに応じた選び方ができます。値段も5390円ほどとリーズナブルです。
アタックザックの活用法
この商品は小ぶりですが、アウトドアメーカーが手がけているため、しっかりしたつくりになっています。チェストロープは2段階で調整するスタイルで、ショルダーロープの長さは微調整も可能です。
体に合わせて固定できるので、フィット感があり本格的な登山まで快適に楽しめます。防寒具やレインウェア、ドリンク、行動食などの最低限のものを入れてのさまざまなアウトドアシーンにおすすめです。また、旅行やスーパーでの買い物にも便利との口コミも多数あります。
おすすめアタックザックの一覧
商品 | |||||||||
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商品名 | ウルトラシルドライデイパック | ウルトラライトドライスタッフパック | デフィ23 | ポケッタ20 | ポケッタブルデイパック20 | ライズパックS | フライウェイトパック22 | マーズトップロード27 | シラス9 |
容量 | 22L | 20L | 23L | 20L | 20L | 20L | 22L | 27L | 9L |
サイズ | 高さ45cm・幅28cm・奥行18cm | 縦45cm・横26cm・奥行22cm | 幅29cm・高さ48cm・奥行15cm | 高さ45cm・幅27cm・厚さ16cm | 高さ50cm・幅28cm・奥行き15cm | 背面長41cm・幅30cm・奥行16cm | 高さ46.5cm・幅27cm・奥行16.5cm | 高さ45cm・幅27cm・奥行22cm | 高さ33cm・幅28cm・奥行5cm |
収納サイズ | 直径6cm・長さ12cm | 非公開 | 縦18cm・横18cm・奥行9cm | 縦13cm・横21cm・奥行4cm | 縦18cm・横20cm | 縦22.1cm ・横18.5cm ・奥行5.7cm | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
重さ | 110g | 190g | 280g | 282g | 240g | 190g | 200g | 360g | 28g |
商品リンク |
上の表はここまでピックアップしてきたアタックザックの一覧になります。20リットル前後のザックがメインですが、なかには9リットルや27リットルなど幅広くご紹介しました。
価格帯は3000円から8000円ほどです。サイズや重さのほか、ハーネスやポケットなどの機能での選び方もあります。収納寸法については非公開のアタックザックもありますが、商品サイトではサイズ感がわかる写真を掲載しているので、そちらもご参考になさってください。
アタックザックで楽しい登山やアウトドアを!
軽くて使いやすいアタックザックをピックアップしてきました。オスプレーの「ウルトラライトドライスタッフパック」は通常サイズ(20リットル)ですが、詰め込みやすい構造の最新アイテムです。
カリマーの「マーズトップロード27」は容量もあり、宿泊での登山にも使える汎用的なもの、ブラックダイヤモンドの「シラス9」は9リットルと小ぶりで、登山から近所のスーパーなど幅広いシーンで違和感なく使えます。アウトドアから日常生活まで、ご自分の目的にあったアタックザックを探してみてはいかがでしょうか。
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