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鉢植えを使ったバンダの育て方!冬に枯らさないコツはまめな水やりと適切な肥料選び!

バンダはラン科の植物で、カラフルな色合いから贈り物やインテリアとしても人気があります。そんなバンダは耐寒性が弱いので、冬に枯らさないようにすることが大切です。今回は、そんなバンダの鉢植えを冬越しさせるポイントを紹介します。
2021年6月9日
bambi
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目次

バンダとは

バンダとは、ラン科パンダ属の植物で多年草です。原産地は東南アジアで、紫やピンク、黄、白などの花を咲かせます。また、バンダは花だけではなく、株元にある太くて白い根も特徴的です。その為、植え込みで育てるだけではなく、バスケットなどに入れて吊り下げて根が見えるようにして栽培を楽しむこともできます。

バンダは、太い1本の茎を中心に左右に葉がついていきます。草丈は20㎝以上になることが多く、開花時期は8月から10月頃です。

バンダは贈り物としても喜ばれる

バンダは、素敵な花言葉を持っていることから贈り物として選ばれることも多いです。上に向いた茎先に花をたくさんつけるので華やかさも兼ね備えています。

そんなバンダの花言葉は、上品な美しさ、エレガント、華やかな恋、身軽、個性的などです。身軽という花言葉の意味は、バンダの自生地では10mほどの高い場所にも根を着生させることから漬けられています。また、バンダは他のラン科とは異なった色や姿を持っていることから、個性的と言う花言葉に繋がっているのです。

バンダにはいろいろな種類がある

バンダはいろいろな種類があります。バンダの基本とも言われるバンダ・セルレアは薄き青紫の花を咲かせるのが特徴。また、バンダ・クリスタータは小型で、緑色の弁に赤茶色のリップのコントラストが楽しめます。

さらに香りを楽しむのならバンダ・デニソニアナがおすすめです。他にも大輪の花が楽しめるバンダ・ロバーツ・デライトやバンダ・サンサイ・ブルーがあるので、自分好みのバンダを探してみるのもいいでしょう。

バンダの育て方


バンダは、土を使わずむきだしのままでも栽培できる植物ですが、今回は、鉢を使った育て方を紹介します。バンダの植え付けを行うには5月から8月の時期に行うのがいいでしょう。基本的に暑さを好むので、20度以上の気温の日に行うのがおすすめです。

バンダの鉢植えの栽培場所は、室内のカーテン越しなどの直射日光が当たらない場所を選ぶのがいいでしょう。耐寒性が弱いので、12度以上の温度を保てる場所を選びましょう。

鉢植えなら季節に合わせて移動が可能

バンダは耐寒性の弱い植物なので、屋外で栽培する場合も、秋から春にかけては室内で栽培するのがおすすめです。また、バンダを栽培する際に気をつけたい病気や害虫は、軟腐病や灰色カビ病になります。

どちらも水の与えすぎが原因で発生します。特に葉が茂ってくると葉の間に水がたまりやすくなるので、注意しましょう。さらに乾燥のし過ぎもはハダニの発生に繋がるので適度な水やりが大切になります。

水やり

バンダを育て方のポイントとして抑えておきたいのが、水やりと肥料です。バンダはしっかりと水やりを行うことが、生育には欠かせません。特に6月から9月の生育期には、朝と夕の2回水やりを行うのがいいでしょう。それ以外の季節は朝の1回の水やりで十分です。

鉢植えのバンダの場合は、ジョウロで水やりをするのではなく、水を溜めたバケツに5分程つけ置きする形で水やりを行うのもおすすめです。とにかくしっかりと水を与えるようにしましょう。

水やりが足りないとどうなる?

水やりが少ないとバンダは、根が枯れてきてしまいひどい状況になると、葉が落ち始めてしまいます。また、枯れる原因として水不足だけではなく、栄養不足や風通しが悪いなどの現委員も考えられます。

その為、しっかりと水やりを行ったり風通しがいいように剪定などをしてバランスを整えてあげるのもいいでしょう。いくら湿度を好む植物でも過度な風通しの悪さは生育に悪影響を与えるので注意してみて下さい。

肥料

バンダの生育には、肥料も欠かせません。肥料は生育期である6月から10月に3日に1度のペースで与えるのがいいでしょう。与える肥料は、薄めた液体肥料を霧吹きで与えるか、バケツに液体肥料を混ぜてつけおきする方法がおすすめです。

つまり、バンダの場合は生育期は水やりと肥料はセットで行ってあげるのがいいでしょう。しっかりと水やりと肥料を与えることで、綺麗な花を長期間楽しむことができます。


開花した後の手入れ

バンダは、開花後の手入れも大切になってきます。バンダは開花時期が長い植物でもあり、30日から50日ほど花を楽しむことができるのです。しかし長期間花を咲かせていることで、消耗も激しいので、枯れる前に切花にして株に負担をかけないのもいいでしょう。

ある程度咲いたバンダは切り取り、切り花として楽しむことで、次のつぼみが成長していきます。枯れる前に切ることで、次々と新しい花が成長してくれることでしょう。

バンダの増やし方

バンダは子株をつけることがあります。子株がある時は株分けのチャンスです。子株をナイフやハサミを使って親株から切り離して、新しい鉢などに植えましょう。この子株による増やし方を行う際は、植え替えなどの季節に行うのがおすすめです。

また、株分けした子株は20度以上の温度がある場所で管理すると、5年ほどしてから花が咲きます。長期間に渡る増やし方になりますが、バンダの子株を見つけたら、株分けにチャレンジしてみて下さい。

 

バンダを冬に枯らさないコツ

バンダは耐寒性が弱いので、冬に枯らさないようにすることが大切です。冬の季節を上手に越すことで、多年草であるバンダを翌年も楽しむことができます。バンダは15度よりも温度が低くなると生育が止まるので、屋外で栽培しているバンダは室内に移動させてあげましょう。

また、冬であっても乾燥が苦手なのでこまめに水やりを行うようにして下さい。この時、葉に直接スプレーで水を与える葉水を行うのもいいでしょう。

温度管理が1番大切

バンダは冬の間も温度管理をしてあげないと、枯れることがあります。室内に移動させ、暖房器具や加湿器などがある部屋で栽培するのがおすすめです。ホットカーペットの上に鉢を置いて管理するのもいいでしょう。

室内の温度が20度以上であれば、冬でも枯れることなく花を咲かせることがあります。特に冬に開花したバンダは色が鮮やかとも言われているので、室内温度を管理して冬のバンダの花を楽しんでみるのもおすすめです。


ビニール袋をかぶせるのもおすすめ

なかなか室内の温度を一定に保つことが難しい場合は、バンダの鉢にビニール袋を被せたり、ダンボールで囲い暖かい環境を作ってあげることもできます。

冬に花を開花させることもあるバンダは、冬場でも水やりや肥料を忘れないように与えるようにして下さい。冬の管理によって翌年も綺麗な花が楽しめます。

まとめ

バンダはラン科の植物で華やかな花が楽しめると共に葉や球根も魅力があります。バンダは長期間花を咲かせることから、水やりや肥料を定期的に与えることが大切です。他の植物よりも水やりや肥料の回数が多いですが、花を咲かすために体力を消耗つるので、大切な作業になります。

また、子株によって増やし方をすることができるので、子株を見つけたら、株分けを楽しんでバンダの増やし方にチャレンジしてみて下さい。温度管理をしっかり行えば、1年中バンダを楽しむことができることでしょう。

植物栽培が気になる方はこちらをチェック!

バンダ以外にもさまざまな植物があります。それぞれの花の栽培方法を知って、色とりどりの花で自宅を華やかにしてみましょう。気になる方はこちらの記事をチェックしてみて下さい。